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  • TradingViewはスマホでも使えるの?
  • TradingViewのスマホアプリの使い方は?

TradingViewはパソコンのブラウザで使用可能ですが、スマホやiPadなどの端末でも使えるようにアプリケーション(アプリ)が用意されています。

つまりTradingViewは、スマホでも快適に使えるということです。

しかも、同一アカウントでログインすれば、全てのアプリで100%同期されますので、デスクトップの環境をスマホでも使えて非常に便利です。

この記事では、TradingViewをスマホでも快適に使いたい方に向けて、スマホアプリについての解説をしていきます。

この記事の執筆者
suzuki_gazou

鈴木 拓也
株式会社フィンテラス代表取締役

  • 公益社団法人 日本証券アナリスト協会認定アナリスト
  • 東京工業大学大学院修士課程修了
  • 三井住友銀行の本店・香港支店にて為替ディーラー業務に従事し、投資家/経営者に転身
  • FXや米株インデックス、高配当株などで運用する億投資家
  • 著書「7日でマスター FXがおもしろいくらいわかる本」「世界一やさしい FXチャートの教科書 1年生」など

詳しいプロフィールはこちら

 

TradingViewのアプリの種類

(以下、出典:公式HP

TradingViewはブラウザで使用できるように最適化されていますが、アプリケーション(アプリ)も用意されています。

アプリは、Windows用・macOS用・Linux用のデスクトップアプリと、iPhone用・Android用のスマホアプリが用意されています。

デスクトップアプリは、ブラウザ版とほぼ同じ機能で使い勝手同じですが、スマホアプリは多少使い勝手が変わってきますので、少し細かいことですが解説していきます。

TradingViewのスマホアプリの特徴

TradingViewのスマホアプリには、主に4つの特徴があります。

  • デスクトップアプリやブラウザと同等のチャート機能
  • ブラウザの設定がすぐに同期される
  • ブラウザで設定したアラートをスマホアプリで通知できる
  • スマホアプリを使うと2台以上の端末で同時にログインできる

それぞれ解説していきます。

デスクトップアプリやブラウザと同等のチャート機能

一般のFX会社のアプリケーションは、デスクトップアプリ・ブラウザ版とスマホアプリ版とで、機能が大きく異なることが多いです。

しかしながらTradingViewのスマホアプリは、TradingViewの特徴でもあるチャート機能をほぼ全て使えます。

その上、スマホアプリに最適化した表示がされ、非常に見やすくて操作しやすくなっています。

TradingViewのデスクトップアプリやブラウザと同等のチャート機能

例えば上の画像のように、ウォッチリストなどに登録してあるティッカーをタップすると、ポップアップでチャートを簡易的に見られます。

TradingViewのデスクトップアプリやブラウザと同等のチャート機能

また、TradingViewに標準搭載されている110種類以上もの内蔵インジケーターは、スマホアプリでも全て使用できます。

画面の小さいスマホアプリでも十分見やすいですよね。

 

TradingViewのおすすめインジケーターは以下をご覧ください。

記事:TradingViewのおすすめインジケーター5選と表示・設定方法

ブラウザの設定がすぐに同期される

ブラウザの設定がすぐに同期される

FX会社が提供するアプリは、連携していないことが多いです。

ですから、PC版で設定しスマホ版でも設定し直さなければなりません。

ですがTradingViewでは、同一アカウントであれば全てが連携して同期しますので、デスクトップのブラウザで設定したインジケーターや、描画したラインが同期されます。

自宅のデスクトップで各種設定をした後、外出先でもデスクトップと同じ環境でチャートのチェックをできるのは非常に便利です。

ブラウザで設定したアラートがスマホアプリで通知できる

ブラウザで設定したアラートがスマホアプリで通知できる

TradingViewのアラートはサーバーアラートです。

ですから、ブラウザで設定したアラートはブラウザを閉じでいてもサーバーに保存されるため、スマホアプリで通知が受け取れます。

アラートは一度設定してしまえば、デスクトップに張り付いていなくてもスマホさえ持ち歩いていれば、確実に通知を受け取れるため非常に便利です。

 

TradingViewのアラートについて以下をご覧ください。

記事:TradingViewでアラート機能の設定と使い方

スマホアプリを使うと2台以上の端末で同時にログインできる

スマホアプリを使うと2台以上の端末で同時にログインできる

TradingViewの無料プランでは、複数端末でブラウザ版に同時ログイン(同時にチャートを開くこと)はできません。

ですが、デスクトップアプリやスマホアプリだと、複数端末で同時にログインできます。

端末別でチャートを開けますから、無料プランの人が複数チャートを開きたい場合には裏技的に使えます。

TradingViewの大まかな特徴は以上になりますが、ここからはスマホアプリの使い方を解説していきます。

TradingViewスマホアプリの操作方法

ここからは、TradingViewスマホアプリの操作方法の解説をしていきます。

アプリのダウンロードとログイン

TradingViewをスマホで快適に使用するためには、アプリのインストールとログインが必要です。

これは通常のスマホアプリと同じですので、お使いの端末にあったサイトからダウンロード・インストールしてください。

app storeからダウンロード

google playからダウンロード

 

