こんにちは、鈴木です。

久しぶりの為替マーケットアップデートです。

年初の株安・円高の急激な動きを経て、マーケットの方も次第に落ち着きが戻っていますね。

ドル円も109円台を回復しており、短期的には戻りを試す展開が続きそうです。

それでは早速、チャートの方を見ていきましょう。

ドル円のテクニカルチャート

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週足のチャートを見ると、2018年の年末から今年の年初にかけて、ドル円は下落が続いており、1月3日の商いが薄い時間帯に、一時104円87銭まで下落しております。

上記のチャートには移っていませんが、インターバンクで付けた104円87銭を加味すると、週足で引ける上昇トレンドラインを下抜け、2018年の最安値(104円64銭)に迫る水準まで下落(図の青印)していることになります。

 

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その後は、売り買いが交錯する中、次第にボラティリティも落ち着きつつありますが、安値も切り上げてきています。

短期的には、4時間足のチャートを見ると、三角保ち合いを上にブレイクしたことや、レジサポ転換(レジスタンスとサポートの役割交代)も発生していることから、戻りを試す展開が続きそうです。

次のターゲットは、110円台の大台に乗せてくるかどうかでしょう。

今後のドル円の見通しは?

年初のような株安・円高への懸念は一旦和らいだものの、まだまだ円高への火種はくすぶっていますね。

ドル円は、短期的には戻りやレンジ感を強める雰囲気がありますが、景気循環から景気後退局面に今後入る可能性も高く、株式市場にも異変が見られています。

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記事:株安と円高の相場で資産を増やす3つの投資方法とは?【2019年】

 

今後、株式市場が元の水準まで戻ることが出来るのか?それとも、再び戻り売りが強まり、安値を更新して下降トレンドが継続するのか?慎重に見極めていきたいところですね。

一部では、景気後退でFRBが利上げから利下げに転換した場合、日銀には打つ手がほとんどないため、ドル安円高が一層強まり「100円を割れて80円くらいまで下がる」との見方もあるようです。

日本銀行元理事の早川英男氏は、2019年度後半から20年にかけて日本の景気は転換点を迎え、6年ぶりの水準となる1ドル=80円台まで円高が進む可能性が大きいとの見方を示した。その際に想定される日銀の追加緩和策として、金融機関に対するマイナス金利での貸し出しを挙げた。

引用:Bloomberg

 

また、FRBが今年中にも利下げするじゃないかという可能性も浮上していますので、ファンダメンタルズは要注意ですね。

<追伸>

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鈴木 拓也

東京工業大学大学院卒。メガバンクの国内・海外支店にて為替ディーラー業務を経験後、独立。現在は、自己資金で投資を行う傍ら、FXを中心とした投資スクールを運営。日本証券アナリスト検定協会会員(CMA)。