こんな疑問を解決!
- FXで負けてメンタルが傷ついた時の対処法は?
- ストレスを軽減する方法は?
- 落ち込んだ時に悩みを解決する方法は?
今回はこんな疑問を解決していきます。
FXで大負けすると、メンタルがやられてストレスを感じますよね?
ですが、FXに限らずビジネスやスポーツ等、その他全般に当てはまることですが、負けた時は自分を更に大きく成長させられる絶好のチャンスなのです。
問題はその失敗の受け止め方。
これ次第で、将来の自分のレベルが100にも1のままにもなります。
今回の記事では、FXで負けた時にその失敗からどのように立ち直ればいいのか、私の経験談も踏まえてその際の思考法について説明をしていきます。
この思考法を持つことで、強靭なメンタルが身に付きストレスも感じにくくなりますよ。

鈴木 拓也
- 公益社団法人 日本証券アナリスト協会認定アナリスト
- 東京工業大学大学院修士課程修了(工学修士)
- メガバンクの本店・香港支店で為替ディーラー業務を経て投資家/実業家に転身
- 株式会社フィンテラス代表取締役
運をも支配する思考法を動画で学ぶ
FXで負けた時に最適な思考法を動画で解説(約7分)していますのでご覧ください。

動画を見終わった方も、以下のテキストで復習しましょう。
FXで負けた時のメンタル回復方法
FXに限らず、誰でも何かに挑戦し負けることや失敗することはつらく、メンタルに苦痛を受けます。
例えば、受験で一生懸命勉強したにも関わらず志望校に落ちたり、資格の試験で不合格になったり、スポーツの試合で負けたり、ビジネスで結果が出なかったりなど…
このような状況になると、メンタルもやられます。
では、どうやってメンタルを回復すればいいのでしょうか?
それは、逆転の発想で、負けた経験は自分が更に次のステージへ成長できる「絶好の機会」と考えることです。
負けは成長エネルギーになると考える
負けた時にメンタルを回復する方法は、負けを成長の機会とポジティブに考えることです。
間違ってもネガティブに考えてはいけません。
例えば、受験に失敗したらその悔しさをバネに勉強し、更に高度な資格を取ったり就活で頑張ったり、スポーツで負けたら、猛練習して更に実力を高め全国制覇を狙うなど「失敗が自分を動かす最強のエネルギー」にと考えるのです。
これらは全て私の経験談から来ており、受験で失敗した時もそれをバネに更に上の学校を狙いましたし、就活も圧倒的スピードで内定を手に入れていました。
資格等もそうですが、それらの要因はすべて「失敗」のおかげだったと思います。
人を動かすモチベーションのバックグラウンドには様々なものがあります。
その中でも、逆境や失敗をバネに動いている人間は非常にパワーがあるのです。
FXでの負けは成長の過程で必須
そして、負けが成長につながることはFXにおいても同様です。
FXで負けた時に、負けたトレードはもう思い返したくもないと、ゴミ箱に蓋をしてしまうのは非常にもったいないです。
これは、メンタルが一見回復するようですが、根本的な解決策になっていません。
FXで負けた時こそ、その原因を把握して、もし自分のトレードに問題があるならば二度と繰り返さないというようにすれば、着実にレベルアップすることが出来ます。
例えば、もしあなたが100連敗している人であれば(そんな人はいないと思いますが)、私はあなたが将来FXで稼げるようになると思います。
なぜなら、その人は100通りの負け方を知っているからです。
負けたらその負けパターンをリストにストックしていきましょう。
そして、同じ過ちを決して犯さないようにしましょう。
そうすれば、負ければ負けるほど、あなたは負けるパターンが無くなり、トレードスキルはどんどんアップしていきます。
FXで負けた時のメンタル回復法
- FXでの負けは自分が成長するための原料になると考え、ポジティブに考える
FXトレードの記録方法について以下をご覧ください。
記事:FXトレード記録と日誌の書き方!スキルを上達させるポイント
FXでストレスを軽減する方法
FXでストレスを軽減する方法は、上記で説明した「負けをポジティブに考える」方法と同じです。
負けが苦痛でなくなれば、ストレスも同時に軽減されます。
一方、ストレスを完全になくしたいと考える人は、ある意味危険です。
ストレスなしでたまたま稼ぐのは危険
たまたまFXを運だけで勝って、ストレスを感じていない人がいます。
しかし、こんな人は危険であると言えます。
真の実力があり、勝ち続けているならば全く問題ありません。
しかし、大した実力も無いのに、たまたま勝ててしまっている人は、一度勝てなくなると、歯車が一瞬で壊れ、崩れ去っていきます。
そして、今まで勝てていた反動で、立ち直りが出来ず、FXの世界から消えていく人もいるのです。
相場の世界では、「負け方の上手い人が勝つ」という格言があります。
これは、いかに損切りを上手にするか、危険な場面を察知し早く逃げられるかを意味した言葉だと思いますが、今まで負け続けていた人は、既に負けのやり方を知っているので、中途半端に勝っている人よりも、そのやり方が上手いです。
繰り返しになりますが、負けは悪い事ではありません。
最悪なのは、負けたらそれに蓋をし、同じ過ちを繰り返し行ってしまうことです。
そんなことでは一生稼げるようにはなりません。
FX初心者のよくある負けパターンについては、以下をご覧ください。
記事:【FX失敗パターン7つ】FX初心者の9割が負ける理由はコレだ!
負けをバネに更なる高みへ
投資をしていれば、誰でも一度や二度は大きな失敗をした経験があるでしょう。
私も過去にあり得ないくらいの損失を抱えた経験があります(苦笑)。
しかし、それらの失敗があったからこそ、着実にFXのトレードスキルは上達したと感じています。
また、相場の世界で有名な投資家の多くも、過去に相場から強制退場させられたり、心が折れそうになるくらいの損失を出してしまったりした人も多いです。
しかし、そこから這い上がれたのは、失敗に背を向けず、その失敗を糧にして成長できたことが要因でしょう。
失敗しても、それは自分が成長できる最高のプレゼントです。失敗した後の姿勢次第で運をも支配することが出来るのです。
まとめ
FXトレードで失敗した際、その受け止め方で将来の自分のステージは大きく異なります。
失敗は最高のチャンスと感謝できる人であれば、将来FXで大きく稼ぐことが出来るでしょう。
失敗に背を向けるのではなく、失敗がレベルアップのための材料であると喜べるようになれば、メンタルは傷つかず、ストレスもほとんどなくなりますよ。
その他のメンタルコントロール方法は、以下をご覧ください。



