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FXはハイレバレッジの方が危なくないっていう話をセミナーで聞いたのですが、本当なんでしょうか?

鈴木(T-ya)鈴木(T-ya)

なるほど(笑)ハイレバレッジは確かにある意味では危なくないけど、それはリスク管理を徹底した上での話。もしその言葉の本質を理解せずにハイレバレッジでFXを始めるのはかなり危険だよ!

FX(外国為替証拠金取引)では、「レバレッジ」で証拠金の何倍ものトレードを行うことができます。レバレッジが25倍であれば、トレードの為替差益で得られる利益も25倍になるのです。

日本ではひと昔前までは「100倍」や「50倍」といったハイレバレッジが可能でしたが、投機的投資を抑制するために規制がかかり、2018年6月段階では、「25倍」が上限となっています。

一攫千金を狙っているトレーダーにとっては寂しい話かもしれませんが、よりリスクが抑えられるようになっているのが、日本でのFXへの投資スタイルです。

しかし、海外に目を向けると、JFSA(日本金融局)の監視下にないために、レバレッジの上限がまったく異なります。

日本で最もユーザーの多い海外FX取引業者である「XM」は、マイクロアカウントでもスタンダードアカウントでも最大で「888倍」のレバレッジが適用できます。もちろんそれだけスプレッドも広く設定されているのですが、スプレッドの狭いゼロアカウントでも、「500倍」までのレバレッジが可能になっています。

そういった状況もあって、一攫千金を狙ったトレーダーが日本国外の取引業者を利用しているケースも珍しくありません。

今回は、「ハイレバレッジは安全」という情報の本当の意味や、FXのハイレバレッジの危険性、トレードを行う前に注意すべき心得についてお伝えしていきます。

ハイレバレッジは『安全』の本当の意味とは?

ハイレバレッジは安全という言葉を聞きますが、これを真に受けてトレードしてはいけません。

確かにレバレッジが低いところより高い業者の方が、メリットもあるのですが、今回はそこをしっかりと正確に理解しましょう。

ハイレバレッジは安全なのか?

一般的にFX初心者は、レバレッジを低めに設定するよう勧められています。理由はリスクが高いからです。

一方で、ハイレバレッジの方が安全だという説もあります。どちらが正しいのでしょうか?

例を出して考えてみましょう。10万円の資金があったとして、レバレッジ25倍で取引をしたとします。米ドル/円が110円だとすると、1万通貨を購入するのに4万4千円が必要です。1ロット分(1万通貨分)ロングポジションを持ちました。その後、米ドルは急落、105円まで下落したとします。1円の円高が進むごとに1万円の含み損が発生しますので、5万円の含み損です。10万円の資金から5万円の含み損を引いても5万円残るので、証拠金維持率は100%を下回っていません。強制ロスカットまではまだ余裕がある状態です。

では資金が25万円あって、レバレッジ5倍のFX業者(※分かりやすくするための例)で米ドルのロングポジションを1ロット(1万通貨)保有しました。証拠金として22万円が必要です。余剰資金は3万円しかありません。この場合、先ほどのように1米ドル110円から105円まで急落すると、5万円の損失がでますので、含み損で証拠金維持率が100%を下回ってしまい、強制ロスカットの危険性が高まります。

(注)ロスカット条件の詳細については、ご利用のFX業者のホームページをご確認下さい。

このようにハイレバレッジが安全だというのは、「余剰資金に余裕ができるので、もしもの時の大きな変動にも耐えられる」という話です。

ハイレバレッジが危険な理由

この話は一理あります。自分がどれだけの損を許容できるのかを考えた時に、ハイレバレッジの方が有利に見えるのです。

しかし、それは「的確なポジションを持っていることが前提」になります。

ハイレバレッジでトレードする場合、ハイリターンを期待する人の方が多いでしょう。つまり10万円の資金でレバレッジ25倍であれば、1ロット(1万通貨)ではなく限界の2ロット(2万通貨)までポジションを持ちがちなのです。つまり証拠金は8万8千円となり、余剰資金は1万2千円です。5円下落すると、含み損は5万円ですので、証拠金維持率は43%まで下落します。確実に強制ロスカットです。10万あった資金は50%も損失を出し、5万円となってしまうのです。

しかし資金が200万円あり、レバレッジ1倍で1ロットの取引をしているのであれば、証拠金は110万円で余剰資金は90万円になります。2円下落しようが、5円下落しようがまったく強制ロスカットにはなりません。含み損も資金の1%から3%ほどです。

ハイレバレッジが危険とされる最大の理由は、「自分の許容できる損失を計算できずに大きなポジションを抱え、最終的に強制ロスカットになって、資金を失っていく」という傾向が強い点になります。

 

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なるほど、ハイレバレッジが安全と言っている人達は、ただ「ロスカットされにくいから安全」ってことを言っているんですね!?ちなみに、ハイレバレッジが可能なおすすめのFX会社はどこですか?

