こんな疑問を解決!
- 連続予約注文は実際稼げるの?
- 連続予約注文の仕組みや始め方は?
- 連続予約注文のリスクは何?
- おすすめの通貨ペアや設定条件は?
これからマネーパートナーズの連続予約注文で運用を考えている方の中で、このような疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
1人で手探りしながら運用を始めるのは、なかなか怖いものがあると思います。
そんな方もご安心ください!
今回の記事では、FX初心者の方向けに、メガバンク出身のプロが連続予約注文の仕組みや始め方、そして100万円で実際に運用している実績を公開していきます。
この記事を読んで、一緒に連続予約注文で運用をしていきましょう。
鈴木 拓也
- 公益社団法人 日本証券アナリスト協会認定アナリスト
- 東京工業大学大学院修士課程修了(工学修士)
- 株式会社三井住友銀行に就職(2012年)、新宿西口法人営業部を経て、本店・市場営業部門に異動。為替ディーラー業務を担当し、香港支店に2年半勤務
- 株式会社フィンテラス代表取締役(2018年~)
Contents
連続予約注文の運用実績
それでは、まずは私が運用している連続予約注文の実績をお見せしましょう。
※2022年1月時点で運用を一時停止しております。
連続予約注文の運用実績 (2022年1月5日まで)
+40,118円
通貨ペアは米ドル/円で運用しています。
どのような設定で運用しているのかは記事の後半で説明しますよ。
月 | 月次利益 | 累計利益 | 評価損益 |
---|---|---|---|
2021年8月 | +16,682円 | +16,682円 | (0円) |
2021年9月 | +19,836円 | +36,518円 | (0円) |
2021年10月 | +3,600円 | +40,118円 | (0円) |
連続予約注文には口座開設が必要
連続予約注文を始めるには、マネーパートナーズで口座開設が必要です。
口座開設には、手数料や維持費、年間費などは一切発生しません。
連続予約注文とは
連続予約注文の仕組みについて解説していきます。
連続予約注文とは、一言で説明すると「IF-DONE(イフダン注文=IFD注文)を連続して発注する」注文方法のことです。
まず、IF-DONE注文とは、新規注文と決済注文をセットにして出す注文方法です。
例えば、「米ドル円を新規で100円で買い、101円で利益確定の売り決済」をしたい時に使います。
そして、このIF-DONE注文を1回だけではなく、最大20回まで発注できるのが連続予約注文です。
なので、連続予約注文を使えば、米ドル円が100円と101円で上下する限り、買いと売りを繰り返して最大20回まで利益を得ることができます。
もし、20回のIF-DONE注文が全て約定したり、または減ってきたりした場合には、いつでも手動で追加することができます。
また、連続予約注文を1つではなく、下図のように連続予約注文1、連続予約注文2・・・と、異なる水準に複数仕掛けることで、より広範囲の値動きに適用することができます。
連続予約注文のメリット
連続予約注文のメリットは以下の4つです。
範囲を予想すれば利益がでる
時間をかけずに運用できる
100通貨単位で取引ができる(※パートナーズFX nanoの場合)
取引コストは業界トップクラスに安い
メリット1:範囲を予想すれば利益がでる
通常のFXでは、今後為替レートが上がるか下がるかを予想し、自分の手で買いか売りかを選択します。
一方で、連続予約注文の場合は為替レートが上下を繰り返す範囲を予想してIF-DONEをセットしますので、その範囲内で為替レートが動けば、上がる・下がるを予想しなくとも利益を出すことができます。
メリット2:時間をかけずに運用できる
また、一度セットした注文はその後も有効なのでずっとチャートに張り付いている必要もありません。
