資産運用には、株式投資や不動産投資、CFD(差益決済取引)、外貨定期預金、投資信託、生命保険などいろいろな種類があり、資金や目的によって投資方法は変わってきます。

株式投資というと、「多額の資金がなければ始められない」というイメージが強いのですが、若年層や投資初心者向けに少額からでも株式投資ができるように変わってきました。それが「単元未満株」です。

しかも「ネオモバ」であれば、「Tポイント」を使って株取引ができます。いったいどのような仕組みになっているのでしょうか?

今回は2019年4月10日に開業された「株式会社SBIネオモバイル証券」についてお伝えしていきます。

<この記事で分かること>
・SBIネオモバイルとはどんなもの?
・SBIネオモバイルのメリットは?
・注意すべきデメリットは何かあるか?

 

SBIネオモバイルの概要

株式会社SBIネオモバイル証券(以下ネオモバ)は、ネット証券の大手である「株式会社SBI証券」とTポイントを利用したシステムを運営している「CCCマーケティング株式会社」の合弁会社として設立されました。ターゲットは、若年層や投資初心者です。

SBIネオモバイル証券

コンセプトは「500円であの企業の株主になる」

ネオモバのコンセプトは、「500円であの企業の株主になろう」というものです。これまでは株の購入は通常であれば100株単位からでした(2018年以前は1000株単位の企業もあります)。ネオモバはそれを1株から購入できるようにしています。単元未満株(端株、SBI証券ではS株とも呼びます)のことで、これによって少額の資金でも、時価総額上位の東証一部銘柄も購入できるわけです。

1株いくらなのか、2019年3月29日時点の価格で確認してみましょう。

ヤフーであれば271円、アコムであれば395円、野村ホールディングスであれば400.2円ですから、確かに500円で株主になることができます。

大和証券グループ本社だと539円、三菱UFJフィナンシャルグループだと550円、日産で908.2円、パナソニックだと954.2円なので、こちらだと1,000円ほどは必要です。さすがにワンコインで取り引きというわけにはいきません。

さらにゆうちょ銀行だと1,209円、ソフトバンクだと1,247円、NTTドコモで2,451.5円ですから、ここまでくると単元未満株といえども1,000円を超えてきます。

500円以下の時価総額上位東証1部銘柄

(引用:ネオモバ公式サイト)

どちらにせよ、かなり手軽に株式投資ができるのは確かです。この金額であれば、毎月1万円分ずつ積み立てていくといったことも可能になります。

しかも、株式投資の知識がほとんどなくても、全自動資産運用サービスである「Wealth Navi For ネオモバ」を1万円の投資額から利用できます。こちらはウェルスナビ株式会社が提供しているロボアドバイザーですが、通常ですと10万円の投資額からしか利用できません。

手軽に「Wealth Navi」が利用できることで、投資初心者の不安を軽減してくれています。ターゲットに合せて「手軽に、安心して始められる」といった環境を整備したのが、ネオモバなのです。

関連記事:ウェルスナビは儲かるの?評判や注意点をプロが解説

手数料はどのくらいかかるのか

株式投資は手数料がかかります。いくら1株から購入できるとはいえ、手数料が高いと負担も大きくなります。ネオモバの手数料はどのくらいなのでしょうか?

SBI証券のS株の場合、手数料は約定代金の1%です。ただし最低でも税別で100円はかかります。つまり500円の約定でも税別100円かかりますし、5,000円の約定でも税別100円はかかることになります。

ネオモバの場合はやや仕組みが違い、定額の手数料で「取引放題」となっています。

月額サービス利用料

(引用:ネオモバ公式サイト)

約定合計が50万円以下の場合、手数料は月に税別200円です。仮に50万円取り引きしていたとしたら、1%の手数料だと5,000円ですので、200円はかなりお得です。逆に1万円しか取り引きしないのであれば、1%だと100円のところ、200円かかることになるのでコストは割高になります。

ネオモバの手数料はその他、約定合計が300万円までなら税別1,000円、500万円までなら税別3,000円、1,000万円までなら税別5,000円となっているので、約定代金が増えれば増えるほどお得だといえるでしょう。

ただ、若年層や投資初心者にとっては毎月の約定合計は50万円以内に収まると思いますので、手数料は毎月税別200円ということになります。実は毎月200円を受け取れるキャンペーンを行っているので、この場合の実質手数料は無料だと考えていいでしょう。

SBIネオモバイルのメリット・デメリット

単元未満株のために少額から株式投資を始められ、さらに手数料も定額のネオモバには、具体的にどのようなメリットとデメリットがあるのでしょうか?

