こんな疑問を解決!
- FXで稼げる高勝率なポイントはどこ?
- ブレイクアウトとトレンド転換のねらい目は?
- FXで稼ぐ方法は?
「FXで本当に稼げるエントリーポイントはどこだろう?」
FXをしている方であれば、誰しもがこのような考えをお持ちになるでしょう。
もし、高勝率なエントリーポイントを学ぶことが出来れば、FXで取引をすればするほど、利益を上げてお金を稼ぐことが出来ます。
では、実際にそんなエントリーポイントはあるのでしょうか?
残念ながら100%勝てる方法はありません。もし、そんなことを言って人や教材があれば、それは嘘なので注意してください。
ですが、ご安心下さい。実際に、高勝率で上手くいけば利益を上げやすいポイントというのは確かに存在します。
今回の記事では、元メガバンク為替ディーラーの筆者が実際にトレードで使用していて、なおかつ誰でも簡単に出来る、FXで高勝率のエントリーポイントとトレード手法ついて説明していきます。
スキャルピングから、デイトレード、スイングにも応用可能であり、最後まで読めば、勝率は一気に上昇しますよ!

鈴木 拓也
- 公益社団法人 日本証券アナリスト協会認定アナリスト
- 東京工業大学大学院修士課程修了(工学修士)
- メガバンクの本店・香港支店で為替ディーラー業務を経て投資家/実業家に転身
- 株式会社フィンテラス代表取締役
FXのエントリーポイントを動画で学ぶ
FXの高勝率なエントリーポイントについて動画で解説していますのでご覧ください。

動画をご覧になった方も、以下の記事を読んで復習すれば理解が深まりますよ!
エントリーポイント①:ブレイクアウト
「ブレイクアウト」は勝率の高い代表的なトレード手法として知られていますが、結構奥が深く、単純にラインをブレイクしたからといってエントリーしていては、安定して利益を残すことは出来ません。
ここでは、ブレイクアウトの勝率が高いトレードポイントについて解説します。
ブレイクアウトの第二波でエントリー
一つ目の高勝率のエントリーポイントは、ブレイクアウトの第二波を狙うということです。
例えば、下図のように、単純に水平線のサポートラインのブレイクを見てエントリー(赤塗)しても、①それがダマしであったり、②ブレイクしてすぐに戻り(リターンムーブ)に巻き込まれたりして、失敗する可能性も相応にあるのです。
少しでもそのようなリスクを排除するためには、「第一波」はあえて見送り、「第二波」をとらえてエントリーをするべきです。
どのような相場にも、必ず押し目や戻りといった、価格調整が入り、第二波でエントリーするタイミングは来ます。
場合によっては、第一波よりも、コストが悪くなる可能性もありますが、そのデメリット以上に、ダマしや戻りのリスクを排除出来るといったメリットが大きいのです。
そして、第二波でエントリーする際のタイミングは、リターンムーブが起き、その後、レートが元のブレイクの方向に動き出すタイミングを捉えることです。図で示すと、赤塗のような一度上へ上昇し、その後再び下へ下落しそうなポイントですね。
ブレイクアウトのエネルギーを見極める
ブレイクアウトで勝率を高めるコツとして、そのエネルギーを見極めることがあります。
どういうことか説明すると、以下のような二つのレンジ相場の場合、どちらの方がブレイクアウト後の勢いが強いと思いますか?
上図のケースの場合、右側のレンジ相場のブレイクの方が、レートが下に加速する可能性が高いと言えます。
それは、左側のケースでは、レートが水平線の間を上下したのみで、そこまでエネルギーは溜まっていませんが、右側のケースでは、直前にレートが小刻みに動いており、売りと買いが錯綜しているのが確認出来ます。
このようなブレイクアウト前の売買(ビルドアップ)が起きると、相場にエネルギーが溜まっている状態となりますので、下にブレイクした場合には、買い勢力が負けて、一気にレートが下へ急落することがよく起こるのです。
もし、第一波をとらえるならば、このブレイクアウト前の「売買(ビルドアップ)」があるかどうかを見極める、というのが勝率を上げる重要なポイントとなります。
エントリーポイント②:トレンド転換
三つ目の高勝率なトレードポイントは、きれいなトレンドが形成された後の、トレンド転換をとらえたエントリーです。
例えば以下のようなチャートの場合、最初、レートはきれいなダウを作りながら(高値と安値の切上げ)上昇トレンドが形成されていました。その後、上昇の勢いが弱まり、レンジ相場となった後、下降トレンドに転換しています。
ここで、エントリーポイントとしては、(1)と(2)の二つが考えられますが、より勝率の高いポイントとしては、(2)が挙げられます。
(1)のポイントでは、トリプルトップを作り、トレンド転換のサインが発生していますが、まだ買い勢力は耐えているかもしれません。
しかし、(2)のポイントでは、レンジ相場前の押し目(緑塗)を割りましたので、そこでロングを作っていた人達も諦める可能性が高く、損切り注文を巻き込み、一気にレートが急落するケースが多いです。
なので、より勝率を高いトレードをしたい場合は、どこに損切り注文が集中しているのかを見極めて、それを巻き込んで一気にレートが加速するポイントを狙ってエントリーをするべきでしょう。
最後に、更に詳しくトレード手法を学びたい方は、口座開設の特典で差し上げているテクニカル分析教材「ラインの王道(テキスト91ページ、動画3時間)」をご利用下さい。
エントリーポイントを絞って勝率の向上へ
以上、高勝率のエントリーポイントとして代表的なケースを見てきました。
もちろんこの他にもいろいろな手法があります。そして、全ての場合において言えることですが、「100%」とか「絶対」という言葉は存在しません。どんなケースであっても、自分の狙い通りにならない場合も多々あるのです。
しかし、上記3つを知って、常に意識してトレードを心掛けるだけでも、かなり勝率は変わってくるでしょう。
トライ&エラーで、トレードのスキルを磨いていきましょう。



