こんな疑問を解決!
- 自分が買ったら下がる・売ったら上がる理由は?
- 何をすればそれらを回避できるの?
トレーダーなら誰しも、自分が買った瞬間に下がる、または売った瞬間に上がる、それによってすぐに損切りに合う、という悔しい経験をしたことがあるのではないでしょうか?
このようなことが続くと、まるで相場が自分を翻弄し、いじめているかのように感じることでしょう。
しかし、相場はまったくあなた一人のことなんて気にしていません。
相場の値動きには、必ずしかるべき「ファンダメンタルズ的要因」と「テクニカル的要因」が存在しているのです。
今回の記事では、なぜ自分がエントリーした瞬間に相場が逆に動くのか、その理由と回避方法について説明したいと思います。
鈴木 拓也
株式会社フィンテラス代表取締役
- 三井住友銀行で為替ディーラー業務を経験して独立
- 純資産4億円をFXや株で運用中|2023年利益+5,000万円超
- 著書「7日でマスター FXがおもしろいくらいわかる本」「世界一やさしい FXチャートの教科書 1年生」など
- 公益社団法人 日本証券アナリスト協会認定アナリスト
買ったら下がる理由を動画で学ぶ
買ったら下がる、売ったら上がる理由を動画で解説(約10分)していますのでご覧ください。
動画をご覧になった方も以下のテキストで学習しましょう。
買ったら下がる・売ったら上がる2つの理由
「自分が買った瞬間にレートが下がる、売った瞬間にレートが上がる」最大の理由は、ズバリエントリーのタイミングが間違っているからです。
あなたが買う(もしくは売る)時は、プロトレーダーが完全に逆のことをしている時なのです。
つまり、利益確定ですね。
以下の2つは、特にFX初心者が負ける典型的なエントリーパターンです。
相場が反対に動く2つの理由
- 追っかけ買いと追っかけ売り
- レジ・サポラインの手前で順張りエントリーしている
それぞれ説明していきますね。
理由1:追っかけ買いと追っかけ売り
上昇トレンドであれば買いからエントリー、下降トレンドであれば売りからエントリーが鉄則ですので、上昇している相場を見たら買いたくなる、下降している相場を見たら売りたくなるのは分かります。
そして、エントリーの方向性は間違っていません。
ただし、気を付けなければならないのはタイミング。
上昇トレンドであれば、上昇を見て闇雲に飛び乗ったり、下降トレンドであればそれを見てすぐエントリーしたりしてはいけません。
例えば、下図のように上昇を見てすぐに買い(×印)、下落を見てすぐに売り(×印)は最悪のエントリーポイントです。
もちろん、追っかけ乗りが成功するケースもありますが、それはどういうケースか分かりますか?
それは、ファンダメンタルズ的な要因で一気に相場が動いている時です。しかし、情報力に劣る個人トレーダーでは、それらの要因を見極めることは難しいです。
記事:追っかけ買いは高値掴みの原因!根拠ある場面で勝率を上げる方法
そしてほとんどの場合、追っかけて買った(売った)時は、すぐに相場は下がり(上がり)ます。
なぜなら、事前にポジションを仕込んでいた上級者が利益確定の決済をしてくるからです。
ではどこでエントリーすればいいのでしょうか?
相場が一気に動いた時というのは、ほとんどの場合、その後に調整が起きて「押し目」「戻り目」が発生しますので、そこでエントリーすればいいのです。
下図のケースだと、X印でエントリーするのでなく、〇印のポイントでエントリーするのです。
なんだ、そんなことかと思われる方もいるかもしれませんが、これが出来れていれば、自分がエントリーした瞬間に相場が逆の方向に動き、損切りまで余儀なくされることは激減するでしょう。
トレンドを見極める方法は、以下の記事をご覧ください。
記事:『トレンド転換・継続』を見極めるたった5つの判断方法とは?
理由2:レジ・サポラインの手前で順張りエントリー
二つ目は、「レジスタンス・サポートラインの手前で、順張りでエントリーしている」ということです。
例えば下図のような水平線が引ける時、×印のところで下側の水平線(サポートライン)のブレイクを狙って売りで入るのは明らかに早すぎますよね。
正しいエントリーポイントは、〇1と〇2と、図で書けば簡単です。
しかし、〇1が少しでも遅れてしまったら、戻りが起きた場面で追っかけ売りと同じパターンになり、売った瞬間にレートが上昇して、最悪の場合、耐えられずに損切りということになってしまうのです。
この問題を回避するためには、〇1のエントリーは捨てるか、ロットを半分にし、〇2の「第二波」を狙えばいいのです。
テクニカルなレンジブレイクアウトの場合、大抵の場合、リターンムーブ(戻り)がありますので。
記事:【圧倒的に稼ぐ!】水平線の正しい引き方とFXトレード手法を解説
相場が思い通りに動くエントリーポイントとは?
