現在、安定した収入源を持っていても、将来のためにしっかりとした資産形成をしておきたいと考える人は多いのではないでしょうか。年功序列や終身雇用制は崩壊しつつあり、どのくらい年金を受け取れるのかわからないとなると、先々への不安が募るのは仕方がありません。

国や会社に依存せず、自立した生活を送るためにも、早い段階から資産形成をしていくべきでしょう。

しかし、資産形成とはどのように取り組んで行けばいいのでしょうか? 必要な知識や視点はどのようなものなのでしょうか?

今回は、そんな投資初心者におすすめの資産運用をご紹介していきます。

超低金利の今こそ投資初心者は運用をするべき

それではまずは、投資初心者におすすめの運用方法について説明する前に、「なぜ資産運用が必要なのか?」について説明していきますよ。

銀行預金では資産は増えない

「いや、私はしっかり定期預金をして貯金しているから大丈夫!」と、答えられる人もいます。

もちろん預金も立派な資産運用のひとつです。しかし、現在の日本は超低金利のために、定期預金でも利息は0.01%となっています。これでは資産運用しても、まったく増えることがありません。100万円預けても、1年で100円の利息です。10年でもわずかに1,000円ですから、とてももったいない資産運用の方法といえるでしょう。

今回おすすめしたいのは、銀行に預金するのではなく、資産を効率良く増やしていける投資方法になります。早い段階で資産形成をしていくためには、許容できるリスクを考慮しながら、積極的に「投資」していくことが重要です。

資産の一部は預金しておき、もしもの時にすぐに引き出せるようにしておき、余剰分を投資で上手に活用していくのがおすすめです。

初心者はどうやって資産運用すべきか

「でも、投資に失敗したら元本割れのリスクもあるから心配だ」という声もあります。確かにほとんどの投資にはそういったリスクがあります。しかし、預金でも超低金利の状態で物価が上昇していけば、資産価値は下がっていくのです。これもまた元本割れと同じ状態といえます。参照:【【貯金は危険!?】元銀行員が教える預金のリスクとインフレへの防衛策

投資初心者が投資を始める際にポイントになるのは、まずはリスクを抑えた「長期運用」の視点、そして「分散投資」の視点です。特に複利の場合は、運用期間が長ければ長いほど成果が大きくなります。

分散投資は、「リスクマネジメント」の鉄則です。一箇所に投資を集中してしまうと、それが上手くいかなかった場合、損失ばかりが増えて、利益を出すことができません。投資先はバランス良く行っていくことが重要になります。

「そんなことを言われても、マネーリテラシーが高い状態でもないのに、バランス良く投資なんてできない」と思い込んで、やっぱり投資はやめようと決断してしまうのは早計です。投資の初心者でもバランス良く分散投資を続けていくことは、充分に可能なのです。

それは、投資のプロの力を借りることです。

投資初心者におすすめの投資信託

投資には、株やFX、不動産、仮想通貨など、様々な種類がありますが、短期ではなく長期の資産運用という観点から初心者の方におすすめなのが「投資信託」になります。それでは、投資信託とはどんなものか?みていきましょう。

投資信託とは?

投資信託というのは、国内外の株式や、国内外の債券などを「組み合わせた金融商品」になります。

まずは、証券会社・銀行・郵便局といった「販売会社」で、投資信託を購入します。ここはあくまでも窓口であって、投資信託を管理しているのは別の「信託銀行」です。そしてこの信託銀行に、どのような株式や債券を購入すべきか運用の指示を出すのが「運用会社」になります。

運用で成果が出ると、分配金や償還金として販売会社を通じて受け取ることができる仕組みです。

ポイントになるのは、「一度購入してしまうと、後は運用会社が運用してくれる」という点でしょう。投資のプロの力を借りられますから、成果を出す可能性は大いに高まります。もちろんその分だけコストはかかります。販売手数料や信託報酬など、取り扱っている証券会社によって異なりますので、確認してから始めるようにしてください。

