こんな疑問を解決!
- FXの勉強は何をどうすればいいの?
- 成果を高める効率的な学習方法は?
- 稼ぐ力を身につけるトレーニング方法は?
「これからFXに挑戦したいけど、何から始めればいいの?」
「本やネットで調べたけど、どんな練習をすれば勝てるようになるの?」
これからFXを始めようと考えている方の中には、このような疑問を持っている方も多いのではないでしょうか。
FXにいざ挑戦しようと思っても、右も左も分からない状態で身近にFXを教えてくれる人がいなければ、ゼロから学習するのは大変だと思います。
そこで今回は、今まで400名以上にFXを教えてきた私(元為替ディーラー)が、FXの勉強方法や進め方を解説していきます。
本気でFXをやりたい方は、この記事を全て読むことで無料で稼ぐスキルを手にすることが出来ますよ。

鈴木 拓也
- 公益社団法人 日本証券アナリスト協会認定アナリスト
- 東京工業大学大学院修士課程修了(工学修士)
- 三井住友銀行の本店・香港支店で為替ディーラー業務を経て投資家/実業家に転身
- 株式会社フィンテラス代表取締役
目次
FXの勉強法を動画で学ぶ
動画が見れる方は、FXの勉強効率を上げる方法や、学習プロセスなどを説明していますのでご視聴下さい。

動画が見れない方も、この先の文章で詳しくFXの勉強について解説していきますよ。
効率を上げるFXの2つの勉強方法
これからFXの勉強をする方で、「手あたり次第に本を買って勉強する!」「ブログを読み漁って情報収集する!」という方はいませんか?
はっきり言うと、こんな勉強方法は効率が悪くて全くおすすめできません。
私はメガバンクで入社1年目の時、1カ月に1個のペースで資格を取得してきました。
そして、勉強をし続け、同期の中でも最速で営業部から本店、海外支店と渡り歩いてきましたが、その経験からも言えるのが、成果を出している人は以下の2つを必ず意識しています。
勉強で効率を上げる2つの技術
- 全体像を先に把握する
- 目標を定めて逆算して行動に落とし込む
勉強法1:全体像を先に把握する
FXの勉強で一番大事なポイントは、最初に「全体像を把握する」ということです。
これにより、効率が何倍もアップすると自信を持って言えます。
これは何もFXだけではなく、全ての勉強について言える事かと思います。
最初から全てを完璧に理解しようとするのは、挫折する可能性も高まり、時間もかかるので無駄が多いです。
そうではなく、まずは入門書などでFXの世界の全体像をつかむことが先決です。
そしてその後、勉強を進めて行く中で、細かい点を理解していくのです。
FX入門書でおすすめは以下の本です。
無料で読めて簡潔にまとまっていますので、サクッとFXのイメージをつかめますよ。
勉強法2:目標を定めて逆算して行動に落とし込む
次に大事なポイントは、「目標から逆算して行動する」ということです。
これをする人としない人とでは、成果が出るまでのスピードがまるで変わってきます。
目標が無ければ『今、自分が何をするべきなのか』があいまいになります。
仮に行動しても、ゴール地点が見えていなければ、正しい方向に自分が進んでいるのかどうかさえも分かりません。
一方、目標をしっかりと定めている人は、目標から逆算して日々の行動に落とし込むことが出来ます。
例えば、FX未経験者が、6カ月後に月20万円を稼ぐという目標を持っているとすれば、4か月後までには手法を確立し、そのためには1カ月後にはデモ取引を開始し、1週間後までにテクニカル分析を勉強する・・・など。
FXで初心者が勉強するべき全項目
ここからは、FX初心者がこれから勉強しなければいけない項目を説明していきます。
全て重要なものであり、一つでも欠けてしまうと、FXで稼ぐことが難しいと言えます。
FXの勉強項目
- FXの仕組み
- チャートの見方
- ファンダメンタルズ分析
- テクニカル分析
- 資金管理
- トレードスタイル

それぞれの勉強するべき項目について説明していきますよ。
FXの仕組み
FX初心者が最初に勉強するべき項目は、「FXの仕組み」についてです。
これは、FXとはそもそも何か?為替はどんな仕組みなのか?どうして価格が動くのか?利益の計算は?などの基本的なことです。
そもそもFXがどんなもので、どういう仕組みで成り立っているのかも知らずに、儲かるという話だけを聞いて始めてはいけません。
初心者の方が最短・最速で勝てるようになりたければ、一見遠回りに見えるかもしれませんが、まずは基礎を徹底的に学習していくことが必要です。
