FXで最初にトレードする前にはいくつか事前に決めておかなければならないことがあります。
挙げれば切りがありませんが、今回は以下の事項について整理していきます。

・通貨ペアはどうするか?
・トレードする時間帯はどうするのか?
・トレード期間(スタイル)はどうするか?
・トレードする金額はどうするか?
・利益確定と損切りの幅はどうするのか?

 

それぞれの通貨ペアの特徴を知る

トレードを考えたら、まずはどの通貨ペアを選択するかを決める必要があります。
日本人であれば対円の通貨ペアが最も分かりやすく、USDJPY, EURJPY等が馴染みやすいでしょう。
一方、円を含まない通貨ペアであれば、EURUSDやGBPUSDなども人気が高いです。

通貨ペアを選ぶ際に重要なのは、その通貨ペアの特徴を押さえておくことです。
例えば、EURJPYは、USDJPYとEURUSDから構成されており、例えばUSDJPYが上昇(ドル高円安)すれば、円安を受けてEURJPYも上昇する可能性が高いです。
また、EURUSDが下落(ユーロ安ドル高)になればユーロ安を受けてEURJPYは下落する可能性が高いです。

なので、クロス円(ドル円以外の対円通貨ペア)を取引する時には、ドル円や対USDの通貨ペアの値動きを把握することは必須となります。

 

時間帯による特徴を把握しよう

FXの世界には主に、東京時間(9時ー15時)、欧州時間(15時頃ー)、米国時間(20時頃ー8時)の3つの時間帯があり、それぞれの時間帯でプレイヤーの種類や金融イベントが異なります。

例えば、東京時間には日本や中国などの投資家や一般企業の為替の売買がメインになるが、欧米時間に入ると今度が欧米の投資家や企業の為替の売買がメインとなります。
なので、東京時間には日本企業のドル売り円買いフローが大きく、ドル円が下落していても、これが海外時間に入った途端に逆の展開になることもあります。

また、マーケットのイベントもそれぞれの時間帯によって異なります。
東京時間で最も相場が動くのは東京仲値にかけての時間でしょう。
また、欧州入り(15−17時)にかけては海外のプレイヤーが参加してくるので相場が動意付く時が多いです。米国時間には、米国の経済指標の発表やFOMCなどがあるため、激しい値動きをする時が多いです。

 

トレード期間(スタイル)を選択しよう

トレードする期間は主に、以下の4つに分けられます。
・スキャルピング:数秒から数分でトレード。数pipsで利確。
・デイトレード:数分から数時間でトレード。数pipsから数十pipsで利確。
・スイングトレード:数日から数週間でトレード。数十pipsから数百pipsで利確。
・中長期トレード:数ヶ月〜でトレード。数百pipsで利確。

それぞれ一長一短があり、どれが一番良いかは断言できない。自分の生活スタイル等を考えて、自分に最も合ったスタイルを選択しよう。

 

トレードする金額には根拠を持とう

FXを始める際には、どの程度の資金を投資するのか?また、1回のトレードにかけるレバレッジの制限をしっかりと決めておきましょう。

自分のトレードルールを決めておくことは非常に重要であり、その時々で感情に任せていきなりレバレッジを10倍から20倍に変更するなど、無茶なトレードをすることがないようにしましょう。

 

利益確定と損切りの幅はを事前に決めておこう

エントリーをする前には事前に利益確定と損切りの目処を付けておくことは必須です。
ここで、一つ重要な考え方がRisk-Reward-Ratio(リスク・リウォード)です。

リスクに対して期待収益が十分か、しっかりとチェックする癖をつけましょう。

Risk-Reward-Ratio(リスク・リウォード)の詳細はこちら

 


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鈴木 拓也

東京工業大学大学院卒。メガバンクの国内・海外支店にて為替ディーラー業務を経験後、独立。現在は、自己資金で投資を行う傍ら、FXを中心とした投資スクールを運営。日本証券アナリスト検定協会会員(CMA)。