こんな疑問を解決!

  • 米ドル円のスワップポイントの比較は?
  • スワップ投資でおすすめのFX会社は?
  • 米ドルスワップ投資の特徴は?

「米ドル円のスワップポイントはどこのFX会社が一番高いんだろう?」

少しでも高い金利を求めて、米ドルで運用したいと考えている方も多いでしょう。

そんな中、銀行の外貨預金よりも手数料が安いFXのスワップ運用に人気が高まっています。

中でも、世界の基軸通貨である米ドルは安定性も高く、円よりも金利が高い状態になっています。

そこで今回の記事では、FX会社の米ドル円スワップポイントを徹底比較し、ランキング形式でおすすめ会社を紹介していきます。

この記事の執筆者
suzuki_gazou

鈴木 拓也
株式会社フィンテラス代表取締役

  • 公益社団法人 日本証券アナリスト協会認定アナリスト
  • 東京工業大学大学院修士課程修了
  • 三井住友銀行の本店・香港支店にて為替ディーラー業務に従事し、投資家/経営者に転身
  • FXや米株インデックス、高配当株などで運用する億投資家
  • 著書「7日でマスター FXがおもしろいくらいわかる本」「世界一やさしい FXチャートの教科書 1年生」など

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米ドル円のスワップポイント比較一覧

以下は、米ドル円のスワップポイントをFX会社毎に比較した一覧となります。

米ドル円のスワップポイント比較一覧
FX会社スワップスプレッド取引単位
YJFX!221円0.2銭1,000
セントラル短資FX230円0.2銭1,000
LIGHT FX215円0.2銭1,000
みんなのFX215円0.2銭1,000
アイネット証券240円2.0銭1,000
ヒロセ通商170円0.2※21,000
FXブロードネット225円0.2銭1,000
FXTF238円0.1銭1,000
DMM FX223円0.2銭10,000
インヴァスト証券220円0.3銭1,000
ひまわり証券160円1.0銭1,000
JFX170円0.2銭1,000
外為オンライン160円1.0銭1,000
マネーパートナーズ124円0.3銭1,000

■ 調査日:2024年03月12日

■ スプレッドは原則固定※例外あり

■ ※1)1取引当たり10万通貨以下、午前9時~翌午前4時

■ ※2)AM10:00~翌AM4:00、原則固定

 

ここで、多くのFX初心者は、「単純にスワップポイントだけを比較」してFX会社を決めてしまいますが、さらに大事なポイントがあります。

それは、①安定して高いスワップポイントを提示しているか、②手数料(スプレッド)は高くないか、です。

スワップポイントは常に変動しており、各FX会社がしのぎを削っていますからね。

それらを考慮しないでFX会社を決めることは全く意味がないわけです。

米ドル円のおすすめFX会社ランキング

それではここからは、米ドル円のスワップ運用でどのFX会社を使えばいいのか悩んでしまう人のために、当サイトおすすめのFX会社をランキング形式で紹介していきましょう。

これから米ドル円のスワップ運用を始める方は、以下の中から選ぶようにしましょう。スワップポイントは日々変動しているので、安定して高いFX会社を選んでいます。

1位:アイネット証券

米ドル円のスワップポイントが業界トップクラスなのがアイネット証券です。

アイネット証券は、ループイフダン口座と通常口座の2つがあり、ループイフダン口座の方でスワップポイントが高水準になっています。

ループイフダンとは自動売買システムですが、自動売買を使わない通常取引も可能であり、高いスワップポイントだけを享受することが出来ます。

しかし、注意点としてはスプレッドが2.0銭と広く、コスト面ではLIGHT FXやみんなのFXの方が有利となります。

アイネット証券の特徴

  • スワップポイントは業界トップクラス
  • スプレッドは2.0銭と広い
  • 1,000通貨単位から取引可能

2位:DMM FX

DMM FX

DMM FXは初心者からプロまで幅広い層に選ばれている人気FX会社です。

ドル円のスプレッドは0.2銭(原則固定)と国内最狭水準です。スワップポイントは他社と比較すると劣ります。

スワップ投資に加え、短期トレードを行いたい場合は、DMM FXはかなりおすすめのFX会社となります。

DMM FXの特徴

  • 平日24時間電話サポート
  • 高水準のスワップポイント
  • 10,000取引単位

3位:FXブロードネット

FXブロードネット

総合力No1で当サイトが最もおすすめするFX会社がFXブロードネットです。

FXブロードネットは、短期売買やスイングトレードなどの裁量取引から、トラッキングトレードという自動売買、そして、米ドル円のスワップ運用まで幅広くカバーしているオールラウンダー。