また、FXの世界は日本の個人投資家であるFXトレーダーだけが参加している世界ではありません。
グローバルで見ると、金融機関などの機関投資家やヘッジファンドなど、何百億、何千億という桁違いのマネーを動かす大口プレイヤーがゴロゴロおり、彼らプロの存在を無視してFXをするのはリスク大です。
相場の世界は、ゼロサムゲーム。誰かが稼いでいる一方で、その裏では、同じだけ負けている人もいます。
金融機関やヘッジファンドなどのプロや、百戦錬磨のトレーダーが日々しのぎを削っている世界ですので、何の知識・経験も持たずにマーケットの世界に足を踏み入れてしまったら、一瞬でカモにされて負けてしまうので気を付けましょう。
FXの仕組みについて知りたい人は、以下の記事で学習をしましょう。
チャートの見方
FXの仕組みが理解出来た次は、「チャートや為替レートの見方」について学習をしましょう。
ネット上には「チャートは見なくてOK」や「レートだけ見てトレードする」などと、相場をなめているとしか思えない非常識なことを言っている情報を見かけますが、まずあり得ません。
チャートというのは、過去のレートの推移を示したものであり、今後、どのように動くのかを予想する上で、極めて重要な道具です。
チャートにもローソク足や、バーチャートと言った様々な種類がありますが、まずは最も一般的な「ローソク足チャート」の意味を覚えましょう!
そして、買値と売値がそれぞれ左右に表示されている為替レートの見方も学習しましょう。
チャートと為替レートの見方について勉強したい人は、以下の記事をご覧ください。
詳細記事:FXチャートと為替レートの見方
ファンダメンタルズ分析
チャートや為替レートの見方が分かったら、次は値動きを予想する「ファンダメンタルズ分析」を学習しましょう。
為替を予想するためには、ファンダメンタルズ分析とテクニカル分析(後述)という二つのアプローチがあります。
よく、「どちらが重要ですか?」という質問を頂きますが、その議論は意味がありません。トレードをする上で、ファンダメンタルズ分析もテクニカル分析もどちらの知識も重要です。
そして、トレードでテクニカル分析のみを用いるテクニカルトレーダーであっても、ファンダメンタルズについて何も知らないという人は、勝つことは難しいでしょう。
相場が動く時は、必ずその裏で、ファンダメンタルズ的な要因があります。
例えば、米国の景気が悪くなれば、米金利が下がり、米国から投資マネーが流出しますので米ドルは売られます。
「チャートの形がこうだから、為替がこう動いた」という解釈も、短期的な観点からは可能ですが、総じて後解釈にすぎず、相場の大きな流れはファンダメンタルズによるものということは覚えておきましょう。
ファンダメンタルズ分析を勉強したい人は、以下の記事をご覧ください。
詳細記事:ファンダメンタルズ分析の基本を証券アナリストが解説
テクニカル分析
ファンダメンタルズ分析と並んで勉強する必要があるのが、「テクニカル分析」です。
テクニカル分析には、相場のトレンドを把握するトレンド分析と、相場の買われ過ぎや売られ過ぎを把握するオシレーター分析の2種類があります。
テクニカル分析には様々な種類がありますが、どれが一番有効なのかは一概には言えません。どれも体系的に確立された手法ですので、有効ですし、逆に言うと、使い手のスキルが不十分であれば、たいして効果を発揮できない可能性もあります。
トレードは技術であり、テクニカル分析は戦うための武器に過ぎません。どんな高性能な武器を持っても、使い手が武器の使用方法を知らなければタダの飾りであるのと同じです。
まずはそれぞれのテクニカル分析を理解し、どれか自分に合ってそうなものを2つか3つピックアップしましょう。そして、一度決めたら、他のものに浮気をせずに徹底的に極めるまで学習をしていくことが重要です。
テクニカル分析について学習したい人は、以下の記事をご覧ください。
資金管理
トレード手法と同じか、それ以上に大切なことに、『資金管理』があります。
FXの魅力の一つは、少額から始められて、レバレッジをかけることにより大きなリターンを得ることが出来る点です。
しかし逆を言うと、しっかりとリスク管理を徹底してやらなければ、すぐに負けて投資資金を失ってしまう危険性もあります。
そして、多くの人は、手法ばかりに目が行きがちで、絶対勝てる手法(そんなものはありませんが)を探す事には全力を尽くすのですが、守りの資金管理には全く目を向けていないのです。
