あなたは、お給料が入ってからどのようなお金の使い方をしていますか?

通帳に入ったお給料を見てテンションが上がって飲み会や買い物に使ってしまい、月末は火の車。貯金はゼロという人は少なくありません。実際貯蓄後方中央員会が行った調査では、30.9%の世帯が金融資産(貯金や投資・不動産など)を持っていないと回答しています。およそ3人に1人が貯蓄0円という意味です。

貯蓄0円で生活していると、普段はなんとか乗り切ることができても冠婚葬祭・旅行・病気などの大きな支出があった時や、将来のことを考えると常に不安がつきまとってきますよね。

そこで今回の記事では、そんなお金がたまらない・ためられない方へ貯蓄体質になる方法をお伝えしていきます。

ステップ1.貯蓄する目的をはっきりさせよう

貯蓄は手段である

貯蓄はお金を貯めることが目的ではありません。目的もなく、とりあえず貯蓄する人は意外と多いのですが、なんのために貯蓄をするのか目的をはっきりさせることは非常に重要です。

ただただ貯めていくと、どうしても普段頑張っているご褒美と思ってつい無駄遣いしてしまいがち。

しかし、この目的を達成するためにお金が必要だから!と考えれば目的がなかった時よりも達成しやすくなります。

老後資金・学費・結婚式・旅行費。あなたが貯蓄をする目的は何でしょうか?

 

ちなみに、安全と思われる貯金にも物価上昇というリスクがあります。気づいたら、資産価値が減っていたという場合もあるので注意しましょう。

関連記事:【貯金は危険!?】元銀行員が教える預金のリスクとインフレへの防衛策

短期・中期・長期の目標を立てる

貯蓄の目的が見つかった方に次にして欲しいことは、短期・中期・長期の目標を立てることです。

「1年以内に必要なお金(短期目標)」
「3~5年後に必要なお金(中期目標)」
「10年後以降に必要なお金(長期目標)」

と時系列に分けることができます。

そうすることで、貯蓄の優先順位をつけることができますね。

さらに、30~40年先に必要な老後資金を貯蓄しようとすると、先が長すぎてモチベーションが下がってしまう可能性もあります。

そうならないためにも、短期・中期・長期の目標を立てましょう。

10年後までに老後資金としていくらためれば良いか、20年後・30年後は?と貯蓄額をはっきりさせておけば現状と目標額を照らし合わせやすいですよね。

ステップ2.なぜ貯蓄できないか原因を知ろう

家計簿をつけてお金の出入りを把握する

目的・目標を立てることができたら、お金の出入りに目を向けてみましょう。

普段家計簿はつけていますか?正直買ったものを記録するのめんどくさい!という人も多いですよね。

私もその一人なのでよく分かります。

そんな私が、家計簿をつけられるようになったのは”スマホアプリ”のおかげです。

とにかく、携帯に内容を打ち込むのも面倒臭いと思っていたので色々探してみました。

そのなかで、クレジットカードやキャッシュカードと連携させると購入したものを自動的に入力してくれるアプリを発見し、自動的に家計簿をつけてもらうようにしています。

家計簿をつけると、普段見えていなかった「無駄遣い」がすごく多いことが分かりました。

家計簿は、もちろんアプリでなくても大丈夫です。

大切なのは、生活の中で何にどのくらい使っているのか現状を把握することです。

毎月変動はありますが、まずは1ヶ月間だけでもいいので家計簿をつけてみましょう。

 

おすすめのスマホアプリ:マネーフォワード

支出を投資・消費・浪費に分ける

家計簿をつけたら、1ヶ月間で使ったお金を投資・消費・浪費に分けていきましょう。

それぞれどう違うのか簡単に説明します。

投資は、将来につながるお金の使い方のことです。株や投資信託の購入して資産運用する・本を購入して知識を深めそれを仕事で使うのも投資です。将来の健康のために体に良いものを購入した費用も投資に含まれます。

消費は、生きていく上で確実に必要になる支出です。家賃・食費・通信費などのことを指します。

そして、仕事帰りに買うコンビニのおやつ・衝動買いしたセール品・宝くじなどが浪費です。

浪費を全くしてはいけないというわけではありません。

買い物で日々のストレス発散している人もいます。ですので、自分の収入・支出と相談しながら浪費の範囲を決めていきましょう。

浪費の原因を考える

貯蓄に回そうと思っても、ついお金を使ってしまうのはなぜでしょうか。

美容や外食代・趣味・ブランド品・ギャンブル等、人それぞれ使っている内容は違います。

一度なぜ浪費をしてしまうのか考えてみましょう。

仕事のストレスや見栄を張りたいからなど浪費の先にある本当の欲求が見つかります。

浪費の原因を見つけることができれば、お金を使わない方法でその原因を解決できないか検討してみてください。

初めは難しくても、どのような気持ちでそのお金を使おうとしているのかと考えることができれば、衝動的に購入することも減ってきます。

本当に必要で買おうとしているのか、見栄やストレス発散のために買おうとしているのか、自分の気持ちを振り返ってみましょう。

ステップ3.無理せず貯蓄していく方法を実践しよう

どうしても、衝動的にお金を使ってしまうと言う人は、次に挙げることを実践してみてください。

固定費を見直す

月々の固定費がいくらかかっているのか把握しているでしょうか?

