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FXの検証作業はどのようにやればいいでしょうか?

鈴木(T-ya)鈴木(T-ya)

初心者の方向けにFX検証のやり方を説明していくよ!

FX(外国為替証拠金取引)は、レバレッジを効かせることで少額から始めることができることや、スマホを有効活用して24時間取り引きできることで幅広い層に人気の資産運用です。

ただし、「勝者は2割弱、敗者は8割強」と言われるほど、厳しい世界でもあります。一度や二度であれば誰でも勝てるのですが、継続して毎月利益を重ねていくとなると、一部の一流トレーダーしか実践できていないのです。

勝者と敗者の差は何でしょうか?

ここには「検証をどれほど重要視しているのか」「どれだけ明確な検証ができているのか」が大きく関わっています。今回は検証の大切さと検証方法についてお伝えしていきます。

<今回の記事で分かること>
・FXでなぜ検証が必要なのか?
・FX取引の検証はどのようにやればいいのか?
・検証による売買手法の強化法

 

FXでの検証とは

「FXは検証が大切」とはよく耳にするものの、FX初心者であれば、具体的にどうすればいいのかよくわからないかもしれません。

まずは、FXの検証は何のためにするのかを明確にしていきましょう。

なぜ検証する必要があるのか

プロ野球選手は、自分のピッチングフォームやバッティングフォームを撮影しておかしな点はないか、改善すべき点はないか常に確認しています。プロゴルファーも同様です。スイングフォームの他、アドレスまで細かくチェックします。

自分のイメージと、実際の行動を客観的に見比べてみると、かなり違っている点があるのです。自分は理想通りにやっているつもりでも、実はグリップが下がっていて、しっかりミートできなくなっていたりします。

これは後からの振り返り、「検証」をしてみないと気づかないのです。そして検証することによって、よりブラッシュアップし、自分のスイングの精度を高めることができます。

FXでも同じことが当てはまります。勝った、負けたで一喜一憂していても成長はできません。後からしっかり検証することで、自分がどんな場面で、どんなエントリーやエグジットをしていたのかを見つめ直し、成功や失敗した要因を把握することができます。感情的になってしまい、思わぬエントリーなどしているかもしれません。

こうして検証を繰り返し、トレーダーとして成長していくのです。FXで勝てるようになるためには検証を欠かすことはできません。

トレードルールを作るための検証

FXの検証は、自分の癖や改善すべき点だけを見つけるためだけでは不十分です。自分のトレードの範囲だけでは、為替相場の流れや特徴までは把握できません。つまり「どうすれば勝率が高まるのか」ということがわからないままになってしまうのです。

本当にエントリーすべきタイミング」「損失を最小限に抑えるためのタイミング」「利益を確定すべきタイミング」といったものは、過去の為替相場の動きを分析しなければ見えてきません。つまり過去の為替相場の動向も検証する必要があるのです。

もちろんFXに関する書籍やセミナーなどで、知識を蓄え、情報を得る機会は多くありますが、FXは実践も積まないと見えてこないものがあります。ですからインプットだけでも、アウトプットだけでも成長できません。

インプットとアウトプットをバランス良く行い、さらに検証することで、「勝つためのトレードルール」が作られていきます。これは自分の改善点と過去の為替相場の動向を両方加味したものです。このトレードルールに従って取り引きしていくことで、勝率は今までよりも安定していくようになります。

FXの検証方法

それでは、具体的なFXの検証方法についてお伝えしていきます。「何を使って」「どこまで振り返るのか」ということがポイントです。取引業者で提供しているトレードプラットフォームも有効活用していきましょう。

チャートとインジケーターを利用

過去の為替相場を分析するために重要になるのが、「ローソク足チャート」です。時間足によって変動の特徴が異なりますので、自分のトレードスタイルに適した時間足のチャートを確認します。

MT4

チャートにもいろいろな種類がありますが、特におすすめのチャートがMT4(メタトレーダー4)です。MT4は、「FXトレードフィナンシャル」などのFX会社が提供しているもので、もちろん完全無料で使用することが出来ます。

(その他の、検証で用いるべきおすすめのFXチャートについては、【FX初心者におすすめチャートソフトと取引ツール・アプリランキング】をご覧ください。)

 

ただしそれだけでは材料が不足しますので、検証して優位性があるのか明らかにするためにも、日足や4時間足、1時間足なども分析していきます。

・高値、安値、終値はどう推移しているのか。
・陽線、陰線、ヒゲによって形成されるシグナルはどこまで信用できるのか。
・どこの時間帯に大きく変動しているのか。

過去1年間分は振り返りたいところです。最低でも3ヶ月分は確実に分析しましょう。5年前、10年前までは必要ないでしょう。世界情勢があまりに変わっていますので、古すぎる記録は参考になりません。

ある程度確認していったら、共通する値動きも見つかります。そうしたらその先のチャートを隠して予想してみることです。予想外の動きをしている場合もあれば、予想通りの動きもあるはずです。再現性の高い手法をトレードルールには採り入れていきましょう。

さらに「インジケーター」にも照らし合わせていきます。いろいろなインジケーターが搭載されていると思いますが、まずは有名なものをいくつか確認してみることです。「移動平均線」は短期・中期・長期と必要です。他には「一目均衡表」や「MACD」「ボリンジャーバンド」などを確認し、売買のシグナルが出たところで実際にどのような値動きをしているのか見比べていくのです。

時間足によって通用するインジケーターのシグナルは変わってくるでしょう。そのあたりの見極めもとても重要になってきます。

どの時間足で、どのインジケーターが、どんな反応をしたときが売買のシグナルになっているのか地道に分析していきましょう。

レビューを残していこう

そんな状況の中で、自分がどんな取り引きをしたのかを記録しておくことは大切です。トレードプラットフォームの中にも発注記録は残されていますが、別途自分で記録しておくと振り返りにもなります。

ノートに記していくのでもいいですし、Excelに取り引き履歴や損益を入力していくのも効果的です。Excelであればどの時間足を参考にしたのか、どのインジケーターを参考にしたのか、どのくらいのポジション量だったのか、どの価格でエントリーして、どの価格でエグジットしたのか、損益はどのくらいか、フィルターをかけて項目ごとに検証することが簡単にできます。

こうしてレビューを残しておくことで、ではどこを改善すべきなのかが明確になるのです。改善行動をすることで勝率は高まっていきます。一流のトレーダーに一歩近づくことができるのです。

「PDCAサイクルを回す」ということは、何事を成功させるにも重要な要素です。「Plan」(トレードルールを決める)→「Do」(トレードルールに則って実行する)→「Check」(検証する)→「Action」(改善行動をする)。こうしてトレードルールはブラッシュアップされていきます。

ちなみに完璧なトレードルールを見つけ出すことは不可能ですので、そこは追い求めないようにすべきです。8割の確率で勝てるのであれば立派なトレードルールと言えます。検証によって目標とすべきラインだと言えるでしょう。

FXの検証で勝てるトレーダーを目指そう

未来において過去のチャートとまったく同じ値動きになることはありません。しかし、高い確率で同じような動きになるシグナルもあります。自分がそのチャンスにしっかりとエントリーできているのかどうか検証してみてください。

検証の結果、「こんなところでエントリーしているのだから負けて当然」ということがわかるだけでも大きな前進です。失敗は成功の基と言います。検証によって、トータルで勝てるトレーダーをぜひ目指してください。




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