FX(外国為替証拠金取引)では、近年、「自動売買ツール」を利用しているトレーダーが多くなっています。為替相場は24時間変動し続けますが、この自動売買ツールを利用することで、ほとんど何もすることなく不労所得を得ることができるのです。忙しいトレーダーにとってはもはや必需品ともいえる存在になっています。

ニーズの高まりと共に、各取引業者から様々なサービスを受けられる自動売買ツールが提供されるようになりました。自動売買ツールといっても業者によって仕組みや設定の仕方、スプレッドや手数料が異なります。FX初心者にしてみると、裁量トレードにすべきか、自動売買ツールを利用するのならどこを選ぶべきなのか迷うところです。

今回はそんな自動売買ツールの中から、成果が出やすいと話題のインヴァスト証券が開発した「トライオートFX」についてお伝えしていきます。

トライオートFXとは?

まずはトライオートFXの紹介を動画を見てみましょう。3分間で視聴できます。

インヴァスト証券の公式サイト

設定されているロジックを選択可能

トライオートFXは、事前に設定されている自動売買ロジックを選ぶことができます。便利なのは、過去のデータがランキング形式で表示される点です。

収益率の高い通貨ペアなどが一目でわかります。通貨ペアや発注量を選ぶと、推奨証拠金も同時に示されますので、シミュレーションがしやすいのがトライオートFXの特徴です。

自動売買セレクトはカスタマイズ可能ですが、マークアップの手数料が加算されることや、FXの経験が豊かで、テクニカル分析に精通している必要がありますので上級者向きの機能になります。

レンジ相場型の自動売買ツール

相場の70%~80%はレンジ相場といわれていますが、トライオートFXはこのレンジ相場で威力を発揮します。

「コアレンジャー」というロジックでは、トラリピでは扱っていない豪ドル/NZドルが大きな利益を挙げていますが、これはここ10年間レンジ相場が継続しているためです。多くの通貨ペアを選択できるのも魅力のひとつになります。

コアレンジャーでは過去4年以上の値動きからレンジを算出します。

この期間内の日足終値の60%から70%をカバーできるレンジをコアレンジ帯と呼びますが、このレンジ内で売買を自動で繰り返していくことになるのです。下値の時には買い、上値の時には売りが入る両建て式です。南アフリカランド、トルコリラ以外の通貨で設定が可能になっています。

コアレンジ帯を抜けた際にも対応できるように、サブレンジ帯を設けており、このレンジでは両建てせずに逆張りとなります。

 

南アフリカランド、トルコリラを扱う場合は「スワッパー」というロジックが利用でき、右肩下がりのトレンドの中で、スワップ金利とトレンドの反転、反発に期待して買いのみが入ります。

大手FX会社のシステムなので信用出来る

巷には、FX自動売買ツールなるものがたくさん出回っていますが、中には「事前に聞かされていたパフォーマンスと全然違った」というケースもあるようです。

しかし、インヴァスト証券は上場企業なので、信頼性は非常に高いです。

高額の自動売買ソフトでは詐欺事件もある

「一ヶ月で●●万円勝てる」とか、「これを使えば必ず利益を出せる」といった誇大宣伝で60万円以上もする高額自動売買ソフトを販売している悪徳業者もありますので、注意が必要です。実際は改ざんデータなどを使用して効果を演出しているだけなので、そのようなソフトを使っても希望通りに勝つことはできません。このような詐欺被害に遭うケースもあるのです。

こういったリスクを避けるためにも、信用できる大手の取引業者の自動売買ツールを利用すべきでしょう。高額な料金は不要ですし、詐欺に遭うようなこともありません。

 

ただ注意点として、FX知識ゼロの状態でいきなり自動売買ソフトには手を出さない方がいいのですが、その理由については以下の記事もご参考下さい。

記事:FX自動売買ソフトは危険?初心者が手を出してはいけない3つの理由とは?

