こんな疑問を解決!
- 追っかけ買い・追っかけ売りをした後、相場が反対の方向に動く理由は?
- 追っかけをして良い2つの場面とは?
- 高勝率なトレード手法は?
今回はこんな疑問を解決していきます。
レートが勢いよく上昇しているのを見て買ったら「高値掴み」ですぐに下がってきたことや、急落を見て売ったら「底値売り」でレートがすぐ上昇したという経験はありませんか?
これらは相場の本質が理解出来ていないか、無視しているがために行ってしまう行為です。
相場の世界はゼロサムゲームで、勝っている人がいる分、負けている人がいます。
高値掴みや底値売りをしている人がいるおかげで、裏で稼いでいる人達がいるのです。
今回の記事では、その追っかけ買い、追っかけ売りについて説明をし、それらがNGな理由と、逆にしていい場面を説明していきたいと思います。
鈴木 拓也
株式会社フィンテラス代表取締役
- 三井住友銀行で為替ディーラー業務を経験して独立
- 純資産4億円をFXや株で運用中|2023年利益+5,000万円超
- 著書「7日でマスター FXがおもしろいくらいわかる本」「世界一やさしい FXチャートの教科書 1年生」など
- 公益社団法人 日本証券アナリスト協会認定アナリスト
追っかけ買い・売りがNGな理由を動画で解説
追っかけ買い・売りが良くない理由を動画で解説(約6分)しています。
動画をご覧になった方も、記事で復習すれば定着率が上がります。
上昇相場の後は必ず下落が起こる
まず皆さんに質問ですが、為替レートの値動きはどんな値動きをしているでしょうか?
何を今さらそんなことを聞いているんだ…と思われたかもしれませんが、為替は以下のような一直線の値動きをすることはまずありません。
上昇相場であれば、必ず押し目(一時的な下落)が存在し、レートは以下のような波形を作って上昇しています。
FXで稼ぐためには、トータルでpipsがプラスになるようにすることですよね?つまり、上昇か下降かの分かりやすい波形を探して、その後、更に稼ぎやすいエントリーポイントを見つけて玉を打ち込むだけです。
ここで、急上昇している、急落している相場は、ほぼ必ずその後に調整が入ります。
そのことを知っていれば、わざわざリスクを犯してまで追っかけトレードする必要性が無いことは分かります。
上昇に乗り遅れても、その後に来る押し目のポイントでエントリーをすればいいのです。
そうすれば、コストも安くなりますし、追っかけて買って、一時的な調整でふるい落とされるリスクも減少します。
関連記事:FXで稼ぐ『たった3つの方法』とは?初心者が負ける2つの理由も解説
追っかけ買い(売り)が適切な2つの場面
ただし、追っかけ買いと追っかけ売りを全否定するつもりはありません。
プロの為替ディーラーも、急上昇している相場や急落している相場に飛び乗るケースもあります。
では、それはどういうケースなのでしょうか?
