こんな疑問を解決!

  • ユーロ円(EUR/JPY)の特徴は?
  • ユーロ円のFXで稼ぐための手法は?
  • ユーロ円取引におすすめのFX口座は?

今回はこんな疑問を解決していきます。

ユーロ円(EUR/JPY)は、FXで人気通貨ペアの1つです。

ただ、FX初心者の方は、ユーロ円にはどんな特徴があるの?と思う方もいるでしょう。

そこで今回の記事では、ユーロ円を取引する前に知っておきたい特徴、ユーロ円におすすめの手法やFX会社を説明していきたいと思います。

この記事を読めば、自信を持ってユーロ円の取引ができるようになりますよ!

この記事の執筆者
suzuki_gazou

鈴木 拓也
株式会社フィンテラス代表取締役

  • 公益社団法人 日本証券アナリスト協会認定アナリスト
  • 東京工業大学大学院修士課程修了
  • 三井住友銀行の本店・香港支店にて為替ディーラー業務に従事し、投資家/経営者に転身
  • FXや米株インデックス、高配当株などで運用する億投資家
  • 著書「7日でマスター FXがおもしろいくらいわかる本」「世界一やさしい FXチャートの教科書 1年生」など

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ユーロ円(EUR/JPY)の特徴4つ

ユーロ円とは、ユーロ(EUR)と円(JPY)の通貨ペアのことです。

ドル円以外の円を含んだ通貨ペアを「クロス円」と言いますが、その1種です。

FXでユーロ円のトレードをする方は、以下4つの特徴は必ず知っておきましょう。

ユーロ円の特徴

  • 合成通貨ペア
  • 欧州時間に値動きが活発化
  • 欧州・米国・日本の経済指標に影響される
  • ボラティリティが高い

それでは、それぞれ説明していきますね。

特徴1:合成通貨ペア

1つ目のユーロ円の特徴は、「合成通貨ペア」です。

ユーロ円(EUR/JPY)のレートは、単純にユーロドル(EUR/USD)とドル円(USD/JPY)を掛け算したレートです。

例えば、ユーロドル=1.1000、ドル円=110円の時、ユーロ円は121円(1.1000×110)になります。

意味が分からない!という方は、まずはレートをチェックして自分で計算してみましょう。

ユーロ円は合成レート

  • ユーロ円(EUR/JPY)=ユーロドル(EUR/USD)×ドル円(USD/JPY)

実は、あまり知られていないのですが、インターバンクの外国為替市場ではユーロ円(EUR/JPY)単体が取引されることはあまりありません。

ユーロ円自体の取引量がほとんど無いので、ユーロ円を取引する際は、ユーロドルとドル円に分けて取引されているのです。

そして、この事実を知っている人は(中上級者やプロ)、ユーロ円を取引する時は、ユーロドルとドル円のレートも必ずチェックします。

なぜなら、ユーロ円は上記で説明した架空のレートなので、ユーロ円だけ見ていても全く意味ないからです。

ユーロ円が単体で動いているというよりも、ユーロドルとドル円の値動きによって、ユーロ円の値動きが決まると考えた方が自然です。

 

合成通貨ペアについてもっと知りたい人は、以下の記事をご覧ください。

記事:クロス円とは?ドルストレートの違いや通貨の相関関係について解説!

特徴2:欧州時間に値動きが活発化

2つ目のユーロ円の特徴は、「欧州時間に値動きが活発化する」です。

日本時間の15時以降は、欧州の投資家が市場に参加し始めます。

そして、ユーロ円がユーロドルとドル円の掛け算レートであることから明らかなように、ユーロドルが欧州時間に活発に取引されるので、それによってユーロ円も値動きが激しくなります。

記事:FX時間帯別の特徴とおすすめの取引時間はどこ(東京・欧州・米国)?

