
アフィリエイトとFXではどちらが稼ぎやすいでしょうか?

では、それぞれの特徴と初心者におすすめの方を説明していくよ!
本業、副業問わず、ネットビジネスに注目が集まっています。そんなネットビジネスで最も人気があるのは「アフィリエイトビジネス」になります。アフィリエイトの市場規模は2016年には2,000億円を突破、毎年15%ほど拡大しており、2021年には4,000億円を突破する見通しです。
それに対し、少額から始められ手軽に取引できると人気の「FX」(外国為替証拠金取引)の市場規模はどうでしょうか?
2017年3月の段階でFXの市場規模は1兆3178億円、2018年3月には1兆3674億円(どちらも預かり証拠金残高)と、アフィリエイトを圧倒しています。
ではここで、アフィリエイトとFXではどちらが成果を出しやすいのでしょうか?今回はそんな疑問を解消していきます。
・アフィリエイトとFXの特徴が分かる
・どちらが稼ぎやすいか分かる
・初心者におすすめの方が分かる
アフィリエイトとFXの特徴
アフィリエイトとFXでは手法がまったく異なります。どのような特徴があるのかを確認していきましょう。
アフィリエイトの特徴
アフィリエイトとは、「成果報酬型広告」のことです。自分のサイトやブログなどで商品を紹介し、実際にそこから他のユーザーが商品を購入すると、一定の成果報酬を受け取ることができます。
ネット上でサイトを見ていくと、いろいろな広告のバナーが貼り付けられていることがわかります。対象となる商品やサービスは様々で、化粧品や健康食品、金融商品、旅行、ファッション、婚活からスマホゲームまで多岐に渡りますので、自分のサイトに合っている商品を選ぶことが可能です。
アフィリエイトのメリットは、「コストがほとんどかからない」という点でしょう。実際に商品を開発する必要もありませんし、在庫を抱えることもありません。ただ紹介するだけです。ASP(アフィリエイトサービスプロバイダ)に登録すれば、すでに広告用のバナーも用意されていますので、自分のサイトに貼り付けるだけで完成します。
コストをかけずにリターンを期待できることから、アフィリエイトを始める人が増えてきていますし、企業側としても成果のある広告だけに報酬を支払えばいいので効率的です。
FXの特徴
FXは「資産運用」です。運用するための資産がなければ始まりません。ただしFXはレバレッジを効かせることができますので、少額で大きな取引ができます。現在の日本では個人のレバレッジは最大で25倍になっています。10万円あれば、250万円までの取り引きができるということになります。
例えば、もしレバレッジの仕組みが無ければ、米ドル/日本円(USD/JPY)が1ドル100円だとすると、1万通貨を取引するためには100万円必要になります。千通貨から扱えるFX業者でも10万円は必要なのです。
一方、FXにはレバレッジ25倍までかけられるので、1万通貨は40,000円で取り引きできることになります。10万円あれば、もう1万通貨扱うことも可能です。千通貨であれば4,000円ですからさらに気軽にチャレンジできるでしょう。
仮に1万通貨のロングポジションを保有していたとしたら(円を売ってドルを買う)、1ドル100円が101円に円安に変動したら1万円の利益になります。為替レートは上昇したり、下落したりを繰り返していますが、1円ほどであれば1日で変動することも珍しいことではありません。
つまり40,000円の資産運用から始めて、いきなり初日から1万円の利益ということもあるわけです。このようにFXのメリットは、「少額から始められて、すぐに利益を出すことが可能」だという点でしょう。
少額からFXを始めたい方は、以下の記事をご覧ください。
関連記事:FXは5000円でも儲かる!少額から始められるおすすめFX会社
アフィリエイトとFXでどっちが稼ぎやすい?
それでは実際にアフィリエイトとFXでは、どちらが成果を出しやすいのかを確認していきましょう。
アフィリエイトは成果が出るまで1年は辛抱
アフィリエイトはコストがほとんどかからない分、利益を出すまでに時間が必要になります。有益な情報を提供して、多くのユーザーに興味を持ってもらい、閲覧数を増やしていかなければいけませんし、定期的に最新の情報に更新していく必要もあります。ユーザーが検索に使用するビッグキーワードについては、Googleの検索で上位20位に入るぐらいの人気サイトを構築していかなければなりません。
ですから、アフィリエイトで稼げるようになるまでにはかなりの時間が必要になるのです。アフィリエイトを始めて1年未満の収入は、なんと80%ほどのアフィリエイターが月収5,000円です。毎日のように記事を更新し、商品を紹介していっても、月に5,000円しか稼げないのです。ちなみに10万円以上稼げているのは、1年未満のアフィリエイターでわずかに5%になります。
しかし、FXであれば、40,000円の資産運用で1日1万円を稼ぐこともできます。月に5,000円以上稼ぐことは、FX初心者であっても難しいことではありません。
すぐに成果を出しやすいのは間違いなくFXということになります。アフィリエイトは最低でも1年間は、ほとんど収入がない状態で粘り強く活動していく必要があるのです。
しっかり勉強すればFXは成果を出しやすい
ちなみにアフィリエイトは10年やっても月収20万以上は全体の35%ほどです。65%ほどは20万円未満の収入ということになります。アフィリエイターが増えれば増えるほど、競争は厳しくなり、安定して稼ぐことは難しくなっていきます。
一方で、FXは参入者が増えても特に不利になることはありません。むしろ新規顧客を獲得するためにFX業者がこぞっていろいろなキャンペーンを行うので、恩恵は大きくなると言えるでしょう。
FXに勝てるかどうかは、しっかりとFXについて勉強をし、どういう手法があって、どういうマインドで取り引きしていくべきなのかを学ぶことです。これに実際の経験が加味されて、FXに勝つためのコツを掴んでいくことができます。
扱う分野は異なりますが、最新の情報に敏感にならなければいけないという点では、アフィリエイトもFXも共通しています。アフィリエイトではそれを記事にし、サイトに掲載していく作業が発生していきますが、FXは情報に敏感に反応して売買すれば利益を確保できます。すぐに成果に反映されるのはやはりFXということになるでしょう。
ただし、FXの場合は経済情報や国の政治情勢などを正確に理解するためには、それまでの過程を知っておかなければなりませんし、背景にどのようなことがあるのかも理解しておく必要があります。勉強すべき点が多いのはFXの方になるでしょう。そして、勉強や経験を積めば積むほど、FXは成果が出しやすくなります。
コストがかからない分だけ、サイトを構築したり、更新してユーザーのニーズに応えていく必要があり、手間がかかるのがアフィリエイトです。スタートするのにコストはかかりますが、少額で抑えられて、勉強したことや入手した情報をすぐに取り引きに反映されて成果に繋げられるのがFXと言えるでしょう。
これからFXを始めたい方は、以下の記事をご覧ください。
関連記事:FX初心者が勉強すべきやり方とおすすめFX会社比較
アフィリエイトよりFXが稼ぎやすい!
アフィリエイトにはFXを紹介するものもあります。国内のFX業者であれば、FX口座の新規開設や入金があれば報酬が入る仕組みです。海外のFX業者には、紹介したトレーダー(アクティブトレーダー)がどれだけ取り引きしたのかによって報酬が入る仕組みをとっているケースもあります。
まずはFXを始めてみて、その成果をブログやサイトで紹介し、アフィリエイトも同時に並行していくというのも面白いのではないでしょうか。もちろんFXで利益を出していなければ興味を持ってもらえないので、FXで成果を出していくのが先決になってきます。
とうことで、アフィリエイトをすべきか、FXをすべきかで悩んでいるのであれば、成果を出しやすいFXをおすすめします。


