こんな疑問を解決!

  • ポーランドズロチ円のスワップポイントが高いFX会社は?
  • ポーランドズロチ円の特徴は?
  • スワップ投資でいくら稼げるの?

FX(外国為替証拠金取引)では、様々な国の通貨を扱うことができます。米ドルやユーロといったメジャー通貨だけでなく、ノルウェークローネやポーランドズロチといったマイナー通貨を売買することも可能です。

ただし、マイナー通貨は取り扱っているFX会社が限定されていることと、入手できる情報量が少ないという点は考慮しておきましょう。扱いが難しそうですが、上手く扱えば、分散投資によって利益を積み上げていくことも可能です。

今回はそんなマイナー通貨から「ポーランドズロチ円」(PLN/JPY)を取り上げ、ポーランドズロチ円を取扱っているFX会社4社のスワップポイントやスプレッドなどを比較していきます。

この記事の監修者
suzuki_gazou

鈴木 拓也

  • 公益社団法人 日本証券アナリスト協会認定アナリスト
  • 東京工業大学大学院修士課程修了(工学修士)
  • メガバンクの本店・香港支店で為替ディーラー業務を経て投資家/実業家に転身
  • 株式会社フィンテラス代表取締役

 

ポーランドズロチ円のスワップポイント比較一覧

それでは実際のポーランドズロチ円のスワップポイントを比較してみましょう。

ポーランドズロチ円のFX会社比較表
FX会社スワップスプレッド取引単位
岡三オンライン証券10円3銭10,000
FXプライム8円5.9銭※1,000
サクソバンク証券7.3円13.1銭50,000
ヒロセ通商0円5.5銭1,000

※2019年11月時点。※例外あり

ポーランドズロチ円のスワップポイントは、2019年11月現在、岡三オンライン証券(くりっく365)が最も高く、次いでFXプライムbyGMOが高い水準になっています。

ポーランドズロチ円のおすすめFX会社ランキング

それでは、ポーランドズロチ円を取扱っているそれぞれのFX会社の特徴をみていきましょう。

第1位 岡三オンライン証券(くりっく365)

岡三オンライン証券

取引所取引になりますので、トレーダーに不利なスリップページが発生したり、約定拒否されるということがないという安心感が「くりっく365」にはあります。

スプレッドは変動制ですが、3.0pipsほどの広さです。

約定力を重視する場合は、「岡三オンライン証券」がおすすめです。

岡三オンライン証券

  • くりっく365の取引形態
  • 約定力が高い
  • スプレッドは変動制

第2位 FXプライムbyGMO

FXプライムbyGMO

FXプライムbyGMOでは2018年1月からポーランドズロチ円を取り扱っています。

くりっく365以外の一般的なFX会社でポーランドズロチ円のスワップ投資をするのであれば、「FXプライムbyGMO」になります。

情報を入手するのが困難な中、FXプライムbyGMOであれば定期的に分析レポートを確認することが可能ですし、「ぱっと見テクニカル」にも対応しているので材料は充分です。

ただし、スプレッドは5.9pips(※例外あり)とかなり広いので、短期売買には適していません。

FXプライムbyGMOの特徴

  • 約定率100%の会社
  • スリッページもなし
  • 安定の店頭FX会社

第3位 サクソバンク証券

サクソバンク証券

「サクソバンク証券」はなんと150種類の通貨ペアが取り引きできるという充実したラインナップになっています。

国内のFX会社では珍しくNDD方式」(ノーディリーングデスク)を採用しているため、透明性の高い取り引きができることもメリットのひとつです。

さらに、サクソバンク証券のオリジナルトレードプラットフォームとは別に、世界中のトレーダーが愛用している「MT4」のトレードプラットフォームも利用可能になっています。

スプレッドは変動制ですが、仮に他よりも広くても最新のEAをダウンロードしてシステムトレードできるのですから、あまりスプレッドの差は気にならないのではないでしょうか。

