FX(外国為替証拠金取引)は少額から始められ、24時間取引ができることから手軽に参加できる投資として人気を集めています。

実際にFXで資産運用をする場合、FX口座が必要になります。ただし、国内には多くのFX会社がありますので、どこでFX口座を開設すべきか悩んでしまうのではないでしょうか。

FX口座の開設自体は無料ですし、口座の維持費もかかりませんからひとつに絞る必要はありません。メリットの大きい複数のFX会社を利用すべきです。

今回はそんな中から「楽天証券のFX口座」についてお伝えしていきます。

<今回の記事で分かること>
・楽天証券FXの特徴は?
・総合口座とMT4口座は何が違うの?MT4って何?
・メリットとデメリットについて

 

楽天証券にある2種類のFX口座あり

楽天グループの楽天証券の一番のメリットは、やはり大手ならではの「安心と信頼」でしょう。しかし規制の厳しくなった現代において悪徳業者は淘汰されて等しいので、安心や信頼では大きなアドバンテージにはなりません。

他にはどのようなメリットが楽天証券にあるのでしょうか?

それを知る前に、楽天証券には「楽天FX口座」と「楽天MT4口座」の2種類のFX口座があることを把握しておく必要があります。

楽天証券

楽天FX口座の特徴

一般的に楽天証券のFX口座というと、「楽天FX口座」になります。こちらを開設するためには、楽天証券総合口座の開設も必要です。

通貨ペアは26種類あり、高金利として注目されているトルコリラ南アフリカランドメキシコペソを取り扱っている他、人民元や香港ドルなどの売買も可能です。千通貨から取引できますので、少額からFXを始められます。

買値と売値の差であるスプレッドは原則固定で、米ドル/日本円(USD/JPY)だと0.3pips、ユーロ/日本円(EUR/JPY)だと0.5pips、ユーロ/米ドル(EUR/USD)で0.4pipsと業界最狭水準です。

さらに楽天ポイントを集めている人には嬉しいことに、楽天スーパーポイントが付与されます。FXで投資をしながら、楽天のポイントを増やしていくことができるのは、他にないサービスです。

トレードプラットフォームは4種類あり、パソコンだと「マーケットスピードFX」「楽天FX-WEB」が利用でき、スマホアプリでは「iSPEED FX」、他の携帯電話からも「楽天FX-モバイルWEB」で取引ができます。すべて独自開発のツールですが、使いやすいとトレーダーには好評です。

 

楽天FX口座の特徴
・スプレッドは業界最狭水準
・通貨ペアは26種類
・楽天スーパーポイントがたまる

楽天MT4口座の特徴

それではもうひとつのFX口座である楽天MT4口座とは何が違うのでしょうか?

こちらはロシアのMetaQuotes社が開発したトレードプラットフォームである「MT4(メタトレーダー4)」(MetaTrader4)が利用できるという特徴があります。MT4の概要について知りたい人は、【MT4とは?ダウンロード方法と使い方マニュアル】をご覧ください。

もちろん、MT4口座も無料で使用できます。

楽天MT4口座を開設するためには、条件として楽天証券総合口座と楽天FX口座の両方を開設していなければなりません。

ただし違いはトレードプラットフォームだけではありません。スプレッドがやや広く設定されています。米ドル/日本円(USD/JPY)だと0.5pips、ユーロ/日本円(EUR/JPY)だと1.1pips、ユーロ/米ドル(EUR/USD)で0.6pipsですから、楽天FX口座のスプレッドよりも広めです。

1回や2回の売買ではたいした差になりませんが、スキャルピングのような超短期売買をする場合は積もり積もって大きな差になります。通貨ペアも少し絞られて22種類になっており、人民元や香港ドルは取り扱っていません。

状況的には楽天FX口座よりも不利ですが、MT4が利用できるということは実はかなりのアドバンテージです。詳細はこの後お伝えしていきますが、世界中のトレーダーが愛用しているのがMT4なのです。MetaQuotes社は後継のMT5も開発し、以前から出回っていますが、シェアはMT4が圧倒しています。

 

楽天MT4口座の特徴
・世界基準のチャートソフトMT4が使用可能
・スプレッドはドル円0.5銭とやや広い
・通貨ペアは22種類

MT4が利用できるメリット・デメリット

MT4

MT4の魅力とはどのようなものなのでしょうか?

