こんにちは、鈴木です。

前回のマーケットアップデートの記事で、ドル円は114円台半ばが2017年のレンジ上端で、抵抗帯として意識されることを説明しましたが、きれいに反落していますね。

<前回の記事>

ドル円113円台半ばまで上昇!強力な抵抗帯114円台半ばに注意!

今の相場状況ですが、テクニカル的にもそうですが、ファンダメンタルズ的に2018年年初の株暴落→円高のパターンとあまりにも酷似している点があるので、かなり注意が必要かもしれません。

それでは早速、チャートの方を見ていきましょう。

ドル円のテクニカルチャート

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ドル円は、好調な米経済と株高を背景に、ドル高・円安トレンドが継続し、114.50レベルまで一時上昇しました。

ただ、114円台半ばは、2017年に何度も抵抗帯として意識された領域であり、ロングを仕込んでいた投資家の絶好の利食いポイントになってしまいました。

私のブログやメルマガを読まれていた方で、流石に114.50付近で買いを仕掛けた人はいないと思いますが(いたらごめんなさい<(_ _)>)、抵抗線・支持線が分かりやすく引けており、一連の値動きで大きな利益を取ることが出来た人も多いのではないでしょうか?

 

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4時間足でみると、現在、114円丁度のラインが抵抗線として意識されていますね。

この後、ネックラインの113.50付近を割ってくると、ヘッドアンドショルダーのようなパターンが完成し、下降トレンドへのトレンド転換が懸念されます。

 

まだ、114.00を上抜けて、上昇するというシナリオも描けますが、114.00を抜けてもその次に114円台半ばが強力な抵抗帯ですので、今から買いを検討する人は慎重になった方がいいかもしれません。

ファンダメンタルズの状況

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そして、気になるのが、ファンダメンタルズの状況。

・強い米経済指標による米金利上昇
・日銀の超長期債の金利上昇容認への動き
・高値圏の米株

これ、分かる人には分かると思うのですが、2018年の年初の状況にそっくりなんですよね・・・^^;

そして、記憶が正しければ、前回の株暴落も雇用統計から始まり、米金利が急騰して、米景気後後退への懸念から株が暴落。ドル円はリスクオフから円高になった。そして、その時も、日銀が出口を意識させるような行動を起こしていた・・・

(昨日「日銀の超長期債の金利上昇容認への動き」とのヘッドラインが流れて円高に振れましたね)

 

ただ、当時は、ヘッジファンドのシステムが暴走して、株売りに拍車をかけたとの声もあり、同じことが起きるとは限りませんが、本日の雇用統計は注意したいところですね。


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鈴木 拓也

東京工業大学大学院卒。メガバンクの国内・海外支店にて為替ディーラー業務を経験後、独立。現在は、自己資金で投資を行う傍ら、FXを中心とした投資スクールを運営。日本証券アナリスト検定協会会員(CMA)。