こんな疑問を解決!
- リスクリワードって何?
- リスクリワードがFXで稼ぐために重要な理由とは?
- 最適なリスクリワードの比率は?
今回はこんな疑問を解決していきます。
FXや投資の勉強を進めているあなたは「リスクリワード」という言葉を始めて聞いたことでしょう。
リスクリワードを適切なバランスにしておかないと、FXでまず稼ぐことは出来ません。
例えば、勝率80%や勝率90%の手法であっても、最終的には資産を減らしてしまいます。
今回の記事では、リスクリワードとは何か?を詳しく説明し、どうしてリスクリワードが適切に設定されていないとFXで利益を出すことが出来ないのかを解説していきます。
この記事を最後まで読めば、リスクリワードを完璧に理解できますよ!

鈴木 拓也
株式会社フィンテラス代表取締役
- 三井住友銀行で為替ディーラー業務を経験して独立
- FXや株で純資産5億円超を運用|2024年利益+4,200万円超
- 著書「7日でマスター FXがおもしろいくらいわかる本」「世界一やさしい FXチャートの教科書 1年生」など
- 公益社団法人 日本証券アナリスト協会認定アナリスト
リスクリワードとは?を動画で学習する
リスクリワードの意味やリスクリワードが重要な理由を動画解説(約10分)しています。

記事で学んだ方も、動画で復習することで理解が深まりますよ!
リスクリワードとは
リスクリワードとは、1回の取引における「損失:利益」の比率を言います。
例えば、ドル円を110円で買ったとし、110円20銭で利益確定、109円90銭で損切り、というような条件で取引した場合、リスクリワードは1:2(損失10銭:利益20銭)となります。
一方、今度は、ドル円を110円で買った時、利益確定を110円20銭、損切りを109円20銭というような条件に設定した場合、リスクリワードは4:1(損失80銭:利益20銭)となります。
では、なぜこのリスクリワードが重要なのでしょうか?
勘の鋭い方は、ここまで読んで気づいたと思いますが、このリスクリワードが適切に設定されていないと、多くの初心者がハマる負ける罠に陥ってしまう可能性があるのです。
リスクリワードとは
- 1回の取引における「利益:損失の比率」のことを指す
リスクリワードと勝率の関係
リスクリワードについてより理解を深める前に、まずはFXの勝率を学習しましょう。
FXの勝率とは「FXの勝率=勝ちトレード数÷総トレード数」で計算されます。
例えば、10回中3回勝てば勝率は30%、10回中5回勝てば勝率は50%となります。
例えば、以下のような「損失:利益が20銭:20銭」、つまり「1:1」になるような条件でトレードを繰り返し行ったと仮定します。
具体例1
- 110円50銭でドル円の新規買い
- 110円70銭で利益確定。110円30銭で損切り
この場合、勝率は確率論的には50%となります。
勝つか負けるかは半々なので、理解出来ますよね?
では次に、今度は以下のような「損失:利益=200銭:10銭」のような比率のトレードを繰り返し行ったとしましょう。
具体例2
- 110円50銭でドル円の新規買い
- 110円60銭で利益確定。108円50銭で損切り
この場合、勝率はどうなると思いますか??
結論から言いますと、この条件であれば、勝率は必然的に上昇し、勝率80%とか勝率90%の高勝率が実現する可能性が非常に高いです。
ではこれはとてつもなく凄い手法なのでしょうか?
答えは検証してみると一目瞭然ですが、たとえ勝率90%でもこの条件であればトレーダーは破産への道をつき進むことになります。
高リスク低リワードと低リスク高リワードの比較
それでは、リスクリワードが、高リスク低リワード(損失>利益)の時と、低リスク高リワード(損失<利益)の時を比較していきましょう。
高リスク低リワード(損大利小)の場合
勝率90%で、リスクリワードが「損失>利益」の以下のような条件でトレードを行ったとします。
トレードの条件
- 損失幅:利益幅=200銭:10銭
- リスクリワードは、20:1
- トレード回数:10回
- 勝率90%
- 取引数量10万通貨(1銭=1000円)
この場合、勝率90%ということで10回中9回は利益を稼ぎ、1回あたりの利益幅は10銭、利益額は1万円なので、合計で9万円の利益です。
しかし、10回中1回は負けて、その時の損失幅は▲200銭、損失額は▲20万円となります。
もうお分かりかと思いますが、勝率90%でも、1回の負けで稼いできた金額以上を失ってしまうので、まさに「コツコツ利益を稼いで、ドカンと一発負ける」トレードをしてしまっているのです。
ちなみに、負けているトレーダーの一番の理由が、このリスクリワードが利益よりも損失の方が大きい設定になっていると言われています。
関連記事:FXで稼げない人に共通するパターンとは?10万件以上のデータが解明!
