こんな疑問を解決！

  • アヴァトレードは実際どうなの？
  • アヴァトレードの特徴は？
  • アヴァトレードのメリット・デメリットは？

アヴァトレードは金融庁のラインセンスを取得している国内FX会社で、かつMT4・MT5に対応している珍しい会社です。

この記事では、そんなアヴァトレードの利用を検討している方向けに、アヴァトレードの特徴やメリット・デメリットを徹底解説していきます。

この記事の執筆者
suzuki_gazou

鈴木 拓也
株式会社フィンテラス代表取締役

  • 公益社団法人 日本証券アナリスト協会認定アナリスト
  • 東京工業大学大学院修士課程修了
  • 三井住友銀行の本店・香港支店にて為替ディーラー業務に従事し、投資家/経営者に転身
  • FXや米株インデックス、高配当株などで運用する億投資家
  • 著書「7日でマスター FXがおもしろいくらいわかる本」「世界一やさしい FXチャートの教科書 1年生」など

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アヴァトレードのメリット

アヴァトレードのメリットは以下の通りです。

アヴァトレードのメリット

  • MT4とMT5に対応している
  • EAを利用して自動売買取引ができる
  • 千通貨単位で少額の資金から始められる
  • 通貨ペアの種類は55種類と豊富
  • 世界規模で人気があり信託保全されているので安全

アヴァトレードで取引を始める際はそのメリットをすべて把握し、最大限利用していきましょう！

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MT4とMT5に対応している

アヴァトレードの最大の特徴は、世界中で利用されているFX発注・チャート分析ツールであるMT4とMT5に対応している点です。

アヴァトレードでは以下の3つのコースを用意しています。

プレミアム
コース		プロフェッショナル
コース		エキスパート
コース
取引プラットフォームAvaWebTrader
AvaTradeGO
MT5		AvaWebTrader
AvaTradeGO
MT4
スプレッド
(米ドル円)		0.3～10.0銭0.4～10.1銭1.0～10.7銭
取引手数料無料
自動売買不可可
ロット単位
(米ドル円)		10万通貨
最小取引量1000通貨
最大ロット数10ロット150ロット250ロット
通貨ペア数55種類
デモ口座不可可

MT5を利用したい場合は「プレミアムコース」か「プロフェッショナルコース」を選択し、MT4を使う場合は「エキスパートコース」を選択します。

なお、いずれのコースも取引手数料は無料です。

MT4について詳しく知りたい人は、以下の記事もご覧ください。

記事：MT4(メタトレーダー4)とは？ダウンロードから使い方をプロが解説

EAを利用して自動売買取引ができる

アヴァトレードでは、プロフェッショナルコースであればMT5、エキスパートコースであればMT4にてEA（自動売買）の取引が可能です。

なお、プレミアムコースはMT5が利用できますが、自動売買取引には対応していません。

本業が忙しくてチャートをじっくり見る時間や、取引する時間がなかなか確保できず、思うように利益を伸ばせていないのであえば、裁量トレードからEAによる自動売買取引に切り替えてみるのが有効です。

MT4のEAに対応している国内FX会社は珍しくはありませんが、MT5まで対応しているのは国内でわずか4社のみですから、自動売買取引をメインで行っていきたいのであればアヴァトレードが筆頭に挙げられるでしょう。

千通貨単位で少額の資金から始められる

アヴァトレードでは千通貨から取引が可能なので、少額からFXを始めることができます。

MT4・MT5上では「1ロット＝10万通貨」ですので、0.01ロットから取引できる仕組みです。

仮に米ドル/円（USD/JPY）が1ドル130円だとして、0.01ロットの取引に必要な証拠金は5,200円となります。

国内FXでは、1ロットが1万通貨で、1万通貨からしか取引ができないというFX会社も少なくありません。

この場合、仮に米ドル/円が1ドル130円だとして1ロットを取引するためにはレバレッジ25倍を効かせたとしても52,000円が必要です。

それらと比べると、アヴァトレードでは、まずは千通貨と少ない資金から始めることでFXの実戦感覚に慣れていくことができます。

通貨ペアの種類は55種類と豊富

アヴァトレードでは通貨ペアの種類がとても充実しており、なんと55種類の通貨ペアを扱うことができます。

取引できる主な通貨

米ドル、ユーロ、英ポンド、カナダドル、スイスフラン、豪ドル、NZドル、南アフリカランド、メキシコペソ、トルコリラ、ノルウェークローネ、ポーランドズロチ、スェーデンクローナ、デンマーククローネ、ハンガリーフォリント、ロシアルーブル、人民元、イスラエルシェルケ、チリペソ等

