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メキシコペソのFX積立はどうでしょうか?

鈴木(T-ya)鈴木(T-ya)

それでは実際にどれくらい利益が見込めるのかシミュレーションしてみよう!

FX(外国為替証拠金取引)のインカムゲイン(利息)に注目する「毎月定額のFX積立」ですが、今回は2050年には世界5位の経済大国に成長するだろうといわれている新興国メキシコの通貨「メキシコペソ」(MXN)を取り上げていきます。

メキシコペソでFX積立の単利投資と複利投資のシミュレーションを行ってみると、はたして成果にはどのくらいの違いがあるのでしょうか?

・メキシコペソの積立FXの仕組みが理解できる
・単利と複利でどれくらいの差になるかシミュレーションで分かる

 

メキシコペソの積立のメリット

メキシコペソはとにかく安いので、少ない資金でポジションを保有することができます。

レバレッジ25倍を効かせると1万通貨を購入するのにおよそ2,300円です。米ドルであればレバレッジ25倍でも1万通貨の購入におよそ44,000円かかります。かなりの違いです。

メキシコペソはとても手軽に投資できる通貨なのです。それでは具体的にメキシコの政策金利や為替相場の推移を確認していきましょう。

メキシコの政策金利とスワップポイント

メキシコは2014年6月以降、政策金利が3.00%で推移していましたが、2015年12月になって3.25%に上昇し、そこから2018年12月にかけて段階的な利上げが行われ、2019年4月の時点で8.25%となっています。

メキシコの政策金利

(引用元:FXプライムbyGMO)

低金利政策を継続している日本は政策金利が0.10%ですから、大きな開きがあります。当然のように日本円を売って、メキシコペソを買えば、利息の分だけ、毎日スワップポイントの収入が期待できるのです。

では実際のスワップポイントはどのくらいになるのでしょうか?

記事作成時点で最も高いスワップポイントをつけていたのが、「セントラル短資FX」の16円でした。これは1万通貨を、日をまたいで保有していた際に受け取ることができるスワップポイントです。

メキシコペソであれば安いので10万通貨を保有したとしてもおよそ23,000円ですから、こうなると毎日のスワップポイントによる収入は160円ということになります。30日間で4,800円ということになります。23,000円の投資で安定して毎月4,800円の収入を確保できるのがメキシコペソの大きな魅力です。

 

最新のメキシコペソ円のスワップポイント比較については、以下をご覧ください。

記事:メキシコペソ円スワップポイントFX会社比較ランキング

メキシコペソの為替相場の動向

しかし、スワップポイントを安定して得ることができても、為替差損ですべて吹き飛び危険性がありますので注意してください。

プラスのスワップポイントを受け取るためには、メキシコペソ/日本円(MXN/JPY)でロングポジションを保有する必要があります。ショートポジションだとスワップポイントはマイナスです。

ロングポジションということは、円安が進めば為替差益が生じます。スワップポイントと為替差益によってダブルでお得です。逆に円高に転じるとスワップポイントは受け取れますが、為替差損が生じてしまいます。

現状のメキシコペソ/日本円(MXN/JPY)の為替相場はどのように推移しているのでしょうか?

メキシコペソ円の週足チャート

 

リーマンショック以前は1ペソ11円台をつけていました。その後、急落し、2012年の5円台まで下落トレンドは続きました。アベノミクス効果もあり2014年までには8円台まで回復していますが、世界的な円高の影響もあり、2015年には一時5円台を割り込み4.7円の底値をつけています。

2018年にかけて6円台まで回復した後、2019年は5円台の推移です。最近は、およそ5.8円前後を上下している状態です。

10万通貨を保有する場合、1円円安になれば10万円の為替差益が生まれますが、逆に1円円高になれば10万円の為替差損です。メキシコペソだとポジションは多く持ちやすいので、スワップポイントも多く受け取ることができますが、自分がどこまでの損失を許容できるのかをしっかり確認しながらポジション量を調整していくことが大切になります。

 

強制ロスカットなどの仕組みについて知りたい人は、以下をご覧ください。

記事:FX強制ロスカットとマージンコールの仕組みとは?【元銀行員が解説】

メキシコペソの積立のシミュレーション

それでは、メキシコペソ/日本円(MXN/JPY)のロングポジションで積立した際のシミュレーションを確認していきましょう。「1ペソ=5.8円」という為替レートと1万通貨のスワップポイントを現在最高水準の「16円」で固定していきます。

今回のシミュレーションで使用したFX会社

セントラル短資FX

単利の場合のシミュレーション

まずは単利投資からです。1万通貨だと投資額が少なすぎるのと、スワップポイントもわずかになってしまいますから、毎月10万通貨を購入していく形式でシミュレーションしてみましょう。

10万通貨を購入するのにレバレッジ1倍だと58万円の資金が最低でも必要になりますが、レバレッジ25倍を効かせると23,200円の必要証拠金となります。つまり毎月23,200円をメキシコペソで積立していくということです。

積立の条件
・毎月23,200円で10万通貨を積立
・1年間の合計積立金額は278,400円

 

