本日は、久しぶりにメンタルに関するテーマを取り上げてみました。

多くの初心者FXトレーダーが失敗する定型的な例の一つに、心理学で言うところの「正常性バイアス」の影響があります。

正常性バイアスとは、一言で言うと、自分にとって都合の悪い情報を無視したり、過小評価したりする、人間の習性のこと。

人間の生まれならにしてDNAに刻まれている特性の一つですので、これに逆らうことは中々難しいです。

正常性バイアスが顕著に見られた具体例を挙げると、

① 東日本大震災時の津波
② 相次ぐ政治家や芸能人による不倫

などがあります。

東日本大震災時の津波

この時は、地震が発生した後、津波警報が流されたにも関わらず、多くの人がその警報を無視して、「どうせ津波が来ても自分だけは助かるだろう」(中には気づかなかった人や動けなかった人もいると思いますが)と考えて、避難しなかったと言われています。

その結果、大惨事が起きて、今では津波警報が発生したら一目散に逃げると思いますが、当時は津波の怖さが分かっているけど、十分認識されておらず、過小評価されてしまったと言われています。

相次ぐ政治家や芸能人による不倫

2017年9月16日現在、うんざりするくらいに、政治家や芸能人の不倫がスキャンダルされており、当の本人たちは社会的な制裁を受けたことは言うまでもありません。

ここにも、不倫しても「自分だけはバレない」「自分だけは大丈夫」という正常化バイアスの影響が関係しているのです。

正常化バイアスのFXへの影響は?

では、我々トレーダーへの影響はどのようなものがあるのでしょうか?

それは、例えば、負けポジションを持っていても、「どうせすぐに元の水準に戻るだろう」と、最悪の事態を無視したり、「俺は特別な才能があるから絶対に負けない」と、何の根拠も無しにハイレバレッジでトレードして、一発退場に追い込まれてしまうのです。。。

どのように対処すればいいのか?

正常化バイアスは誰しもが心の中に持つ、避けがたい特性の一つだと思います。

しかし、「相場はいつどこで何が起きてもおかしくない」、「俺も今は稼いでいるが、いつ負けるか分からない」というような、謙虚な姿勢を持ち、正しいトレード戦略を徹底して行うことで、この問題にもきっと打ち勝つ事が出来るようになるでしょう!!(^^)!

 



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鈴木 拓也

東京工業大学大学院卒。メガバンクの国内・海外支店にて為替ディーラー業務を経験後、独立。現在は、自己資金で投資を行う傍ら、FXを中心とした投資スクールを運営。日本証券アナリスト検定協会会員(CMA)。