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FXの情報商材を買おうか考えているんですが、どう思いますか?

 

ネット上を見ると、FXのトレードノウハウ、手法、ロジックを教える情報商材が溢れかえっています。

それらの販売ページを見ると、本当に魅力的に思えてきますよね?

ではこれらの商材を買って、手法を覚えれば誰でもFXで勝てるようになるのでしょうか?

先に結論から申し上げると、

「FX情報商材を買えば簡単に稼げる?」 ⇒ 「いいえ、稼げません。」
「FX情報商材を買って自分でしっかりと努力して勉強すれば稼げる?」 ⇒ 「はい、稼げるようになる可能性があります。」

というのが私の見解です。

 

つまり、商材のクオリティーの問題もありますが、それ以前に購入者の姿勢にも依存するところが大きい(おそらく半分以上はその人の姿勢)、ということです。

※上記は手法自体に優位性がある場合に限ります。無い場合は、この限りではありません。
※中には本当に詐欺みたいなものもありますので注意が必要です。

 

今回の記事では、元メガバンクの為替ディーラーで、現在は現役トレーダーとして活躍する筆者が、自身の経験談等も踏まえて、FX情報商材について解説をしていきます。

1.FXの情報商材とはどのようなものか?

FXをしている人なら誰でも、稼ぐ方法や手法をネット等で調べた経験があるのではないでしょうか?

かく言う私も、マーケットの世界に入ったばかりの頃、なかなか思うように稼ぐことが出来ず、絶対勝てる手法を探し求め、様々な情報商材を買いあさった時期がありました。

FX情報商材とはそもそも何かと言うと、FXで勝率の高いトレード手法が電子媒体としてまとめられたものです。

そして、その多くが、チャートを使ってインジケーターを多数表示し、売買シグナルを発生させるもので、トレーダーはそれを忠実に守れば利益を上げることが出来るということで販売されています。

 

非常に有益な情報を提供してくれるものもありますが、中には、中学生が行うゲームに出てくる裏技的な内容で、「こんなのでとてもトレードは出来ないでしょ・・・」という詐欺的なものも実際あるので注意が必要です。

2.FX情報商材の問題点

では、その情報商材を買って手法を覚えれば、誰でも勝てるようになるのか?

これに関する答えは、まずはその手法自体に本当に優位性があることを大前提としますが、トレーダーがしっかりと方法を身に付ければ、勝ち越すことは出来ると思います。

手法によって、使用するインジケーター(移動平均線、ボリンジャー、ライン、RSI、MACD、ストキャス等)やトレードスタイル(スキャル、デイトレ、スイング)は異なりますが、それらと勝てるようになるかどうかは関係ありません。

ボリンジャーバンドメインだけ使う人でも稼ぐ人は稼ぐし、逆に移動平均線メインで使っている人でも稼ぐ人は稼げます。

 

ただ、多くの情報商材の問題点としては、以下の2点があります。

・誇大なキャッチフレーズ
・努力、スキル不要と強調している

まず、商材の多くが、通常では考えられないくらいのパフォーマンスが出るとうたっています。

私が昔購入したものも、もうよく覚えていませんが、こんな感じのうたい文句だったと思います。

「10万円からはじめて1,000万円稼ぐ!100倍へ」
「安定して毎月1,000pipsの利益を楽々稼ぐ」

しかし、後々冷静に考えてみれば分かることですが、こんな成績が出せたら、その人は間違いなく世界トップレベルのトレーダーになれてしまいます。

ヘッジファンドや機関投資家から引き抜きが来てもおかしくありません(笑)

つまり、ちょっと大げさで現実味に欠けるキャッチフレーズが使用されているのです。

 

そして、更に問題なのでが、『努力、スキル不要を強調』している点です。これをはっきり言って最低ですね。

これが多くのノウハウコレクター、つまり、聖杯探しの旅に出てしまう人を量産している悪の原因だと私は考えており、商材を買ってノウハウをただ覚えて、勝てるようになるなんて夢物語は相場の世界にはありません。

手法を覚えたら、それを体得するまで、まずは徹底的に練習を行っていく必要があります。

 