FX初心者であればまずはメジャー通貨の取引から慣れていくことが大切ですが、中級者以上になるとチャンスを探していろいろな通貨ペアを取引したい気持ちが膨らみます。

アヴァトレードであればこれだけの種類の通貨ペアが揃っていますので新しいチャンスを見つけることができるでしょう。

世界規模で人気があり信託保全されているので安全

アヴァトレードは14ヶ国にオフィスを展開しており、世界中で18万以上の口座が開設されているグローバルなFX会社です。

また、2022年だけを見ても以下のような数々の受賞をしています。

  • Global Business Review Magazine（UAE）
  • International Business Magazine（ヨーロッパ）
  • Worid Business Stars Magazine（UK）
  • Investingoal Best Broker Awards、Finance Derivative Awards（UAE）
  • Best Overall Broker

アヴァトレードは世界規模で高い評価を受け信用度が高く、人気を集めているFX会社なのです。

さらに海外FX会社とは異なり日本の金融庁のライセンスを取得しています。

海外FXの場合は顧客の証拠金を分別管理はしていても、信託保全はされていないのが一般的です。

FX会社が倒産するなどした場合に預けた証拠金や含み益やプラススワップなどが返還されないというリスクがありますが、信託保全されていれば安全です。

金融庁のライセンスを取得しているということは信託保全が義務付けられていますので、もしもアヴァトレードが倒産することになっても証拠金は守られているのです。

記事：【大嘘】海外FXは初心者におすすめ？よくある勘違い

アヴァトレードのデメリット

お伝えしたようにアヴァトレードはとても個性的で魅力的なFX会社なのですが、すべての面で完璧というわけではありません。

それではアヴァトレードを利用する上でデメリットを2つ挙げていきましょう。

アヴァトレードのデメリット

  • スプレッドが他社よりも広い
  • スワップポイントは買いも売りもマイナスが多い

スプレッドが他社よりも広い

近年のFX会社はそのほとんどが手数料無料でサービスを提供しています。

その点はアヴァトレードも変わりません。

取引手数料は無料ですし、口座管理維持費や口座開設費用もすべて無料となっています。

ただし、アヴァトレードのスプレッドは広めに設定されています。

例えば主要通貨ペアのスプレッドを確認すると、以下の通りです。

スプレッドプレミアム
コース		プロフェッショナル
コース		エキスパート
コース
米ドル円0.3～10.0銭0.4～10.1銭1.0～10.7銭
ユーロ円0.4～10.0銭0.5～10.1銭1.8～11.4銭
豪ドル円0.8～8.0銭0.9～8.1銭2.1～9.3銭
ユーロドル0.4～4.0pips0.5～4.1pips0.9～4.5pips

EAを使って自動売買取引をするためのコストだと割り切ることができれば問題ないのでしょうが、できる限り取引コストを抑えてFXをしたい人にとっては適していません。

特に自動売買取引をせずに裁量トレードのみのトレードスタイルであれば他のFX会社を探した方が得策です。

記事：FX会社毎のスプレッド比較

スワップポイントは買いも売りもマイナスが多い

アヴァトレードは公式ホームページでスワップポイントについて公表していません。

一般的には国内FX会社ではスワップポイントを公表しています。

これはアヴァトレードのほとんどの通貨ペアが買い・売りともにマイナススワップのため、公にはしていないためです。

実際のスワップポイントはMT4やMT5のトレードプラットフォームから確認することができます。

アヴァトレードは、スワップポイントを貯めて資産を増やしていくような長期型のスワップトレードなどには不向きです。

記事：FX会社毎のスワップポイント比較

アヴァトレードの口座開設の流れ

アヴァトレードの口座開設の流れは以下の通りです。

  • 口座開設の申込
  • 本人確認書類のアップロード
  • 審査
  • LINEまたはSkypeで本人確認
  • 口座開設完了
無料で口座開設する（5分で完了）