結論から言えば、以下2つの背景がある場合です。
追っかけをしていい場面
- ファンダメンタルズ的な背景がある
- テクニカル的な背景がある
ファンダメンタルズ的要因やテクニカル的要因に分けて、それぞれ説明していきます。
理由1:ファンダメンタルズ的な背景がある
相場の急上昇にそれを裏付けするファンダメンタルズ的要因がある時は、相場が急に上がっている時でも飛び乗った方がいい場合があります。
例えば、金融政策決定会合で相場の方向性を決める重大な決定がなされた時や、経済指標が予想と大きく乖離した時がそのようなケースです。
例えば、2014年10月31日に日銀が、量的・質的金融緩和の拡大を決定し、円が全面安となりましたが、このようなケースでは、飛び乗ることが正解のケースです。
ファンダメンタルズ的な要因を把握することは、機関投資家と比べて情報収集力が劣る個人には難しいかもしれませんが、「この急騰(急落)には、何か理由があるのか?」と意識するだけでも、高値掴み(底値売り)による無駄な損失は少なくなると思います。
ファンダメンタルズについて詳しく学びたい方は、以下の記事もご覧ください。
関連記事:FXファンダメンタルズ分析で勉強すべき3大項目と役立つ情報源を紹介
理由2:テクニカル的な背景がある
そして、二つ目は、そこにテクニカル的な要因がある場合です。
例えば、心理的な節目であり、尚且つ重大なレジスタンス・サポートラインブレイクした場合です。
ここにおいても、そのテクニカルポイントの重要度の見極めには、経験と知識が必要ですが、買い勢力と売り勢力の逆転が起き、そこを割れれば後は真空状態で一気に相場が動くというようなケースでは、飛び乗りも成功する可能性が高まります。
もちろん、ブレイク後のリターンムーブ(戻り)の可能性はどんなケースでもありますので気を付けないといけません。
テクニカル的な要因で代表的な水平線について学習したい人は、以下の記事もご覧ください。
関連記事:FXテクニカル分析とは?初心者におすすめ9種類を現役プロが解説
まとめ
ただ闇雲に相場が急上昇しているから買い、急落しているから売りをしているようでは、いつまで経ってもFXで安定的に稼ぐことは難しいでしょう。
急上昇している、急落している相場は、必ずその後、押しや戻りが発生します。わざわざ高いリスクを犯してまでそこでエントリーする必要性はどこにもないのです。
もし、乗り遅れてしまった場合は、待ち構えて第二波でエントリーするようにしましょう。
ただし、例外としては、重大なファンダメンタルズ的な要因とテクニカル的な要因がある場合には、その限りではないです。
それらを見極めるためには、経験と知識が必要になってきますが、意識するだけでもFXでの勝率が変わってくるかと思います。
今日も動画ありがとうございます。また、一つ勉強になりました。
こんばんわ。
FXを始めて最近まで、明確な根拠もなく、追っかけ買い追っかけ売りのトレードしていました。何故エントリーすると逆に動くのだろう?と、思い、色々調べてみましたが、なかなか納得する答えが見つかりませんでしたが、ようやくスッキリ!しました。ありがとうございます。
これでまた、負けトレードが一つ減りました。
こんばんは。
そういって頂けて何よりです。
引き続き当コンテンツがスキルアップにお役立て出来れば幸いです^^
とても良く分かります。
初心者のために役立つ事を教えていただき、ありがたいです。
ご参考になったようで幸いです。
瞬間的にやってしまう追っかけ買い、追っかけ売りですが、一呼吸置いて冷静に判断することが大切なんだと、改めて考えさせられるメールでした。
ありがとうございました。
お世話になっております。
いつも動画ありがとうございます。
本日ポンド円1直線で110p.上昇にわ驚きました。
下げると思いエントリ30p.利確しました。
エントリ根拠は.過去の経験のみです。高値圏でもありましたので。
上記の根拠でわ危ないでしょうか、アドバイスお願いいたします。
利益確定おめでとうございます。
恐れ入りますが、ブログ範囲外や個々のトレードについてはコメント出来ませんので、下記お問い合わせをご一読下さい。
https://fx-megabank.com/contact/
T-ya 様
毎日配信をありがとうございます。
リスクリワードとか資金管理とか本当に重要なことだと思えるようになりました。実際のチャートにラインが引けて高値安値が見えるように先ずならなければ、根拠を持つことができません。根拠無しにエントリーしようとすると損切無しか、あるいはめくらめっぽうに遠くに置くかしかありません。リスクリワードは滅茶苦茶です。
自分はまだまだ当分トレードなんて出来そうに無い気がしています。半面この講義を聞いている内に、何となくFXのトレードの全貌が見えて来たような気もします。
その一角から、実際のチャートに相対しながら少しずつ崩していこうと思っています。筆不精で中々コメントをお送りできなくて申し訳ありません。でも頑張っていますので、今後とも宜しくお願いします。
いつもメルマガや動画をご覧頂きありがとうございます。
当コンテンツが参考になっているようで何よりです。
いつも勉強させていだだいております。
追っかけ買い、追っかけ売り。。
根拠もなく、というかテクニカルもわからないので慌ててやってしまい損失するばかりです。
これからは学ぶも同時にメンタルも鍛えて少しずつ変わっていきたいと思います。
超初心者の木戸といいます。いつも勉強させて頂きありがとうございます。
どんな行動にも 根拠に裏打たされた作戦が必要なんですね!