米ドル円のスワップポイントの比較的高水準にあるので、短期売買も取り入れたい方は、間違いなく使用した方がいいFX会社でしょう。

FXブロードネットの特徴

  • スプレッドは最狭水準
  • FX自動売買の機能あり
  • 1,000通貨単位

4位:セントラル短資FX

セントラル短資FX

セントラル短資FXは、メキシコぺソなどの高金利通貨スワップポイントで1位のFX会社です。

米ドル円のスワップポイントも今後高まる可能性があり、スワップ運用するなら口座開設しておきたいFX会社と言えます。

また、1000通貨単位から取引できる他、今後の為替レートを予想する「みらいチャート」という機能もあるので、何かと便利な機能が満載です。

セントラル短資FXの特徴

  • 高金利通貨全般のスワップポイントは高水準
  • 伝統のあるFX会社
  • 1,000通貨単位

5位:LIGHT FX

LIGHT FX

LIGHT FXは、みんなのFXと同じトレイダーズ証券が運営しているFX会社です。

そして、スペックはみんなのFXと同じで業界でもトップクラスのスワップポイント、低スプレッドを誇ります。

ではどうして2つも口座があるのか疑問に感じた人もいるでしょう。

実は、スワップポイントの投資では、通貨毎にFX会社を使い分けるのが常識なのです。これは、例えば、一つの会社に集中していると、ある通貨が大暴落した時、他の通貨も巻き込まれてすべてが強制ロスカットに合うリスクがあるからですね。

なので、米ドルはみんなのFX、トルコリラはLIGHT FX、のように使い分けするのがベストとなります。

LIGHT FXの特徴

  • みんなのFXと同じトレイダーズ証券が運営
  • スワップ、スプレッドともに最良水準
  • 1000通貨単位から取引可能

6位:みんなのFX

みんなのFX

トルコリラメキシコペソなどの高金利通貨投資で絶大な人気を誇るのが、トレイダーズ証券が運営するみんなのFXです。

みんなのFXは新興国通貨だけでなく、米ドル円のスワップポイントも業界最高水準であり、なおかつスプレッドも0.2銭(原則固定)と非常に狭いです。

口座数も31万を突破しており、ファイナンス・マグネイト東京サミットのベストFXブロー賞を受賞しています。

みんなのFXの特徴

  • 業界トップクラスのスワップポイント
  • スプレッドは0.2銭と最安水準
  • 1000通貨単位から取引可能

7位:FXプライムbyGMO

FXプライムbyGMO

FXプライムbyGMOは、高いスワップポイントの他、「高い約定力」を強みとするFX会社です。

例えば、米ドル円相場が荒れている時、他社では約定出来なかったり、約定出来ても悪いレートで成約(スリッページ)になるケースもありますが、FXプライムbyGMOであればそんな心配はほぼ要りません。

