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リスクリワードとは何でしょうか?

鈴木(T-ya)鈴木(T-ya)

FXや株などの投資の世界で使われる、重要なリスク管理の一つの要素だよ!

FXで勝つためには、様々な知識が必要ですが、その中の一つにリスクリワードがあります。

リスクリワードとは、1回の取引における「利益:損失の比率」のことを指します。そして、必ず損失よりも利益の方を大きく設定する必要があるのです。

このリスクリワードを意識していないと、例えば、勝率80%や勝率90%の手法であっても、結局トータルで負けてしまいます。

そこで今回の記事では、リスクリワードとは何か?を詳しく説明し、どうしてリスクリワードが適切に設定されていないとFXで利益を出すことが出来ないのかを解説していきます。

この記事を最後まで読めば、あなたがどうしてFXで結局稼げないのかが理解出来ますよ!

リスクリワードについて動画で学習する

動画でリスクリワードの仕組みや、勝率90%でも結局利益が残せない理由を解説していますので、ご参考下さい。

リスクリワードとは

リスクリワードとは、1回の取引における「利益:損失の比率」のことを言います。

例えば、ドル円を110円で買ったとし、110円20銭で利益確定、109円90銭で損切り、というような条件で取引した場合、リスクリワードは2:1(利益20銭:損失10銭)となります。

一方、今度は、ドル円を110円で買った時、利益確定を110円20銭、損切りを109円20銭というような条件に設定した場合、リスクリワードは1:4(利益20銭:損失80銭)となります。

では、なぜこのリスクリワードが重要なのでしょうか?

勘の鋭い方は、ここまで読んで気づいたと思いますが、このリスクリワードが適切に設定されていないと、多くの初心者がハマる負ける罠に陥ってしまう可能性があるのです。

リスクリワードの意味

リスクリワードとは
1回の取引における「利益:損失の比率」のことを指す

FXの勝率について

リスクリワードについてより理解を深める前に、まずはFXの勝率を学習しましょう。

FXの勝率とは「FXの勝率=勝ちトレード数÷総トレード数」で計算されます。例えば、10回中、3回勝てば、勝率は30%、10回中、5回勝てば、勝率は50%となります。

更に理解を深めるために、実際のトレードに当てはめてみましょう。

例えば、今、以下のような利益:損失が、20銭:20銭、つまり1:1になるような条件でトレードを繰り返し行ったと仮定します。

・110円50銭でドル円の新規買い
・110円70銭で利益確定。110円30銭で損切り

この場合、勝率は確率論的には50%となります。

FXの勝率のシミュレーション

 

ここまでは大丈夫ですね。

では次に、今度は以下のような利益:損失=10銭:200銭のような比率のトレードを繰り返し行ったとしましょう。

・110円50銭でドル円の新規買い
・110円60銭で利益確定。108円50銭で損切り

 

この場合、勝率はどうなると思いますか??

損失を大きくすれば勝率は上昇

結論から言いますと、この条件であれば、勝率は必然的に上昇し、勝率80%とか勝率90%の高勝率が実現する可能性が非常に高いです。

ではこれはとてつもなく凄い手法なのでしょうか?

答えは検証してみると一目瞭然ですが、たとえ勝率90%でも、この条件であればトレーダーは破産への道をすき進むことになります。

勝率90%でも負けてしまう理由

では早速上記の条件でトレードした場合を検証してみましょう。

勝率90%、利益:損失=10銭:200銭で、10万通貨のドル円のトレードを10回したとします。

この場合、10回中9回は利益を稼ぎ、1回あたりの利益幅は10銭、利益額は1万円(10万ドルx0.1円/ドル)なので、合計で9万円の利益です。しかし、10回中1回は負けますので、その時の損失幅は▲200銭、損失額は▲20万円となります。

もうお分かりかと思いますが、勝率90%でも、1回の負けで稼いできた金額以上を失ってしまうので、まさに「コツコツ利益を稼いで、ドカンと一発負ける」トレードをしてしまっているのです。

勝率90%でも負ける理由

では、トレーダーが安定して稼いでいくためには、どのような条件が必要なのでしょうか?

それは、勝率よりも、まずは利益:損失の比率を、利益>損失というように、利益の方が大きくなるように設定しなければいけません。

これが先ほど説明したリスクリワードです。

 

ちなみに、負けているトレーダーの一番の理由が、このリスクリワードが利益よりも損失の方が大きい設定になっていると言われています。

関連記事:FXで稼げない人に共通するパターンとは?10万件以上のデータが解明!

リスクリワードの重要性

今度は、勝率は50%以下ですが、利益>損失のケースをみてみましょう。

勝率40%、利益:損失=30銭:10銭で、10万通貨のドル円のトレードを10回した場合を想定すると、10回中6回は負けて合計▲6万円の損失ですが、勝った4回のトレードで利益は12万円となるので、トータルで見ると、合計利益は6万円のプラスで終わります。

先ほどとは逆に、負ける時は少なく、勝つときは大きく勝つので、リスクを最小限に抑えて利益を大きく取るような戦略です。

勝率40%で一見あまり優れていないように見えるのですが、この条件のトレード戦略が実現できれば、トレードすればするほど、利益は増えていくことになるのです。

リスクリワードと勝率の関係性

リスクリワードと勝率の関係

では最後に、リスクリワードと勝率の関係について考えましょう。

リスクリワードと勝率には、一般的に反比例の関係性があります。

つまり、どちらかを良くすればどちらかが悪くなるという関係ですね。勝率を追い求めれば、リスクリワードが悪化しますし、逆にリスクリワードを追い求めれば、勝率が悪化します。

そこで、初心者にまずお勧めしたいのは、リスクリワードに重きを置き、利益>損失になるようにトレード戦略を立てるということ。その上で、テクニカル分析やファンダメンタルズ分析のスキル磨き、勝率を上げる努力をしていきましょう。

利益が大きくなるようにリスクリワードを決めよう

勝率を高めることも大事ですが、それ以上に利益:損失の比率である、リスクリワードが重要であることを説明しました。

巷には勝率90%と誇大広告とも取れるノウハウが溢れていますが、トータルで最終的に勝てなければ全く意味はありませんので、それらの情報に惑わされないようにしましょう。


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鈴木 拓也

東京工業大学大学院卒。メガバンクの国内・海外支店にて為替ディーラー業務を経験後、独立。現在は、自己資金で投資を行う傍ら、FXを中心とした投資スクールを運営。日本証券アナリスト検定協会会員(CMA)。