特徴3:欧州・米国・日本の経済指標に影響される

3つ目の特徴は、「欧州・米国・日本の経済指標に影響される」です。

基本的に、通貨ペアは双方の国の経済指標や金融政策の動向に左右されます。

例えば、ドル円であれば米国と日本、ユーロポンドであれば欧州と英国、という感じです。

ただし、特徴1でも説明した通り、ユーロ円はユーロドルとドル円の合成レートなので、欧州、米国、日本の3か国の影響を受けます。

つまり、より分析しなければならない情報量が多いということですね。

 

ファンダメンタルズ分析について学びたい人は、以下の記事をご覧ください。

記事:FXファンダメンタルズ分析で勉強すべき3大項目と役立つ情報源を紹介

特徴4:ボラティリティが高い

ユーロ円の4つ目の特徴は、「ボラティリティが高い」ことです。

ボラティリティとは価格変動の大きさを意味します。

例えば、ドル円が1日に1円しか動かない時、ユーロ円は1.5~2円も動く時があります。

これは、ユーロ円はドル円とユーロドルの掛け算のレートであり、特にユーロドルの値動きが激しいので、それに連れてユーロ円も値動きが大きくなりやすいためです。

ボラティリティが高いことは大きく稼ぐチャンスでもありますが、逆に資金管理や戦略をしっかりしないと大きく損をするリスクもあります。

なので、FX初心者の方が、ただ値動きが激しいだけで、ユーロ円を選ぶのは避けた方がいいでしょう。

ユーロ円(EUR/JPY)で稼ぐ2つの手法

FXでユーロ円を取引し、稼ぐ2つの手法を説明していきます。

ユーロ円で稼ぐ手法

  • 移動平均線でトレンド判断
  • ライン分析でエントリー

どちらもFX初心者の方にもおすすめの手法ですよ。

移動平均線でトレンドを判断する

一つ目の手法は、移動平均線でトレンドを把握し、トレンドの方向に取引することです。

移動平均線とは、チャートのローソク足の終値を平均して結んだ線です。

短期・中期・長期と表示すれば、視覚的に今のトレンドの方向が分かります。

例えば、上向きなら上昇トレンド、下向きなら下降トレンドですね。

そして、一見複雑な値動きをしているユーロ円も、移動平均線で見れば面白いくらいトレンドの方向に沿って動いていることが分かりますね。

 

記事:FXで移動平均線の高勝率な使い方や設定と手法を公開【完全版】

ライン分析でエントリーポイントを探る

二つ目の手法は、ライン分析でエントリーポイントを見極めることです。

ライン分析には、チャート上へ水平に引く水平線(レジスタンス・サポートライン)や、斜めに引くトレンドラインがあります。

例えば下図のようにラインを引くだけで、反転しそうなエントリ-ポイントが分かりますね。

記事:【圧倒的に稼ぐ!】水平線の正しい引き方とFXトレード手法を解説

記事:トレンドラインで荒稼ぎする引き方とFX取引手法を現役プロが解説

 

移動平均線でトレンドを把握し、ライン分析でエントリーポイントを探れば、高勝率のトレードが実現できます。

ライン分析を詳しく学習したい人は、FX会社の無料タイアップ教材「ラインの王道」をご利用下さい。

ユーロ円取引でおすすめのFX会社

ユーロ円の取引をするなら、おすすめできるFX会社とおすすめできないFX会社があります。

FX会社を選ぶうえで特に重要な項目は「スプレッド」です。

ユーロ円は値動きが激しいので、スプレッドが広いと、成約レートが悪くなったり、すぐ損切りに合ったりするので注意しましょう。

以下は、ユーロ円取引でおすすめのFX会社です。

DMM FX

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DMM FX(DMM.com証券)は国内最大手のFX会社の一つで、初心者からプロまで幅広い層に選ばれています。

また、スプレッドもドル円0.2銭、ユーロ円0.5銭(原則固定)と業界トップクラスに狭い水準となっています。

更に、24時間安心の電話サポートもしているので、FX初心者にもおすすめのFX会社です。

FXブロードネット

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FXブロードネットも、DMM FXと並んでドル円0.2銭、ユーロ円0.5銭(原則固定)と、業界最狭水準のスプレッドです。

また、1,000通貨単位と少額から取引できるので、資金に余裕が無い方にもおすすめですね。

ユーロ円の特徴まとめ

今回の記事で解説したユーロ円の特徴は以下の通りです。

ユーロ円の特徴

  • 合成通貨ペア
  • 欧州時間に値動きが活発化
  • 欧州・米国・日本の経済指標に影響される
  • ボラティリティが高い

これらを理解しないまま、ユーロ円で取引するのは危険なので注意しましょう。

その他の、FX通貨ペアの特徴について知りたい人は、以下をご覧ください。

記事:FX通貨ペアのおすすめ7種類の特徴と相関関係を解説!



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