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トレンド転換したか、それとも継続しているのかはどう判断すればいいですか?

鈴木(T-ya)鈴木(T-ya)

では、具体的な5つのテクニックを解説していくよ!

数あるFXのトレード手法の中でも、最もシンプルで尚且つ大幅な利益を出すことが出来る手法が、「トレンドフォロー」、つまりトレンドの波に乗ってトレードをすることです。

しかし、トレンドフォローでも、そのトレンドが終わりを迎えている時に仕掛けては、負ける可能性が高いです。

そこで今回は、このトレンドの継続と転換をどのように見極めていくのかの判断方法ついて説明をしていきます。

0. トレンド転換・継続の判断方法を動画で学ぶ

1. トレンドには3つの方向しかない

チャートを眺めてみると分かりますが、一見複雑そうに動いている為替レートも、場合分けすれば非常ににシンプルで、以下の3つの方向しかありません。

  • 上昇トレンド
  • 下降トレンド
  • 横ばい(レンジ)

 

つまり、FXで稼ぐために我々トレーダーが行うことは非常に単純で、上昇トレンドの時には“買い”、下降トレンドの時に“売り”、横ばいの時には“様子見”、をすればいいだけなのです。

しかし、多くの初心者トレーダーはこの基本動作が出来ておらず、横ばいの時、つまり相場がこの後どうなるか判断がつきにくい時にエントリーをしてやられてしまったり、トレンド判断(トレンドがこの後継続するか、それとも反転する可能性があるのか等)が上手く出来ないがためにド底で売ったり、ド高値で買ったりしてしまう訳です。

 

ここで、このトレンドを正しく認識するスキルと、トレンド継続・転換の見極めをするスキルが必要不可欠となってきます。

それではまずは、トレンド転換の判断方法の前に、トレンド継続の判断方法をみていきましょう。

2. トレンド継続を判断する方法

ではそもそも、上昇トレンドか、下降トレンドか、横ばいかのトレンド判断はどのようにすればいいのでしょうか?

最もシンプルな方法に、テクニカル分析の元祖とも言われるダウ理論により判断する方法があります。

2.1 ダウ理論による判断方法

ダウ理論で言うトレンドとは、高値と安値が切り上げっていたら「上昇トレンド」、逆に高値と安値が切り下がっていたら「下降トレンド」と判断します。逆に、高値が切上げっているのに安値が切り下がっていたり、高値が切り下がっているのに安値が切り上がっていたら、それはトレンド無しの状態、つまり横ばいであると判断出来ます。

 

※ダウ理論についての詳しい説明は、記事:ダウ理論とは?使い方とトレード手法|FXテクニカル分析[基本編]を確認してください。

2.2 サポートとレジスタンスとは?

トレンド転換の判断方法に移る前に、サポートとレジスタンスという言葉について覚えましょう。

 

サポートとは、売り圧力よりも買い圧力が優勢なエリアで、価格が下げ止まる水準を指します。一方、レジスタンスとは、買い圧力よりも売り圧力が優勢なエリアで、価格は上げ止まります。

そして、これらサポートとサポートを結んだ線をサポートライン、レジスタンスとレジスタンスを結んだ線をレジスタンスラインと呼びます。

ちなみに、高値と高値を水平に結んだ線をレジスタンスライン、安値と安値を水平に結んだ線をサポートラインとも言います。

 

※水平線に関する詳しい説明は、記事:水平線(サポート・レジスタンス)の引き方とブレイクアウト戦略|FXテクニカル分析[基礎編]をご覧ください。

3. トレンド転換を判断する方法

トレンドフォローで乗ることは簡単ですが、避けなければならないのは、トレンドが転換されるリスクがある時にそのトレンドに飛び乗ってしまうことです。
この場合、高値掴みや底値で売ってしまうことになりますので、早く見切りをつけないと大きな損失を被ってしまします。

では、具体的にどのようにトレンドが転換される可能性を判断すればいいのでしょうか?

代表的な判断手法に以下の3つがあります。

  • ダウ理論によるトレンド転換
  • トレンドラインのブレイク
  • リバーサル(反転)パターンの完成

3.1 ダウ理論によるトレンド転換

上昇トレンドであれば高値1→2→3と切り上げていかなければなりませんが、下図のように、高値3が高値2の突破に失敗していることは、買い勢力の勢いが弱まり、売り勢力の圧力が強まっている最初のシグナルです。

そして、直近安値を下抜けた時点で、上昇トレンドが下降トレンドに切り替わる明確なサインとなります。

ロングポジションを保有している人はクローズを検討し、ポジションを持っていない人はショートエントリーをするのが定石です。

 

3.2 トレンドラインのブレイク

トレンドラインは安値と安値、もしくは高値と高値を一本の線で引いたラインのことです。

トレンドが続いている限り、トレンドラインは押し目買いもしくは戻り売りの絶好のチャンとなりますが、トレンドラインをブレイクした場合は、持っているポジションをクローズする一つの判断基準です。

トレンドラインのブレイクで必ずトレンドが転換するとは限りませんが(ダマしの可能性やそのまま横ばいになる可能性もあり)、今まで継続していたトレンドに異変が生じていることを示すサインとなりますので、その後の値動きを注意深く観察する必要があります。

 

 

※トレンドラインの詳しい説明は、以下の記事:レンドラインの引き方、役割、トレードの仕方|FXテクニカル分析[基本編]をご覧ください。

3.4 リバーサル(反転)パターンの完成

リバーサル(反転)パターンは、トレンド転換の非常に有効なサインとして有名です。

主なものに、

・ヘッドアンドショルダー
・トリプルトップ(ボトム)
・ダブルトップ(ボトム)
・スパイクトップ(ボトム)
・ソーサーパターン

テクニカル分析の基本ですので、それぞれのパターンは必ず頭に入れておきましょう。

 

※リバーサル(反転)パターンの詳しい説明は、記事;リバーサル(反転)パターンの種類とトレードの仕方|FXテクニカル分析[基本編]をご覧ください。

4. まとめ

以上、トレンドの概要と、トレンドが継続するか反転するかの判断基準でした。

「トレンドを制する者は相場を制する」ではないですが、FXトレードの王道であることは間違いありません。

トレードはセンスよりも技術です。プロスポーツ選手のように特別な才能は必要ありません。コツコツとテクニカル分析のパターンを把握すれば必ず勝てるようになります!

是非、一歩一歩前進していきましょう。


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鈴木 拓也

東京工業大学大学院卒。メガバンクの国内・海外支店にて為替ディーラー業務を経験後、独立。現在は、自己資金で投資を行う傍ら、FXを中心とした投資スクールを運営。日本証券アナリスト検定協会会員(CMA)。