プロや上級者であればあるほど、このリスク管理は徹底しています。
手法を勉強し攻めることも重要ですが、守りの資金管理が出来ていないと、たいていの場合は資金が無くなりゲームオーバーになってしまいますので、資金管理はしっかりと勉強しましょう。
資金管理について勉強したい人は、以下の記事をご覧ください。
トレードスタイル
最後に勉強する項目として、「FXのトレードスタイル」があります。
FXのトレードスタイルには、スキャルピング、デイトレード、スイングトレード、長期トレードの4種類があります。
トレードスタイル | トレード時間の目安 |
---|---|
スキャルピング | 数秒~数分 |
デイトレード | 数分~1日 |
スイングトレード | 1日~数週間 |
長期トレード | 数週間~数年 |
それらは1回のトレードにどれくらいの時間をかけるかによって分けられております。
どのトレードスタイルが自分に合っているかは、生活スタイルや性格等にもよっても変わってきます。
会社員の方であれば、仕事終わりにサクッとトレードするスキャルピングや、中期でポジションを持つスイングが向いていますし、専業トレーダーであれば、デイトレードでがっつり稼ぐことを狙っていくべきです。
まずはそれぞれの特徴を理解し、どのスタイルで自分がいくかを決めましょう。
それぞれのトレードスタイルについて勉強したい人は、以下の記事をご覧ください。
詳細記事:FXトレードスタイルの全種類について解説
FXのトレード手法を勉強する
FXの基本が理解出来たら、次はトレード手法を学習しましょう。目標は、自分の中に勝てるトレード手法を確立することです。
これさえ達成できれば、後は、チャンスが来たらその手法を発動するだけでポンポンと利益が上がっていきますので、焦らず着実に進んでいくことが大切です。
FXで稼ぎたい金額が20万円であれば、まずはその目標をしっかりとイメージし、少しずつスキルを磨いていきましょう。
トレード手法の学習法
ネット上には本当にたくさんのトレード手法が出回っています。中には「誰でも楽に稼げる」といううたい文句だけが優れているけど実際は全く稼げないものが本当によく目につきます。
もちろん、それらの中には、本当に良いノウハウもあるのかもしれませんが、大切なのは、一度それらを学んだら、自分で納得がいくまで検証・分析を徹底して行うということです。
私も経験がありますが、「手法を知ったら、それで満足してしまう」という人が非常に多いです。
よく、本や参考書を買って、それを十分に読み込まずに、次の新しい本に目移りしてしまうのと同じですね。
FXで安定的に稼ぐためには、1つの手法を学習したら、それを徹底的に自分の中に消化させることが重要です。そして、もちろんそのノウハウを、そのまま使うことも大切ですが、自分オリジナルの視点を加えることで、更に応用が効いてきます。
一度自分の中にトレード手法を確立できれば、後はサクサクとFXで利益を上げていくことが可能です。
リスクを最小限に抑えたトレード手法
FXで安定収入を得たい方におすすめなトレード手法は、リスクを最小限に抑えて、利益を最大限に伸ばすトレード手法です。
そして、そのようなトレードを実現するために大切なのが、『待ちの姿勢』です。トレード回数を極端に絞り、高勝率なエントリーポイントだけに的を絞って、トレードしていくのです。
多くの人は、トレード回数が多ければ多いほど稼げると勘違いしていますが、これは非効率極まりないです。スキャルピングの場合、話は別ですが、トレード回数が多いとスプレッド分だけ手数料がかかりますし、メンタル面も疲弊していきます。
逆に、トレード回数は全然多くないけど、数回のトレードに全身全霊をかけて臨む方が、勝率もアップしますし、トレード回数が多い人と比べて、メンタル面への負担は低いです。
トレードで意識したいポイントしては、『リスクリワード』があります。リスクリワードとは、利益幅:損失幅の比率のことで、多くの人は、このリスクリワードの設定がでたらめです。
リスク対リワードは、かならずリワード(利益)の方を大きく(もしくは同じ)に設定していないと、安定して稼ぐことにむすびつきません。
それに加えて、多くの負けている初心者の方は、このリスクリワードがリスク(損失幅)の方が圧倒的に大きな比率となっており、これが負ける人の典型的なパターンなのです。
リスクリワードについて勉強したい人は、以下の記事をご覧ください。
