こんな疑問を解決!
- FXの高勝率なエントリーポイントは?
- 勝率の高いトレード手法は?
FXで稼げていない人のほとんどが、勝てる見込みが低いポイントでエントリーしており、負けるべくして負けていると言えます。
FXのエントリーポイントは無数にありますが、その中からいかに勝率の高いポイントだけに絞ってトレードできるかが、稼げるかどうかの分かれ目になるのです。
「FXをしても全然稼げない!」
こんな悩みを抱えている方は、是非、この記事で解説する高勝率のエントリーポイントだけに絞ってトレードを行ってみて下さい。
勝率が劇的に改善する可能性がありますよ!
鈴木 拓也
株式会社フィンテラス代表取締役
- 三井住友銀行で為替ディーラー業務を経験して独立
- 純資産4億円をFXや株で運用中|2023年利益+5,000万円超
- 著書「7日でマスター FXがおもしろいくらいわかる本」「世界一やさしい FXチャートの教科書 1年生」など
- 公益社団法人 日本証券アナリスト協会認定アナリスト
FXの高勝率エントリーポイントを動画で学ぶ
FXの高勝率なエントリーポイントについて動画で解説していますのでご覧ください。
動画が見れない方はスキップして文章でも学んでいくことができます。
FXの高勝率エントリ―ポイントとは
FXの高勝率なエントリーポイントは、一般的に勝率が60~80%程度の手法を指します。
FXは今後の為替レートが上がるか、下がるかを予想する投資ですから、勝率が高ければ高いほど、利益を得ることができます。
ただし、FXのトレード手法は、単に勝率が高いだけでは不十分です。
後ほど詳しく説明しますが、仮に勝率が90%のエントリーポイントであっても、リスクリワードが損大利小であればトータルで利益は残りません。
また、まぐれ偶然でたまたま成功した手法では意味がありません。
つまり、高勝率なエントリ―ポイントの手法は、「損小利大」と「高い再現性」の2つの条件を満たす必要があるのです。
高勝率エントリーの条件
- 損小利大
- 高い再現性
損小利大
FXのトレード手法は、どこでエントリーするかのポイントだけではなく、どこで利益確定するか、どこで損切りするかも含めてのトレード手法です。
例えば、勝率が80%と高勝率の手法であっても、損切り幅が100pips、利益幅が20pipsであれば、「コツコツ稼いでどかんと負ける」状態であり、トータルで損失の方が多くなります。
つまり、勝率だけ高くても全く意味が無く、損切り幅と利益幅が適切に設定されていることが大前提となるのです。
損失と利益の比率を「リスクリワード」と呼びますが、常に、損失よりも利益の方を大きく取る必要があります。
記事:FXのリスクリワードとは?勝率90%でも破産する理由をズバリ解説!
高い再現性
FXの再現性とは、同じエントリーポイントなら同じような結果が期待される事を言います。
例えば、トレンドラインが一度引けると、そのトレンドライン上で反転する可能性が高いといった感じです。
高勝率なエントリーポイントも、この再現性が高いかどうかを意識する必要があります。
もし、たまたまある時は上手くいったけど、次は全然上手くいかない、といった手法では、再現性は無く使えない手法であると言えます。
それでは、損小利大と再現性の条件を満たした、高勝率なエントリーポイントを解説していきます。
高勝率ポイント①:ブレイクアウト
1つ目のFXで高勝率なエントリ―ポイントは、「ブレイクアウト」です。
ブレイクアウトとは日本語で「突破する(ブレイク)」の意味ですが、かなり奥が深く、単純に水平線などのラインをブレイクしたからといってエントリーしていては、安定して利益を残すことは出来ません。
ここでは、ブレイクアウトの勝率が高いエントリーポイントと勝率を高める手法について解説します。
ブレイクアウトの第二波でエントリー
ブレイクアウトで高勝率なエントリーポイントは、ブレイクアウトの第二波を狙うことです。
例えば、下図のように、単純に水平線のサポートラインのブレイクを見てエントリー(赤塗)しても、それがダマしであったり、ブレイクしてすぐに戻り(リターンムーブ)に巻き込まれたりして、失敗する可能性も相応にあるのです。
少しでもそのようなリスクを排除するためには、「第一波」はあえて見送り、「第二波」をとらえてエントリーをするべきです。
どのような相場にも、必ず押し目や戻りといった価格調整が入り、第二波でエントリーするタイミングは来ます。
場合によっては第一波よりも、取引レートが悪くなる可能性もありますが、そのデメリット以上に、ダマしや戻りのリスクを排除出来るといったメリットが大きいのです。
そして、第二波でエントリーする際のタイミングは、リターンムーブが起き、その後、レートが元のブレイクの方向に動き出すタイミングを捉えることです。図で示すと、赤塗のような一度上へ上昇し、その後再び下へ下落しそうなポイントですね。
記事:【圧倒的に稼ぐ!】水平線の正しい引き方とFXトレード手法を解説
ブレイクアウトのエネルギーを見極める
ブレイクアウトで勝率を高める手法として、そのエネルギーを見極める手法があります。
例えば下図のように二つのレンジ相場の場合、どちらの方がブレイクアウト後の勢いが強いと思いますか?