失敗は成功の母といいますもんね。
正にFXにおいても同じことが言えるんですね。
ここがギャンブルと投資(FX)の違いといったところでしょうか。ありがとうございました。
いつも勉強させていただいております。
いつも同じ過ちを繰り返す。
わかっていても同じ過ちを繰り返す。
いつまで経ってもレベル1ですね。
過ちを書き留めておくことをやってみようと思います。
いつも為になる口座をありがとうございます。
超初心者の木戸です。
負けた時はいつも鈴木先生の声を動画で聞く事により冷静さを取り戻しています。
負けパターンの分析力も重要な実力の一つなんですね!
負けても 勝っても日々前進したいと思います。
友人の仕事の立ち上げの関係で、一か月ほど勉強をお休みしておりましたが、
その間も、
どんな負け方をするかを重視して、スキャルピングにて実践しておりました。
まだまだギャンブルの域を脱していないとおもいますが、
損切、利益確定を明確にすることで、光を見いだせました。
今後とも参考にさせていただきます。
t-yaさんの教えに沿って根拠のあるトレードをしているせいか負けた時の感覚が
何も考えず勢いでトレードしていた時と
全く違いますね!
自信をもって根拠のあるトレードすれば、負けても明確な失敗に気付けるので
明日の自分は確実に強くなっているなと
思う事が出来ます。
「負ければ負けるほど、あなたは負けるパターンが無くなり、トレードスキルはどんどんアップしていきます。」
スゴく心強く感じました。
ありがとうございます。
こう言えるように、負けたことを真摯に受け止めて分析し、反省してスキルアップを目指します。
負けた時の考え方を記しておき、次回同じことを繰り返さないというは、
大事なことですね。FXのことだけではないので、今後の人生も同様に、
失敗を振り返って反省していこうと思います。
まだスタートを切ってはいませんが、現時点では負けが怖くて始めれていないのではなく、まだなかなか実態を認識できておらず、分からないがゆえの慎重さとリスクを抑えるための情報収集をやっているところです。ただ具体的に経験してみないと身に付かないとも思いますので、ある程度の負けは覚悟で先ずはやってみると言う踏ん切りもそろそろつけようと思います。ご指導のほど、宜しくお願い致します。