なので、日中にチャートを見ることができない忙しい会社員や主婦の方でも、手軽に取り組むことが可能です。
メリット3:100通貨単位で取引可能
マネーパートナーズの「パートナーズFX nano」では連続予約注文を100通貨単位で取引できます。
一般的なFX会社では、1,000通貨、1万通貨単位が多く、より大きな資金が必要になりますが、マネーパートナーズではより少ない資金からリピート系注文を活用した運用を始めることができます。
メリット4:取引コストは業界トップクラスに安い
最後に最大のメリットとして、取引手数料は無料で実質的なコストはスプレッドのみとなりますが、そのスプレッドが自動売買やリピート系注文を提供している他社と比べてかなり狭い点もあります。
連続予約注文のデメリット
ただし、連続予約注文にも注意しなければならないデメリットもあります。
逆のトレンドが出ると含み損が拡大
1つの連続予約注文は最大20回まで
デメリット1:逆のトレンドが出ると含み損が拡大
連続予約注文では、「買→売」または「売→買」のどちらかの売買方向を決めます。
ここで、もし売買方向とは逆にトレンドが発生してしまうと、含み損が拡大するリスクがあります。
例えば、「買→売」の連続予約注文を仕掛けた際に、下降トレンドが発生して仕掛けた範囲を下に抜けた場合は、含み損がどんどん膨らみますので、塩漬けで耐えるか、損を確定する損切りをする必要があります。
デメリット2:1つの連続予約注文は最大20回まで
2つ目のデメリットは、連続予約注文は1つの連続予約注文が最大20回までしか設定できない点です。
類似のリピート系注文であるトラッキングトレードやトラリピでは、一度注文をセットすれば、後は自動で注文が発生しますので、手動で追加する必要はありません。
しかし、連続予約注文では一度設定したらずっと続くわけではないので、注文が無くなったら自分で手動にて注文を入れなおす必要があります。
ただ、注文もそこまで時間はかかりませんし、取引コストが安い点や、少額から取引できる点を踏まえると魅力あるサービスと言えます。
連続予約注文の停止とタイミング
連続予約注文を停止するタイミングは、以下の3つの時です。
1.十分な利益が獲得できて運用の必要がなくなった時
連続予約注文の運用は成功です。最高の終わり方と言えます。
2.利益は出ているが相場と戦略が合わなくなった時
そのまま続けても損をするリスクがあるので、一度止まって戦略を変更しましょう。
3.範囲を外れて含み損が拡大した時
負けを認め、早めに撤退を検討しましょう。もし、自分で損切り水準を設定せず、為替が反対の方向に動いて含み損がどんどん拡大した場合は、強制ロスカットの前に自分で停止するのがベストと言えます。
連続予約注文の評判・口コミ
Oさん(男性)20代 会社員
他のリピート系自動売買で運用していましたが、手数料が高く、他に安く運用ができる自動売買を探していました。連続予約注文は、自分で注文を追加する手間はありますが、取引手数料が無料でコストは最も安く、利益も出やすいと感じています。手間を惜しんでも、資産を増やすためには連続予約注文がおすすめです。
Kさん(女性)30代 専業主婦
マネーパートナーズは約定力が高く、上場企業のグループ会社なので非常に信頼できるFX会社だと思います。顧客サポートも充実しており、分からないところも電話でしっかりと丁寧に説明してくれました。
Sさん(男性)50代 会社役員
裁量取引は仕事であまり時間が取れなかったんで、手放しで稼げる連続予約注文を使っています。含み損を抱えても、感情に左右される事はあまり無く、損益も気にならず精神的に楽な状態で運用出来るので助かっています。
連続予約注文のメリットはとにかく取引コストが安い点です!その分資金も増えやすいので、おすすめです。
連続予約注文に必要な資金はいくら?
連続予約注文はいくらの資金から始めればいいのでしょうか?