低リスク高リワード(損小利大)の場合
今度は、勝率は50%以下ですが、利益>損失のケースをみてみましょう。
トレードの条件
- 損失幅:利益幅=10銭:30銭
- リスクリワードは、1:3
- トレード回数:10回
- 勝率40%
- 取引数量10万通貨(1銭=1000円)
この場合、10回中6回は負けて▲6万円の損失です。
しかし、勝った4回のトレードで利益は12万円となるので、トータルで見ると、合計利益は6万円のプラスで終わります。
先ほどとは逆に、負ける時は少なく、勝つときは大きく勝つので、リスクを最小限に抑えて利益を大きく取るような戦略です。
つまり、勝率40%で一見あまり優れていないように見えるのですが、この条件のトレード戦略が実現できれば、トレードすればするほど、利益は増えていくことになるのです。
コツコツドカンを回避する方法は、以下の記事もご覧ください。
関連記事:コツコツドカンなぜ起こる?心理学から判明した原因と対策
最適なリスクリワードと勝率との関係
では最後に、リスクリワードと勝率の関係について考えましょう。
リスクリワードと勝率には、反比例の関係性があります。
つまり、どちらかを良くすればどちらかが悪くなるという関係ですね。
勝率を追い求めれば、リスクリワードが悪化しますし、逆にリスクリワードを追い求めれば、勝率が悪化します。
そこで、初心者にまずお勧めしたいのは、リスクリワードに重きを置き、利益>損失になるようにトレード戦略を立てるということ。
その上で、テクニカル分析やファンダメンタルズ分析のスキル磨き、勝率を上げる努力をしていきましょう。
記事:FXテクニカル分析とは?初心者におすすめ9種類を現役プロが解説
記事:FXファンダメンタルズ分析で勉強すべき3大項目と役立つ情報源を紹介
最適なリスクリワードは、「1:2」か「1:3」がおすすめです。
この設定であれば、勝率が低くても、利益を残していくことが出来ますよ。
リスクリワードのまとめ
リスクリワードとは、1回の取引における「損失:利益」の比率を言います。
そして、FXで利益を積み上げていくためには、損失よりも常に利益の方が大きくなるようにしなければいけません。
リスクリワードと勝率は反比例の関係にありますが、リスクリワード「1:2」か「1:3」の設定を常に守り、トレードの勝率を上げる努力をしていきましょう。
リスクリワードを学んだ方は、以下の記事を学習しましょう。
記事:FXで失敗する前に!9割の初心者がやってしまう間違えとは?



リスクリワードレシオという言葉も意味も知ってはいますが、その具体的な内容がわかりません。
つまり、明確な損切ポイントがチャートから決めることが出来ても、リワードをどこまで期待できるのか知る方法があるのでしょうか?
また、ロスカット注文を入れておくと、かなりの率で、ストップ狩りにあい、損切貧乏になる危険が高いです。
ナンピンをしたりしてポジションをいかにコントロールするか、という事が大事なように思うのですが。
こんにちは。
リスクリワードですが、例えば、損切りを10pipsと定めたら、最低でも利食いは10pips以上(出来れば、15~20pips以上)としないとしないと、トータルでは負ける可能性が高いです。多くの負けているトレーダーは、利食いは10pips未満、損切りは10pips超となってます。
参考:https://fx-megabank.com/fx-strategy/common-mistake/
>また、ロスカット注文を入れておくと、かなりの率で、ストップ狩りにあい、損切貧乏になる危険が高いです。
ナンピンは戦略的に行わないと、損切貧乏になる以上にリスクが高いです。
トレード手法にもよりますが、トレンド発生に気づかずにナンピンや塩漬けした結果、多くの人が大負けをしていますよね(私の経験上、稼いでいるトレーダーで損切りをしない人はあまりみたことがありません)。
初めて、よくわかりやすい先生に巡り会えました。
有り難う御座います。
ありがとうございます^^
頑張っていきましょう!
