よく新聞やニュースを見ていると「市場の利上げ織り込み」や「市場の見込む利上げ確率」という言葉が聞こえてきますね。

本日はこれらのワードの意味をしっかりと理解し、どのようにFXのトレードに活かすことが出来るかを見ていきましょう。

米利上げ織り込みとは?為替への影響は?

利上げ織り込みとは、市場がFOMCでどの程度の確率で利上げが実施されると見込んでいるかを図る指標のことです。

例えば、現在が7月とすると、次回9月のFOMCでの「利上げ織り込みが7割程度」ということであれば、市場は70%の確率で9月のFOMCで利上げされると見込んでいることになります。

為替への影響は、この利上げ織り込みが今後更に高まるか、または下がるかによって変わってきます。

例えば、米経済指標が強い数字が続き、利上げ期待が高まって、9月の利上げ織り込みが7割から9割に変化したら、金利が上昇してドル高になるので、ドル円は上昇します。

逆に、弱い数字が続けば、利上げ期待が剥落して、利上げ織り込みが7割から5割、4割と低下しますので、金利が低下してドル円は下落します。

米利上げ織り込みの調べ方 FED WATCH

米利上げ織り込みの調べ方は、「FED WATCH」のページを確認すれば、誰でも簡単に把握することができます。

http://www.cmegroup.com/trading/interest-rates/countdown-to-fomc.html/

下の図では、赤枠の箇所が利上げをした場合の確率を示しています。現在のFFレート(政策金利)は1.00-1.25%であり、現状維持が86.3%、1.25-1.50%への利上げが13.3%、1.50-1.75%への利上げが 0.3%と、読み取ることが出来ます。

 

FXトレードへの活かし方

さて、ではこれをどのようにトレードに活かすことが出来るのでしょうか?

利上げ織り込みが変化するときは、主に発表される米経済指標の内容、そしてFRB当局者からの発言内容によって変わってきます。

まずは、FED WATCHで現在の利上げ織り込みを確認しましょう。

そして、まだまだ利上げの織込み余地があるなら、今後発表される米経済指標やFRB高官発言の内容次第では、更に利上げ織り込みが進む可能性があるので、ドル円ロングを狙っていきます。

逆に、十分利上げを織り込んでいる場合には、逆にその反動で、ドル円が下落する可能性があるので、ドル円の下落を注意するか、ドル円ショートのエントリーを狙っていってもいいでしょう。



今だけライン分析の特別教材(計91ページ・約3時間の動画講義)を限定キャンペーンで無料プレゼント中!
FXブロードネット