Tポイントが利用できる

ネオモバのメリットは、「スマホで簡単に株取引ができる」という点と、「Tポイントが利用できる」という点になります。

ネオモバのメリット
・スマホで簡単に株取引ができる
・Tポイントが利用できる

 

特に画期的なのが、Tポイントを利用できることです。これは2019年3月の段階の調査では日本初となっています。Tポイントの利用者数は6,888万人となっており、様々な業種やビジネスで利用されていますから、とても身近な存在です。コンビニを利用しても、ガソリンスタンドを利用しても、買い物をするたびにTポイントが増えていきます。

ネオモバでは、このTポイントが「1P=1円」として株を購入できるのです。ネットで買い物をすると期間限定とはいえ、多くのTポイントをもらえたりします。期間限定であっても、ネオモバで株に代えてしまえば、資産運用の一部にすることができます。株価が上昇すれば資産は増えるわけですから、期間限定のTポイントも有効活用できるのです。

ちなみに毎月の200円分を受け取れるキャンペーンもTポイントで行われます。毎月200ポイントが付与される仕組みです。

実際の現金を投資することに抵抗がある人も、商品を購入して得たTポイントだけで投資していくのであればリスクも低く、始めやすいでしょう。これまで以上にはるかに手軽に株式投資ができるようになったことが、ネオモバの最大のメリットといえるでしょう。

(引用:ネオモバ公式サイト)

ローリスクの分だけローリターン

メリットはその他にも決められた株数以上を買い付けし、保有すれば「株主優待」を受けることができたり、「配当金」があるなど盛りだくさんですが、デメリットについてはほとんどありません。

あるとすれば、少額の投資であれば、ハイリターンはあまり期待できないということでしょう。投資する額が少ないほどリスクも抑えられ、仮に上場廃止になって株の価値がゼロになってしまったとしても大きな損失にはなりません。

ローリスクであるということは、ローリターンでもあります。あくまでもお小遣い稼ぎという感覚での投資になってしまうかもしれません。しかし、現状の日本では銀行に定期預金をしても年利で0.01%ほどです。10万円を預けても10円の利息しかないのです。それに比べればはるかに効果的な資産運用だといえます。

関連記事:【貯金は危険!?】元銀行員が教える預金のリスクとインフレへの防衛策

これはネオモバに限った話ではなく、投資全般に共通することですが、元本は保証されていません。何も勉強せずにただやみくもに株を購入しても利益にはならない可能性があるということは知っておくべきです。

Wealth Navi For ネオモバを利用して投資運用を任せるにしても、やはり自分で株取引についてや、購入する会社の経営状態や世界の経済状況についてなどは情報収集し、勉強する意識が大切になります。そういった経験を積むにもネオモバはとても良い経験になるでしょう。

ネオモバのメリットのデメリット
・ローリスク、ローリターン
・元本割れのリスク有

SBIネオモバイルのまとめ

SBIネオモバイル証券

 

ネオモバの特徴についてまとめてみましょう。

  • 1株から購入することができる。
  • Tポイントを利用することができる。
  • 手数料は200円からだが、毎月200円を受け取れるキャンペーンをしている。
  • スマホで簡単に取り引きができる。
  • 投資額が1万円からは、ロボアドバイザーのWealth Navi For ネオモバが利用できる。

株式投資をやってみたかったけど、少し不安で挑戦できなかった人にとっては、まさに絶好のチャンスではないでしょうか。



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