こんな疑問を解決!
- FXのトレードルームはどうやって作ればいいの?
- FXのトレードルームに必要なものは?
FX投資に専念する上で必ず必要になるのが「トレードルーム」です。
トレードルームが快適でないと、それだけで集中力を欠き、余分なストレスを感じてFXに悪影響を及ぼします。
今回の記事では、実際に専業トレーダーである私のトレードルームを画像付きで紹介し、トレードルームの具体的な作り方や必要なものを解説していきます。
専業で億トレーダーを目指す方も、副業でやる兼業トレーダーの方も参考になると思いますので、是非、ご覧ください。
鈴木 拓也
株式会社フィンテラス代表取締役
- 三井住友銀行で為替ディーラー業務を経験して独立
- 純資産4億円をFXや株で運用中|2023年利益+5,000万円超
- 著書「7日でマスター FXがおもしろいくらいわかる本」「世界一やさしい FXチャートの教科書 1年生」など
- 公益社団法人 日本証券アナリスト協会認定アナリスト
トレードルームとは
トレードルームとは、その名の通りFX投資に専念するために用意する部屋のことです。
パソコンや何枚ものモニターを並べて、チャート分析や情報収集を行い、トレードに取り組んでいきます。
TVや漫画など、FXとは関係のない無駄なものを排除し、集中力をアップさせてトレード効率を向上させることが目的です。
ただ単におしゃれな空間にする必要は無く、いかにトレードに特化した機能性がある部屋に出来るかがポイントです。
トレードルームの作り方 3ステップ
トレードルームの具体的な作り方は以下の3ステップです。
注意点として、どのようなトレードルームを作るべきかは人により異なりますので、自分に適した環境を整えていくことが大事です。
トレードルームの作り方
- ステップ1:FX投資の目的を決める
- ステップ2:場所(自宅またはレンタル)を決める
- ステップ3:トレードルームの設備を購入する
FX投資の目的を決める
トレードルームを作る前に、まずはFX投資の目的を明確にしましょう。
例えば、専業トレーダーであれば環境にお金は惜しまず費やすべきですし、兼業トレーダーであれば必要最小限にとどめるべきです。
また、トレードスタイルがスキャルピングやデイトレードなどの短期売買であれば、複数のモニターがあった方が有利です。
一方で、スイングトレードなどの中長期売買であれば、モニターは1枚あれば十分です。
場所(自宅またはレンタル)を決める
次にどこにトレードルームを置くかを決めましょう。
自宅の中に空き部屋がある方であればそこをトレードルームと出来ますし、無い方であれば新たに賃貸でトレードルームを借りるのも良いでしょう。
最近では、weworkなどのレンタルオフィスの普及も進んでいますので、自宅では集中できない方は、レンタルオフィスを活用するのも手です。
しかし、デスクトップでモニターを複数用意してトレードしたい方は、やはり自宅か賃貸でトレード用の部屋を用意する必要があります。
トレードルームの設備を購入する
FX投資の目的が決まり、トレ―ドルームを置く場所が決まったら、設備を購入しましょう。
トレードルームに必要なものは次の項で解説していきます。
ちなみに、トレードルームを作る際に購入したパソコンや机は、確定申告でFXの経費にすることができますので、レシートは必ず保管するようにしましょう。
記事:FX税金はいくらかかるの?節税対策4つを元銀行員が解説
トレードルーム作りに必ずほしい物
トレードルームを作る際に必ず必要なものは以下の4つです。
トレードルーム作りに必ずほしい物
- パソコン
- 椅子
- 机
- メモ帳・ペン・電卓
高性能なパソコン
FXトレードルームで欠かせない物がパソコンです。
パソコンはチャートを分析したり、発注ツールで取引を行ったりする際に利用します。
パソコンにはデスクトップ型とノート型の2種類がありますが、トレードルームに置くなら機能が高性能なためデスクトップ型にするべきです。
モニターは専業トレーダーの方であれば4枚~8枚ほど用意した方がいいですし、兼業トレーダーの方も2枚あった方が快適な環境となります。
ちなみに私はモニターを4枚使っており、それ以外にもノートパソコン1台、スマホ1台を駆使してトレードを行っています。
記事:FXおすすめパソコン!デイトレ向け4画面モニターと必要スペック
