こんな疑問を解決!

  • ポジポジ病って何?
  • ポジポジ病が起こる原因は?
  • ポジポジ病にならない対策は?

ポジポジ病とは、投資で常にポジションを持っていないと気が済まない心理状態のことです。

実際にFXや株などの投資をしている方であれば、同じ経験をしたことがあるのではないでしょうか?

頭ではダメと分かっていても、中々止められないのがポジポジ病の怖いところです。

しかし、投資で成功するためには絶対にポジポジ病を克服しないといけません。

そこで今回の記事では、私が実際にポジポジ病を克服した対策4つを解説します。

実践して頂ければ誰でも今日からポジポジ病を治すことができますよ!

この記事の執筆者
suzuki_gazou

鈴木 拓也

  • 公益社団法人 日本証券アナリスト協会認定アナリスト
  • 東京工業大学大学院修士課程修了
  • 三井住友銀行の本店・香港支店にて為替ディーラー業務に従事し、投資家/経営者に転身
  • FXや米株インデックス、高配当株などで運用する億投資家
  • 著書「7日でマスター FXがおもしろいくらいわかる本」「世界一やさしい FXチャートの教科書 1年生」など

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ポジポジ病とは

ポジポジ病とは株やFXなどの投資で、常にポジション(建玉)を持っていないと落ち着かない投資家心理のことを言います。

チャートを見た瞬間に、全てが自分にとってチャンスのように感じられ、頻繁にトレードを繰り返してしまうのがポジポジ病の症状です。

しかし、勝率の高いチャンスはそうたくさんありませんので、大半はエントリーした後に「しなければ良かった」と後悔することになります。

ポジポジ病を克服しない限り、無駄な負けトレードが増えるので、株やFXで稼ぐことは難しくなります。

ポジポジ病が起こる原因5つ

頭ではダメと分かっているのに、なぜポジポジ病が止められないのでしょうか?

ポジポジ病の主な原因は以下の5つです。

ポジポジ病の主な原因

  • 利益を逃したくない投資家心理
  • 何もしない時間が苦痛
  • 損失を早く取り戻したい気持ち
  • もっと稼ぎたい強欲
  • 明確なトレードルールが無い

利益を逃したくない投資家心理

人間は利益を逃した時の苦痛は損失以上とも言われており、「あの時買っておけば」という後悔は強烈に心に残ります。

取引をためらっている間に、価格がどんどん上昇するのを見て、焦ってエントリーした経験は誰もがあるでしょう?

そのため、少しでもチャンスのように感じると、利益を逃す恐怖からすぐにエントリーしてしまうのです。

しかし、焦りでエントリーしたトレードは、根拠に欠ける場合が大半なので、ほとんどが負けトレードとなります。

何もしない時間が苦痛

投資というのは本来、「価格が下がった時に買う」「価格が上がった時に売る」という簡単な作業を繰り返すだけです。

このルールを忠実に守るだけで利益はどんどん増えていきます。

しかし、価格が下がるのを待つ(上がるのを待つ)のは難しく、待てない人が大半です。

なぜなら、「待っている間に上がったらどうしよう」という焦りが駆り立てられるからです。

また、チャートをひたすら分析して結局取引をしないと、何も仕事をしていない不安に感じてしまうのです。

損失を早く取り戻したい気持ち

損を取り戻したい気持ちが強くなると、根拠のないところで焦ってエントリーしがちになります。

負けた後のトレードこそ、より慎重になるべきであり、むやみやたらとエントリーしてはいけません。

ムキになって勝率の低いポイントでエントリーしてしまうと、更に損が拡大する悪循環に陥ってしまいます。

もっと稼ぎたい強欲

投資で利益がある程度でると、もっと稼ぎたい気持ちになることがあります。

手法を確立したばかりの中級者によくあることですが、自信過剰になり、もっと稼げると錯覚してしまうのです。

しかし、「もっと稼ぎたい」強欲は、ハイレバレッジの取引や根拠の無い場所でのトレードにつながり、今まで稼いだ利益を吹き飛ばすリスクにもつながります。

明確なトレードルールが無い

ポジポジ病になる原因は「焦り」や「欲」の感情だけではなく、そもそもトレードルールが明確にない場合にも起こります。

投資は一定のルールに基づいて取引していくのが鉄則であり、ルールが無い状態では勘だけを頼りに取引することになります。

そのため、必然的に本来は避けるべき局面でポジションをすぐ取ってしまい、ポジポジ病になってしまうのです。

ポジポジ病を治す4つの対策

ポジポジ病を治すためには、以下4つの対策が有効です。

ポジポジ病の対策

  • トレードの記録と検証をする
  • 誰かにトレード結果を報告する
  • FX会社の口座から資金を移動させる
  • エントリー後、OCOをセット。ログアウトして、外出する

それぞれについて説明していきます。

トレードの記録と検証をする

1つ目は、毎回のトレードの記録と検証を必ず行うことです。

初心者がFXで稼ぐようになりたいならば、この自分のトレードの振り返りを絶対におこなわないといけません。

9割の負けているトレーダーは、勘だけを頼りにエントリーし、勝てばラッキーで、負けたら何の検証もせずに流しているのです。

だから上達もせずに負け続けるか、強制退場も時間の問題となります。

残り1割の稼いでいる人達は、必ずと言っていい程、トレードの記録や検証をすることを行い、どんどんトレードのスキルを上達させています。

そして、気づけば、自分の中に確固たるテクニックのようなものが確立されているのです。

 

