こんな疑問を解決!

  • FXの米ドル積立のやり方は?
  • 外貨預金よりFXの方が有利な理由は?
  • 積立ならどこのFX会社がおすすめ?

円よりも金利が高い「米ドル」で積立をしたいと考えている方も多いのではないでしょうか。

現状の銀行預金の金利は定期預金でも年利0.01%と、ほとんど資産を増やすことができません。

また、「高齢化社会」「人口の減少」などの問題を抱える日本より、高い成長が見込める米ドルで資産を持っていた方が有利となります。

ここで、米ドルの積立には「外貨預金」と「FX(外国為替証拠金取引)」の2つの方法がありますが、手数料が安いFXで運用した方が圧倒的に有利となります。

そこで今回の記事では、FXで米ドルを積立投資をするべき理由について徹底解説していきます。

この記事の執筆者
suzuki_gazou

鈴木 拓也
株式会社フィンテラス代表取締役

  • 三井住友銀行で為替ディーラー業務を経験して独立
  • 純資産4億円をFXや株で運用中|2023年利益+5,000万円超
  • 著書「7日でマスター FXがおもしろいくらいわかる本」「世界一やさしい FXチャートの教科書 1年生」など
  • 公益社団法人 日本証券アナリスト協会認定アナリスト

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FXで米ドル積立をすべき理由

なぜ外貨預金ではなくFX(外国為替証拠金取引)でするべきなのか?

理由は大きく3つあります。

FXが有利な理由

  • 手数料が安い
  • 利息を毎日受け取れる
  • 資金は全額保証される

メリット1:手数料が安い

最初のメリットは、FXの方が外貨預金よりも手数料が安い点です。

外貨預金の場合は、4銭~100銭ほどの手数料がかかりますが、FXの場合、取引業者にもよりますが約0.1~0.3銭で済みます。

つまり、手数料が単純に10倍くらい異なり、その分だけ手元に残る利益が大きくなります。

FXと外貨預金の違い
FX外貨預金
手数料(ドル円)0.1銭~25銭~
利息受取毎日満期時
取引単位1,000単位~10通貨~
取引解消いつでも中途解約不可
預金保護対象対象外

メリット2:利息を毎日受け取れる

2つ目のメリットは、利息をスワップポイントという形で毎日受け取れる点です。

外貨預金では、利息は半年毎や1カ月毎のケースが多いですが、毎日受け取れるFXであれば、それをさらに米ドル購入に回すことができますので、複利効果を発揮しやすくなるのです。

メリット3:資金は全額保証される

3つ目のメリットは、資金は全額保護される点です。

外貨預金の場合は、預金保険制度の対象外になってしまうので、金融機関が破綻した場合、保証されません。

FXの場合は、証拠金は会社の資産とは別に信託銀行に預けられているので保証されています。

このように比較した場合、FXにはメリットしかないといっても過言ではありません。

 

さらに詳しく外貨預金とFXの違いを知りたい人は、以下の記事をご覧ください。

記事:FXと外貨預金の違い|メリット・デメリットとどっちが有利か

米ドル積立がおすすめな理由

米ドル積立投資がおすすめな理由について見ていきましょう。

これを読めば、米ドル積立投資がいかに魅力的な投資なのか理解出来ますよ。

米ドル積立がおすすめな理由

  • 為替レートはレンジで動く
  • 米国は世界1位の経済国

理由1 為替レートはレンジで動く

為替レートは一定のレンジ内を上下します。

米ドル/円の20年分のチャートを確認してみると、最安値は2011年の75.54円、最高値は1998年の147.68円です。

最近だと高値は2015年の125.85円になります。このレンジで上下を繰り返しているのです。

ドル円レートの過去チャート

 

株であればその企業が大きく成長することで、株価が10倍20倍となることがありますし、逆にデフォルトして0円になることもあります。しかし為替は米国と日本の綱引きですので、一方的に傾いたり、デフォルトになることは考えにくい話です。

