こんな疑問を解決!

  • FXの高勝率なエントリーポイントは?
  • 勝率の高いトレード手法は?

FXで稼げていない人のほとんどが、勝てる見込みが低いポイントでエントリーしており、負けるべくして負けていると言えます。

FXのエントリーポイントは無数にありますが、その中からいかに勝率の高いポイントだけに絞ってトレードできるかが、稼げるかどうかの分かれ目になるのです。

「FXをしても全然稼げない!」

こんな悩みを抱えている方は、是非、この記事で解説する高勝率のエントリーポイントだけに絞ってトレードを行ってみて下さい。

勝率が劇的に改善する可能性がありますよ!

この記事の執筆者
suzuki_gazou

鈴木 拓也
株式会社フィンテラス代表取締役

  • 公益社団法人 日本証券アナリスト協会認定アナリスト
  • 東京工業大学大学院修士課程修了
  • 三井住友銀行の本店・香港支店にて為替ディーラー業務に従事し、投資家/経営者に転身
  • FXや米株インデックス、高配当株などで運用する億投資家
  • 著書「7日でマスター FXがおもしろいくらいわかる本」「世界一やさしい FXチャートの教科書 1年生」など

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FXの高勝率エントリ―ポイントとは

FXの高勝率なエントリーポイントについて動画で解説していますのでご覧ください。

 

FXの高勝率なエントリーポイントは、一般的に勝率が60~80%程度の手法を指します。

FXは今後の為替レートが上がるか、下がるかを予想する投資ですから、勝率が高ければ高いほど、利益を得ることができます。

ただし、FXのトレード手法は、単に勝率が高いだけでは不十分です。

後ほど詳しく説明しますが、仮に勝率が90%のエントリーポイントであっても、リスクリワードが損大利小であればトータルで利益は残りません。

また、まぐれ偶然でたまたま成功した手法では意味がありません。

つまり、高勝率なエントリ―ポイントの手法は、「損小利大」と「高い再現性」の2つの条件を満たす必要があるのです。

高勝率エントリーの条件

  • 損小利大
  • 高い再現性

損小利大

FXのトレード手法は、どこでエントリーするかのポイントだけではなく、どこで利益確定するか、どこで損切りするかも含めてのトレード手法です。

例えば、勝率が80%と高勝率の手法であっても、損切り幅が100pips、利益幅が20pipsであれば、「コツコツ稼いでどかんと負ける」状態であり、トータルで損失の方が多くなります。

つまり、勝率だけ高くても全く意味が無く、損切り幅と利益幅が適切に設定されていることが大前提となるのです。

損失と利益の比率を「リスクリワード」と呼びますが、常に、損失よりも利益の方を大きく取る必要があります。

記事:FXのリスクリワードとは?勝率90%でも破産する理由をズバリ解説!

高い再現性

FXの再現性とは、同じエントリーポイントなら同じような結果が期待される事を言います。

例えば、トレンドラインが一度引けると、そのトレンドライン上で反転する可能性が高いといった感じです。

高勝率なエントリーポイントも、この再現性が高いかどうかを意識する必要があります。

もし、たまたまある時は上手くいったけど、次は全然上手くいかない、といった手法では、再現性は無く使えない手法であると言えます。

それでは、損小利大と再現性の条件を満たした、高勝率なエントリーポイントを解説していきます。

高勝率ポイント①:ブレイクアウト

1つ目のFXで高勝率なエントリ―ポイントは、「ブレイクアウト」です。

ブレイクアウトとは日本語で「突破する(ブレイク)」の意味ですが、かなり奥が深く、単純に水平線などのラインをブレイクしたからといってエントリーしていては、安定して利益を残すことは出来ません。