そして、この「記録と検証」の習慣が身に付けば、自然とエントリーの回数も減っていきます
。だって、全てを記録するのは大変ですからね。。。

1日100回トレードをしてしまう重度のポジポジ病の人で、このトレードの記録と検証を全てまじめにやっている人はほとんどいないでしょう。

トレードの記録と検証をしていけばやがて、高勝率で優位性のあるエントリーポイントは、1日にそう何回もあるものではないことに気づくと思います。

そうなったらこっちのもので、「一球入魂」ならぬ、「一発入魂」で1回1回のトレードを大切にするようになります。

 

記事:FXトレード記録と日誌の書き方!スキルを上達させるポイント

誰かにトレード結果を報告する

2つ目の方法は、誰かにトレード結果を報告することです。

私も為替ディーラーをしていた時、最初の頃は数pipsを稼ぐスキャルピングのトレードをしまくっていた時が一時期ありました。

しかし、結果を求められるプロの世界では、どんなトレードをしているのかを上司や同僚にも見られるため、次第に他人の目を気にするようになり、無駄なトレードが無くなっていきました。

個人でも同じように、例えば、ブログやSNSでトレード結果を報告している人もいますし、それが嫌ならば、誰か家族や友人、またはFXの誰か先生を見つけて、トレード結果を報告するようにすればいいのです。

誰かの視線を感じると、人は何でも悪いことに気が引けるようになるものです。

FX会社の口座から資金を移動させる

そして、ここからは少し力業となりますが、3つ目の方法は、FX会社の口座から資金を出金させることです。

ポジポジ病が深刻で、自分では意識していてもチャートを見た瞬間にエントリーしたくなるようであれば、資金を10分の1程度(トレードが出来る最低金額)に減らしましょう。

ポジポジ病にかかっている間は、勝つことは難しいです。しっかりと病気が治るまで、貴重な資金を使ってトレードをすることは避けた方がいいです。

証拠金額が少額であれば、もしトレードしまくって無くなっても、そこまでの痛手にはならないはずです。

エントリー後、OCOをセット。ログアウトして、外出する

最後の方法は、一度エントリーしたら、OCO(利確と損切りのオーダー)をセットし、FX会社のシステムからログアウトして、外出しましょう。

スマホからもログアウトして、IDとパスワードのデータの記録を消しましょう。

もうこれで、FXの世界を完全にシャットダウン出来ます。

後は、予想通り相場が動けば利益が出ますし、逆であれば損切りオーダーがヒットしますので、リスクも限定的です。

トレード回数を1日1回、2日に1回と決め、この方法を行うだけでも、ポジポジ病の特効薬となります。

 

※OCO注文について詳細を知りたい方は以下をご覧ください。

記事:FX注文(オーダー)の種類と特徴|成行・指値・逆指値・IFD・OCO

ポジポジ病がダメな3つの理由

なぜポジポジ病がダメなのかを最後に整理しましょう。

ポジポジ病がダメな理由は以下3つです。

ポジポジ病がダメな理由

  • 回数が多いと無駄な取引が増える
  • 利益より損失の割合の方が多くなる
  • スプレッド分だけ損をする

回数が多いと無駄な取引が増える

一つ目の理由は、ポジポジ病で回数が増えると、その分無駄な取引が増えるからです。

チャートを見てすぐ取引する癖がつくと、全然チャンスでもない相場状況なのに手を出してしまいます。

FXで稼ぐためには、勝率の高い場面だけに絞って、それを徹底的に繰り返すことではじめて利益が積み上がっていきます。

手当たり次第手を出したら、無駄なトレードも増え、後から「なんで取引したんだ・・」と後悔しても手遅れです。

記事:FXで絶対厳守すべき4大ルール!守らないとあなたは損します

利益より損失の割合の方が多くなる

二つ目の理由は、利益より損失の割合の方が多くなるからです。

FXでは、1回の取引における「損失:利益」の比率であるリスクリワードを、常に利益>損失に設定しないといけません。

ですが、ポジポジ病の人は、含み益が出たらすぐに利益確定してしまい、逆に含み損をかかえたら耐える傾向にあります。

すると、リスクリワード的に損失の方が利益よりも大きくなり、トータルで見ると負ける可能性が高くなります。

記事:FXのリスクリワードとは?勝率90%でも破産する理由をズバリ解説!

スプレッド分だけ損をする

そして最後の理由は、スプレッド分だけ損をするからです。

スプレッドを気にしない人も多いですが、塵も積もれば山となるです。

例えば、スプレッド0.3pipsで1日10回取引したとしましょう。

すると、1日では3pipsですが、1カ月で90pips、1年で1,080pipsにもなります!

FXトレーダーはそのスプレッド分だけ損をしていることになるので、ポジポジ病がいかに不利か分かりますね。

記事:FXスプレッドと手数料のFX会社比較ランキング

まとめ

ポジポジ病はトレーダーであれば、誰もが経験する失敗例の一つです。

ポジポジ病の症状が重くなると、間違いなくFXで稼ぐことは困難です。

ポジポジ病で苦しんでいる方は、是非以下の特効薬と対処法を試してみて下さい!

ポジポジ病の克服方法

  • トレードの記録と検証をする
  • 誰かにトレード結果を報告する
  • FX会社の口座から資金を移動させる
  • エントリー後、OCOをセット。ログアウトして、外出する


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