最近、私は多くの個人投資家の方と接する機会が増えているのですが、ある日、私のブログを読んでくださっている読者さんにこんな方がいました。

読者Aさん「○○っていうFX情報商材を買ったけど、全く勝てませんでした!!」

その時私は、「本当ですか?じゃあ、何回トレードして何回負けたのですか?」と聞きます。

それに対してAさんは、「全部負けました!トレードすればするほど負けてしまいますっ!」と返してきました。

その時私は、Aさんが負けている原因がなんとなく分かったのですが、ヒントを与えるために、以下のように答えました。

「おめでとうございます!それなら、その手法と全く逆のことをすれば全部勝てますねっ!Aさんは常勝トレーダーの仲間入りですよ!」

 

上記の会話から言えることですが、情報商材を買って勝てていない人は、そもそもその手法がしっかりと自分のモノになっていない可能性があります。

もし、100%完全にその商材の手法を自分のモノにして、検証の結果、負け続けるということであれば、裏を返せば、単純に逆のことをするだけで勝ち越せることになります。この作業をするだけでも、商材によってトレーダーのスキルは上がります。

ただ大抵の場合、手法が身に付いていないか、手法を覚えても他の情報に惑わされて、結局フォームが崩れてしまっているケースが多いです。

3.FX情報商材が稼げない3つの理由

ではここで一旦、FX情報商材を買って、勝てない理由を整理しましょう。

以下、FX情報商材を買っても、なかなか稼げるようにならない3つの理由です。

① 手法自体の問題
② トレーダーの問題
③ マーケット環境の問題

① 手法自体の問題

まず、大前提として、そのトレード手法が勝率の高いものであることは必要不可欠です。

販売されているFX情報商材の多くのは、ファンダメンタルズ分析を無視して複数のインジケーターを使って売買シグナルを発生させるものがほとんどです。

ここで問題になるのが、果たして本当にその手法の優位性に一貫性があるかどうか。

例えば、分かりやすい例で説明すると、数十年前と現在の相場環境は大きく異なっており、現在はインターバンクでもアルゴリズムトレーディングが主流になっています。人間ではなく、コンピュータがプログラムによって自動売買しています。

そして、50年以上前とかは、そもそもPCなんてなく、電話でブローカーを通じてディールをしていました。

上記は少し極端な例ですが、相場環境(一言で言っても、ボラティリティー、需給、実需の動き、流動性、季節性、投資家の状態などなど)によって相場の質は過去から未来にかけて変わっています。

なので、過去ある一定期間に凄いワークした手法であっても、ある時を境に全くワークしなくなった何ては話はごまんとあるので、これが聖杯なんてものが存在しない理由の一つです。

② トレーダーの問題

二つ目は、トレーダー側の、つまり姿勢の問題です。

繰り返しますが、「情報商材を買って手法を覚えればすぐに勝てるようになる!」という気持ちの姿勢で臨んだ人は、結果を出すのは難しいかもしれません。

この姿勢でいる限り、もし勝てなかった時、「なんだこれ、勝てないじゃん!騙された!」と感じて、すぐ他の手法に目移りしてしまい、その繰り返しが起こります。

結果、負のスパイラルに陥ってしまいます。

一方、ここで、「なぜ勝てないのか?」「手法の何がダメだったのか?それか、自分のトレードの何がダメだったのか?」と自問自答できる人間は、間違いなく将来成功するだろうなと感じます。

③ マーケット環境の問題

三つ目はマーケット環境の問題です。これは①でも触れていますが、過去もこれからの未来も一生に渡って万能な手法なんてありません。

必ず、相場環境や質が変われば、有効にワークする時もあるし、ワークしない時もあります。

ここで大切なのは、その時の相場環境に応じて、手法をチューニングすることです。

これは自動売買のシステムを自分で作ってトレードしている方であれば、間違いなく行っていることでしょう。

過去チャートで検証し、もしワークしていないと感じた時は、「その手法をどうアレンジすればワークするのか?」を問いただしていくプロセスを取り入れるのです。

これにより、それぞれの相場環境に応じて、適切な手法を使い分けていくことが可能です。

4.まとめ

以上、FX情報商材が稼げない本当の理由になります。

もちろん、FX情報商材の中には、「これ稼げるの?」と思わせるような小手先のテクニック系のモノもあります。なので、そこは注意が必要ですが、すでに多くのFX情報商材を購入されている方は、今一度、その中身を検証してみることをおすすめします。 ←今回言いたいことはココです!ノウハウコレクターは、新しい教材・塾を買う前に、今一度これを意識してみてください。

 

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