正にFXで勝利をつかむための根源的な内容でした。
FXはギャンブルではないということが良くわかります。
たいへん参考になりました。
始めの頃此のリスクリワードレシオ的に、売り買いをしていたのですがなんせ、素人の行動ですので、すぐにトレンドが反転してしまい上手く行かない事の方が多かったので、今はトレキングトレードが中心で売り買いをしています、是もやかっ怪な代物で、買い幅は等資金を小さくすると決められるのですが、損切りが自動で決まってしまうため、リスクリワードの開設の中の前項のしてはならない設定になってしまい、一喜一憂、トレンドニノッタトキハ100ピプスは軽く行くのですが・・・今現在,源資を割るかどうかの所でウロウロしている状況です。
ご自身にあったトレード手法を見つけていきましょう!
今回のリスク・リワードレシオの話はかなり勉強になりました。
やはり一番大事なことなのですね!今までは細かいピップスを毎日ちょこちょこと獲得する方法だったのですが、鈴木先生の言う通り、1:3レベルでのリスクリワードレシオを意識して、毎回同じことで繰り返しで無理なレバレッジをかけずに行くことができるようになりました。10ピップス:30ピップスで繰り返しトライしていく予定です。
有難うございました。
リスクリワードは非常に重要な要素ですので、しっかりとポイントを押さえるようにしていきましょう。
初めまして。 損小利大の正確な意味を理解していませんでした。リスクリワードを徹底して守ることを心掛けたいです。
これからもどうぞ宜しくお願い致します。
ご参考になったようでありがとうございます。
いつも勉強させていただいています。
勝率はいいんだけど利益を出せない私自身の解説をされてるようで。。。
動画を見ていて改めて反省しております。。。
基本ながら とても重要な事ですね!
しっかり守りたいと思います。
初心者なのでocoは入れてたのですが利益確定、損切りの明確な理由がわからずモヤモヤしてましたがこれでかなりスッキリしました。
もちらん勝利より利益を獲ります。
ありがとうございます。
勝率8割・・・
こだわっていた人です。
大きな損失を出してしまいました。
それらを論理的に教えていただきありがとうございました。
今回もとてもいい勉強をさせていただきました。
今までは、資金に対する損失の許容範囲しか考えていませんが、これからは
損失の許容範囲とともにリスク/リワードのことも考えて損切ポイントを設定するようにいたします。
リスクリワードと言う言葉自体はじめて聞いた言葉でした。
肝に銘じておきます。
ポジションを持つ前に利益確定目標と、損切りの設定をしっかり設定しておく重要さが分かりました。
言われれば当たり前のことかと思いますが、この講義を読むまでは、気にもしていませんでした。
ご説明でリスクリワードの意味は分かりましたが、まだ取引の経験がないため、皆さんのコメントにあるような実践からの発言内容が理解できてない状況です。口座は手配しましたが、デモでの運用がまだよく認識できてないため、早く本番をやれる準備に入りたいと思っています。
こんにちは!
お伺いしたいのですが、最初に設定した利確・S/Lラインは変更しない方が良いのでしょうか?
例えば、上昇トレンドで
成り行き注文が確定した所をstart地点、利確を点A、S/Lを点Bとします
最初の方はマイナスが出ていましたが、ある時点で収益が±0つまりスタート地点に戻ったら確実に損を出さないようにS/Lをstart地点と同じに変更します(点Cとします)その後徐々に上昇していきましたが、途中で少し下降し、変更したS/Lである点Cにタッチして±0になりました。
他にも、最初は上昇しており利益が出ていたので、S/Lを引き上げ確実に利益を取れるようにしました。しかし、その後少し下降したため、もっと利益が取れそうだったのに少ない利益が止まることもあります。
もちろん、確実に利益を取る・損をしない手法にはなりますが、まだまだ利益が取れそうだったのに悔しい思いをします。
一度決めたポイントは変えない方が良いのでしょうか?
よろしくお願いいたします。
S/Lは損失拡大の方向へ遠ざけるのは避けるべきですが、建値や利益方向へ動かすのは手法として有効と考えます。
また、それ以上の具体的な有効性・方法などは、ブログ掲載範囲外につき申し上げられません。
人間はリスクを避ける事が多い
投資をやる上ではリスクを怖がる事は出来ないですね。
FXにはコツコツと言う言葉が一番向いてると考えた方が良いと言う事ですね。
しかし負けても勝つと言う考え方がFXの世界ではあると言う事を知りました。
何となくFXをギャンブルの様に捉えていましたが、勉強して知れば知る程そうではない部分が見えて来ました。
FXはすごく堅実なんですね。その上で勉強して勝負に出ると言う考え方ですね。
いつも勉強させて頂いております。
口座を作ってメールでの課題に取り組んでいるのですが、どこまでいったら実際に取引を開始したらいいか分からず悩んでおります。
実際に取引しないと分からない点もあるので、基礎知識を学習したら開始した方がいいと思います。
その場合、デモ口座などがあるので、リスクゼロでスタートするのがいいでしょう。
リスクリワード重要!!
