近年、FX(外国為替証拠金取引)は、誰にでも手軽にできる資産運用の手法として人気を集めています。株式への投資と比べて少ない資金から始められるので、会社員だけでなく、主婦や学生にとっても入り口のハードルが低くなっているからです。

しかし、為替差益で利益を出していくためには、頻繁にチャートを確認する必要があります。チャンスになればエントリーし、ギリギリの段階まで我慢して利益確定をする。逆にピンチになれば早々とエグジットして損切りする必要が、勝つためにはあるのです。

そうなるとパソコンやスマホの画面から目が離せなくなります。出勤前や帰宅後であれば対応できますが、仕事中や家事の最中は気になっても何もできません。チャンスもミスミス逃すことにもなるでしょう。

そこで誕生したのが、自動で売買を繰り返してくれるツールになります。

自動売買ソフトというと、中には全く稼げないものを販売している業者も多数存在しますが、それらとは一線を画するのがFX会社が提供しているものです。

そんなツールの中で、今回はFXブロードネットが開発した「FXトラッキングトレード」についてお伝えしていきます。

トラッキングトレードとは?

以下は、FXブロードネットが公開している15秒間のCMです。まずは導入部分のイメージをつかみましょう。

FXブロードネットの公式サイト

FXブロードネットの自動売買ツール

FXのトレードをする際に利用する人も増えてきている「トラッキングトレード」とはどのようなものなのでしょうか?

こちらは「FXブロードネット」が提供している「トラップ系トレード」対応の自動売買ツールになります。

仕組みは、トラリピなどの自動売買ツールと同じように、IFD(イフダン)注文をリピートしていくものです。一度設定しておくと、あとは自動で売買を繰り返してくれるので、四六時中チャートを確認しなくても為替差益を出すことができます。

トラッキングトレードの仕組み

(引用:FXブロードネット公式サイト)

IFDとは、「1米ドル112円で買い、1米ドル112円50銭で売りに出して利益確定する」とうようなセット注文です。トラップ系トレードでは、このエントリーポイントをいくつも仕掛けておくことになります

 

IFD注文について詳しく知りたい方は、以下の記事もご参考下さい。

記事:FX注文(オーダー)の種類と特徴|成行・指値・逆指値・IFD・OCO

トラッキングトレードでは何を設定すればいいのか

トラッキングトレードはFX初心者も簡単に操作し、利益を出せると評判です。

売買は自動で行ってくれるわけですが、トレーダーは何を設定しておく必要があるのでしょうか?

①  通貨ペア
②  注文するLOT数
③  投資する資産
④  ロングポジションなのか、ショートポジションなのか
⑤  想定変動幅(米ドル円で112円から112円50銭までのような、50銭の値動きで利益確定する場合は、50pips)

といった感じです。

後は、想定変動幅の中で自動売買を繰り返し、利益を出してくれます。24時間働き続きますので、仕事中だけでなく寝ている間も売買が続くのです。こうして得た収入は、まさに不労所得といえるでしょう。

トラッキングトレードのメリット・デメリット

ただ、「絶対に勝てる手法」が無いように、「絶対に勝てる自動売買ソフト」なんてものはこの世には存在しません。

トラッキングトレードも、使い方によっては非常に有効な武器になり得ますが、何の知識も経験もない人が、適当にやっても上手くはいかないでしょう。

ここからは、トラッキングトレードのメリット・デメリットをそれぞれ押さえていきたいと思います。

トラッキングトレードのメリット

トラッキングトレードのメリットは、何といっても手がかからないということでしょう。仕事が忙しくてもチャンスを逃さずにエントリーできます。

また相場は全体の70~80%がレンジ相場といわれており、トラッキングトレードはそのレンジ相場で威力を発揮します。それだけ取引のチャンスも増えるということです。

トラッキングトレードのメリット

エントリー、エグジットのタイミングで失敗が多い人のとっては、悩むことなく機械的に売買してくれるので、余計な感情によって失敗するというケースが減ります。

また、トラリピのリピートイフダンと違うのは、レンジの切り上げに対して追尾(トラッキング)機能を備えているという点です。

レンジが切り上がってしまうと、トラリピだとIFD注文の範囲を抜けてしまうので、売買が発生しなくなります。トラッキングトレードの場合は、レンジの切り上げに対応して、トラップを仕掛けるレンジも自動的に切り上がるようになっているのです。

トラッキングトレードのデメリット

では、トラッキングトレードにデメリットはないのでしょうか?