上場会社インヴァスト証券だからこその安心感

トライオートFXは、上場会社のインヴァスト証券の自動売買ツールになります。

インヴァスト証券の資本金は59億6508万円、トライオートETFやシストレ24といった自動売買系サービスを得意にしており、選択型自動売買口座数NO1です。

インヴァスト証券では会社の資産とは分離して、信託契約銀行である『三井住友銀行』で全額信託分離管理をしており、万が一、会社が倒産しても、投資している資産は守られます。

さらに大手FX会社ならではのサービスが、業界最狭のスプレッドになります。米ドル/円で0.3pips、ユーロ/円で0.5pips、ユーロ/米ドルで0.3pipsです。ただし、1万通貨未満の新規注文、決済には片道2.0pipsの手数料が必要です。1万通貨以上10万通貨以下では片道の手数料が1.0pipsとなっています。

裁量トレードに比べて、手数料はかかりますが、便利な自動売買ツールを安心して利用できることを考えると、必要経費としては決して高くはないでしょう。

トライオート

トライオートFXに向いている人・向いていない人

それではここからは、トライオートFXに向いている人と向いていない人を整理していきましょう。

トライオートFXに向いていない人

成果が出しやすいと話題のトライオートFXですが、誰が利用しても必ず勝てるわけではありません。どんな人がトライオートFXに向いていない人なのでしょうか?

基本的にポジションが逆張りになりますので、反発しない限り含み損を抱えた状態が続きます。レンジ内で変動している限りは利益を順調に出すことができますが、大きなトレンドが発生して、急落した際には含み損が膨らみ過ぎて、ロスカットになってしまうリスクもあるのです。

トライオートFXでは証拠金維持率100%以下でロスカットの対象になりますので、「資金がギリギリの状態で運用している人」は、利益を出せずに終了してしまう可能性があるでしょう。

推奨証拠金は表示してくれますが、リスクマネジメントはあくまでも自己責任です。推奨証拠金では不足する事態も充分に想定されます。レバレッチは5倍と、それなりにリスクは高めなので、「リスクマネジメントの知識がない場合」は、トライオートFXを利用するのはまだ早いかもしれません。

 

リスク管理については以下の記事もご参考下さい。

記事:リスクリワードとは?初心者がFXで負ける理由を徹底解説

トライオートFXに向いている人

レンジを広く設定できれば、含み損が出ても耐えることができます。そのために必要なのは、短期で成果を求め過ぎないことと、含み損に耐えられるだけの資金を準備することです。つまり、気長に「長期で資産を運用していくことを考えられる人」が、トライオートFXに向いているといえます。

また、自動売買ツールとはいえ、ある程度の頻度でチャートを確認していく必要がありますし、世界の経済情勢にも敏感になっておかなければなりません。特に新興国のマイナー通貨は、弱い反発でまだまだ下降を続ける危険性があります。

スマホのアプリでいつでもチャートを確認したり、設定を変更することが可能です。「自動売買ツールにまかせっきりにならないようにしようという姿勢」や、「FXで勝つために最低限度の勉強はしておこうという姿勢」を持っている人は、トライオートFXに向いているでしょう。

まとめ

確かにFX初心者も簡単に操作できるトライオートFXですが、勝つためにはそれ相応の準備が必要です。

含み損を抱えるのは前提になっていますから、損切りについての知識はとても重要になるでしょう。両建ての場合はスプレッドの負担が二重になりますし、状況によってはマイナススワップ金利が積み重なっていくこともあります。

自分がどのような状態で、今後どんなことが予想されるのか、そのリスクを避けるためにはどのような手段が必要なのか、しっかりと勉強しながらトライオートFXを利用していってください。

FXの基礎知識や、リスクマネジメント、損切り、スプレッド、スワップ金利などについて、もっと基本から学びたいのであれば、無料学習コンテンツ「FXトレーディングカレッジ」をぜひ、有効活用してください。


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鈴木 拓也

東京工業大学大学院卒。メガバンクの国内・海外支店にて為替ディーラー業務を経験後、独立。現在は、自己資金で投資を行う傍ら、FXを中心とした投資スクールを運営。日本証券アナリスト検定協会会員(CMA)。