上図のケースの場合、右側のレンジ相場のブレイクの方が、レートが下に加速する可能性が高いと言えます。
それは、左側のケースでは、レートが水平線の間を上下しているのみで、そこまで売買のエネルギーは溜まっていませんが、右側のケースでは、直前にレートが小刻みに動いており、売りと買いが錯綜してエネルギーが溜まっている状態です。
このようなブレイクアウト前の小刻みなもみ合いを「ビルドアップ」と呼びます。
相場にエネルギーが溜まっている状態となりますので、下にブレイクした場合には、買い勢力が負けて、一気にレートが下へ急落することがよく起こるのです。
もし、第一波をとらえるならば、このブレイクアウト前の「ビルドアップ」があるかどうかを見極める、というのが勝率を上げる重要なポイントとなります。
高勝率ポイント②:トレンド転換
二つ目の高勝率なエントリーポイントは、きれいなトレンドが形成された後の、トレンド転換をとらえたエントリーです。
例えば以下のようなチャートの場合、最初、レートはきれいに高値と安値の切上げてダウ理論から上昇トレンドが形成されていました。その後、上昇の勢いが弱まり、レンジ相場となった後、下降トレンドに転換しています。
ここで、エントリーポイントとしては、(1)と(2)の二つが考えられますが、より勝率の高いポイントとしては(2)が挙げられます。
(1)のポイントでは、トリプルトップの反転パターンを作り、トレンド転換のサインが発生していますが、まだ買い勢力は耐えているかもしれません。
しかし、(2)のポイントでは、レンジ相場前の押し目(緑塗)を割りましたので、そこでロングを作っていた人達も諦める可能性が高く、損切り注文を巻き込み、一気にレートが急落するケースが多いです。
なので、より勝率を高いトレードをしたい場合は、どこに損切り注文が集中しているのかを見極めて、それを巻き込んで一気にレートが加速するポイントを狙ってエントリーをするべきでしょう。
高勝率トレードにおすすめの教材
更に詳しくトレード手法を学びたい方は、口座開設の特典で差し上げているテクニカル分析教材「ラインの王道(テキスト91ページ、動画3時間)」をご利用下さい。
エントリーポイントを絞って勝率の向上へ
以上、高勝率のエントリーポイントとして代表的なケースを見てきました。
もちろんこの他にもいろいろな手法があります。そして、全ての場合において言えることですが、「100%」とか「絶対」という言葉は存在しません。どんなケースであっても、自分の狙い通りにならない場合も多々あるのです。
しかし、上記3つを知って、常に意識してトレードを心掛けるだけでも、かなり勝率は変わってくるでしょう。
トライ&エラーで、トレードのスキルを磨いていきましょう。
こんにちは、昨日登録させていただきました。FX歴は半年です。これから再出発のつもりで一から学習しようと思っているところです。お世話になります。
ところで、今回質問したいことが二点あります。極めて初歩的な質問ですみません。(一から学習すれば、こんな質問しなかったかもしれませんが)一点目は、レンジ相場の定義なんですが、ある程度の上下動はあっても方向性が定まらないものは全て、レンジ相場と言っていいのでしょうか?例えば、互い違いに陽線と陰線が出て、ほとんど値動きが無く極めて狭い範囲内での変動をおこしている状態(停滞)もあれば、ある程度の値幅をもって上下に動き、(周期的な)波を形成しているが、どっちに動くのかわからないような状態もあります。また、これらは、どの時間足を見るかによって、見え方は違って見えますよね。例えば、1分足で30分レンジ相場が続いても、後の30分で変動を来せば、1時間足では全く影響を受けない相場に見えるはずですよね。自分がトレードしている足で、レンジ相場なのかトレンド相場を判断すべきということでしょうか?二点目の質問も見え方なのかもしれませんが、ブレイクなんですが、どの時間足を見るかによって見え方は違ってくると思うのですが。例えば、1分足で急降下し、そうした陰線が2,3本の場合は、上位足ではブレイクに見えなかったり、1分足で斜右下方向-45度くらいに陰線が続いた場合、1分足ではブレイクには見えないんですが、5分足では急降下のブレイクに見える。しかし、更に上位足では、普通の陰線に見えてしまうってことありませんか?要は、自分がトレードしている時間足で、レンジ相場やブレイクを見極めろということですね?初歩的な質問でした。よろしければ、回答お願いいたします。
いつもブログやメルマガをご覧頂きありがとうございます。
以下、答えられる範囲で回答させて頂きます。
>レンジ相場の定義なんですが、ある程度の上下動はあっても方向性が定まらないものは全て、レンジ相場と言っていいのでしょうか?
1.記載されていますが、これは自分がどの時間軸をメインに戦うかによって異なります。1分足のスキャルであれば、日足、週足の状況はあまり影響ありません。一方、スイングであれば、1分、5分足はあまり重要ではありません。要は、自分の売買手法でどの軸を中心の添えて、どんなトレードをしていくかです。
>要は、自分がトレードしている時間足で、レンジ相場やブレイクを見極めろということですね?
2.これも上記と同じですね。上位足を中心に見てトレードしていくのであれば、下位足の細かい値動きを見て、上位足でまだ確定していないところで判断を惑わされないようにすることが必要です。
お疲れ様です動画、見ました。FX歴は、1年半ぐらいです。上昇トレンド・下降トレンドですが、ダウ理論の高値・安値の見方は、ローソク足のひげの部分を見るのでしょうか?それとも、ローソク足の実体の部分を見るのでしょうか?よろしくお願いします。
こちらに関しては、教科書がある訳でもないので、これが正解というのはありませんが、「高値・安値の更新」という観点から考えると、ローソク足のヒゲを見て判断するべきだと考えます。
エントリーポイントを当てることが迷ってしまいそうですがトレードを重ねれば慣れていくでしょうか?
はい。トレードを重ねていけば経験値が上がるので慣れていくと思います。
いつも有益な情報、ありがとうございます。
さて、DMM com証券にて、口座を開設いたしました。
特典を頂けるということですが、どのようにして、「口座開設」の証明をしたらよろしいでしょうか?
ご教示頂けると有り難いです。