投資信託のメリット

投資初心者には「投資信託」がおすすめだという言葉をよく耳にします。

ひとつは、投資の専門家である「ファンドマネジャー」が実際に運用してくれるので、「知識やテクニックがなくても成果を出せる」という点です。なにせ日本で購入できる投資信託はおよそ6,000本ですから、ここから利益を出せるものを探し出したり、分散投資のために組み合わせるのは大変なことになります。

ファンドマネジャーは、たくさんの投資者から資金を集め、「ファンド」を組みます。ここには複数の金融商品が組み込まれています。このことで効率的な分散投資ができるのです。

例えば、「国内株式型」:「海外株式型」:「国内債券型」:「海外債権型」の比率を2:2:3:3といったようにバランス良く振り分けてくれているのです。何を購入すればリスクヘッジになるのか知らない初心者でも、分散投資ができることになります。

さらに「少額からの投資信託が可能」だという点も無理なく投資運用できるメリットです。500円から1,000円ぐらいから始められるのが目安ですが、ネット証券の「マネックス証券」であれば、100円からでも投資信託を始めることができます。

ファンドを組むので、個人ではなかなか購入できない金融商品や、小口では購入できない株や債券にも投資できるのです。

おすすめの投資信託は?

投資信託にもたくさんの種類がありますが、間違いなく利用した方がいい制度に、「iDeCo」と「NISA」があります。

これは、国が「貯蓄から投資へ」をスローガンに導入した非課税になる制度なので、節税する上でも利用しない手はありません。

iDeCo

初心者が投資信託を始める際に、「長期運用」、「分散投資」という視点と同時に、「非課税」という要素も見逃せません。

そこでおすすめになるのは、個人型確定拠出年金「iDeCo」です。自分で決める年金制度であり、60歳まで受け取ることはできませんが、定期預金や保険、投資信託で運用し、そこで発生した利息や運用益は非課税になっています。さらに積立金額がすべて所得控除の対象になりますので、所得税や住民税の節税にもなります。実際に受け取る際も公的年金等控除、退職所得控除となっています。

各金融機関共に扱える金融商品35本と限られていますが、節税分も含め、充分に資産形成に効果を発揮してくれるでしょう。目安は0.5%以下の信託報酬の金融商品になります。手数料で比較するとやはり「マネックス証券」が最安値水準になりますので、おすすめです。

 

iDeCoについて詳しく知りたい人は、【老後のために知っておきたいiDeCo(イデコ)の仕組みと3つのメリット】もご覧ください。

NISAとつみたてNISA

基本的に株や投資信託で得た利益には20%ほどの税金がかかります。所得税が15%、住民税が5%、そこに復興特別所得税が加わり、20.315%となるのです。

投資信託で100万円の利益を出しても、20万円は税金として支払わねばなりません。しかし、「NISA」の場合は、最長で5年間非課税となります。金融商品は金融庁が認めたものだけに限定されますので、債券や非上場株式、金やプラチナなどは該当しませんが、信託報酬が安い「ETF」(株価指数連動型上場投資信託)などはおすすめです。

NISAは年間の上限が120万円となっています。一方で2018年1月よりスタートした「つみたてNISA」は、年間40万円まで非課税で、積立期間も20年となっていますので、トータルでの非課税投資額は、NISAよりもつみたてNISAの方が上です。ただし、つみたてNISAはさらに取り扱える金融商品が限られており、株式も購入ができません。完全に投資信託のみとなります。

 

NISAについては、【活用しなきゃ損!NISAの仕組み完全マニュアル【超入門】】もご参考下さい。

また、つみたてNISAについては、【つみたてNISAを活用しよう!積立NISAの複利パワーで資産倍増計画】をご参考下さい。

まとめ

資産形成は早い時期から始めるほど、長期で積み立てることができ、複利効果も発揮されるのでメリットが大きくなります。

投資初心者は、まずは非課税となるiDeCoやNISAから始めてみるのがいいでしょう。ぜひ、効率よく資産を増やしていきたいですね。



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