毎月の支払いを減らせればその分を貯蓄に回すことができます。

まずは家賃です。家賃は大きな出費です。今支払っている家賃は収入に見合ったものであるのか、もし家賃が高くて家計を圧迫してしまっているのでしたら、引越しができないか検討してみましょう。

次に、通信費です。最近はmineo・楽天モバイル・LINEモバイルなど、本当にたくさんの格安SIMを取り扱っている携帯会社が増えましたよね。私も格安SIMを利用していますが、通信費が5000円以上安くなりました。

年間60,000円の節約になっています。

かなり大きいですよね。

引越し等は状況的に難しい方でも、携帯は変更しやすいので、ぜひ試してみてください。

最後に、見直しをオススメしているのは保険です。私の周りでも、必要以上に保険にお金をかけている人がいます。

保険の支払いがかなりあるため、月々ギリギリだと話していました。

しかし、本当にたくさんの保険が必要なのでしょうか。

日本は、国民健康保険という世界的に見てもすごく手厚い制度があります。そのため、医療費は原則3割負担です。さらに、高額医療制度という一定の金額を超えて医療費を支払うと、超えた分が返金されるシステムもあります。

「不安だから何個も掛けておこう」ではなく、本当に必要なものなのか吟味し、もし分からなければ専門家に相談してみてください。

保険は死亡・事故・病気などの際に役立ちます。

しかし、積み立てている資金を車の購入費に充てたい・緊急でお金が必要になったというとっさの時に使えないというデメリットもあります。

削減できた分を、普段の貯蓄に回すのも一つの方法ですね。

 

お金の知識や教養を高めるためには、以下の記事もご参考下さい。

関連記事:元銀行員が選ぶ【お金の知識・教養】を高めるおすすめ本10冊!

日用品はまとめ買い

洗剤やトイレットペーパーなど生活する上で確実に使うものがあります。

これらをまとめ買いすることで、一つの単価を安く購入することが可能です。

私は、Amazonや楽天のネットショッピングを使って日用品はまとめ買いしています。

家まで運んでもらえるのですごく楽ですし、スーパーで売っているものより安く購入できるので節約にもなります。

さらに、ネットショッピングではポイントアップデーや定期便にすることで、割り引きになるサービスもあり大変お得です。

お店で買って持ち帰る手間も費用も削減できるので、ぜひ利用していきましょう。

クレジットカードを整理する

クレジットカードがたくさんあって財布がパンパンな人多いです。

思い切って支払いを1枚に統一してしまいましょう。

このメリットは2つあり、
・お金の出入りがわかりやすい
・ポイントがたまりやすい
ことが挙げられます。

普段からよく使うお店やネットショッピングのサイトのポイントが付くクレジットカードを選ぶことで、お金を使いながら効率的にポイントがたまりますよね。

また、カード利用明細書がいくつもあると、お金の収支を把握するのが面倒になります。

1つにまとめて、できるだけ簡潔にお金の出入りが分かるようにしましょう。

 

<おすすめのクレジットカード>

貯蓄用口座に自動引き落としする

普通口座はお持ちだと思いますが、それにもう一つ貯蓄用の口座を作りましょう。

貯蓄用の口座は、給料が入った日に自動引き落としにし、ある意味強制的に貯蓄する状況を作ると貯めていきやすいです。

そして、定期預金であれば満期が来るまで簡単に引き出すことできないため、せっかく貯めていた分を使い込むリスクも減ります。

自分でお金を移すのが無理だという人は、自動引き落としの定期預金で作ってみてくださいね。

まとめ

いかがでしたか?

お金を貯められない人が貯蓄体質になるための方法をいくつかご紹介しました。

まずは全部できなくてもいいので、少しずつ実践してみることが非常に重要です。

あなたの貯蓄生活に少しでも参考になったら幸いです。


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しまづ@看護師ライター

現役看護師でありながらFP資格も保有。看護師として働く中でお金の知識がないと、時に自分や大切な家族の生活を脅かしてしまうことを知る。金融、医療の記事執筆を中心に活動し、確かで役に立つ情報をお届けすることをモットーとしている。