一度整理すると、為替相場の値動きの基本となるのは、N字型の波(下図)です。
どんな相場も、必ずこれらの形で構成されているのが分かります。
そして、上がった後は下がり、下がった後は上がります。
ずっと、一直線に上がり続ける、または下がり続ける、ということはあり得ないのです。
この本質が理解出来ていれば、買いのエントリーポイントは、図の左側のX印ではなく、〇1か〇2のポイントであると分かるはずです。
また、売りのエントリーポイントも同様です。
もし、買ったのにすぐ下がる、売ったのにすぐ下がる、相場が俺を遊んでいる~!と感じることがあれば、この基本に立ち戻りましょう!
きっと、なぜ自分がすぐに損切の目に合ってしまうのかが理解出来るはずです!
まとめ
FXで誰しも一回は、自分が買った瞬間に下がる、売った瞬間に上がるという経験をしたことがあるでしょう。
まるで自分一人がいじめられているような気持になりますが、この背景には、トレードのエントリーポイントが悪いという理由があります。
今回説明した以下2つは、多くの初心者が間違ってエントリーして負けるポイントなので、注意するようにしましょう。
相場が反対に動く2つの理由
- 追っかけ買いと追っかけ売り
- レジ・サポラインの手前で順張りエントリーしている
お世話になっております。
一つ一つ取りこぼすことなく勉強していきますので、これからも宜しくお願いします。
大変勉強になります。
頑張っていきましょう^^
とても参考になっています。ありがとうございます。
ありがとうございます^^
いつも本当に有難うございます。
動画を拝見させて頂く要領が分らず、コメントが遅くなって申し訳ございません。
有料の教材よりも実践的な事を分り易く教えて頂き本当によく理解出来ます。
本当に有難うございました。
こんばんは。参考になったようで何よりです。
引き続きスキルアップにお役立て下さい^^
「買ったら下がる、売ったら上る」は私もよくやる失敗です。特に自分の予想したトレンドと逆の動きをしたときにあせったトレードを行い大きな損害を被ったりしました。
今回のメールを参考に今一度、自分のトレードを見直してみたいと思います。
いつもお世話になっております。
今回の動画を見まして 買いエントリーポイント 売りエントリーポイントが分かりました。エントリー方向に動かなく損切りになることが多くて悩んでおりました。
実際のチャートで落とし込んでいきたいと思います。
説明がわかりやすくありがとうございます。
ありがとうございます^^
今まで追っかけ売り、追っかけ買いしていたのですね。
大変参考になりました。
ご参考になったようで何よりです^^
[〇1のエントリーは捨てるか、ロットを半分にし、〇2の「第二波」を狙えばいいのです。]
大変参考になりました。
超えた瞬間戻って焦って損切の繰り返しでしたが、上記のやり方でやってみます。
ご参考になったようでありがとうございます^^
まさに追っかけ買い、追っかけ売りが私のマイナス要因です。
上がっていくと今だ!と買ってしまう衝動を抑える必要がありますね。
ルール。作らなければ。。
非常に重要な発見ですね!
言うは易しですが、実行は難しいのでルールを作っていきましょう。
私もよくやるミスです。
エントリーポイントを明確に意識していこうと思います。
ありがとうございました。
なかなかエントリーポイントの判断ができず、追い買いしておりました。
気をつけていきたいと思います。ありがとうございました
何度も追い買い売りをやって負けを繰り返し、裏で誰かが操作しているのでは?と疑いたくなったり、自分のセンスの無さに呆れ今は取引を中断しています。
エントリーのタイミングと大御所が見張る水平ライン、低ロットからの様子見でエントリー、
大事な基本として覚えます。ありがとうございました。
すごくわかりやすい説明、ありがとうございます。
レジサポラインの重要性、エントリーポイントを再確認できました。
過去のチャートから確認してみようと思います。
わかっているつもりがトレンドを見つけたと思ったら飛び付いていることが。冷静にその前後を見るクセを付けてエントリーしようと思いました。
レジサポラインのリターンムーブを確認して
買いでエントリーしたら上昇せず
そのままライン上でレンジになりその後下降(T_T)上位足で環境認識したつもりでも
反対に動く時は損切りしてます。勿論エントリーの時にシナリオを描きマイルールで期待値1.5以上、最大で証拠金1%で損切りと決めています。
200EMAはデイトレするには少し期間が長いのでしょうか?
