こんな疑問を解決!

  • スマホでFXのやり方は?
  • 注文時の方法や、損益の見方は?
  • どのスマホアプリがおすすめ?
  • 実際の取引の仕方は?

FX初心者でスマホ取引をしたいけど、「やり方が分からない!」という方は多いのではないでしょうか。

FXをやるためには、FXの仕組みに加えて、スマホアプリの使い方も知っておく必要があります。

そこで今回の記事では、スマホでFXのやり方や操作方法を、動画と画像を使いながら分かりやすく解説していきます。

この記事を読めば、スマホでFXが出来るようになりますよ!

この記事の執筆者
suzuki_gazou

鈴木 拓也
株式会社フィンテラス代表取締役

  • 三井住友銀行で為替ディーラー業務を経験して独立
  • 純資産4億円をFXや株で運用中|2023年利益+5,000万円超
  • 著書「7日でマスター FXがおもしろいくらいわかる本」「世界一やさしい FXチャートの教科書 1年生」など
  • 公益社団法人 日本証券アナリスト協会認定アナリスト

詳しいプロフィールはこちら

 

スマホでFX取引する4つの流れ

 

鈴木拓也鈴木拓也

上の動画または下の記事で図を使って解説をしていきますよ。

スマホでのFX取引は4つのステップに分かれます。

ひとつひとつをしっかり確認していけば、今日からスマホでFXを始めることができるでしょう。

4ステップ

  • ステップ1:上がるか下がるかを予想
  • ステップ2:取引数量を決める
  • ステップ3:発注をする
  • ステップ4:利益確定(または損切り)

ステップ1:上がるか下がるかを予想

最初のステップはチャートを分析して、為替レートが今後「上がる」か「下がる」のかどっちに動くのかを予想することです。

FXは、下がると思ったら「売り」から始めることもできます。

例えば現在の米ドル円のレートが1米ドル99円だとして、上がると思ったら「買い」を選択します。実際に1米ドル101円まで上がれば、利益は2円ということになります。

もし米ドル円のレートが1米ドル101円で、下がると思ったら「売り」の選択です。実際に1米ドル100円まで下がれば利益は1円です。

 

上がるか下がるか当たる確率は50%ですが、大切なお金がかかっていますので、ギャンブル的な投機ではなく、しっかりと自分のルールを決め、根拠を持って取引していくことがFXで勝つためには大切です。

FXのチャート分析について知りたい人は、以下をご覧ください。

記事:FXテクニカル分析とは?初心者におすすめ9種類を現役プロが解説

ステップ2:取引数量を決める

次のステップは、自分がどれくらい取引するか「取引数量」を決めることです。

FXでは「ロット」ごとに取引数量を決めて取引します。

例えばスーパーで卵を買うとき卵1個ずつは購入しません。

1パック6個入りというように決まっていて、パックごとに購入していきます。

FXも同じで、1通貨、2通貨という単位で購入することはありません。

1ロット=1000通貨」(FX会社によっては1万通貨も場合もあり)というように決まっており、ロットずつ購入していきます。

ロットによる通貨量の例

  • 1ロット=1000通貨
  • 2ロット=2000通貨
  • 10ロット=1万通貨

 

ここで「通貨」についても確認しておきましょう。1000通貨の通貨とは、「通貨ペアの左側の通貨」を指します。

  • 米ドル円を1000通貨取引する → 1,000米ドルだけ取引する
  • ユーロ円を2000通貨取引する → 2,000ユーロだけ取引する

 

これでロットの金額がイメージできるようになります。

例えば1米ドル100円だとすると、1ロット=1,000米ドルですから、日本円に換算すると10万円です。

これが5ロット=5,000米ドルであれば、50万円ということになります。

レバレッジを理解しよう

ロットの金額がイメージできると、取引に必要な金額がわかるのですが、FXでは「レバレッジ」を効かせることができるので、必要な金額を少なくすることもできます。

レバレッジは「証拠金の最大25倍の金額を取引できる仕組み」ですので、10万円の資金があれば250万円まで取引できます。

レバレッジの話を聞くと、「FXは危ないじゃないか?」と勘違いする人もいますが、これはあくまでも最大で25倍までの取引ができるということで、別に10万円の資金で10万円の取引をしても構いません。

