こんな疑問を解決!
- MaiMATE(マイメイト)の運用実績は?
- どのように育てればいいの?
今回はこんな疑問を解決していきます。
インヴァスト証券が提供する注目のAIを使ったFXサービス「マイメイト(MAiMATE)」。
自分でAIを育てることで、オリジナルのAIエージェントが誕生します。
ただ、これから利用を検討している方の中には、半信半疑の方も多いのではないでしょうか。
そこで今回の記事では、実際にマイメイトを使ってどれくらい利益が出ているのか?どんな育て方をすればいいのか?を解説していきます。
鈴木 拓也
- 公益社団法人 日本証券アナリスト協会認定アナリスト
- 東京工業大学大学院修士課程修了(工学修士)
- 株式会社三井住友銀行に就職(2012年)、新宿西口法人営業部を経て、本店・市場営業部門に異動。為替ディーラー業務を担当し、香港支店に2年半勤務
- 株式会社フィンテラス代表取締役(2018年~)
マイメイト(MAiMATE)の運用実績と教育
マイメイトの週間実績は以下の通りです。
今週のマイメイトの実績 (2020年10月5日の週)
+127.5pips
週 | 週次利益 | 累計利益 |
---|---|---|
2020年7月6日 | -74.1pips | -74.1pips |
2020年7月13日 | +85.7pips | +11.6pips |
2020年7月20日 | 0pips | +11.6pips |
2020年7月27日 | +139.3pips | +150.9pips |
2020年8月3日 | 0pips | +150.9pips |
2020年8月10日 | -16.3pips | +134.6pips |
2020年8月17日 | +4.2pips | +138.8pips |
2020年8月24日 | 0pips | +138.8pips |
2020年8月31日 | +11.1pips | +149.9pips |
2020年9月7日 | 0pips | +149.9pips |
2020年9月14日 | +20.2pips | +170.1pips |
2020年9月21日 | -147.3pips | +22.8pips |
2020年9月28日 | 0pips | +22.8pips |
2020年10月5日 | +127.5pips | +150.3pips |
今週は127.5pipsの獲得となりました。
マイメイト(MAiMATE)の教育履歴
9月14日以降は、適宜更新をしていきます。
【9月7日の週】
一時は含み損が-89.3pipsとなりましたが、現在プラスに転じて+13.1pipsですね。
-89.3pipsでポジション継続の判断に対して叱るか迷いましたが、その後、良い方向に進んでいるので教育は無です。
【8月31日の週】
一時は含み益が+149.4pipsでしたが、結局、+11.1pipsで決済。
テクニカル的にも1.2000のレジスタンスで反落を見越して利益確定してほしかったので、買い保有継続の判断に「叱る」をしています。
【8月24日の週】
一時は含み損が-37.5pipsとなりましたが、現在は含み益に代わり+65.3pipsです。
特に褒める・叱るの材料はないので、今週は何も教育はしていません。
【8月17日の週】
8月19日に+90pipsの含み益が出ましたが、結局、その後は元の水準に戻り+4.2pipsです。
できれば、その時点で決済してほしかったので、19日の買い保有継続の判断に対し「叱る」をしております。
【8月10日の週】
8月10日に-16.3pipsの損切りをした後は、新たに作った建玉は含み損を抱えています。
今後、どうなるか見守りたいと思います。
【8月3日の週】
リスクリワード的には+84.6pipsと十分な利益でしたが、利益確定せずに保有継続を選択したので「叱る」の教育を実施しました。
ただ、褒めてはいませんが「-16.3」で損切りしたのは良い売買だったと思います。
【7月27日の週】
マイメイトがしっかりと+139.3pipsの利益を確定したので、「褒める」教育をしました。
マイメイトがそもそも何?という方は、以下の記事を読んで下さい。
記事:MAiMATE(マイメイト)とは?AIを活用したFX自動売買サービス
AIエージェントの設定条件
マイメイトでは、最初にいくつかの条件を決めてAIエージェントを誕生させます。
私は、「エフ助_初号機」と名付けたAIを、以下の条件で作成しました。
通貨ペア | : | EUR/USD(ユーロ/米ドル) |
テクニカル指標 | : | 移動平均線 |
ニュース | : | マーケット |
教育方針 | : | リターン重視 |
AIでは「これが絶対正解」といった答えはありません。
AIが経験を積めば積むほど、学習が進んでいきその条件に合ったスキルを保有するAIに育っていきます。
なので、まずは適当に条件を選んでいきましょう。
個人的におすすめの通貨ペアは、取引量も多い米ドル円かユーロ米ドルですよ!
マイメイトの育て方
マイメイトが行った取引について、「褒める」「叱る」のフィードバックをすることで、マイメイトが独自に学習をして育っていきます。
例えば、「この取引は利益幅も大きく良かったので『褒める』」、逆に、「この取引は損失が大きく改善が必要なので『叱る』」のような感じです。
ここで重要なのは、「褒める」「叱る」をある程度一貫したルールの従ってやることです。
もし、バラバラにその時の雰囲気で「褒める」「叱る」をすると、AIも結局どんなトレードがいいのか混乱してしまいます。
そこで、「エフ助_初号機」では、リスクリワードを損小利大にする点を最も重要なルールととらえ、教育を行っていくことにしました。
リスクリワードとは
リスクリワードとは、利益幅と損切り幅の比率です。
例えば、損切り幅を10pips、利益確定を20pipsとした場合、リスクリワードは「1:2」となります。
そして、FXでは常にリスク(損切り幅)よりもリワード(利益幅)を大きく取る設定にしないとトータルで利益が残りにくくなります。
コツコツ小さく利食いをしているけど、1回の負けで全てを飛ばしてしまうのは負けている人の典型パターンだよ
リスクリワードについてより詳しく知りたい人は、以下の記事をご覧ください。
記事:FXのリスクリワードとは?勝率90%でも破産する理由をズバリ解説!
リスクリワードに従った育て方
エフ助_初号機では、リスクリワードが1:2になるように教育をしていく方針です。
仮に、リスク:リワード=1:2のトレードが実現できた場合、勝率が40%でも取引をすればするほど、トータルで見て利益が残ります。
なので、平均利益と平均損失から、利益が損失の2倍以上になった時は褒める、それ以外の時は叱る、と言った教育をしていく予定です。