7、21、75、200の4本を表示させエントリー時はすべて同じ方向で安心していても
7、21EMAが反対方向に向いて損切りラインに達してゲームセット…なんてことがよくあります。
「エントリーするタイミングが悪い」というのは自覚ありました。
が、追っかけ買いしているとは。。。
意識してエントリーしたいと思います。
しょっちゅうこういう目にあって落ち込んでしまってました。これで納得です。
エントリー場所が悪いので翻弄されてる錯覚に陥る。場所さえ間違わなければ面白いくらいプラスに行く。
次回は上記を思い出してエントリーしてみます。
含み損が増えてしまうと、全てがエントリーポイントに見えてきてしまい、結果追っかけ買いになっているのだと思います。
早く自分なりのルールを見つけたいです。
買えば下がり、売れば上がる。追っかけてもイグジットのポイントもよく分からず。
今は根拠の薄いエントリー&イグジットしかできないのですが、頑張ってモノにしたいと思います。
まだ、トレードどころか、FXの注文自体未経験の状態でこの記事を読み、動画を見て、なるほどなー、と思いました。
もし今注文していたら、自分はこの罠に気づかず、あれー?なんで〜だったのだと思って
3年前にこちらのサイトで勉強させていただき、トレードしていましたが退場にあってしまい、FXから遠ざかっていました。
最近、再開したのですが、やはりエントリー後逆行ばかりです。
今週は30回エントリ-で25回逆行。損切り15~20pipsまで急速に逆行にあいます。
追っかけ買いと追っかけ売りやレジ・サポラインの手前で順張りエントリーも心当たりありますが、その逆をやっても逆行。押し目戻り目と思った箇所でエントリーしても逆行。含み益になるときはあっても全然利が伸びず、10月に投入した15万円も2万円となり資金がなくなりつつあります。
今はFXで稼げる自身がありませんが、鈴木先生の書籍を2冊購入させていただきましたので、もう一度勉強やり直してみます。
来月ボーナスが入ったら、ラインの王道も入手したいので、口座開設しようと思います。
ライン引きの技術をアップしたら、逆行を少なくできますかね?
それでも稼げなかったらセンスがないと思い諦めようと思います。
今までやってきたのが、追っかけ買い(売り)ということがよくわかりました。
この講義で学んだことを念頭に、過去のチャートを確認してみようと思います。
いつもお世話になっております。
毎回エントリーした瞬間に何で反対方向に行ってしまうのかと思っていましたが、今回の動画を拝見して、エントリーのポイントの悪さに気付きました。さらに実際のチャートを見ながらエントリーポイントを改善し、自分のものにしていきたいです。
情けないけど、今までの取引は、上昇トレンドの時にローソク足が大きく動き、その時を「来たぁ!」と思って買うと逆に振れる。
高値で買い、安値で売ることばかり。
根拠も無いのに、価格は元に戻るだろう・・・なんて、我慢して我慢してマイナスが膨らみ損切り。
勉強します。
エントリーポイントって本当に難しいです。
自分もよく失敗します。
ルールづくりが大切な事、よくわかりました。
練習あるのみです。
ありがとうございます。
確かに追っかけ買い・売りやってました。
自分のルールを確立させるのが大事だとよくわかりました。
素晴らしい発見だと思います。
引き続き他の記事もご参考に、FXのスキルを磨いていきましょう。
今までエントリーポイントで確かに追っかけ買い、売りをおこなっていました。
エントリポイントを見直します。
継続してトレンドでいいのか、又は転換するのがgあよくわかりません。見極め方はどんなところ見ればいいのでしょうか?
トレンドが継続するか、それとも転換するかの判断は、以下の記事をご参照ください
『トレンド転換・継続』を見極めるたった5つの判断方法とは?
https://fx-megabank.com/technical-analysis/trend-follow/
確かに追っかけ買いは高確率で高値・底値掴みで資金損失しますね。
はじめてエントリーしたときから二週間くらいそのワナにはまって、いろいろ調べまくってロジックが理解できましたのでやめました。
ただ、押し目や戻りがなくチャートが伸びていくケースもあり、それを見ていると非常に悔しい思いをしたのですが、損失の可能性がある限りは乗っていくのは危険だと思いますので、グッと我慢してます(笑)
今後いくらでもチャンスは巡ってきますからね!
