2019年の年初に、株が大暴落し、為替は円が急騰しました。そして一部では、今後、「景気後退局面が来るのでは?」との声が高まっています。

投資の知識があまりない初心者の方は、「そんな時どうすればいいか分からない」という方も多いでしょう。

一方、投資リテラシーを持っている人たちは、景気後退局面は資産を劇的に増やすチャンスと知っているので、ワクワクしている方も多いと思います。

投資の知識が無い方は資産を減らしてしまうかもしれませんが、投資の知識がある方は、どんな相場でも適切な対応をすることで雪だるま式に資産を増やし続けているのです。

そこで今回の記事では、もし今後景気後退で株安・円高の相場が到来した場合に、どのような投資方法が有効なのかを解説していきます。

 

<この記事で分かること>
・株安、円高などの下落相場で資産を増やす方法が分かる
・今後迫りくる景気後退リスクについて学べる
・逆に資産を減らしてしまう投資法を避けることが出来る

 

株安・円高局面で儲かる投資方法【動画】

今後、リーマンショックの時のように、株安や円高が来た場合に、どのような資産運用方法が有効なのか、まずは動画で学習しましょう。

景気循環からみる景気後退リスク

2019年1月4日に、米株が暴落し、為替の方はドル円が一瞬で5円以上も円高になるなど、記録的な変動となりました。

上図はドル円の週足チャートですが、非常に長い陰線が出来ているのが確認出来ますね。

 

今後、景気がどうなるかを知るうえで、「景気循環」という概念を押さえておく必要があります。

景気というのは谷→山→谷というサイクルを描く特性があり、谷から山に推移する時を景気拡張期、山から谷に推移する時を景気後退期と言います。そして、景気拡張期の間は株高・円安になりやすく、景気後退期の間は株安・円高になりやすい傾向があります。

 

ではここで、現在の景気動向がどうなっているのかを確認するために、CI(コンポジットインデックス)を見てみましょう。

CIは景気の強弱を示す指数で、CIが高いと景気が強い、CIが低いと景気が弱い指数になります。

そして、上図ではシャドーの部分が景気後退期を示しているのですが、5~10年くらいの間隔で景気後退局面が到来しているのが確認出来ます。

ちなみに、最後の景気後退期は2012年(平成24年)から現時点で7年経過しているので、景気後退がいつ起きてもおかしくない状況に来ているわけです。

景気後退で絶対にしてはいけない投資法

景気後退局面で有効な投資法の説明に入る前に、多くの投資家が大損し強制退場に合った「好ましくない投資法」について紹介します。

これらを事前に押さえておくだけで、同じ過ちを回避することが出来るようになりますよ。

① 底や天井を予想して一括で資金を投入する

景気後退局面は株価がさがり、ドル円は円高になりやすいです。

そして、多くの投資家は「ここが買い時だろう」「もうこれ以上は下がらないだろう」と考えて資金を一括で投入するのですが、これは大変危険な行為です。

そもそも、今の価格が底なのかどうかを予想することはかなり難易度が高いです。

過去にも、リーマンショック時や、最近のトルコリラショックの時などは、「もうこれ以上は下がらない」と考えた投資家が資金を一括で投じたり、ハイレバレッジで取引したりした結果、その後も価格が下がり続けたことにより多くの強制退場者を生みました。

② いずれ元に戻ると考えて、損切りを置かない戦略

損切りを置かない戦略も景気後退局面では悪手と言えます。

例えば、レバレッジを5倍で取引していたとすると、価格が10%下がったら50%資産が減ることになるので強制ロスカットに合う可能性があります。

そして、過去10年程度のチャートを見れば明らかですが、長期では20~30%価格が変動することは普通に起こり得るので、「いつか元に戻るだろう」と考えて損切りをしないとはかなり危険な行為になります。

景気後退局面で稼げる3つの投資方法

それでは、景気後退局面でどんな投資方法が有効なのかをみていきましょう。

① リスク資産を減らし、現金を増やす

一つ目は、株や投資信託などのリスク資産を減らし、現金や債券などの安全資産を増やす戦略です。

これは守りの戦略で、お金はあまり増えませんが、景気が悪くなっている場面でも資産を減らすことはありません。ただ、長期で定期や債券で運用すれば、多少の利回りを享受することは出来ます。

② 株のショート&円ロングのポジションを取る

そして、二つ目は、株やドル円のショートポジションを取る戦略です。

一般的に、株やドル円のショート(売り)ポジションを取ると、金利などを支払う必要があるので多くの個人投資家はあまり好みません。

ただ、景気後退局面の中でも、売り主体の戦略で回転売買を繰り返していくことで、大きな利益を上げることが出来ます。

リーマンショック時などでも、売りを積極的に仕掛けて億の資産を築いた人は大勢います。

③ 時間の分散投資

「現金は増えないし、株やドル円の売りポジションはなんか怖い」という方におすすめなのが、時間の分散投資です。

これは投資の王道ともいえる手法の一つで、買うタイミングを1回にするのではなく、何回かに分割して投資をするものです。この延長線上に、毎月継続的に購入を続けていく積立投資があります。

 

時間の分散投資のメリットは何といっても、購入価格を平均化できるところです。

例えば、一括で購入する場合、タイミングを間違えば、その後も価格が下がっていった場合に含み損を抱えてしまうリスクがあります。

一方、分散で購入する方法であれば、1回目の購入後に価格が下がった場合にも、2回目の購入で価格が平均化されますので有利になります。

時間の分散投資なら資産を劇的に増やせる

ここで、景気後退局面でどうして分散投資が有効なのかを見ていきましょう。

下図のようにドル円が①~④のパターンで動いた場合に、毎月購入をして時にどのパターンが一番利益が上がるでしょうか?

一見、右肩上がりで上昇している①のように思えますが、正解は③です。

これが時間の分散投資の効力で、レートが下がっていった時に、同じ金額でも安いところで多く買うことができる(ドルコスト平均法)ので、平均レートがより有利になります。

そして、再び元の水準に価格が戻ってきた場合に、平均購入レートがかなり低くなっているので、大きな利益を上げることが出来るのです。

これを知っている人は、リーマンショック時などでも多くの利益を上げることが出来たはずです。そして、今後同じような相場が来た場合に、資産を大きく増やすチャンスとなるかもしれません。

 

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景気後退でも稼ぐ人は稼ぐ

以上みてきた通り、景気後退局面でも資産を増やす人は増やします。

そして、それが出来るのは事前にしっかりと学習を行い、準備をしてきた人だけです。

2017年に仮想通貨が急騰し、多くの億り人が世に誕生しました。そして、圧倒的に稼いだ人は2017年よりももっと前から仮想通貨に投資をしていた人です。

景気後退局面が来て相場が大きく動き出してからでは、もう手遅れになっているかもしれませんので、すぐに行動する習慣を付けていきましょう。


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鈴木 拓也

東京工業大学大学院卒。メガバンクの国内・海外支店にて為替ディーラー業務を経験後、独立。現在は、自己資金で投資を行う傍ら、FXを中心とした投資スクールを運営。日本証券アナリスト検定協会会員(CMA)。