初心者初心者

FXの自動売買ソフトって稼げそうですが、どうなんでしょうか?

鈴木(T-ya)鈴木(T-ya)

ソフトに任せればお金が勝手に増えると考えて手を出す人は、まず儲かりません!理由を説明するよ!

FX(外国為替証拠金取引)を始めてみたいと考えている人の中には、「仕組みが難しそう」、「知識を勉強するのに時間がかかりそう」、「本当に勝てるのか疑問」といった理由で、足踏みをしている人も多いのではないでしょうか。

そんな心の葛藤を見抜いて、FX自動売買ソフトを販売する業者は、「このFX自動売買ソフトを使って月に50万円稼げます」とか、「このFX自動売買プログラムは60ヶ月無敗です」という宣伝文句で、揺さぶりをかけてきます。

FXは、コンピューターによる自動売買を利用すれば、初心者でも必ず勝てるということを強烈にアピールしてくるのです。

さらに、「経験が浅くても簡単で、専門的な知識は必要ありません」という言葉が、不安を取り除いてくれます。

果たして本当に、自動売買を利用すれば、FX初心者でも勝ち続けることができるのでしょうか?

今回は、FXの自動売買のリスクと、初心者は手を出さない方がいい理由についてお伝えしていきます。

FX自動売買ソフトとは何か?

裁量トレードとシステムトレード

FXでトレードをする場合は、チャートの見方を勉強し、チャートを分析して相場の変動を予測する「テクニカル分析」や、発表される経済指標や政策金利などの情報から相場の変動を予測する「ファンダメンタルズ分析」の経験を積んでいくことになります。

その予測に従ってエントリーポイントを決め、利益確定や損切りといったエグジットをしていくのが「裁量トレード」です。

それに対して「システムトレード」というものがあります。簡単に説明すると、相場の予測から注文・決済まであらゆることをコンピューターが自動で取引をしてくれます。

仕事をしていようが、寝ていようが、遊んでいようが、コンピューターは黙々とトレードを繰り返していきます。気づけば資金が倍になっていた、というのがシステムトレードのアピールポイントです。

便利であることは間違いないでしょう。チャートを確認する時間も、トレードする時間も必要ないのです。しかもなかなか損切りできない人にとっては、トレードが感情に左右されにくいという点も助かるのではないでしょうか。

 

これだけ聞くと「裁量トレード」よりも、「システムトレード」の方が優れているように感じますね。

しかし、それは表向きの話です。誰もが簡単にお金を儲けられるシステムが存在したら、この世界はあっという間にハイパーインフレになってしまうでしょう。みんな回りがお金持ちになって、メディアでも大題的に報じられているでしょう。

「システムトレード」にもリスクは多く隠れているのです。

FX自動売買ソフトに頼ると、他者依存でスキルが身に付かない

様々なFXの取引業者でシステムトレードが導入されていますが、ひとつの取引業者のFX自動売買ソフトを利用したとして、そこに組まれている自動売買プログラム(ストラテジー)は無数にあります。

有名な大手取引業者では、なんと6000ものストラテジーが存在するのです。それぞれの成果がわかるようになっていますが、どれを使用するのかは投資家の手腕によります。

つまり、FXの仕組みや、テクニカル指標の有効性などを知らないと、どのストラテジーを使用すればいいのか選択することが難しいのです。

さらに記載されている成果だけを見てストラテジーを選んでいる間は、どうして勝てたのか、どうして負けたのか、その理由もはっきりしないでしょう。ただ、他のストラテジーを試してみようとするだけです。

こうしている間は、勝つトレーダーのスキルというものは身に付きません。システムトレードというものに依存し過ぎているからです。

自分で時間をかけて相場の動きを予測し、エントリーポイントやエグジットポイントを臨機応変に対応していくことで、仮に失敗したとしても、経験値は高まっていきます。

FX自動売買ソフトに頼ることで、トレーダーとしていつまでもレベルアップできないことになってしまいます。

【動画】自動売買に2000万円を投じた結果

念のためですが、上の動画のように自動売買で結果を出されている人もいます。

ただ、そのような方は、普通にトレードしても勝っているような人なので、何の知識もない人が、ソフト頼りで投資をするのとは全然異なります。

 

動画に出てくる「トライオートFX」はインヴァスト証券が提供しているものです。上場企業であり、自分で考えて設定や戦略を選ぶ必要があるものなので、非常に信用できるツールですね。

⇒インヴァスト証券の公式サイト

FX自動売買ソフトに手を出してはいけない理由

高額で詐欺も多いというリスク

「必ず儲かる」「絶対に損をしない」こういった宣伝に騙されて、高額な自動売買ソフトを購入した被害は存在します。必ず儲かるのであれば、60万円という金額も決して高くは感じないでしょう。しかし、自分で使ってみると半年経っても勝てる月が一度もないというケースがあります。

なぜ、そんな簡単に信用してしまったのでしょうか?

