これからFXや株を始める方は、トレード専用のPC(パソコン)の購入を検討されている方も多いのではないでしょうか?ただ、パソコンや機械に詳しくない人は、どれを選んでいいのかよく分からないと思います。

専業トレーダーや短期売買を行うデイトレーダーであれば、1台のモニターではなく、複数のモニターを用意した方が断然有利になります。

そこで今回の記事では、参考までに私のトレード環境を紹介していきたいと思います。

トレードPCの選び方

まず、トレード用のPCですが、最重要視するべきポイントは、PCの『スペック(性能)』です。

これはスペックが高ければ高いに越したことはありません。

トレードをする際には、チャートソフトや取引ツールをいくつも起動する場合がありますが、スペックが低いと、大事な場面で急にフリーズしたり、動作が重かったりと、トレードに致命的な悪影響を与える可能性があります。例えば、チャンスが来て注文を入れようと思ったのに、パソコンが重たくてチャンスを逃してしまったら、もうどうすることも出来ません。

では、どのようなスペック項目を確認するべきか?また、その他注意するべき点についてみていきましょう。

確認するべきスペックは何?

パソコンのスペックや機能は種類が多すぎて、機械音痴には難しいかもしれませんが、以下の2つさえチェックしておけばとりあえず大丈夫です。

①CPU
②メモリ

CPUとは、一言で言うと、パソコンの命令を出す部分です。人間でいうと「脳」の部分にあたります。

なので、高性能なCPUが搭載されているPCほど、処理スピードが速くなります。

現時点で最新のCPUは、Interl Core i9 や Core i7シリーズです(2018年8月時点)。

パソコンを購入する時は、CPUが一番新しいものか確認するようにしましょう。

 

そして、CPUと並んで大事なのがメモリです。

メモリは一時的に情報を留めておく場所で,よく作業机みたいなものと例えられます

このメモリがしょぼいと、パソコンの動作が重くなります。

メモリは、4~8GB程度あれば、十分と言えるでしょう(2GBは、トレード用には厳しいかもしれません)。

 

なので、CPUとメモリさえ高性能であれば、とりあえず大丈夫でしょう。

デスクトップかノートか?

次に、デスクトップパソコンかノートパソコンのどちらがいいのかですが、一般的に、同じ性能であれば、ノートよりもデスクトップの方が安価です。

これは、ノートの場合、小型化するためにデスクトップには不要な機器を搭載しなければならないからですね。

なので、例えば、出張が多く外出先でトレードしたい方や、家にスペースがなく、デスクトップを置けない方はノートPCでもいいですが、それ以外の方は、デスクトップを最初から購入することをおすすめします。

WindowsかMACか?

これも始めてPCを購入する方は迷うところだと思いますが、結論から言うと、『WindowsでもMACでもどっちでもいい』です。

ほとんどのFX会社のチャートやツールは、WindowsにもMACにも両方に対応しています。

ただ、MACとWindowsでは、結構操作方法が違う場合があるので、使いやすい方を選ぶのが一番ですね。

迷ったら、世界的にシェアが多いWindowsにしておく方が無難かもしれません。

マルチディスプレイにすべきか?

トレードを行う場合、複数のディスプレイを使って、チャートを複数表示した方が有利になります。

1台のPCでも、複数のチャートを表示してチャート分析することも出来ますが、画面を切り替える作業が結構面倒になってきます。

マルチディスプレイにするには、別途、モニターと、モニターとPCをつなげるコードが必要になってきます。

また、2枚のディスプレイにするのであれば、モニターとコードがあれば可能ですが、3枚以上のモニターになると、後で説明する『グラフィックボード』が必要になってきます。

私のトレード環境・設備の紹介

ではここからは、私のトレード環境・設備を紹介していきたいと思います。

私の場合は、デスクトップPC1台とモニター4枚がメインのトレード設備です。

 

【4つのモニターで表示させる一例】
右上:主要な株価指数(例:日経、ダウ、DAX、FTSE、上海)
右下:為替レート(FXチャート)
左上:金利マーケット
左下:ブログやニュースなど

上記は一例ですが、必要に応じて、例えば、為替だけのMT4チャートを2~3つ表示することもあります。

 

MT4を複数画面(マルチ・ディスプレイ)で表示させる場合は、以下の記事もご覧ください。

記事:MT4を複数画面(マルチ・ディスプレイ)で表示させる方法

 

『グラフィックボード』を搭載することで、PC1台で4枚超のディスプレイが操作可能になります。1個のマウスで4つの画面を自由に行き来して操作できますので、例えば、2個PC本体を買って、2枚ずつのディスプレイにするよりも効率的で便利ですね。

PC自体が1個しかないので、キーボードも1台です。

トレードにおすすめのPC

PC本体は、マウスコンピューターを使っています。

大手電機メーカーのPCには不要で使わないソフトなどがたくさん入っていますが、マウスコンピューターにはそれらはありません。(WordやExcelなどのマイクロオフィスは別売りでした)

必要な機能しか入っていない高性能PCなのでかなりおススメですね。

 

トレードにおすすめのディスプレイとモニター

ちなみに、ディスプレイとモニターアームは以下のものを使っています。モニターも大きくて見やすいですし、アームも操作しやすくていいですね。

グラフィックボード

上がグラフィックボードというものです。

これを入れることで、通常であれば、PC1台でモニター2枚が上限でしたが、4枚以上のモニターを設置して操作できるようになります。

ノートパソコン(サブPC、移動用)


(トレーディングルームからの風景)

また、MACのノートPCも持っており、こちらはトレード以外のブログ更新やメール返信などに使っています。

外出時にも簡単に持ち運びできるので、かなり使い勝手がいいです。

投資で独立する前は、ノートPC1台に、モニターを1枚接続して、計2枚のモニターでトレードを行っていました。

兼業の方であれば、そのトレード環境でも十分だと思います。

注文発注用のスマホ

また、私の場合、トレードの実際の注文はスマホでいつもやるようにしています。

例えば、家のネット回線がトラブルで急に止まった時や、PCが故障した時でも、スマホが生きていれば、対処することが出来ます。

PCメイン1台、ノートPC1台、スマホ1台の3つのデバイスでいつでもトレード出来るようにリスクを分散しており、機械トラブルへのリスクヘッジをするように心掛けています。

(東京に大震災が起きて、ネットも携帯もつながらなくなったら、諦めるしかないですね^^;)

トレード環境には妥協してはいけない

最後にトレード設備を整える際のアドバイスですが、「トレード環境に妥協はNG」です。

例えば、AとBの二つのPCがあり、「AのPCの方が高性能だけど、少し高いな~」と思っても、そこは初期投資としてAのPCを購入するべきです(もちろん、必要以上に高いPC、例えば、ゲーム用PCなどを買う必要はありません)。

後から、PCの動作が重かったり、モニターが小さくて使いづらいことに気付いたりしても、後の祭りです。

これから本気で投資で稼ぐことを決意したんであれば、「満足のいく」トレード環境を整えることを意識していきましょう。



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鈴木 拓也

東京工業大学大学院卒。メガバンクの国内・海外支店にて為替ディーラー業務を経験後、独立。現在は、自己資金で投資を行う傍ら、FXを中心とした投資スクールを運営。日本証券アナリスト検定協会会員(CMA)。