テレビや雑誌を見ると、よく「主婦がFXで月200万円稼いだ」とか、「フリーターがFXで1億稼いだ」というインパクトがある言葉だけが踊っています。

しかし、その裏には、逆にFXで貯金の全てを失ってしまった人や、全く稼げずに月に数十万、数百万という損失を出して、FXの世界から強制退場させられている人が五万といるのです。

相場の世界では、「9割が負け、1割が勝つ」と言われるほど厳しい世界で、もちろんビギナーズラックかただの運で一時的に稼げることはあるかもしれませんが、正しいトレード手法や裏付けされた実力が無いものは簡単に淘汰されていく世界なのです。

厳しいことを言っているかもしれませんが、甘い気持ちで稼げる程、相場は簡単ではありません。

今回の記事では、「なぜ9割のトレーダーが負けるのか?」について整理をし、負け組トレーダーと同じことをしないようにするためにどうすればいいのかを説明していきます。

9割のトレーダーがFXで負ける理由は何か?

負けているトレーダーを観察すると、必ずと言っていいほど共通点があります。彼らは負けるべくして負ける闘い方をしているのです。それは、負けているトレーダーがなぜそれらのトレードがダメなのかを確りと理解しないままトレードの世界に入っていることが原因なのです。

負けている理由の代表的なものとしては、

  • 損切りが出来ない
  • ハイレバレッジでトレードする
  • すぐにポジションを作る
  • ナンピンをする
  • 明確な根拠の無いなかで、トレードをする
  • 自分は負けない、センスがあると思っている
  • 感情に振り回される

などなど、かなりたくさんの理由が挙げることができます。

今回はその中でも特に典型的な、①損切りの重要性を知らない、②自分は特別だと勘違いしている、の2点について説明していきたいと思います。

損切りの重要性を知らない

一つ目は「損切りの重要性を知らない」、もしくは「重要性は知っていてもあえて損切りしない」ということです。

そもそも損切りをしない人は、「いつかレートは元の水準に戻るだろう」と何の根拠も無い期待にすがります。

しかし、それがいつになるのかは誰にも分かりません。もしかしたら、5年後かもしれないし、10年後かもしれないし、もう元に戻らないかもしれない。いつ何が起きてもおかしくないのが相場であり、常に全てのシナリオを想定しておかなければなりません。

例えば、2008年に起きたリーマンショックでは、多くのトレーダーが「もうこれ以上は円高にならないだろう」と考え、塩漬けにしたり、ナンピンを繰り返したと言われています。

しかし、結局、その後ドル円は3年で110円台前半から75円台半ばまで約35円も下落しました。割合にして30%超の下落であり、もしレバレッジを3倍以上かけていたら、資金の全てを失ってしまうことになります。

これはリーマンショックの例ですが、例えば、北朝鮮と有事の事態が急に起きて、ドル円が一瞬で10円近く動いてしまうこともあり得ない話ではないのです。

自分は特別だと勘違いしている

二つ目の失敗する理由は、「自分は特別だと勘違いしている」ということです。

ビジネスでもスポーツでも何でもそうですが、成功する上で自分に自信を持つことは必要不可欠です。ビジネスの企画で成功するまでの道筋がイメージ出来ていなければ、途中で挫折する可能性が高いです。また、スポーツでも試合前に勝てるイメージが無ければ、勝てる訳がありません。

FXにおいてもそれは共通しているのですが、ここでは「過度に自信をもってしまう」ことは取り返しのつかない失敗に陥ってしまう可能性があり、危険だということです。

9割の人が負けているにも関わらず、自分は負けないと思い込み、十分なトレーニングも無しにいきなりハイレバレッジでトレードしてしまうことや、根拠の無いエントリーをむやみにしてしまうことにつながります。

「自分はFXで負けるはずがない」と思ってしまう心理の裏には、心理学上の「正常性バイアス」という概念があります。正常性バイアスとは、自分にとって都合の悪い情報を無視したり、過小評価したりすることで、主に災害時などにみられる人間の特性です。

また、最近ですと、芸能人や政治家の不倫が相次いでいることも、「自分だけはバレないだろう」という正常性バイアスが関係していると言われています。

失敗を防ぐために必要なこと

ではどのようにそれらの失敗を防ぐ事が出来るのでしょうか?

これに関しては、①正しいトレード手法を理解する、②それらの失敗理由がどうしてダメなのかを理解する、の2点につきます。

人は身を持って経験して初めて学ぶと言いますが、その傷口が浅ければ立ち直れますが、致命傷になれば再起不能になってしまいます。

まずはデモトレードや少額から始めて、しっかりと練習を積んだ後に、本格的に資金を注ぎ込んでトレードをしていきましょう。

まとめ

FXの世界では9割が負けて、残り1割が稼ぐことができる、非常に厳しい世界です。失敗するトレーダーには必ず共通点がありますので、まずはそれらを理解し、回避するように心掛けていきましょう。


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鈴木 拓也

東京工業大学大学院卒。メガバンクの国内・海外支店にて為替ディーラー業務を経験後、独立。現在は、自己資金で投資を行う傍ら、FXを中心とした投資スクールを運営。日本証券アナリスト検定協会会員(CMA)。