FXのトレードの場合、基本的には手数料は発生しません。それとは別に買値と売値に差額が事前に付けられており、この「スプレッド」が手数料に該当すると考えられています。

しかし、トラッキングトレードのツールを利用した場合は、厳密に手数料が発生するのです。「ブロードコース」で口座を作った場合は、基本通貨が1万通貨になりますが、トレードした場合、買って売るという往復で400円の手数料が発生します。「ブロードライトコース」の口座の場合は、基本通貨が1,000通貨になりますが、ここでも往復で40円の手数料が発生します。負担額はまったく同じということです。

扱うLOT数が増えるとさらに手数料が比例して増えていきますので、利幅の小さすぎるトレードを繰り返していても手数料の兼ね合いで利益は出ません。

またFXブロードネットでの電話サポート時間は午前9時から、午後5時までと限定されています。24時間サポートではないということを事前に知っておくべきでしょう。

 

トラッキングトレードのデメリット

また、これに加えて、トラッキングトレードが有効な場面と有効でない場面がありますので、それらを見極めるスキルが必要と言えるでしょう。

例えば、レンジではなくトレンドが発生した場合、トラッキングトレードで狙うチャンスが少なくなります。

 

現在、当サイトではFXブロードネットとタイアップを実施しており、口座開設でトラッキングトレードの役にも立つライン分析の教科書『ラインの王道』をプレゼント中です。ラインを引くことで、相場感を身につけることができます。

FXブロードネット

トラッキングトレードで稼ぐ方法

それではここからは、トラッキングトレードで稼ぐ方法について整理していきましょう。

自動売買ツールも、ようは使い方です。いくら性能がいいツールでも、使い方が下手なら利益を上げられません。これは、テクニカルやファンダメンタルズでの裁量トレードにも言えることですね。

リスクマネジメント

トラッキングトレードは、レンジ相場であれば順調に利益を出していくことができるでしょう。そうなると扱うLOT数も増やし、レバレッチも上げていった方が大きな利上げを出すことができます。リスクはその分だけ高まりますが、ハイリターンが期待できることになるでしょう。

ただし、これはあくまでもレンジ相場が続いた場合の話であり、トレンド型に相場が急変し、価格が急落した際には、含み損がどんどん膨らんでいくことになります。相場が反転するまで耐えきれればいいですが、資金が底を尽くとロスカットになってしまい損失だけが残ります。

リスクマネジメントのためには、LOT数を少なめにし、レバレッチも低く設定しておきましょう。少額でも地道に稼ぐというスタンスが重要になります。決して一攫千金を稼ぐためのツールではありませんので、ハイリスクになり過ぎないような注意が必要です。

テクニカル分析は必要なのか

FX初心者には、自動売買ツールなのだから「テクニカル分析」などは必要ないと考えたり、そう断言しているようなサイトや広告も目にしますが、テクニカル分析の勉強は必要です。

これまでのチャートの値動きを確認しておかないと、適切な想定変動幅の設定ができなくなるからです。日足チャートや週足チャートを確認して、少なくとも過去1年分の値動き、変動幅は押さえておくべきです。

また、現状がレンジ相場なのか、強いトレンドが発生していないかも、トレンド系やオシレーター系の指標で分析しておく必要があります。

 

その他のFX自動売買システムについて知りたい人は、【FX自動売買ソフトで儲かるおすすめ比較ランキング】もご覧ください。

まとめ

すべて任せておけばお金が稼げるほどFXの世界は甘くはありません。自動売買ツールとはいえ、定期的にチャートを確認する習慣は必要ですし、状況によっては設定の変更も必要になるでしょう。

世界の経済情勢などにも敏感になっておき、急変し、急落が予想される場合はすぐに損切りできるような態勢も重要になります。

自動売買ツールでさらに効率良く勝つためには、最低限の勉強をしておかなければならないのです。そうしておくことで、トラッキングトレードの武器を最大限に利用できるようになります。

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鈴木 拓也

東京工業大学大学院卒。メガバンクの国内・海外支店にて為替ディーラー業務を経験後、独立。現在は、自己資金で投資を行う傍ら、FXを中心とした投資スクールを運営。日本証券アナリスト検定協会会員(CMA)。