こんな疑問を解決!

  • リスクリワードって何?
  • リスクリワードがFXで稼ぐために重要な理由とは?
  • 最適なリスクリワードの設定は?

今回はこんな疑問を解決していきます。

FXや投資の勉強を進めているあなたは「リスクリワード」という言葉を始めて聞いたことでしょう。

リスクリワードを適切なバランスにしておかないと、FXでまず稼ぐことは出来ません。

例えば、勝率80%や勝率90%の手法であっても、最終的には資産を減らしてしまいます。

今回の記事では、リスクリワードとは何か?を詳しく説明し、どうしてリスクリワードが適切に設定されていないとFXで利益を出すことが出来ないのかを解説していきます。

この記事を最後まで読めば、リスクリワードを完璧に理解できますよ!

この記事の監修者
suzuki_gazou

鈴木 拓也

  • 公益社団法人 日本証券アナリスト協会認定アナリスト
  • 東京工業大学大学院修士課程修了(工学修士)
  • メガバンクの本店・香港支店で為替ディーラー業務を経て投資家/実業家に転身
  • 株式会社フィンテラス代表取締役

 

リスクリワードとは?を動画で学習する

リスクリワードの意味や勝率90%でも結局利益が残せない理由を動画解説(約10分)しています。

鈴木(T-ya)鈴木(T-ya)

動画で学んだ方も、以下の文章で復習することで理解が深まりますよ!

リスクリワードとは「損失:利益」の比率

リスクリワードとは、1回の取引における「損失:利益」の比率を言います。

例えば、ドル円を110円で買ったとし、110円20銭で利益確定、109円90銭で損切り、というような条件で取引した場合、リスクリワードは1:2(損失10銭:利益20銭)となります。

 

一方、今度は、ドル円を110円で買った時、利益確定を110円20銭、損切りを109円20銭というような条件に設定した場合、リスクリワードは4:1(損失80銭:利益20銭)となります。

では、なぜこのリスクリワードが重要なのでしょうか?

勘の鋭い方は、ここまで読んで気づいたと思いますが、このリスクリワードが適切に設定されていないと、多くの初心者がハマる負ける罠に陥ってしまう可能性があるのです。

 

リスクリワードとは

  • 1回の取引における「利益:損失の比率」のことを指す

リスクリワードに関係するFXの勝率

リスクリワードについてより理解を深める前に、まずはFXの勝率を学習しましょう。

FXの勝率とは「FXの勝率=勝ちトレード数÷総トレード数」で計算されます。

例えば、10回中3回勝てば勝率は30%、10回中5回勝てば勝率は50%となります。

 

例えば、今、以下のような損失:利益が20銭:20銭、つまり1:1になるような条件でトレードを繰り返し行ったと仮定します。

(具体例)

  • 110円50銭でドル円の新規買い
  • 110円70銭で利益確定。110円30銭で損切り

この場合、勝率は確率論的には50%となります。

勝つか負けるかは半々なので、理解出来ますよね?

 

では次に、今度は以下のような損失:利益=200銭:10銭のような比率のトレードを繰り返し行ったとしましょう。

(具体例)

  • 110円50銭でドル円の新規買い
  • 110円60銭で利益確定。108円50銭で損切り

この場合、勝率はどうなると思いますか??

 

結論から言いますと、この条件であれば、勝率は必然的に上昇し、勝率80%とか勝率90%の高勝率が実現する可能性が非常に高いです。

ではこれはとてつもなく凄い手法なのでしょうか?

答えは検証してみると一目瞭然ですが、たとえ勝率90%でもこの条件であればトレーダーは破産への道をつき進むことになります。

高リスク低リワードと低リスク高リワードの比較

それでは、リスクリワードが、高リスク低リワード(損失>利益)の時と、低リスク高リワード(損失<利益)の時を比較していきましょう。

高リスク低リワード(損大利小)の場合

勝率90%で、リスクリワードが「損失>利益」の以下のような条件でトレードを行ったとします。

トレードの条件

  • 損失幅:利益幅=200銭:10銭
  • リスクリワードは、20:1
  • トレード回数:10回
  • 勝率90%
  • 取引数量10万通貨(1銭=1000円)

 

この場合、勝率90%ということで10回中9回は利益を稼ぎ、1回あたりの利益幅は10銭、利益額は1万円なので、合計で9万円の利益です。

しかし、10回中1回は負けて、その時の損失幅は▲200銭、損失額は▲20万円となります。

もうお分かりかと思いますが、勝率90%でも、1回の負けで稼いできた金額以上を失ってしまうので、まさにコツコツ利益を稼いで、ドカンと一発負けるトレードをしてしまっているのです。

 

ちなみに、負けているトレーダーの一番の理由が、このリスクリワードが利益よりも損失の方が大きい設定になっていると言われています。

関連記事:FXで稼げない人に共通するパターンとは?10万件以上のデータが解明!

低リスク高リワード(損小利大)の場合

今度は、勝率は50%以下ですが、利益>損失のケースをみてみましょう。

トレードの条件

  • 損失幅:利益幅=10銭:30銭
  • リスクリワードは、1:3
  • トレード回数:10回
  • 勝率40%
  • 取引数量10万通貨(1銭=1000円)

 

この場合、10回中6回は負けて▲6万円の損失です。

しかし、勝った4回のトレードで利益は12万円となるので、トータルで見ると、合計利益は6万円のプラスで終わります。

先ほどとは逆に、負ける時は少なく、勝つときは大きく勝つので、リスクを最小限に抑えて利益を大きく取るような戦略です。

つまり、勝率40%で一見あまり優れていないように見えるのですが、この条件のトレード戦略が実現できれば、トレードすればするほど、利益は増えていくことになるのです。

最適なリスクリワードと勝率との関係

では最後に、リスクリワードと勝率の関係について考えましょう。

リスクリワードと勝率には、反比例の関係性があります。

つまり、どちらかを良くすればどちらかが悪くなるという関係ですね。

勝率を追い求めれば、リスクリワードが悪化しますし、逆にリスクリワードを追い求めれば、勝率が悪化します。

そこで、初心者にまずお勧めしたいのは、リスクリワードに重きを置き、利益>損失になるようにトレード戦略を立てるということ。

その上で、テクニカル分析やファンダメンタルズ分析のスキル磨き、勝率を上げる努力をしていきましょう。

記事:FXテクニカル分析とは?初心者におすすめ9種類を現役プロが解説

記事:FXファンダメンタルズ分析で勉強すべき3大項目と役立つ情報源を紹介

 

最適なリスクリワードは、「1:2」か「1:3」がおすすめです。

この設定であれば、勝率が低くても、利益を残していくことが出来ますよ。

リスクリワードのまとめ

リスクリワードとは、1回の取引における「損失:利益」の比率を言います。

そして、FXで利益を積み上げていくためには、損失よりも常に利益の方が大きくなるようにしなければいけません。

リスクリワードと勝率は反比例の関係にありますが、リスクリワード「1:2」か「1:3」の設定を常に守り、トレードの勝率を上げる努力をしていきましょう。

 

リスクリワードを学んだ方は、以下の記事を学習しましょう。

記事:FXで失敗する前に!9割の初心者がやってしまう間違えとは?



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