まだスキルはないですが 今の自分にできる事から確実にやっていこうと思います。
いつも動画有難う御座います。
根拠の無い追っかけ買い、追っかけ売りは避けようと思います。
ファンダメンタル要因にも経済ニュースには敏感になる様心がけます。
こんばんは。まさに本日ユーロドルで狙っていたサポートラインブレイクの後、リターンムーブに飲み込まれ滅びました。昨日、追っかけラインブレイクで利益が多めに出ていたので調子にのっちゃいました。只今t-yaさんの教えを元に間違えを修正中です。改めてt-yaさんのブログや動画をみるとダメな所がたくさん出てきて笑っちゃいます。次回には同じ誤ちを繰り返さないよう頭と体にt-yaさんの教えを叩き込みたいと思います。
トレンドに乗ってるつもりが追っかけだったことに気付かされました。
初心者なので押し目買いに徹し、追っかけるなら必ず合ってる合ってないはわかりませんが根拠を示し、少な目で追っかけてみます。
鈴木さんのサイトに出会えて良かったです
これからも勉強です
鈴木先生の教えを受けて行くと、本当に、伊達じゃない、間違いは間違い、やってはいけない事はこれ、また、この様なチャートは、こういった理由から成り立つとか、ズバリ指摘してくださるから、ボーッとチャート眺めているより勉強になります。
いつも動画楽しく拝見させていただいています。
すごく参考になりました。
ファンダメンタルズ要因は中々理解できてないです。どちらかと言うと、様子見に走ってしまうことが、多いです。
テクニカル分析も含め、もっと勉強していきたいです。
おはようございます。
今回の講義は、まさに私が犯してきたトレードそのものです。相場の本質が理解出来ていないのですね。勉強するのに毎日配信して頂けるメールが有難いです。これからも宜しくお願いします。
追っかけ買い、焦りからついやってしまいがちです。
しっかりした根拠を持たないと…と思います。
勉強になります。
いつも動画を拝見させて頂き、勉強しています。
追っかけをして私もよく失敗します。
冷静に相場状況を分析し、根拠を持ってエントリーする。
焦らず、次のチャンスを待つ事も出来る。
この2点をメモ書きしてモニターの隅に貼って、同じ失敗を繰り返さないようにします。
これからもよろしくお願いいたします。
毎日くる課題が楽しみになって動画を見てインプットしていますが知能が追いついて行かず損失が重なる前に一度実践から離れてバーチャルで再勉強しています、これからも毎日の課題が楽しみです。
ご参考になっているようで何よりです^^
追っかけ買い、追っかけ売り、鈴木さんから教わるまで普通にやって毎回失敗していました。次回からは失敗しないですみそうです。
FX始めてすぐの時期は追っかけ買いをしていました。
もちろんその時は、欧州やNYの参入時間や重要指標の発表など全く知らずに、急に猛スピードで動き始めたのでそれに飛び乗ってただけです。
ラッキーにも最初に20pips近く獲れてしまって、味をしめて繰り返していくうちにダマシ(特にアーリーロンドン勢のショート狩り・ロング狩り)に遭って、損することのほうが多くなってから、いろいろ調べてカラクリが分かり、そこでポジションを持たないと決めました。
T-yaさんの解説は非常にわかりやすく、またここで腑に落ちたので、根拠が固まらないときやファンダの情報に乗り遅れた場合は絶対に飛び乗りは避けようと改めて思いました。
ありがとうございます。
これからもよろしくお願いします。
闇雲にのっからず追っかけ売り、追っかけ買いするにも根拠が必要、基本的にはリターンムーブを狙う。
忘れないようにします。
過去動画を視聴し、毎日勉強させていただいております。
今回の内容はスキャルピング中に、私が喰らう内容でした。
これからも挫けず少額からトレードを頑張っていきます。
FXカレッジの動画を視聴して、勉強させていただいています。
FXを始めて2週間の者です。最初は利益が出て良かったのですが、欲を搔いて根拠のない追っかけ売り買いをして、失敗ばかりしていました。
この動画が視聴できて良かったです。
基本的にはリターンムーブ、心に刻んでおきます。
動画視聴と、記事を何度も読むことで勉強しています。仕事などせずに、毎日チャートを見ながら勉強したいところですが、そうもいかず歯がゆいです。
なにごとも、根拠が大事!さらに学ばせていただきます。
待ちきれずにエントリーしてしまうような事にならないように気を付けたいと思います。
追っかけエントリーをしないように心がけます。乗り遅れたと思ったら次のチャンスを待ちます。
追っかけは怖くてまだやったことはないですが、根拠があれば仕掛けても良いことはわかりました。しかしその根拠を見つけるのは、簡単ではなさそうですね。もっと勉強しないと…
追っ掛けの根拠を決めるのは難しいところですが、「よく分からなければ手を出さない」を徹底することが大事です。
追っかけ買いや売りをしないように心に余裕を持ってトレードに臨まなければならないと思いました。
押し目や戻し目が本当にそうであるのか、だましではないのかを見極めるのは経験しかないのでしょうか?
