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FXをしていると感情に左右されて上手くいかない時があるのですが・・・

鈴木(T-ya)鈴木(T-ya)

それはメンタルが悪影響しているね!上手にメンタルをコントロールする方法を学ぼう!

ハイリスク・ハイリターンの投資運用である「FX」(外国為替証拠金取引)は、8割以上のトレーダーが敗け、勝てるのは2割に満たないと言われています。

為替相場は大きく分けて、「上昇」「下落」「もみ合い」の3パターンですが、もみ合いでは勝敗はつかないので、勝敗は「上昇か下落か」の二択で決まることになります。そう考えてみると5割近くのトレーダーが勝てるはずなのですが、なぜここまで勝てるトレーダーは少ないのでしょうか?

ここにはトレーダーのメンタルが大きな影響を及ぼしています。FXに勝つために必要なメンタルとはどのようなものなのでしょうか?

<今回の記事で分かること>
・そもそもFXで必要なメンタルとは何か?
・感情をコントロールする「モデリング」のスキルとは?
・感情を切り替えるアンカリングとは?

 

FXに必要な2つのメンタルとは?

FXに必要なメンタルとはそもそもどんなものでしょうか?「メンタル」とは「精神的な状態」のことです。「心の調子」ともいえます。一方、よく似た言葉で「マインド」があります。マインドも同じように精神面についてですが、こちらは「価値観や信念」「必要な考え方」のことになります。

ここからは、FXに必要な2つのメンタルをみていきましょう。

利益に飛びつかないメンタルが必要

「メンタルトレーニング」という言葉を耳にしますが、メンタルは鍛えていくことができるものです。つまり弱いメンタルと強いメンタルがあることになります。

強いメンタルの持ち主は、どんな緊迫した場面でも平常心を保ち、実力を発揮することができます。逆に弱いメンタルの持ち主はそれをしたくてもできません。デモ口座では平常心でトレードができても、リアルマネーになると途端に平常心を保てなくなるのです。

平常心を保てないとどのような感情や、行動になるのでしょうか?

まずは順調に予想が当たり、含み益が生じた場合です。利益を出して資産を増やすことを目的に投資しているわけですから、この状況は嬉しいですね。

しかし、為替レートは絶えず変動を繰り返しています。今は含み益の状態ですが、5分後には反転して含み損を抱えることになるかもしれません。ここで平常心を保てるかどうかは重要な分岐点です。人はどうしても含み益が生じると早く利益確定してしまいたくなるからです。

早い利益確定が間違っているというわけではありません。レジスタンスラインやサポートラインをブレークできなければ反発するからです。反発する前に利益確定するというのも方法のひとつになります。

問題は気持ちが焦ってしまい、前後の見境なくとにかく利益に飛びついてしまうことです。FXで勝つためのポイントは「損小利大」ですから、含み益が出たらすぐに決済していたら、利大の実現は難しくなります。

むやみに利益に飛びつかないメンタル、我慢できるメンタルが必要なのです。

 

利益が小さく損失が大きくなると、FXではリスクリワードの観点から圧倒的に不利になります。リスクリワードについて詳しく知りたい人は、以下をご覧ください。

関連記事:リスクリワードとは?初心者がFXで負ける理由はコレだった!?

損を許容できるメンタルが必要

もちろん逆の状態でも同じことが当てはまります。含み損を抱えている場合です。人は損することを拒絶します。無意識に回避しようとするのです。ここでは先ほど以上に平常心を保てるかどうか問われることになります。

為替レートが変動することが惑わせます。「もしかするとトレンドが転換期を迎えて反転するかもしれない」「明日にはポジティブサプライズが発生して含み益になるかもしれない」そんな誘惑と葛藤が生まれるのです。

その可能性はゼロではありませんから、塩漬けしていたら本当に含み益に変わるかもしれません。そういった戦略であるならば別に損切りする必要はありません。

問題は損切りしなければいけないとわかっているのに、未練たらしく損失確定できないことです。そうなると含み損がますます膨らんでいき、強制ロスカットになってしまう危険性もあります。致命傷です。

FXをする以上は、一定の損を許容できるメンタルの強さが必要です。このケースでは、辛抱強く待つのではなく、損をしたくないという自分の感情に打ち克ち、迅速に行動に移すことのできるメンタルということになります。

 

FXに必要な2つのメンタル
利益にすぐ飛びつかないメンタル
損を許容できるメンタル

FXで求められる感情のコントロール方法

「わかっていてもできない」、弱いメンタルの場合はこれが厄介なところです。いくら正しいトレード方法を理解しても、それを実践し、実現させるためにはメンタルの強化が必要不可欠なのです。

どうやってメンタルトレーニングをしていけば、感情をコントロールできるようになるのでしょうか?