ただし、自由にカスタマイズできるMT4は中級者、上級者向けなので、FX初心者は、オリジナルのトレードプラットフォームの方が使いやすいでしょう。

サクソバンク証券の特徴

  • NDD方式対応のFX会社
  • MT4も対応
  • 上級者向けのFX会社

第4位 ヒロセ通商

ヒロセ通商

50種類の通貨ペアが揃っており、スキャルピングもOKなのが「ヒロセ通商」の「LION FX」になります。

スプレッドは5.5pips~6.7pipsとなっており、5.5pipsであれば最狭水準になります。問題はスワップポイントが0円ということでしょう。

スキャルピングやデイトレードをするのであれば一番おすすめになりますが、スワップ投資には不向きだと言えます。

ヒロセ通商の特徴

  • スキャルピング可能なFX会社
  • スプレッドは5.5~6.7pipsと広め
  • キャンペーンも豊富

ポーランドズロチ円のスワップ投資について

ポーランド投資

2004年からEUに加盟しているポーランドですが、通貨はポーランドズロチ(PLN)のままです。

ユーロ導入も2012年ごろには検討されていましたが、実施はされていません。東欧諸国の中では流通量が多いのが特徴です。

以前はインフレ懸念から高金利に据え置かれる傾向があり、スワップポイントトレードでは狙い目でしたが、現状はどうなのでしょうか?

ポーランドズロチ円の特徴

ポーランドは2004年にEUに加盟し、2014年までに50%もの経済成長を遂げました。

ただし、名目GDP(米ドル換算)では、2014年の5452億ドルからは下降していき、2015年に4775億ドル、2016年には4718億ドルまで下がりました。

2017年には5265億ドル、2018年には5860億ドル、そして2019年のIMFの見立てでは5933億ドルとここ最近で上昇基調に転じてきています。

政策金利は、2015年3月に史上最低の1.50%まで引き下げられ、以降2019年10月時点まで変動はありません。

実質GDP成長率は、2012年に欧州債務危機で1.6%と低迷、2015年には3.6%まで回復しました。2016年にかけてやや低下したものの、2017年には第1四半期から第4四半期まで4.8%、4.4%、5.5%、4.6%と堅調維持。2018年も第1四半期から第3四半期にかけて5.0%、5.2%、5.7%と健闘しています。

 

ですからポーランドズロチ円(PLN/JPY)も2016年7月以降は上昇トレンドでした。為替レートの経緯を確認してみましょう。

ポーランドズロチ円のチャート

アベノミクス効果もあり、2014年後半にかけて1ズロチ35円台まで円安でしたが、2016年7月にかけて下落トレンドとなり、26円台まで下がりました。ここが底値です。ここから上昇トレンドとなり、2018年初めには32円台まで回復しています。

ただしここからは中期的には下落トレンドで、2019年初めにかけて28円台まで下落、そこから戻すもののここ最近は29円台前後もみ合いが続いています。

ポーランドズロチ円スワップポイントでいくら稼げる?

安値でのもみ合いが続いている状態なので、ロングポジションは比較的持ちやすいでしょう。

1ズロチ29.5円だとすれば、1万通貨で29万5,000円です。スワップポイントの高い会社でも1万通貨のロングポジションで、毎日15円の利息(インカムゲイン)が期待できます。

ポジションの量を増やして10Lot(10万通貨)保有すれば、毎日100円のスワップポイントの利益があります。30日間で3,000円、1年間だと3万6千500円以上の利息となります。日本の銀行の定期預金だと年利0.001%ですから、それと比較すると大きな収益です。

ちなみに、必要証拠金としては、レバレッジ1倍だと、10万通貨で295万円用意する必要があります。

ここでレバレッジ25倍を適用すると、必要証拠金は11万8,000円です。ただし1円円高に振れた場合、10万円の含み損を抱えることになりますので、余剰金には余裕を持ちましょう。50万円は用意してから、ポーランドズロチ円のスワップ投資を始めていけるのがいいのではないでしょうか。

また、ポーランドズロチ円の運用手法として、ユーロ円との両建てで運用する方法があります。

ポーランドズロチ円はユーロ円との相関が強いので、ポーランドズロチ円をロングポジションで保有し、ユーロ円をショートポジションで保有すると、為替損益をあまりに気にすることなく、スワップポイントを安定して確保していくことができます。

関連記事:『ポーランドズロチ円とユーロ円』FXサヤ取りで不労所得を得る方法

ポーランドズロチ円でスワップ投資のまとめ

かなり限られたFX会社しか取り扱っていないポーランドズロチ円ですが、ユーロ円と組み合わせることによって、リスクヘッジしつつ、スワップポイントをきっちりと積み上げていけます。

ポーランドは輸出の8割がEU圏、輸入の6割もEU圏となっていますので、EUの経済状況には敏感になる必要があるでしょう。

上手く活用して、ぜひ大切な資産を低リスクで増やしていってください。



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