押し目や戻り目が本当にそうかを判断する方法は、フィボナッチリトレースメントが有効ですね。
以下の記事をご参考ください。
https://fx-megabank.com/technical-analysis/fibonacci/
追っかけ買いと追っかけ売りは、絶対にだめなものではなく、ファンダメンタルズ的な背景、
テクニカル的な背景があれば可、ということがわかりました。背景(根拠)を掴むのも勉強あるのみですね。がんばります。
まさにその通りですね。追っかけ買い・売りは、勘だけでやってはいけないと覚えておきましょう。
今回もわかりやすい解説ありがとうございます。
リンクの「FXファンダメンタルズ分析で勉強すべき3大項目と役立つ情報源を紹介」
もとても参考になりました。ファンダ的な要素は多すぎて内を見ればいいのかよくわからなかったのですが、金融政策、財政政策、経済指標の3つをまずは見ていきたいと思います。
ファンダメンタルズの記事がお役に立てて何よりです。
テクニカル分析に加えて、ファンダメンタルズ分析の知識も学んでいきましょう。
興味本位でFXを初めて見事に返り討ちにあいました。
しっかり勉強して、40になるまで(現在34)に年収1億円を稼いでリタイヤしたいです。
頑張ります。
メルマガありがとうございます。M5 M15 足でトレードをしています。
損失を出しているときに限って上昇や下降のロウソク足のの伸びにとらわれて飛び乗りをしていたい思いをします。冷静になるとこうだからダメなんだって思うんですが、同じことの繰り返しをして損失を大きくしてしまいます。損失を出しているときは一旦相場から離れて冷静になる。損失を出すということはシナリオが間違っている。見直す必要があるということ。
そういうことを今まで考えられていなかったし、見直すことが出来なかった。自分の感情に支配されて感情のままトレードをして損失を大きくしていました。改善します!
急上昇などを見るとついつい乗ってしまいたくなりますが、高値つかみのリスクも高いので、その点は意識していきましょう。
追っかけ買い、売りが良くないのは重々承知しているつもりなのですがリアルのチャートを見ていると、押し目や戻り目は、怖くてなかなか手が出せずにいます。これを乗り越えないとダメなんですね。
追っかけ買い、売りに関しても、根拠が無いとただのギャンブルになってしまう事、良く理解出来ました。
一つのチャートの動きだけに惑わされ無い事、冷静に分析する事が重要ですね。
FXをやり始める為には、基礎を理解し、焦らずメンタル面の強化も必要な事、痛感しました。
ありがとうございます。
押し目買いや戻り売りのタイミングが分からず、絶好のポイントを見逃したり
違ったポイントで、トレードをしているので
ラインを正しく引くことができれば、勝率アップすると思いまして
こちらサイト経由で、マネーパートナーズで口座開設して、nanoにて昨日取引したけど
「ラインの王道」
とか、頂けるのかな…
やはり為替の基礎を理解するのは大事だと思いました
追っかけ買いもよくやりました。高値掴みを反省です。