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ポーランドズロチとユーロの両建てをよく聞きますが、いかがでしょうか?

鈴木(T-ya)鈴木(T-ya)

上手くいけば損失リスクほぼゼロで、スワップポイントだけを得られる手法だよ!でも注意点もあるよ!

FX(外国為替証拠金取引)は、ハイリターン投資法として有名ですが、ハイリターンであるが故にハイリスクにもなります。リスクマネジメントを行い、一定の含み損が出た場合に損切りしていると勝率はなかなか上がらないので、もどかしさを感じることもあるのではないでしょうか。

そんな中、FXで安定して利益を稼ぐ方法が「スワップ・アービトラージ(サヤ取り)」になります。今回は、個人投資家に人気の高い「ポーランドズロチとユーロサヤ取り」をご紹介していきます。

・ポーランドズロチとユーロのサヤ取りの仕組み
・どれくらい儲かる可能性があるのか?
・逆にリスクは何があるのか?

 

サヤ取りは安定して利益を出すトレード手法

アービトラージは「裁定取引」または「サヤ取り」と呼ばれています。リスクを効果的に抑えることができますが、まったくリスクがないというわけではなく、また、相応の資金の準備も必要です。

サヤ取りのメリット

スワップ・アービトラージとしては、「業者間での両建て」の話をよく見かけるのではないでしょうか。買いスワップポイントの最も高い業者でロングポジションを保有し、まったく同じポジション量のショートポジションを売りスワップポイントの最も安い業者で保有するのです。通貨ペアは同じになります。つまり為替差益はどこまでいってもゼロの状態です。

例えば米ドル/日本円(USD/JPY)でA社の買いスワップポイントが70円だとします。同じ業者であれば売りスワップポイントは同額分のマイナスか、それ以上のマイナスになりますので両建てしてもまったく意味がありません。

しかしB社の売りスワップポイントが-50円だとすると話は別です。A社でロングポジション、B社でショートポジションを保有すると1Lotで20円の利益になります。為替差益がない代わりに、為替差損もありませんから、20円の利益は確定するわけです。仮に100Lotを保有すれば毎日2,000円のインカムゲイン(利息)となるので、30日間で6万円の利益があります。特に売買をするわけでもなく、ただポジションを保有し続けるだけで、年間で70万円以上の不労所得があるのです。

同一通貨間での両建て
・A社で買いスワップポイント+70円
・B社で売りスワップポイント-50円
⇒為替リスクゼロで1日+20円のスワップポイント

 

ということは、100Lotで年間70万円だと、1万Lot保有して年間7,000万円になります。チャートを分析する必要も、システムトレードのツールを利用する必要もありません。何もしなくていいのです。とてつもなく効率的な不労所得を得る方法と言えるでしょう。

関連記事:『FXスワップポイントサヤ取り』とは?リスクゼロで稼ぐ方法を解説!

サヤ取りのデメリット

しかし、業者間での両建てにはデメリットもあります。それは「必要証拠金が膨大になる」ということです。1ドル112円だと1万通貨、レバレッジ25倍で1Lot44,800円が必要証拠金ですから、100Lot保有するためには、448万円必要です。さらに2つの業者で同じポジション量を保有するので単純に倍になります。つまり996万円です。これが1万Lotとなると、9億9,600万円ですから到底用意できる額ではありません。(ちなみにポジション量の上限が制限されている業者では1万Lotは保有できませんが、制限がない業者もあります)

もうひとつは「為替相場の急騰、急落で証拠金維持率が強制ロスカットの水準を下回ってしまった場合」です。100Lotを保有するということは、1円の円高円安で100万円の変動になります。A社では100万円含み益でも、B社では100万円の含み損です。含み益は問題ないのですが、含み損はどのくらいの余剰金があるのかで耐えられるかどうかが決まります。リーマンショックのようなことがあって、もし1ドル112円から90円まで円高が進むと、2,200万円の含み損をどちらかの口座で抱えることになりますから、持ちこたえるのは厳しいでしょう。このような不測の事態もあり得るということです。