買った(売った)瞬間に逆行して、誰かに見られているんじゃないかと疑心暗鬼になったりもしてました。
負ける原因をしっかりと理解することが大切ですね。
負ける原因を分析して、その原因を回避することは、勝率アップの上で非常に重要ですね。
何事にも自分のルールを持つ事が重要なのが分かりました。初心者は直近の数字を切り上がった、下がった所で買うもしくは売るのが安心ですね。
最初はシステムトレードを考えていたのですが、お話を聞いて勉強している内に段々と自分でトレードして成功したり失敗したりしながら勉強したくなりました。
これは気を付けなくては行けないですね。次からデモトレードで
実践してみます。デモトレードの
資産が増えたら安心して本番に
望めそうですね。試してみます
過去に何の知識もなくFXをやった時に、買ったら下がる、売ったら上がるを何度も経験し退場を余儀なくされました。今度は再挑戦ですが、前回の失敗を勉強することで回避できるようにして頑張りたいです。
最近はまさにエントリーした直後に、自分の予想と反対に相場が動いていたのですが、この動画を見て、自分のエントリーの根拠が薄い事に気付かされました。次回からは押し目買いの基本を意識してエントリーしていきたいと思いました
よくあるパターンです。
基本に戻り押し目、戻り目を意識します。
手堅い場面でエントリーすることの大切さを確認できました。
高値掴み、今までさんざんやってきました。もうやらない!
勝率アップのエントリー方法のご教示ありがとうございました。
勝率アップのエントリー方法がお役に立てて何よりです。
トレンド発生と思って押しからの上昇で買っても下抜けしていく、下げからの一時上昇からの下げ始めで売っても突き抜けていくのはどうしてなんでしょう?
もうちょっと深掘りの記事見て見たいです。
4時間足の波を見て、1時間足の波を見て、15分足の波を見て1分足でブレイクエントリーってやっててもいつもこうなります。
トレンドフォローでやっててもこんな事ばっかりで損切り連続してしまって47連敗中です。
11月から一勝も出来ないです。
ちゃんとノートも作ってチャート印刷して分析してトレードルールも変えずにやってるんですが、いまいちうまくいきません。
逆の事をすれば裏目に出ると思ってトレンドを信じて引きつけてからやってても逆に抜けちゃいます。
感覚でなんとなくトレードしてる人が儲けてるのを見たら勉強するだけ無駄に感じてきました。
理由は複数考えられますが、①そもそもトレンドが正しく認識出来ていたか、②押し目・戻り目の位置に根拠があったか、などが考えられます。
トレンド認識はダウ理論、押し目などの位置認識はフィボナッチリトレースメントがおすすめです。
▼ダウ理論
https://fx-megabank.com/technical-analysis/dow-theory/
▼フィボナッチリトレースメント
https://fx-megabank.com/technical-analysis/fibonacci/
買ったら下がる、売ったら上がるということはよくありました。
エントリーのタイミングが間違っているとのことで理由が分かりました。
また、どのタイミングでエントリーすればいいのか今回の動画で確認できました。
まずはラインをしっかり引いて、トレンドの分析が正確にできるようにしていきたいです。
デモトレード中ですが、エントリーのタイミングを間違えて損失を出すことが時々あり、今回の講義は大変勉強になりました。上昇トレンドや下降トレンドになってしばらくたってから、「この波に乗らなきゃ」と慌ててエントリーして失敗するパターンですね。正しいタイミングでエントリーすることがいかに大切か痛感しました。
難しいことではありません。業者作成の取引ツールが原因です。
買えば上がり売れば下がる様に取引ツールが出来ているからです。
fxをする限りはこれに耐えるしかありません。
買ったら下がる、売ったら上がるの意味が分かりました。
何度も経験してきましたが、買う、売るのポジションが悪かったんですね。
フィボナッチやレジスポライン、サポートラインをしっかり意識しながらトレードしていきたいと思います。
自分に原因がないように思うのではなく、全て自分に原因があると思うようにしようと思いました。
追っかけて買う、売るはよくやりましたが、そんな駄目な動きをする理由がよく分かりました。
動画をみて勉強させてもらってます。全くの初心者なんですが初歩的な質問ですがラインとはローソク足を見て自分でラインを引いて分析していくんですか?
初歩的な質問でお恥ずかしいですがすみませんが教えてきただけますでしょうか?
よろしくお願いします。