鈴木(T-ya)鈴木(T-ya)

海外のFX業者である「XM」ってところがおすすめだよ。日本でも多くの専業トレーダーが愛用している優良先の一つだよ!

ハイレバレッジが適用出来る海外のおすすめFX業者は「XM」

 

FXで大負けしない心得

それでは続いて、ハイレバレッジのトレードをした場合に、注意するべき点について見ていきましょう。

これを徹底しないと、一貫千金どころか、資金が溶けてなくなる可能性もあるので注意しましょう。

自分の売買ルールを守る

つまり「ハイレバレッジだから絶対に危険」ということはなく、逆に「ハイレバレッジだから絶対に安全」ということもないのです。

大切なのは、「許容できるリスク」や「許容しているリスク」をしっかり認識し、コントロールできるかどうかです。

FXのトレードで大損をしている多くの人が、ハイリターンを期待し過ぎるあまり、限界までレバレッジを高め、限界までポジションを抱えています。そうなると相場が予想の逆に動いただけですぐに強制ロスカットです。強制ロスカットは、証拠金維持率60%を下回るぐらいが目安なので、再起不可能なぐらいの損失を生み出す可能性があります。

稼ぎたい目標金額ももちろん大切なのですが、投資で一番重要なのは「リスク管理」です。

「どのくらいの資金でFXを始めるのか」、「どのくらいの損失までは許容できるのか」、という点を土台にして、計画を立てていきましょう。

「とにかくたくさん稼ぎたい」という気持ちが先行しているようでは、あっという間に資金が底を尽いてしまいます。

実際のトレードでは感情が邪魔をします。やってはいけないと事前に決めていたのに、含み損が増えているから焦ってポジションを増やしたり、ナンピンするといった行動は、さらに損失を膨らます危険性がありますので、我慢しましょう。

事前に自分で決めたトレードルールは、どんな時でも守るという強い意志が、「トータルで勝つ」ためには大切なのです。

 

資金管理については、以下の記事もご参考下さい。

記事:FXで稼ぐために不可欠な資金管理方法|FX入門初心者講座

損切りを必ず置く

強制ロスカットは、資金の大半を失うことになり、FXから退場することを余儀なくされます。それほどの致命傷です。ですから、そうなる前に損失を最小限に抑えられる習慣をつけましょう。

それが「損切り」(ストップロス)です。

利益確定を80pipsに設定するのであれば、損切りはその半分の40pipsほどにし、利益と損失の比率を2:1にします。これを「リスクリワード」と呼び、この場合は「2.0」と表します。これだと3回のトレードで1回でも利益確定できればトータルの収支はプラスになります。

損切りできるかどうかは、メンタル面がとても重要です。「為替レートが戻るかもしれない」、「トレンドが反転するかもしれない」という誘惑に打ち勝たなければならないからです。

小さな損失であればいくらでも補うチャンスはあります。逆に小さな利益は簡単に吹き飛ぶのです。「損小利大」の基本方針を崩さずに、トータルで勝てるトレーダーを目指しましょう。そのためには損切りは絶対に必要な手法になります。

 

リスクリワードについては、以下の記事もご参考下さい。

記事:リスクリワードとは?初心者がFXで負ける理由を徹底解説

まとめ

レバレッジだけで、FXが危険なのか、危険ではないのかを判断することは難しいです。大切なことは「資金」、「レバレッジ」、「損切り」のバランスをしっかりと把握し、コントロールできることです、

くれぐれも一攫千金を狙ったギャンブルトレードはやめておきましょう。FX初心者は、月利20%であれば、月利20%に向けてコツコツと勝てそうなタイミングでトレードを行い、利益を増やしていきましょう。

レバレッジやリスク管理についてもっと基本から学びたいのであれば、無料学習コンテンツ「FXトレーディングカレッジ」を有効活用してください。



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