アヴァトレードの口座開設については、最短で申し込み当日から入金し取引を開始することができます。

まずはアヴァトレードの3つの取引コースから自分に適したコースを選択します。

登録したアドレスに返信が来ますので、その後で本人確認書類をアップロードします。

本人確認書類は、①本人画像付のマイナンバーカード両面、②本人画像付の免許証とマイナンバーカード通知、③健康保険証、住民票の写しなど2点とマイナンバーカード通知のいずれかです。

本人確認のため転送不要郵便の受け取りか、SkypeまたはLINEを使ったオンライン本人確認（Ava Video KYC）のどちらかを選びます。

郵便を使うと最短で1～3日かかりますが、オンラインを使うと当日からの取引が可能です。

本人確認まで進むと、アヴァトレード側で口座開設の審査を行い、完了通知がメールで届きます。

マイページからログインし、入金し次第、取引開始です。

なお380の金融機関に対応しているクイック入金サービスを利用すると、土曜日曜祝日を含め24時間いつでも入金可能です（最低入金額1万円）。

アヴァトレードの取引ツールの紹介

アヴァトレードには取引ツールの選択肢がいくつも用意されていますので、自分の経験値やトレードスタイルに合ったものを利用することができます。

独自開発の取引ツール


アヴァトレードが独自開発している取引ツールは2つあり、アプリのAva TradeGOとブラウザ上で利用できるのでインストール不要のWeb Traderです。

MT4やMT5がFX中級者以上向けの取引ツールなのに対し、こちらは直感的で操作がしやすくFX初心者向けに設計されています。

MT4・MT5

MT4は30種類以上のテクニカルインジケーターが搭載されており、さらに世界中で開発されたEAをダウンロードして自動売買取引を行うことができます。

MT5はMT4の性能をさらに高めており、チャートの時間足など搭載されている機能が充実しているだけでなく、動作スピードも速いのでおすすめです。

ただし、互換性がないため、MT4で開発されたEAをMT5で利用することはできません。MT5で利用できるEAはMT5用のものだけです。

EAの数は圧倒的にMT4の方が多いため、EAの豊富さか、機能性かどちらを優先するのかで利用する取引ツールを選択して下さい。

記事：MT4とMT5の違いについて

アヴァトレードのQ＆A

Q：最大で注文できるロット数はどのくらいですか？

コースによって制限があり、プレミアムコースだと10ロット、プロフェッショナルコースだと130ロット、エキスパートコースだと250ロットです。

Q：出金についての制限はありますか？

最低出金額は1万円ですが、全額出金の場合は1万円未満でも出金可能です。
出金にかかる期間は3～5営業日後です。

アヴァトレードの会社概要

アヴァトレードは、アヴァトレード・ジャパン株式会社が運営しているFXサービスです。

外資系の法人ですが、日本で展開するにあたり現地法人を設立し、金融庁に登録も行っています。

会社名アヴァトレード・ジャパン株式会社
設立年月2007年3月9日
法人URLhttps://www.avatrade.co.jp/company/company-profile
金融庁登録番号第1種金融商品取引業者　関東財務局長（金商）　第1662号
所在地〒107-0052　東京都港区赤坂2丁目18番1号赤坂ヒルサイドビル4階
登録番号一般社団法人　金融先問取引業界加入　会員番号1574
営業時間平日10時～18時

その他のおすすめFX会社については、以下の記事もご覧ください。

記事：FXおすすめ口座一覧

アヴァトレードはMT4/MT5対応でEAが利用可能

MT4よりも性能の高いMT5を使ってEAによる自動売買取引ができる点が、やはりアヴァトレードの最大のメリットです。

売買シグナル提供者（SP）のコピートレードであるAMMAというサービスを利用すると、ランキング上位の優秀なSPを選んで自動売買取引を行うこともできます。

サーバーもVPSも不要なので、取引コストを節約して自動売買取引がしたい人には最適です。

また、アヴァDupliTradeという熟練助言者（EA）に証拠金を分散し、自分だけのポートフォリオを作成して自動売買取引を行う仕組みも整備されています。

アヴァトレードは、国内FXで自動売買取引をするのであれば、最初に口座を開設すべきおすすめのFX業者です。



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