コツコツドカンは人間の本能が影響するところが大きいんですね。
リスクリワードを守らないと稼げないですね。
リスクリワードの重要さを理解しました。
FXでしっかり利益を出すためにも利益と損失を2:1にするということをルールにしたいと思います。
まだテクニカル分析等ができないため、いくらでもプラスで終えればという思いだけでしたが、こうして学んでいると私でももっと利益を積み上げていけると思えます。とはいえ学ぶことはまだまだあって、先はながいとつくづく感じています。
リスクリワードの記事をご覧頂きありがとうございます。テクニカル分析のベースとなる資金管理の部分ですので、是非、取り入れられてください。
リスクリワードと勝率の関係性は知っていました。バルサラの破算確率とかですね。そこで敢えて疑問ですが、勝率よりリスクワードを重視した方がよいと言われますが何故でしょうか?R.R.=1、勝率50%の結果と変わらないと思うのです。偏ってはいるが本来は損得無しに落ち着くのではないでしょうか?それが何故R.R.が高い方が良いのか?答えがあるとすればバランスの安定性、又不安定性の違いがあるからでしょうか?
勝率よりリスクリワードを重視した方がいい理由は、リスクリワードは自分で明確に決めることができるのに対し、勝率はあくまで相場次第であるからです。
R.R.=1、勝率50%の時、R.R.=1は自分で定めればその通りになりますが、勝率は相場の環境が変わったら、手法が機能しなくなり下がるリスクもあります。
わかりやすい解説をありがとうございます。特に、「勝率を追い求めれば、リスクリワードが悪化。リスクリワードを追い求めれば、勝率が悪化。初心者はリスクリワードに重きを置き、利益>損失になるようにトレード戦略を立てる。」というところに、なるほど!と思いました。人間、勝率のほうがわかりやすい?ので、そっちで考えがちかもしれません。まずはリスクリワードに重きを置くこと、を徹底したいと思います。(そして、勝率にはうろたえない!)
FXで負けているプレイヤーの大部分が、損大利小の状態で取引を繰り返しています。
逆に言えば、リスクリワードを適切に維持するだけで、FXで勝てる可能性が高くなるわけです。
YouTube ブログ拝見させていただいてます。ありがとうございます。
資金管理 リスクリワードが重要だということが身に浸みます。
コツコツドカンを繰り返して損失を繰り返す。冷静になって考えると損切を早くして置けばよかったそうすればみんななくすことはなかった。反省しよう繰り返さないようにしようって思う。だけどまた同じことを繰り返す。思うだけで対策 ルールを明確に決めて実行していない。これではいつまでたっても勝てない。そんな繰り返しでした。エントリーと同時に損切 利確を入れるようにしています。出来るだけ予約注文しして約定と同時に設定できるようにしています。改めてリスクリワードの重要性を理解させて頂きました。ありがとうございます
リスクリワードや資金管理の説明がお役に立てて何よりです。「エントリーと同時に損切 利確を入れる」はとても有効な方法かと思います。
リスクリワードの重要性、理解しました。
リスクリワードを考えて、エントリーをスルーするようにもなりました。
「コツコツ、ドカーン」にならないよう心がけます。
リスクリワードが非常に重要な事である事、十分理解出来ました。
事前に自分のトレードスタイル、ルール決めをきっちり行い、取組みたいと思います。
何気に無料のFXゲームをしてみると、エントリーポイントが非常に大事だなぁって、最近、痛感してます。
不用意にポジションを持たない様、意識して行きたいです。
今回の内容は人間の本能に裏付けされたものでこれまでの私のトレードのことを指摘されてるなと思いました。相場の上下に動揺せずに冷静に利確損切りの設定値を守りトレードして行きます。
リスクリワードがどれほど重要なのかわかりました!
勝率と利益率が反比例の関係にあるとは驚きです。これには例外はないのでしょうか?
エントリー前に利確と損切りの箇所を設定しておくことは全くやったことはありませんでした。