これだと「レバレッジは1倍で、外貨預金と同じリスク」になります。

レバレッジの例

  • 資金10万円で1ロット=10万円分の取引 → レバレッジ1倍
  • 資金10万円で5ロット=50万円分の取引 → レバレッジ5倍
  • 資金1万円で1ロット=10万円の取引 → レバレッジ10倍
  • 資金1万円で5ロット=50万円の取引 → 取引不可(レバレッジ25倍を超えるため)

レバレッジの仕組みは実際に取引をしていく中でさらに理解が深まっていくでしょう。

まず最初は全体像をつかむことを意識していってください。

ステップ3:発注をする

それではここからは実際にFX会社のアプリを利用して「発注」をしていきます。

スマホでFXをする際に、おすすめのFX会社(アプリ)は「FXブロードネット」です。

FXブロードネットの特徴

  • 1000通貨単位から取引可能
  • スプレッドが米ドル0.2銭(原則固定)と業界トップクラス
  • 口座開設は手数料・維持費・年会費はすべて無料
  • 顧客資産は全額信託保全(※三井住友銀行)

スマホでFX取引をするやり方

まずは、FXブロードネットのアプリを起動させます(①)。

 

下側メニューのホームボタンをタップ(②)して、取引する「通貨ペア」をタップ(③)します。

例えば、「米ドル円」をタップすると、次の「新規注文」の画面に切り替わります。

 

「ロット」(通貨数量)を決めて入力します(④)。例えば、「1」と入力すると、1×1000=1,000米ドルの取引となります。

そして、「売り」または「買い」を選択(⑤)します。

例えば、「売り」をタップした場合、注文確認画面が表示させるので、最後にもう1回タップします(⑥)。

 

ここまで進むと、「注文完了」の画面に切り替わり、注文成立(約定)となります。

ステップ4:利益確定(または損切り)

最後のステップは、発注後に自分のポジションを確認し、利益確定または損切りをすることです。

まず、 画面左下の「メニュー」をタップ(⑦)します。そして、 画面右上の「ポジション一覧」をタップ(⑧)します。

 

すると、ポジション一覧の画面に切り替わりますので、 ポジションの「損益」を確認(⑨)します。

  • 上の数値「106.955」が「約定レート(R)」で、いくらで約定したのかを示しています。
  • 下の数値「106.945」が「評価レート(R)」で現在のレートです。
  • 右側に「評価損益」が表示されます。
  • プラスであれば「含み益」、マイナスであれば「含み損」です。今回は「10円」の含み益となります。

 

利益確定または損切りの決済をしたい場合には、 上図で「ポジション」をタップすると、「決済注文」の画面に切り替わります。

そして、「買い」をタップすると売りのポジションが決済されてなくなり、口座残高に「10円」の利益が加算されます。

FXブロードネット以外の、スマホのおすすめアプリ・チャートは以下の記事をご覧ください。

記事:スマホ版MT4アプリの使い方・インストールとおすすめFX会社

スマホでFXのやり方まとめ

4ステップ

  • ステップ1:上がるか下がるかを予想
  • ステップ2:取引数量を決める
  • ステップ3:発注をする
  • ステップ4:利益確定(または損切り)

お伝えしてきたように、以上の4つのステップがスマホアプリでの発注、決済になります。簡単にスマホで取引できることが確認できたと思います。

ただし、スマホ画面だとチャートが小さいので、分析するには不向きです。

FXの取引を試してみるといった導入や、外出先での発注・決済に利用するにはいいですが、本格的にFXで利益を出していこうと考えているのであれば、やはり大きな画面のパソコンを使ってチャートの分析などを行うべきです。

ぜひ、パソコンとスマホを上手に活用しながら、大切な資産を増やしていきましょう。

FXの仕組みについて学びたい方は、次の記事をご覧ください。

記事:【FX入門】FXとは?を基礎から全8記事で銀行員が解説するよ!



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