10万円くらいからでも始められますが、30万円以上の資金から始めた方が余裕のある運用が出来ると言えます。
また、資金が多いほど、より広範囲に連続予約注文を設置できるので有利になります。
以下は、仮に連続予約注文を年利20%で運用できた場合の、資金と期間に応じた想定利益となります。
期間 / 資金 | 30万円 | 50万円 | 100万円 | 300万円 |
---|---|---|---|---|
半年 | +3万円 | +5万円 | +10万円 | +30万円 |
1年 | +6万円 | +10万円 | +20万円 | +60万円 |
3年 | +21万8千円 | +36万4千円 | +122万8千円 | +218万4千円 |
5年 | +44万6千円 | +74万4千円 | +198万8千円 | +446万5千円 |
10年 | +155万8千円 | +259万6千円 | +569万2千円 | +1,558万5千円 |
※複利運用(「元本+利息」に対して年利を掛ける)の場合
※上記はあくまでシミュレーションであり実現を保証するものではありません。
期間が長いほど、資産がどんどん増えていますね!
そう、これが複利の力です!ただし、上記はあくまでシュミレーションなので、必ず実現されるわけではない点はご注意下さい。
ご自身の資産運用の目的や、資金の状況に応じて、運用資金と期間を決めていきましょう。
連続予約注文に向いている人
マネーパートナーズの連続予約注文はこんな人に向いています。
上場企業グループのFX会社のシステムで、低いコストで取引をしたい方
仕事や家事で忙しいので、ほったらかし運用がしたい方
100通貨単位と少額からスタートしたい初心者の方
感情による影響を排除し、長期的に資産を増やしていきたい方
連続予約注文のおすすめ理由
マネーパートナーズの連続予約注文はどうしておすすめですか?
私が考えるおすすめポイントは以下の3つです。
手数料が無料でシステム代もなし
連続予約注文は、取引手数料は0円で一切かからず、スプレッドも他の自動売買と比べて極めて低いです。また、システムやツールを購入する必要もありません。
上場企業グループが運営の安心
親会社である株式会社マネーパートナーズグループは東証1部に上場しています。なので、非常に信頼できるFX会社だと言えます。
顧客サポートも充実
マネーパートナーズではチャットやメールでのサポートの他、電話サポートも用意しています。なので、分からない点があればすぐに質問することが出来ます。
電話でサポートしてもらえるのは安心ですね。
マネーパートナーズの特徴
連続予約注文が利用できるマネーパートナーズは以下のような特徴のFX会社です。
上場企業グループ
マネーパートナーズの親会社である株式会社マネーパートナーズグループは、東証一部上場(証券コード:8732)の会社です。
もちろん不正などはありませんから、安心・安全にFXを取り組みたい方におすすめと言えます。
100通貨単位と少額から対応
マネーパートナーズには取引数量無制限の「パートナーズFX」と、100通貨単位と少額から取引可能な「パートナーズFX nano」の2つのコースがあります。
なので、これからFXを始める初心者の方から、既に取引している上級者の方まで、幅広いニーズに答えてくれます。
国内最高峰の取引システム
マネーパートナーズのシステムは約定力が極めて高く、スリッページなどもあまり起こりません。
また、100%の信託保全で顧客の資金は信託銀行などで別に管理されていますので、万が一マネーパートナーズに何かあっても100%保証されます。
連続予約注文の始め方
ここからは連続予約注文の始め方について解説をします。
マネーパートナーズで口座開設が済んでいない方は、以下の公式サイトへ進んで開設をしておきましょう。
口座開設でパスワードが発行されるので、会員画面にログインできます。
マネーパートナーズの会員専用サイトにログインしたら、クイック発注ボードを開きましょう。
1回の取引が10,000通貨単位のコースか、100通貨単位なのかを選びましょう。少額で運用したい方は、100通貨単位のコースを選んでください。
クイック発注ボードが開いたら、「連続予約注文」を選択しましょう。