強制ロスカットの仕組みについて知りたい人は、【FXロスカット・マージンコールとは?大損する前に理解は必須!】をご覧ください。

サヤ取り(スワップ・アービトラージ)のデメリット
・2つの業者で運用するので大きな資金が必要
・為替相場の急変動によるロスカットのリスク有

ポーランドズロチとユーロの相関関係とサヤ取り

以上説明した通り、業者間の両建てはリスクもあります。ただし、実は、ある2つの通貨ペアの両建てをすることで、買いと売りの両方でスワップポイントを受取り、かなり高い利益が期待できるサヤ取りもあります。

そこで登場するのが、ポーランドズロチとユーロになります。なぜポーランドズロチとユーロなのでしょうか?

ポーランドズロチ円とユーロ円の為替相場

下図はポーランドズロチ円とユーロ円の為替チャートですが、驚くほどリンクしてことが分かります。

ポーランドズロチとユーロはとても強い相関があるということです。ここまで同じ動きをしているのであれば、業者間の両建てと同じ要領で、スワップ・アービトラージを狙えます。しかもこのサヤ取りは不正トレードではありません。規約に抵触することはないのです。

そして、更に、ポーランドズロチ円は買いでプラスのスワップポイント、一方のユーロ円は売りでプラスのスワップポイントなので、買いでも売りでも両方でスワップポイントの受け取りが発生します。

ポーランドズロチ円とユーロ円の特徴
・為替相場は似たような値動き
・ポーランドズロチ円のロング、ユーロ円のショートでそれぞれプラスのスワップポイントが発生

ポーランドズロチ・ユーロのサヤ取りでいくら稼げるのか

では実際にどのくらいサヤ取りできるのでしょうか。ユーロ/日本円(EUR/JPY)は基本的にロングポジションだとスワップポイントがマイナスです(みんなのFXのみプラス)。逆に、ショートポジションだとスワップポイントが「FXブロードネット」が最高値の+8円をつけています。

一方でポーランドズロチ/日本円(PLN/JPY)はショートポジションだとスワップポイントがマイナスです。逆に、ロングポジションだとスワップポイントが「FXプライム by GMO」が最高値の+15円をつけています。

つまり、両方のポジション合せて1Lotで23円の利益です。それぞれ100Lot保有すれば毎日2,300円、30日間で69,000円、年間およそ82万円もの不労所得を得ることができます。強制ロスカットになるほどの急騰・急落がない限り為替差損はありません。

ズロチ円とユーロ円の両建て
FXブロードネットでユーロ円ショート:+8円
FXプライムbyGMOでポーランドズロチ円ロング:+15円
⇒為替リスクを限定させ、1Lotで23円の利益

 

ポーランドズロチは100Lot、レバレッジ25倍で1,174,000円の必要証拠金になりますが、ユーロは100Lotでレバレッジ25倍を効かせても、必要証拠金は5,013,200円です。同じ量のポジションとなると、ユーロの方がやはり高額な資金が必要になります。もちろん余剰金に余裕を持たせるのもユーロの方になるでしょう。

サヤ取りでおすすめのFX会社

ユーロ円のショートポジションは、FXブロードネットがおすすめです。

FXブロードネット

 

ポーランドズロチ円のロングポジションは、FXプライムbyGMOがおすすめです。

FXプライムbyGMO

 

また、ポーランドズロチ円のその他FX会社の比較は、【ポーランドズロチ円スワップポイントのFX会社比較ランキング】をご覧ください。

ポーランドズロチとユーロサヤ取りのまとめ

このようにポーランドズロチとユーロで業者両建てのような手法を行えば、安定してサヤ取りができるというわけです。ただしその間、必要証拠金はまったく動かすことができなくなりますし、余剰金のことを考慮するとかなりの資金が縛られることにはなります。

またスワップポイントも固定ではなく、日々変動しますのでしっかりと確認していくことが重要でしょう。

資金さえあればかなり高い確率で順当に資産を増やすことができますので、スワップ・アービトラージに興味がある方はぜひ試してみてください。10Lotでも年間8万円ほど稼げる計算になっています。




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