それでは世界中に普及しているMT4が利用できると、トレーダーにいったいどのようなメリットがあるのかをお伝えしていきます。一方でMT4はFXの初心者向きではないと言われていますから、その理由についても触れていきましょう。

豊富なテクニカル分析・EAを対応可能

MT4の最大の特徴は自分の好みに合わせて自由にカスタマイズでき、テクニカル分析を重点的に行える点です。

また、もともと50種類以上のインジケーターが用意されていますが、さらに追加することができます。そしてシステムトレードをしたい場合、成果の出ているEA(Expert Advisors)をダウンロードして自分で利用することができるのです。

何せ海外のFX会社のほとんどがMT4を採用していますから、世界のトップトレーダーはみんなMT4を利用していると言っても過言ではありません。MT4は自分でEAをプログラミングできますので、一流のトレーダーが利用している最新のEAがどんどん登場してきます。もちろん有料のEAがあったり、無料だけどメルマガに登録しなければならないといった条件が課されるケースもありますが、ほとんどが専門サイトから無料でダウンロードできるのです。

国内のシステムトレードの場合、FX口座を開設した会社のオリジナルツールを利用してそのやり方だけで自動売買するだけですが、MT4だと星の数ほどあるEAの中から自分のトレードに合ったものを選んで利用することができます。しかも自分自身で開発することも可能です。

MetaQuotes社は早くMT5に移行させたい考えで、MT4のアップデートを終了していますが、MT4とMT5の互換性が悪く、世界中を見渡してもまだまだMT4が主流です。MT4のEAの慣れ親しんで離れられない人がそれだけ多いということでしょう。(MT4とMT5の違いはこちら

国内の大手証券会社6社、楽天証券、SBI証券、GMOクリック証券、カブドットコム証券、松井証券、マネックス証券の中でMT4を導入しているのは、楽天証券だけになっています。

FX初心者にはやや難しい?

なぜ国内のFX会社でMT4をトレードプラットフォームに採用しているところがほとんどないのでしょうか?

これには自社のオリジナルツールを使った方がDD方式(ディーリングデスク、相対取引)に都合がいいなどいろいろな理由が考えられますが、ひとつにはFX初心者には扱いが難しいということが挙げられます。表示される時間自体も日本時間ではなく、日本時間に変換するためにはインジケーターが必要だったり、IFD、OCO、IFO注文という言葉は登場せず、注文の方法も慣れるまで大変です。

その点、国内のFX会社が開発して提供しているオリジナルのトレードプラットフォームは、日本人トレーダー専用に作られていますし、FX初心者も簡単に使えるように工夫されているのです。

FX初心者がいきなり50種類のインジケーターを提供されても戸惑うでしょうから、主要なテクニカル指標だけに絞ってわかりやすさ、使いやすさを追求しています。もちろんMT4との互換性はありませんので、世界中で開発されているEAを利用することはできません。仮にダウンロードできたとしても、FX初心者が外国語ばかりで表示されるEAを使いきれるとも思えません。

ただ、将来的に、専業や真剣にFXを行うのであれば、早いうちからMT4に慣れておくのは非常にメリットがあると言えるでしょう。

 

MT4口座のメリット・デメリット
・MT4は世界基準のチャートソフトで、テクニカル分析がしやすい
・独自にカスタマイズが可能
・やや難しいと感じる方も初心者もいる

 

楽天証券

楽天証券の評判やメリット・デメリットのまとめ

ということで楽天証券のFX口座についてお伝えしてきました。2016年にはシステムトラブルで業務改善命令を受けたこともある楽天FXですが、課題の約定力の低さも改善されてきています。

まずはスプレッドの狭い楽天FX口座でFXに慣れていき、どうすれば成果が出るのか実感できるようになったら、それに合ったシステムトレードを、楽天MT4口座で実現していくことをおすすめいたします。ぜひふたつの口座を上手に活用していって、FXで資産を増やしていってください。



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