ここでは、ブレイクアウトの勝率が高いエントリーポイントと勝率を高める手法について解説します。

ブレイクアウトの第二波でエントリー

ブレイクアウトで高勝率なエントリーポイントは、ブレイクアウトの第二波を狙うことです。

例えば、下図のように、単純に水平線のサポートラインのブレイクを見てエントリー(赤塗)しても、それがダマしであったり、ブレイクしてすぐに戻り(リターンムーブ)に巻き込まれたりして、失敗する可能性も相応にあるのです。

 

少しでもそのようなリスクを排除するためには、「第一波」はあえて見送り、「第二波」をとらえてエントリーをするべきです。

どのような相場にも、必ず押し目や戻りといった価格調整が入り、第二波でエントリーするタイミングは来ます。

場合によっては第一波よりも、取引レートが悪くなる可能性もありますが、そのデメリット以上に、ダマしや戻りのリスクを排除出来るといったメリットが大きいのです。

そして、第二波でエントリーする際のタイミングは、リターンムーブが起き、その後、レートが元のブレイクの方向に動き出すタイミングを捉えることです。図で示すと、赤塗のような一度上へ上昇し、その後再び下へ下落しそうなポイントですね。

記事:【圧倒的に稼ぐ!】水平線の正しい引き方とFXトレード手法を解説

ブレイクアウトのエネルギーを見極める

ブレイクアウトで勝率を高める手法として、そのエネルギーを見極める手法があります。

例えば下図のように二つのレンジ相場の場合、どちらの方がブレイクアウト後の勢いが強いと思いますか?

上図のケースの場合、右側のレンジ相場のブレイクの方が、レートが下に加速する可能性が高いと言えます。

それは、左側のケースでは、レートが水平線の間を上下しているのみで、そこまで売買のエネルギーは溜まっていませんが、右側のケースでは、直前にレートが小刻みに動いており、売りと買いが錯綜してエネルギーが溜まっている状態です。

このようなブレイクアウト前の小刻みなもみ合いを「ビルドアップ」と呼びます。

相場にエネルギーが溜まっている状態となりますので、下にブレイクした場合には、買い勢力が負けて、一気にレートが下へ急落することがよく起こるのです。

もし、第一波をとらえるならば、このブレイクアウト前の「ビルドアップ」があるかどうかを見極める、というのが勝率を上げる重要なポイントとなります。

高勝率ポイント②:トレンド転換

二つ目の高勝率なエントリーポイントは、きれいなトレンドが形成された後の、トレンド転換をとらえたエントリーです。

例えば以下のようなチャートの場合、最初、レートはきれいに高値と安値の切上げてダウ理論から上昇トレンドが形成されていました。その後、上昇の勢いが弱まり、レンジ相場となった後、下降トレンドに転換しています。

ここで、エントリーポイントとしては、(1)と(2)の二つが考えられますが、より勝率の高いポイントとしては(2)が挙げられます。

(1)のポイントでは、トリプルトップの反転パターンを作り、トレンド転換のサインが発生していますが、まだ買い勢力は耐えているかもしれません。

しかし、(2)のポイントでは、レンジ相場前の押し目(緑塗)を割りましたので、そこでロングを作っていた人達も諦める可能性が高く、損切り注文を巻き込み、一気にレートが急落するケースが多いです。

なので、より勝率を高いトレードをしたい場合は、どこに損切り注文が集中しているのかを見極めて、それを巻き込んで一気にレートが加速するポイントを狙ってエントリーをするべきでしょう。

高勝率トレードにおすすめの教材

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エントリーポイントを絞って勝率の向上へ

以上、高勝率のエントリーポイントとして代表的なケースを見てきました。

もちろんこの他にもいろいろな手法があります。そして、全ての場合において言えることですが、「100%」とか「絶対」という言葉は存在しません。どんなケースであっても、自分の狙い通りにならない場合も多々あるのです。

しかし、上記3つを知って、常に意識してトレードを心掛けるだけでも、かなり勝率は変わってくるでしょう。

トライ&エラーで、トレードのスキルを磨いていきましょう。



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