こんにちは、昨日登録させていただきました。FX歴は半年です。これから再出発のつもりで一から学習しようと思っているところです。お世話になります。
ところで、今回質問したいことが二点あります。極めて初歩的な質問ですみません。(一から学習すれば、こんな質問しなかったかもしれませんが)一点目は、レンジ相場の定義なんですが、ある程度の上下動はあっても方向性が定まらないものは全て、レンジ相場と言っていいのでしょうか?例えば、互い違いに陽線と陰線が出て、ほとんど値動きが無く極めて狭い範囲内での変動をおこしている状態(停滞)もあれば、ある程度の値幅をもって上下に動き、(周期的な)波を形成しているが、どっちに動くのかわからないような状態もあります。また、これらは、どの時間足を見るかによって、見え方は違って見えますよね。例えば、1分足で30分レンジ相場が続いても、後の30分で変動を来せば、1時間足では全く影響を受けない相場に見えるはずですよね。自分がトレードしている足で、レンジ相場なのかトレンド相場を判断すべきということでしょうか?二点目の質問も見え方なのかもしれませんが、ブレイクなんですが、どの時間足を見るかによって見え方は違ってくると思うのですが。例えば、1分足で急降下し、そうした陰線が2,3本の場合は、上位足ではブレイクに見えなかったり、1分足で斜右下方向-45度くらいに陰線が続いた場合、1分足ではブレイクには見えないんですが、5分足では急降下のブレイクに見える。しかし、更に上位足では、普通の陰線に見えてしまうってことありませんか?要は、自分がトレードしている時間足で、レンジ相場やブレイクを見極めろということですね?初歩的な質問でした。よろしければ、回答お願いいたします。
いつもブログやメルマガをご覧頂きありがとうございます。
以下、答えられる範囲で回答させて頂きます。
>レンジ相場の定義なんですが、ある程度の上下動はあっても方向性が定まらないものは全て、レンジ相場と言っていいのでしょうか?
1.記載されていますが、これは自分がどの時間軸をメインに戦うかによって異なります。1分足のスキャルであれば、日足、週足の状況はあまり影響ありません。一方、スイングであれば、1分、5分足はあまり重要ではありません。要は、自分の売買手法でどの軸を中心の添えて、どんなトレードをしていくかです。
>要は、自分がトレードしている時間足で、レンジ相場やブレイクを見極めろということですね?
2.これも上記と同じですね。上位足を中心に見てトレードしていくのであれば、下位足の細かい値動きを見て、上位足でまだ確定していないところで判断を惑わされないようにすることが必要です。
お疲れ様です動画、見ました。FX歴は、1年半ぐらいです。上昇トレンド・下降トレンドですが、ダウ理論の高値・安値の見方は、ローソク足のひげの部分を見るのでしょうか?それとも、ローソク足の実体の部分を見るのでしょうか?よろしくお願いします。
こちらに関しては、教科書がある訳でもないので、これが正解というのはありませんが、「高値・安値の更新」という観点から考えると、ローソク足のヒゲを見て判断するべきだと考えます。