連続予約注文の設定条件
それでは、ここで連続予約注文で設定する条件について解説します。
通貨ペア
取引する通貨ペアの種類
数量
1回のIF-DONEで取引する数量を決めます。
売買方向
買いから入るか、売りから入るかを決めます。買いの場合は「買→売」、売りの場合は「売→買」の売買を繰り返します。
チャート分析をして、今後トレンドが起きそうな方向を選択するのがコツです。
指値・利食い・損切り
IF-DONEを置く指値、そして利食いと損切りを設定します。
なお、損切りは必ずしも設定する必要はありません。
最大20回まで注文が設置でき、次は指値の価格を変えて他の水準にも仕掛けていきます。
マネーパートナーズの実際の画面での設定
実際のマネーパートナーズの設定画面を使って解説します。
トレード画面を開いたら、①通貨ペア、②取引数量、③売買方向を最初に決めます。
そして、100円で買い(指値)→101円で売り(利食い)、という注文をセットします。これを最大20回まで続ければ1本目の連続予約注文の設定完了です。
この流れで、他の価格にも連続予約注文を複数仕掛けていくことができます。
エフ助の連続予約注文の設定
ここからは、エフ助の連続予約注文の運用設定条件を、包み隠さず全て公開していきます。
これを見れば、どんな設定でどれだけ利益を上げているのか一目瞭然です。
通貨ペア | : | 米ドル/円 |
売買方向 | : | 買→売 |
数量 | : | 6,000通貨 |
指値 | : | 100~115円の範囲で30銭刻み |
利食い | : | 30pips |
損切り | : | なし |
上記の設定はどうやって決めたの?
じゃあ、その運用戦略の部分を今から解説していくね
運用戦略の解説
なぜ、上記のような運用を選択したのかチャート分析をもとに解説します。
まず、米ドル円のチャートを分析すると、2016年に一度100円程度まで下落した後、ここ3年間は100円~115円のレンジ内で上下しているのが確認できます。
特に、100円の心理的節目は、2014年1月から何度も反発した強力なサポートラインであり、今後も100円付近では相応の買い圧力が働くと想定されます。
ただし、不透明な材料として、新型コロナウイルスの感染拡大や、米国のテーパリングによる株式市場の暴落の懸念が挙げられ、米ドル安が急激に進めば100円のサポートラインを下抜けて下降トレンドが発生する可能性も十分考えられます。
よって、メインシナリオとしては100~115円のレンジ内で推移することを想定しつつ、リスクシナリオとして100円を割れて90円台に突入するケースも考えておく必要があります。
以上を踏まえて、連続予約注文を「100円~115円」の間で、新規注文の間隔を30銭刻み、新規注文と決済注文の間隔も30銭刻みで設定をしております。
つまり、米ドル円が「100円~115円」の範囲で動けば動くほど、小刻みに売買を繰り返して利益を積み上げていくことができます。
また、もし115円より相場が上に行けば、利益機会の喪失にはなりますが、全ての建玉は利益確定の決済をしており、連続予約注文は成功と言えます。
その後、再び新たなレンジで連続予約注文を仕掛ければ良いだけの話です。
一方で、100円を割れて円高が進めば、保有する建玉の含み損が膨らみますので、損切りをする必要があります。
ちなみに、100円を下割れた場合は、その時のマーケット状況も考慮に入れて取引を執行しますが、90円に達した時点で損切りをする予定です。
まとめ
連続予約注文はIF-DONE注文を最大20回まで設定でき、複数の連続予約注文を様々な水準に仕掛けることができます。
為替レートの短期的な上下の動きを予想する必要は無く、動く範囲を予想すれば利益を出すことができ、初心者にもおすすめです。
また、一度設定すればあとは手放しで利益を上げられるので、忙しい会社員の方でも取り組むことができます。
連続予約注文は手数料は無料であり、またシステムやツールを購入する必要はありません。
投資家が支払う実質的なコストはスプレッドですが、トラリピやループイフダンなど他の類似のリピート系注文と比べて、取引コストは最も安い水準と言えます。
その他のエフ助の運用戦略を参考にしたい方は、以下をご参考下さい。