「ストップ狩ってよく聞くけど、何だろう?」

インターネットなどで時々、「ストップ狩り」という言葉を耳にする方は多いと思います。

これからFXを始める方や初心者の方は、なんだか怖いイメージを持つ人も多いことでしょう。

そこで今回の記事では、ストップ狩りとはそもそも何か?個人投資家にどんな影響があるのかを分かりやすく解説をしていきます。

ストップ狩りとは?を動画で学ぶ

動画でストップ狩りについて詳しく説明していますので、ご参考下さい。

2種類のストップ狩りとは?

ストップ狩りとは、一言で説明すると、誰かが他の投資家の損切り注文を意図的にヒットさせて利益を得る行為、のことを意味します。

そんなことで損をさせられた投資家はたまらないですよね?

ちなみに、ストップ狩りには、

① 大口投資家による意図的なストップ狩り
② FX会社による意図的なストップ狩り

の二つがあります。

最初の①は、ヘッジファンドなどの大口投資家が、個人などの損切り注文を狙って大量の取引を仕掛け、相場をその方向に動かす行為です。

そして、②は私たちが使っているFX会社がレートを不正に動かして、個人投資家の損切り注文を発動させて利益を得る行為、とされています。

今回は、この②のFX会社によるストップ狩りについて説明していきます。

ちなみに、これはネット上のあくまで噂話なので、実際にやっている確証は一切ありませんよ。

噂のFX会社によるストップ狩りとは?

ストップ狩りの説明に入る前に、FX業界の仕組みについて簡単に説明します。

個人投資家は、FX会社に口座開設して取引しますが、FX会社はその裏で、銀行などの金融機関とカバー取引をしています。

例えば、個人投資家がFX会社からドル円を買ったら、FX会社は売りのポジションを抱えるので、FX会社はそのリスクを解消するために、銀行とカバー取引をします。

では、ネット上で囁かれているストップ狩りとは、どのようにして行われるのか?

結論から言うと、それは『スプレッドの調整』によって行われると考えられます。

スプレッドはFX会社ごとに異なりますので、レートはFX会社ごとに違いが出るのです。

それではより詳しく見ていきましょう。

 

今、個人投資家が110円50銭に売りの逆指値注文を置いていたとします。

この時、FX会社のレートが110.600-110.603だったとしましょう。

その後、FX会社が急にスプレッドを広げたらどうなるか?

もし20銭以上スプレッドが広がったら、個人投資家の逆指値は成約し、個人投資家の損は確定します。

 

そして、FX会社は110円50銭でドル円を個人投資家から買ったことになり、その後すぐにインターバンクで110円601銭で売れば、その差額がFX会社の利益になります。

つまり、スプレッドを広げることで、個人投資家の逆指値を刈り取り、カバーですぐ利益が取れる、ということです。

FX会社選びのポイント

では、あくまで噂のストップ狩りを避けるためにはどうすればいいのでしょうか?

よく、海外FX業者はNDD方式(個人投資家の取引をインターバンクにすぐに流す)だから、ストップ狩りはない、国内FX会社はDD方式(取引をすぐにインターバンクに流さない)などと言われていますが、はっきり言ってその確証もどこにもありません。

なぜなら、ストップ狩りが起きるかどうかは、『スプレッド次第』だからです。

そして、そのスプレッドは各FX会社が自由に決められるので、相場急変時によくFX会社間でばらつきがあります。

なので、FX会社を選ぶ際には、以下の項目が最重要項目と言えます。

・スプレッドが狭い会社を選ぶ
・相場変動時にスプレッドが広がりにくい会社を選ぶ

具体的にどこのFX会社がいいのかは、【FX口座・会社おすすめ7社!】をご参考下さい。

これは常に情報収集しており、今後変更する場合がございます。


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鈴木 拓也

東京工業大学大学院卒。メガバンクの国内・海外支店にて為替ディーラー業務を経験後、独立。現在は、自己資金で投資を行う傍ら、FXを中心とした投資スクールを運営。日本証券アナリスト検定協会会員(CMA)。