例えば円安が進んで1米ドル50円になれば、国内の輸入業者は喜びますが、輸出業者は大きな打撃を受けることになります。中央銀行が為替介入してくることも考えられます。

一方で、円高が進んで1米ドル150円などになれば、今度は米国内の輸出業者が大きな打撃を受けるので、国が動いてくることになるでしょう。

このように為替レートは実態経済と密接な関係があるので、レンジ内での変動となっていくのです。

つまり、万が一含み損を抱えても、ずっと持っておけば元に戻る可能性が高いです(※レバレッジ1倍以内にしないと、ロスカットに合うリスクはあり)。

 

レバレッジについて、以下の記事もご参考下さい。

記事:レバレッジとは?FXは危なくない理由を元銀行員が分かりやすく解説

理由2 米国は世界1位の経済国

米ドルを積み立てていくので、米ドルの価値が暴落すると損失が出ることになりますが、新興国通貨と比較して、米ドル安のトレンドが10年もの長期に渡って続くことは考えにくいでしょう。

米国は世界1位の経済大国なのです。

一時的には資金が米国通貨から他の国の通貨に逃げることはあるかもしれませんが、あくまでも一時的なことで、長期に及ぶことは考えにくい話です。

さらに日本は人口減少などの問題を抱えているために、今後高成長が望めない状態にあります。

日本の景気が米国を上回り、円高が長期で続くという可能性もまた考えにくいのです。

つまり10年~30年の長期で考えていくと、米ドル/円の為替はレンジ相場、または、米ドル高円安の可能性が高いということになります。

まさに米ドル積立投資にとって絶好の条件です。

米ドル積立投資のリスク

それでは米ドル積立投資のリスクとはどのようなものなのでしょうか?

それは、「米ドル/円が一方的に下落した場合、含み損を抱えてしまう」という点です。

スワップポイントによって毎日収入はありますが、それ以上に為替差損が大きくなりますので、トータルで資産は元本を割り込むことになります。

ちなみに米ドルが下落し、円高が進んでも、反発して回復してくれれば問題ありません。

むしろ米ドルが安い時に多く買うことができますので、最終的には一番利益を出すことができる展開です。米ドル高が進む間も、もちろん利益を出すことができます。

証拠金が潤沢であれば含み損を抱えても耐えられますが、レバレッジを高くして目いっぱいポジションを持っている場合は余剰金がほとんどなく、証拠金維持率をキープできなくなってロスカットされるリスクがあります。

事前にどこまでの損失に自分は耐えられるのかというリスクマネジメントをしておく必要があるでしょう。

米ドル積立でおすすめのFX会社

それでは最後に、米ドルの積立FXをするならばどこの会社がいいでしょうか?

スワップポイントの高さとスプレッドの狭さから、おすすめはトレイダーズ証券の「LIGHT FX」と「みんなのFX」です。

LIGHT FX

LIGHT FX

LIGHT FXは米ドル円のスワップポイントが業界トップクラスの水準でおすすめです。

また、スプレッドも0.2銭と狭く、手数料の観点からもお得です。

なお、当サイト限定でスワップポイント投資の教科書もプレゼント中です。

みんなのFX

みんなのFX

みんなのFXはLIGHT FXと同じトレイダーズ証券が運営するFX会社です。

米ドル円のスワップポイントも、LIGHT FXと同じ非常に高い水準なのでおすすめです。

 

その他、米ドル円のスワップ金利が高いFX会社について知りたい人は、以下をご覧ください。

記事:米ドル円のスワップポイントFX会社比較ランキング

FXで米ドル積立を始めよう!

このように資産投資初心者であったとしても、FX米ドル積立投資であれば、リスクを抑え、多くの恩恵を受けながら運用していくことが可能です。

長期であればあるほど、購入価格の平均化や、分散投資で負けるリスクが軽減していくので、ある意味ではメリットしかない投資とも考えられるでしょう。

日本の銀行にお金を預けていても、ほとんど増えず意味がありませんので、将来を見据えて積極的に投資を行うことも考えていきましょう。



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