「FXでアラート機能を使う方法はないだろうか?」
FXは24時間取り引きできるからこそ、いつチャンスが来るのかと、ずっとパソコンのチャート画面を見ていなければならないことになります。それでは本業に支障がありますし、睡眠も満足にとれません。
そこで便利なのが「アラート機能」です。今回はこのアラート機能を有効活用してFXの勝率を高めていく方法についてお伝えしていきます。
・FXアラート機能はどんな使い道があるのか?
・FXアラート機能が使えるおすすめのFX会社は?
・アラート機能を使う方法は?
アラート機能とはどのようなものか
アラート機能とは、「通知機能」です。この機能によって、重要な局面になったらお知らせしてくれるので、常にチャートを見ている必要がなくなります。しかもパソコンだけではなく、外出時にも携帯しているスマホにも通知することができるのです。
アラート機能のおかげで、24時間チャートに張り付いていなくても、いち早く反応し、適切な対応をすることができるわけです。
約定通知のアラート機能
アラート機能にもいくつか種類がありますが、その中のひとつが「約定通知」になります。成行注文であればタイムリーに自分で約定しているわけですから、特に約定通知は必要ないのですが、「指値注文」「逆指値注文」を設定している場合は、いつ新規注文されたのか、いつ決済注文されたのか気になるところです。
そろそろ約定されたかなと、本業の最中もついつい気になってスマホでチャートを確認するということも多くなりがちです。すると仕事への集中力が低下してしまいますので、ミスをしたり、タスクに取り組む速度が落ちてしまいます。
指値でも逆指値でも約定通知があると、その際だけ確認すればいいので、メリハリをつけて働くことができるでしょう。
為替相場急変を告げるアラート機能
約定通知以上に効果的なのが、「為替相場の急変を告げるアラート機能」です。為替相場は政治や経済の影響を受け、大きな変動を見せるときがあります。
例えばアメリカの重要経済指標でポジティブサプライズだった場合は急騰するでしょうし、どこかで大きな戦争が起こった場合は地政学リスクで急落することもあるのです。近年ではスイスフランショックや、イギリスのEU離脱の国民投票の結果などで暴落したケースがあります。
こういった急変をいち早く知ることで、トレンドに乗るチャンスになったり、大怪我になる前に損切りすることもできるようになるのです。
特にアメリカの重要人物の声明などは日本時間では深夜になることが多く、寝ている時間帯ですので、声明によって為替相場が急変した場合は、翌朝起きてから気づいて驚くということもあります。こうなると対応は後手に回ります。
24時間取り引きできるからこそ、24時間対応できるような態勢が必要なのです。そのためのアラート機能ですから、ぜひ有効活用すべきです。
また、レジスタンスラインやサポートラインとなる為替レートを入力しておき、そのラインをブレークしたらアラームが作動するようにも設定することができます。ラインブレークすると強いトレンドが発生する傾向がありますので、アラーム機能を利用することによって、絶好の売買シグナルにも敏感に反応することができるというわけです。
アラート機能はFX業者によって異なる
国内のFX業者はそれぞれ独自のトレードプラットフォームを提供しているので、アラーム機能の設定の仕方などは異なります。
具体的にはどのような手順でアラーム機能を設定することができるのでしょうか?
以下では、アラーム機能が搭載されたおすすめのFX会社を紹介します。
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ゴールデンウェイ・ジャパンのMT4
ゴールデンウェイ・ジャパンで利用できるトレードプラットフォームは、世界中のトレーダーが愛用している「MT4」(Meta Trader4)です。
MT4でスマホに通知が届くようにするためには、パソコンにMT4をインストールだけでなく、スマホにMT4のアプリをインストールする必要があります。iphone用とAndroid用のどちらも用意されています。
スマホのアプリを開き、「設定」→「チャットとメッセージ」と開いていくと、Mata Quotes IDが表示されますので、このIDをパソコンのMT4に入力していくのです。
パソコンのMT4の画面の「ツール」→「オプション」→「通知機能」と開いていき、「プッシュ通知機能を有効にする」というチェックボックスにチェックします。同時に「トレード処理を通知する」というチェックボックスもチェックしてください。最後にテストボタンをクリックし、スマホに通知が届けば、OKをクリックして設定完了です。
通知してほしいラインの設定は、ターミナルタブの「アラーム設定」を右クリックし、「作成」で開き、「アクション機能」で「Notification」(スマホアプリプッシュ通知機能)を選択、「通貨ペア」「条件」「金額」を入力していく流れです。
これで指定したラインを為替レートが上抜けしたり、下抜けすると、すぐにスマホに通知がきます。発注機能ではありませんから、その通知がきたらじっくりチャートを分析して取り引きすべきか検討し、本当にチャンスまたは危機的状況だと思ったら約定すればいいのです。
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セントラル短資FXのマーケットアラート
トルコリラや人民元などを取り扱うことができる「セントラル短資FX」でもアラーム機能は設定することができます。
セントラル短資FXでは、トレーデンシー社が提供しているトレードプラットフォームを利用して、システムトレード(自動売買)を行うことができます。ストラテジ(戦略)は300以上あり、成果などを確認して自分に合ったストラテジで取り引きできるのです。
システムトレードだと、ほとんどコンピューターにまかせっきりになりがちですので、チャートを確認する回数も少なくなりがちです。為替相場の急変を告げるアラーム機能がないと、たいへんな事態になっていても気が付かない可能性があるのです。これはMT4でEAをインストールしてシステムトレードをする際にも同じことが当てはまります。
セントラル短資FXのアラート機能は、マーケットアラートと呼びますが、設定の手順は、「登録情報」→「各種設定」→「マーケットアラート」で開き、「通貨ペア」「BID/ASK」「レート」「設定したレート以上なのか以下なのか」「有効期限」を入力すれば「OK」で設定完了となります。
アドレスはパソコンとスマホの両方を入力できるようになっているので、設定したレートをブレークした場合は、メールがどちらにも届くことになります。早急に対応できるのはやはりスマホでしょう。スマホであれば、外出していても、勤務中の休憩時間や、交通機関を利用している最中に、エントリーしたり、損切りすることができます。
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アラート機能で万全の備えを
昔から「備えあれば患いなし」と言います。リスクを軽減するためにも、しっかりとした備えは大切です。アラート機能はまさにそんな備えとなるわけです。
しかし、せっかくの機能も知らなければ利用することができません。他のFX業者でもアラート機能についてはそれぞれ用意していると思いますが、FXを初めてチャレンジするのであれば、「FXTF」か「セントラル短資」でFX口座を開設して、アラート機能を活用し、より勝ちやすい環境でFXに取り組んでみてください。