長時間でも座り心地が良い椅子
トレードを快適に続けたいなら、椅子への投資を惜しんではいけません。
FXでは長時間椅子に座ってチャートを見続けることがあるため、座りにくい椅子を選んでしまうと腰に負担がかかり余計なストレスが生じます。
椅子は1万円以内の安い物から、5万円以上する高い物まで様々ありますが、重要なポイントは購入前に必ず実際の椅子に座って自分に合うかどうか確認することです。
確認をせずにネットで購入すると、実際届いたら自分に合っていなかった、なんてこともあり得るので、ネットの口コミだけを頼りに通販で買うことは避けましょう。
縦幅にゆとりのある机
トレードルームの机は耐久性に加え、モニターを複数並べても縦幅と横幅にゆとりにあるものを選びましょう。
特に、机の縦幅が短すぎるとモニターと目の距離が近くなり、眼精疲労にもつながりやすくなります。
私が実際に使っている机の縦横幅は「縦幅70㎝、横幅140㎝」で、モニターを4枚並べても快適な環境となっています。
また机の高さも自分の身長に合わせて選ぶようにしましょう。
以下のサイトでは身長を入力すると最適な机の高さを計算してくれるので確認してみましょう。
外部サイト:机の高さと椅子の座面の高さの関連性
メモ帳・ペン・電卓
トレードルームの机には、「メモ帳」「ペン」「電卓」は用意しておきましょう。
トレードをしていく中で、何か発見したことや、記録しておくべきことがあれば、すぐにメモ帳に書き込んでいきます。
また、電卓は損益計算が必要な際に、パパっとできるので置いてあると便利です。
トレードルーム作りにあると便利な物
トレードルームをより快適にするために、あると便利なものを紹介していきます。
これらは必ずしも必要ではありませんが、トレードルームをよりおしゃれにし、ストレスを軽減する効果もあります。
トレードルーム作りにあると便利な物
- 本棚
- 勉強机
- ソファー
- 観葉植物
FX投資関連の本棚
トレードルームにFX投資関連の書籍を並べた本棚を用意しましょう。
FXで稼ぐためには、様々な知識をインプットする必要があり、本は最適な学習ツールの1つです。
名著を何度も読み返すことで、自分の中の血肉となり、将来の大きな利益へとつながっていきます。
私は100冊以上のFX投資関連の本を持っていますが、今でも初心に帰りたい時には、それらの本を読み返すようにしています。
記事:FXおすすめ本30選!迷ったら読むべき本を現役トレーダーが厳選
トレード以外の勉強机
トレードルームのスペースにもよりますが、パソコン以外の読書用の勉強机があると、インプットとアウトプットを別々に分けることができます。
パソコンの前にいるとついついチャートを見てしまい、常にポジションを持っていたいポジポジ病にもつながります。
しかし、パソコンが無い机があれば、読書や別の作業に集中することができ、メリハリをつけてトレードに取り組んでいくことができます。
休憩を取るソファー
FXは平日24時間取引ができますが、ずっと集中力を維持することは不可能です。
ましてや、疲れた状態でトレードをすると投資判断も鈍り、トレード結果に悪影響を与えかねません。
そんな時、疲れた体を癒すソファーがあれば、仮眠を取り体力を回復させて、リフレッシュして再びトレードに取り組むことができます。
リラックス効果のある観葉植物
トレードルームに観葉植物を置くこともおすすめです。
観葉植物には二酸化炭素を取り入れて酸素を吐き出す効果があり、自然に空気清浄を実現してトレードの集中力アップに好影響を与えます。
また、人間は緑の植物と接することでストレスホルモンの減少などの効果もあり、トレードで溜まった疲れやストレスを緩和してくれます。
快適なFXトレードルームを作ろう
トレードルームは日々の快適なFX投資を実現するために用意する部屋のことです。
この記事で解説した通り、トレードルームを作るには「パソコン」「椅子」「机」「メモ帳・ペン・電卓」が欠かせません。
また、「観葉植物」「勉強机」「ソファー」「本棚」もトレードの集中力をアップさせるためにあると便利なものになります。
おしゃれで凝ったトレードルームにする必要は無く、自分に合った快適に過ごせる環境を整えていきましょう。
とても参考になりました。
快適で集中しやすい環境を整えていきたいと思います。