トルコリラ円メキシコペソ円だけでなく、ドル円にもおすすめのFX会社と言えます。

FXプライムの特徴

  • 高い約定力の会社
  • 1000通貨単位から取引可能

8位:インヴァスト証券

インヴァスト証券

インヴァスト証券は、トライオートFXという自動売買システムが利用できるFX会社です。

トライオートFXで為替差益を取りつつ、加えてスワップポイントの利益を狙いたい方向けのFX会社と言えます。

インヴァスト証券の特徴

  • トライオートFX(自動売買システム)を搭載
  • 1000通貨単位から可能
  • スワップポイントと為替益を狙いたい方向け

9位:ゴールデンウェイ・ジャパン

FXトレードフィナンシャル

ゴールデンウェイ・ジャパン(FXTF)は、MT4(メタトレーダー4)が使用できる国内FX業者で多くのプロに愛用されています。

また、1000通貨単位から取引できるので初心者にもやさしいFX会社です。

ただし、最近のスワップポイントは低い水準になっており、スワップ投資には向いていません。

FXTFの特徴

  • MT4(メタトレーダー4)が使用可能
  • スプレッドは0.1銭と狭い
  • 1,000通貨単位から取引可能

米ドル円のスワップ投資について

高金利通貨の運用と言えば、「外貨預金」が最初に思いつくかもしれませんが、「FX(外国為替証拠金取引)」の方が、大きなメリットがあります。

FXで米ドル運用するメリット

FXで米ドル運用するメリットは3つです。

FXで米ドルを運用するメリット(外貨預金と比べて)

  • 為替手数料(スプレッド)が安い
  • 建玉をいつでも解消できる
  • 資産は全額保全される

まず、両替時に発生する為替手数料(スプレッド)が、FXでは約0.3銭ですが、銀行の外貨預金ではネットバンキングで約5銭、銀行の窓口となる1円(100銭)と、かなりFXの方が安くなっています。

米ドルの外貨定期預金とFXの比較
銀行ネットバンクFX
手数料1円約5銭約0.3銭

 

また、外貨定期預金は半年や1年と、預け入れる期間が決まっていますので、途中で相場が変動した時に解約することは出来ません。一方、FXであれば、いつでも自由に解消することができ、また、スワップポイントは毎日発生し、口座残高が増えていきます。

更に、「FX会社は信用出来るの?」と感じる方も、銀行の外貨預金は預金保護の対象外ですが、FX会社の資産は全額信託保全されているので逆に安心なのです。

米ドルの特徴

アメリカは世界一の経済大国であることは言うまでもありませんが、2015年から利上げを継続しており、2019年までは金利は上昇し続けています。

2019年からは利上げを一旦停止して利下げを行っていますが、世界の基軸通貨であり、ドルの暴落は考えられないでしょう。

米国の政策金利

(引用元:時事通信社)

また、ここ数年の米ドル円は100円台~114円台の非常に狭いレンジで上下しており、昔と比べて値動きが緩やかになっているので、スワップポイント運用のメリットが高まっていると言えます。

米ドル円の為替チャート

米ドル円スワップポイントでいくら稼げる?

それでは、米ドル円のスワップポイント狙いの運用でどれくらい稼げるのでしょうか?

スワップ運用と言えば、高金利通貨のトルコリラメキシコペソが思い浮かびますが、米ドルは豪ドルよりも金利が高い高金利通貨の1種です。

また、世界一の経済大国という安定性は、トルコやメキシコなどとは比べ物になりません。

そんな米ドルのスワップポイントはどれくらいなのでしょうか?

現在の米国の政策金利は2.0%(2019年3月時点)であり、日本の0.1%と比べると、日米の金利差は1.90%になります。

米ドル円の政策金利差

スワップポイントはこの金利差をベースにFX会社毎で算出されます。

もし、スワップポイントが1日70円(1万通貨)の場合、10万通貨(証拠金は約45万円)で運用したら、1日700円、1カ月で21,000円、1年間で255,500円もスワップ収益が発生します。

スワップポイントのシミュレーション

※実際にはスワップポイントは日々変動しており、これ以上の収益になる時もあれば、逆に減る場合もあります。

米ドル円でスワップ投資のまとめ

米ドル円は、トルコリラ円メキシコペソ円と比べると、スワップポイントは低いですが、世界一の経済大国という絶大な安心感があります。

しかも、以前は高金利通貨として人気だった豪ドルやニュージーランドドルよりも米ドルの方が金利が高いので、長期スワップ投資でかなり有利な状況と言えるでしょう。

スワップポイント狙いの投資は、レバレッジを1~2倍程度で運用するのが秘訣です。

レバレッジを掛ければ、その分たくさんのスワップポイントが得られますが、含み損に耐えられなくなった時点で負けですので注意していきましょう。

米ドル円のスワップポイントの実際の運用実績は以下をご覧ください。

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