それは、実際の相場の動きと相関のあるデータを見せられ、信憑性が高まっているからです。しかし、「バックテスト」はいくらでも改ざん可能です。最適な過去のデータを当てはめているようなもので、信用度はかなり低いです

「フォワードテスト」はこれからの運用になりますので、信用度は高めですが、もともと詐欺まがいの商法の場合は、デモトレードをリアルトレードのように見せかけてくるので注意が必要です。

大手の取引業者のFX自動売買ソフトであれば、詐欺であるということはないでしょうが、アドバイス手数料として、「スプレッドが広め」になっています。つまり裁量トレードに比べると、多くの手数料を払うことになります。

FXの取引業者にしてみると、「どれだけ多くのトレードをしてくれるのか」が会社の利益に直結します。自動売買ソフトによって、トレードの回数が増え、さらに手数料も多く徴収できるため、ツールとして利用してもらうことに積極的なのです。

相場環境が変われば稼げなくリスク

かつて米国で、資本金6,500億円で設立されたヘッジファンド会社がありました。驚くべきは4年間で、その20倍もの13兆円もの資金を運用できるところまで拡大したということです。

このLTCMという会社は天才トレーダーや、ノーベル経済学賞受賞者2名、元FRB副議長などで組まれたドリームチームで、最先端のシステムトレードによって年利平均40%を生み出したのです。そこで銀行は多くの資金を投資したわけです。

しかしアジア通貨危機によって、このLTCMは、なんと数年で破綻しました。

システムトレードは、大きなサプライズによって過去に例を見ないようなトレンドが発生した際に対応しきれないという傾向が強いのです。2008年のリーマンショックや、2016年の英国のEU離脱などがあげられます。

しかも、ひとつのストラテジーで勝ち続けることは、非現実的です。相場の傾向はどんどん変化していきます。そこに対応していくためには、ストラテジーの見直しも絶えず必要不可欠になります。

 

完全に自動売買ソフトに任せきりになっている人は、いつのまにか損失を抱えていることになるでしょう。

システムトレードにしても勝つためには、情報には常に敏感になり、テクニカルインジケーターについても精通していかなければならないのです。元々、裁量トレードでも普通に勝てるくらいのレベルで、なおかつ、自分でバリバリプログラミングが書ける人だけです。

大手の自動売買ソフトは信用できる

ここまで自動売買ソフト・ツールの注意点を説明してきましたが、実は、プログラミングが出来ない人でも自動売買ソフトで稼いでいる人たちもいるんです。

それは、どんな人達かというと、

・FXのテクニカルやファンダメンタルズの知識・経験がある

・大手の信用できる自動売買ソフトを使っている

です。

 

FXをされている人の中には、自分でトレードをしたいけど、「本業の仕事が忙しくて時間がなかなか取れずチャートを見れない」という人も多いです。

そんな方々は、大手FX会社が開発した自動売買ソフトやツールを使って取引しています。ここで、大手FX会社が提供している自動売買ソフトと、他の業者が販売している自動売買ソフトの決定的な違いは、FX会社のソフトは「自分で条件を設定したり、戦略を選ぶ『裁量』の余地がある」ということです。つまり、お金を預けてただほったらかしというわけではなく、最初に戦略を考えて自分で条件を設定し、その後、自動で取引をするということです。

 

インヴァスト証券のトライオートFXは、まさにそうでしょう。

トライオート

記事:トライオートFXは稼げる?実績や評判、注意点などを分かりやすく説明

 

最近だと、ひまわり証券のループイフダンも仕組みが非常にシンプルであり、FX初心者の間で人気が高まっていますね。

ひまわり証券【ひまわりFX】

記事:【保存版】FXループイフダンの実績は?評判や口コミも一緒に!

 

マネースクエアが提供しているトラリピも、ただの自動売買ではなく、最初に自分で条件を設定しますので、自動売買と裁量取引の中間のトレード手法と言えるでしょう。

マネースクエア

記事:【FXトラリピ入門】不労所得は得られるの?メリット・デメリットを解説

まとめ

ということで、FX初心者が自動売買ソフトを利用するデメリットとしては、
① トレーダーとしてのレベルアップがしくにい
② 詐欺商法などのリスクがあり、高額の出費が見込まれる
③ 大きなイベントに対応できず、損失を抱える危険性が高い

ということがあげられるでしょう。

本当に勝つためには、それ相応の時間と努力が必要だということです。

そもそも絶対に勝てるプログラムがあるのであれば、世間に公表することはしないでしょう。それで自分がトレードすればいいだけの話だからです。

FXの根本から勉強し、勝てるトレーダーを目指したいのであれば、無料学習コンテンツ「FXトレーディングカレッジ」をぜひ活用していってください。



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鈴木 拓也

東京工業大学大学院卒。メガバンクの国内・海外支店にて為替ディーラー業務を経験後、独立。現在は、自己資金で投資を行う傍ら、FXを中心とした投資スクールを運営。日本証券アナリスト検定協会会員(CMA)。