インストールが終わったら、TradingViewのアプリをタップして開き、ログインします。

TradingViewはログインしなくても使えますが、各種設定が保存されたり同期されたりしますのでログインした方が便利です。

初期画面はウォッチリストになっています。

TradingViewのアプリをタップして開き、ログイン

左上の3本線をタップして、ユーサー名パスワードを入力しログインします。

TradingViewのアプリをタップして開き、ログイン

ログインすると再びウォッチリストに戻ります。

これで準備が整いました。

 

ここからは、スマホアプリの基本操作方法と、よく使う機能の操作方法を解説します。

  • 基本操作
  • チャートを見る
  • インジケーターを表示する/削除する
  • トレンドラインやチャネルを描画する/削除する

TradingViewスマホアプリの基本操作

TradingViewスマホアプリの基本操作

アプリを開くとこのウォッチリストが表示されます。

まずは、この画面の機能を解説します。

ウォッチリストやレッドリストを作成・編集・選択
ウォッチリストやレッドリストを作成・編集・選択ができます。
ウォッチリストの編集
②では、ウォッチリストの編集が行えます。
ウォッチリストにティッカーを追加
ウォッチリストにティッカーを追加できます。
ウォッチリストを表示
ウォッチリストを表示できます。
チャートを表
チャートを表示できます。
トレーダーや投資家のアイデア
世界中のトレーダーや投資家のアイデアがみられます。
公開チャットとプライベートチャットで意見交換
公開チャットとプライベートチャットで意見交換ができます。
各種設定
各種設定を行えます。
ウォッチリストのチャートを表示
ウォッチリストのチャートを表示できます。

次にチャート画面での機能を解説します。

チャートを見る

チャートを見る

チャートを見る方法を2つ紹介します。

ひとつ目です。

チャートを見る
初期画面のウォッチリスト下にある「チャート」をタップ
チャートを見る
チャート画面の左下のティッカーをタップ
チャートを見る
検索して選択

 

次に、ウォッチリストに登録してあるチャートを表示する方法です。

チャートを見る
ウォッチリストの画面から目的のティッカーを探してタップ
チャートを見る
ポップアップの右上の「〜」をタップ

これでウォッチリストのチャートをみられます。

ウォッチリストに登録してある通貨ペアや金融商品は、画像中央のように簡易的にチャートが見られて便利です。

インジケーターの表示/非表示

インジケーターの表示/非表示

TradingViewのインジケーターは、内蔵のもので110種類以上あります。

これらは、全てスマホアプリでも表示可能です。

インジケーターの表示は、以下の手順で行います。

インジケーターの表示/非表示
チャート画面の下の『+』をタップ
インジケーターの表示/非表示
ポップアップの『インジケーター』をタップ
インジケーターの表示/非表示
検索窓に入力して選択する
『×』をタップ

これでインジケーターが表示できました。

 

インジケーターを削除したい場合は、以下のように行います。

インジケーターを削除したい場合
インジケーターをタップ
インジケーターを削除したい場合
インジケータの上の『×』をタップ

トレンドラインやチャネルを描画する

トレンドラインやチャネルを描画する

チャートにラインやチャネルを描画する場合は、手順が少し複雑になります。

ですが、1回で覚えられますので安心してください。

トレンドラインを引いてみます。

トレンドラインやチャネルを描画する
チャート右下の『ペンマーク』をタップ
トレンドラインやチャネルを描画する
ポップアップの『トレンドライン』をタップ
トレンドラインやチャネルを描画する
中心の十字を任意の場所に動かす(十字に直接触れなくても動く)
トレンドラインやチャネルを描画する
十字が任意の場所に来たら画面から一度指を離してタップ
トレンドラインやチャネルを描画する
再度十字を任意の場所に移動(十字に直接触れなくても動く)
トレンドラインやチャネルを描画する
十字が任意の場所に来たら画面から一度指を離してタップ

これでラインが引けました。

チャネルを描画したい場合は、⑥の後に④⑤を繰り返します。

 

描画したラインやチャネルを削除したい場合は、以下のように行います。

描画したラインやチャネルを削除したい場合
描画しているラインやチャネルをタップ
描画したラインやチャネルを削除したい場合
ポップアップのゴミ箱マークをタップ

 

以上、TradingViewスマホアプリの基本操作からよく使う機能の解説でした。

TradingViewは多機能ですので、まだまだ紹介しきれないほどの機能を備えていますが、基本の操作とよく使う機能を押さえておけば、あとは応用が効きますので大丈夫です。

TradingViewのスマホアプリのまとめ

TradingViewのアプリの機能と使い方を解説しました。

TradingViewのアプリは、ブラウザ版やデスクトップアプリ版と同等の機能を備えています。

しかも、スマホに最適化した操作性を備えていますので非常に使いやすいです。

デスクトップ用アプリやブラウザと、スマホアプリを使いこなすことで、より良いトレード環境が作れますので、ぜひ体感してみてください。



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