1週間お疲れさまでした。

為替相場の方ですが、ドル円は、①北朝鮮の地政学的リスク、②過去最大規模のハリケーン「イルマ」の懸念等から、年明け以降キープしていた108円を終に割れて、107円台半ばまで一時下落しました。

テクニカル的にも、サポートとなっていたレベルを明確に突破してきており、チャートだけからはこのまま105円まで下落してもおかしくない状況になってきました。

 

本日は読者さんから、「リスク・リワードを意識して、その都度損切りする必要性はあるのか?含み損を抱えたら、そのままホールドしてもいいのではないか?」、という質問を受けていたので、それに回答してみたいと思います。

まず、多くの書籍やネットには、損切りの重要性が謡われており、損切り出来なければ破産を招きかねない等の説明がなされています。

これに関しては、半分は正解で半分は誤りだと個人的には思っております。そもそも最重要なのは、どのような資金で、どのようなトレードを行ったのかということ。

例えば、生活費を稼ぐデイトレーダーは、損切りをせずに塩漬けなどをしてしまっては、そのままレートが戻らない可能性もあり、一発退場のゲームオーバーになる可能性もあるのです。また、レバレッジをかけたトレードは、損切りをしなければ、いずれ強制決済に陥るリスクもあります。

しかし、余裕資金で別に全て失ってもどうってことないという投資家はどうでしょうか?もともと中長期のトレードをしているのであれば、金利受け取りの場合において、そのままほおったらかしにしていても影響は軽微かと思います。

円預金の金利はゼロに等しく、ドル円の場合、このまま昨年のように100円割れの水準まで下落する可能性はかなり低い(もちろん一瞬先は闇ですが)ですので、そのままほおったらかしでも何の問題もありません。

要は、自分のトレードスタイル、目的、資金力などを総合的に勘案し、判断すればいいのです。

 

もちろん、コロコロ優柔不断にトレードスタイルを変えるのはいいことではありませんので、一貫したトレードを出来るようにしましょう!(^^)!



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鈴木 拓也

東京工業大学大学院卒。メガバンクの国内・海外支店にて為替ディーラー業務を経験後、独立。現在は、自己資金で投資を行う傍ら、FXを中心とした投資スクールを運営。日本証券アナリスト検定協会会員(CMA)。