成功者のモデリング

「本当に勝てるのかどうか不安だ」「もしかしたら失敗するかもしれない」そういったネガティブ思考は「リスクマネジメント」に繋がる大切なものです。これを否定する必要はありません。常にポジティブ思考では、リスクマネジメントが疎かになり、いずれは大敗し、FXの世界から退場しなければならなくなります。

大切なことは、「決めたことはブレずに実行する」メンタルでしょう。しっかりとリスクマネジメントをして決めた方向であれば、自分を信じて進む勇気が必要です。成功者はそれが自然とできています。

そこで「成功者のモデリング」をするのが、メンタルトレーニングには有効的です。モデリングというのは「真似をする」ということです。もちろんマインドもモデリングすべきなのですが、まずは成功者の言動や仕草、ルーチンワークなどを真似してみましょう。

投資に成功している人の書籍、ブログ、サイト、Twitterなどを参考にしてみます。何時に起きて、何を食べているのか、どれくらい運動して、どのくらい人に会い、どのくらいトレードに時間を費やしているのか、通貨ペアはどのくらいで、どんなFX業者を利用しているのか、真似できることは真似してみましょう。

モデリングの効果は、真似ることによって同じような心境になれるということです。つまり成功者と同じ自信を得ることができます。これを意識して繰り返していくと、自分の潜在意識を上書きすることができます。「自分もできる」という思いが潜在意識から湧き上がってくるようになるのです。結果、緊迫するシーンでも成功者をモデリングし続けることで、平常心を保ち、実力を発揮できるわけです。

感情を切り替えるアンカリング

また、自分の感情をコントロールする方法として「アンカリング」も有効です。「条件づけ」のことで、「こうしたら、自分はこうなれる」という思い込みを利用します。心理療法から発展したNLPのスキルになります。

まずは具体的に成功体験を思い出すことが大切です。その時はどんな場面で、どんなことがあったのか、自分はどんな行動をしたのか、だけではなく「どんな気持ちになったのか」「何が見えたのか」「どんな香りがしたのか」「どんな感触を得たのか」できるだけ五感を使ってよりリアルにイメージすることが大切です。

そしてある行動とそのイメージを連動させます。プロ野球選手が同じルーチンでバッターボックスに立って構えたり、プロゴルファーがルーチンを崩さずに常に同じアドレスなのがその良い例でしょう。

「これをしたら、自分の集中力が増し、パフォーマンスを発揮し、成功できる」、そんなスイッチを持っているからこそ、失敗しても気持ちを切り替え、自信をもって次に向かうことができます。

条件付けはどんなものでも構いません。日常生活ではやらない特別な動作がいいでしょう。複雑過ぎる必要もありません。「右手を握って、人差し指の拳部分に触れると平常心を保つことができる」といったシンプルなものでいいのです。繰り返し取り組んでいくことで、潜在意識を上書きすることができます。

 

感情のコントロール方法
成功者のモデリング:上手くいっている人の全てを真似る事
感情を切り替えるアンカリング:条件付けをして集中力を発動する

メンタルを鍛えてFXの勝率を上げよう

FXだけをしていてもなかなかメンタルトレーニングにはなりません。他の分野で活用されている知識や手法も上手く採り入れていくことが大切です。

メンタルを鍛え、感情をコントロールできるようになれば、FXで勝てる可能性も高まります。ぜひ試してみてください。


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鈴木 拓也

東京工業大学大学院卒。メガバンクの国内・海外支店にて為替ディーラー業務を経験後、独立。現在は、自己資金で投資を行う傍ら、FXを中心とした投資スクールを運営。日本証券アナリスト検定協会会員(CMA)。