以下は、実際にシミュレーションした結果です。

メキシコペソの積立FX(単利)
期間ポジション量スワップポイント計算年間スワップ総額
1ヶ月目10万通貨16円×10Lot×30¥4,800
2ヶ月目20万通貨16円×20Lot×30¥9,600
3ヶ月目30万通貨16円×30Lot×30¥14,400
4ヶ月目40万通貨16円×40Lot×30¥19,200
5ヶ月目50万通貨16円×50Lot×30¥24,000
6ヶ月目60万通貨16円×60Lot×30¥28,800
7ヶ月目70万通貨16円×70Lot×30¥33,600
8ヶ月目80万通貨16円×80Lot×30¥38,400
9ヶ月目90万通貨16円×90Lot×30¥43,200
10ヶ月目100万通貨16円×100Lot×30¥48,000
11ヶ月目110万通貨16円×110Lot×30¥52,800
12ヶ月目120万通貨16円×120Lot×30¥57,600
360日間合計スワップポイント¥374,400

 

半年後はポジション量が60万通貨に達していますので、その月のスワップポイントは28,800円です。売買は月に一度、10万通貨の購入以外何も取り引きしていません。まさに不労所得です。

1年後にはポジション量が120万通貨になっています。ここまでくると1カ月のスワップポイントは57,600円です。完全に月の積立額以上の収入になっています。1年間の合計スワップポイントも374,400円です。

日本の銀行に定期預金しても金利は0.01%ですから、雲泥の差といえるでしょう。278,400円の積立で374.400円の利益はかなり大きなものがあります。

1年間の積立FXの結果(単利の場合)
・12カ月目のメキシコペソ円のポジション量は120万通貨
・1年間のスワップポイント利益合計は374.400円

※上記はあくまでリスクを最大限取った場合、いくら稼げるかのシミュレーションです。

※実際の運用では、レバレッジを抑えるか、Lotを調整することで資金管理を行う必要があります。

複利の場合のシミュレーション

それでは複利投資になると、どれくらいの成果になるのでしょうか?

単利投資と複利投資の違いは、複利投資の場合、スワップポイントで得た収入でポジションをさらに買い足すことをします。

セントラル短資FXは千通貨から購入できますので、10万通貨と合せて、スワップポイントの利益で買えるだけポジションを購入していきます。ですから毎月積立する金額は単利投資と同じ23,200円です。

積立の条件
・毎月23,200円で10万通貨を積立
・1年間の合計積立金額は278,400円
・発生したスワップポイントで追加で購入

 

以下は、複利運用の場合のシミュレーションの結果です。

メキシコペソの積立FX(複利)
期間ポジション量スワップポイント計算年間スワップ総額スワップポイントによる追加分
1ヶ月目10万通貨16円×10Lot×30¥4,8002.0万通貨
2ヶ月目22万通貨16円×22Lot×30¥10,5604.6万通貨
3ヶ月目36.6万通貨16円×36.6Lot×30¥17,5687.5万通貨
4ヶ月目54.1万通貨16円×54.1Lot×30¥25,96811.2万通貨
5ヶ月目75.3万通貨16円×75.3Lot×30¥36,14415.6万通貨
6ヶ月目100.9万通貨16円×100.9Lot×30¥48,43220.9万通貨
7ヶ月目131.8万通貨16円×131.8Lot×30¥63,26427.3万通貨
8ヶ月目169.1万通貨16円×169.1Lot×30¥81,16834.9万通貨
9ヶ月目214万通貨16円×214Lot×30¥102,72044.3万通貨
10ヶ月目268.3万通貨16円×268.3Lot×30¥128,78455.5万通貨
11ヶ月目333.8万通貨16円×333.8Lot×30¥160,22469.1万通貨
12ヶ月目412.9万通貨16円×412.9Lot×30¥198,192
360日間合計スワップポイント¥877,928

 

序盤の3ヶ月ほどは単利も複利も大きな違いは見られません。

しかし半年後、ポジション量は100万通貨を突破しています。単利投資の10ヶ月目をすでに超えているのです。このスワップポイントの48,432円でポジションを買い足すと、千通貨232円ですので、20.9万通貨も購入できます。これに積立の10万通貨を合せますから、7ヶ月目のポジション量は131.8万通貨にもなります。

1年後のポジション量はなんと412.9万通貨です。同じ金額を積立しているのに単利投資と複利投資ではここまでポジション量の違いが出るのです。この月のスワップポイントは198,192円です。およそ20万円の不労所得を得ることができるというわけです。

わずか23,200円の積立を1年間続けただけで、生活するのに困らないだけの不労所得の金額になるのですから驚きです。

1年間の積立FXの結果(複利の場合)
・12カ月目のメキシコペソ円のポジション量は413万通貨
・1年間のスワップポイント利益合計は877,928円

※もちろん逆に円高になると含み損を抱えることになりますので、実際の運用はリスク管理を徹底して行い、適度なロット数で実施していく必要があります。

 

セントラル短資FX

メキシコペソのFX積立のまとめ

このようにメキシコペソのFX積立は少額から始めることができ、かなり大きなリターンを期待することができるようになっています。

また、FX積立が、投資信託などの外貨預金と大きく異なるのは、いつでもポジションを整理することができるという点です。為替相場が円高に振れるような状況であれば、すぐさま決済することで損失を最小限にとどめることが可能です。投資信託の外貨預金の場合とはこの辺りの臨機応変さが違います。

相場が比較的安値で推移している今だからこそ、メキシコペソは大きなチャンスだといえるでしょう。安定した不労所得を得るために、メキシコペソ10万通貨の積立に挑戦してみるのもいいのではないでしょうか。

トルコリラ円のスワップ積立については【トルコリラのスワップポイントFX積立&複利運用で驚きの利益が!?】もご覧ください。



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