詳細記事:リスクリワードとは?初心者がFXで負ける理由を徹底解説
デモトレードで練習を徹敵的に行う
FXの基礎を学び、トレード手法を学習したら、後はそれを使いこなせるようになるまで、徹底的に反復練習をしていきます。
そこで有効になるのはデモトレードでの練習です。
もちろん、いきなりリアル口座を使い実践形式でトレードをした方が、早く上達すると思います。なぜなら、リアル口座とデモ口座には、実際に自分のお金が増減するかどうかという決定的な違いがあり、これが大きな影響を与えます。
デモ口座では上手くいったのに、リアル口座に切り替えた途端、上手くいかなくなる人も多いですが、これらは実際にお金が減るさまを見て、恐怖心から本来のトレードスタイルを見失っている証拠です。
なので、初心者の方であれば、デモ口座での練習は重要ですが、トレード経験が少しある方であれば、少額の金額にてリアル口座でトレードする方が早く成長することが出来るでしょう。
おすすめのFX口座
ここでは、実際に管理人が使用しており、特におすすめのFX会社を紹介していきます。
もちろん、口座開設は全て無料であり、維持費や年間費は発生しません。
おすすめNo1『インヴァスト証券』 自動売買が利用可能
インヴァスト証券では、自分で取引開始から決済までを行う裁量トレードの他、トライオートFXといった自動売買が利用可能です。
私自身もトライオートFXで300万円をほどを運用しており、利益もしっかりと出ております。
また、運営会社のインヴァスト株式会社はJASDAQに上場している企業であり、信用力も高いと言えます。
インヴァスト証券の特徴
- かんたん設定の自動売買が利用可能
- 取引コストが安い
- ほったらかしでFXの運用が可能
おすすめNo2『FXブロードネット』 初心者向き
FXブロードネットは、業界トップクラスの低スプレッドとFXサービス取引コスト満足度第1位の先です。
また、1000通貨単位から取引できるので初心者に向いているFX会社です。
FXブロードネットの特徴
- 業界最狭水準のスプレッド
- 1,000通貨単位から取引可能
- トラッキングトレードという自動売買システム装備
おすすめNo3『セントラル短資FX』 伝統あるセントラルグループ
セントラル短資FXは、伝統あるセントラル金融グループの会社、その使いやすいさから多くのFXトレーダーに選ばれています。
そして、環境の方も、手数料(スプレッド)が安く、レートもマーケット実勢に近く、情報量も多く、カスタマーサポートもしっかりしているので、FXを始める際には真っ先に口座開設を行いたい先です。
セントラル短資FXの特徴
- 業界最狭水準のスプレッド
- 1000通貨単位から取引可能
- 値動きをする「未来チャート」装備
本格的に稼ぎたい場合は、よき指導者を見つける
最後に、FXを副業として本格的に稼ぎたい人、今の会社から独立して、専業トレーダーになりたい人は、良き指導者を見つけることが成功への最短・最速ルートです。
もちろん、独学で成功されている人もいると思いますが、かなりの努力と失敗を重ねてそこにたどり着いているのでしょう。
私も、メガバンクにいた時は、先輩の指導員が手取り足取り指導してくださいましたし、一人で何百億のポジションを持つ上司から、トレードのノウハウを徹底的に叩き込まれました。
一人で学習していたら、ほぼ確実に限界が来ていたでしょう。
日本には幸いなことに、個人の現役トレーダーが教えているFXスクールや塾などもありますので、自分に合った人を見つけて、教えてもらうのが、結局お金も時間も節約することになると思います。
FX勉強法のまとめ
ネット上には投資関連で誤った情報が溢れかえっており、その情報の選別をする力が求められています。
FXの勉強を進めていく際に、信用できない誤ったノウハウを真に受けてしまうと、FXでは取り返しのつかない大きな痛手を被ってしまうので、そうならないように気を付けていきましょう。
FXで稼ぐためには、特別な才能は必要ありません。必要なのは、練習を続ける努力です。一度スキルさえ身に付けば、面白いくらいにFXで勝てる時がいつか来るでしょう。
勉強で効率を上げる2つの技術
- 全体像を先に把握する
- 目標を定めて逆算して行動に落とし込む
FXの勉強項目
- FXの仕組み
- チャートの見方
- ファンダメンタルズ分析
- テクニカル分析
- 資金管理
- トレードスタイル



初めまして鈴木さん。
FXを始めたいと思いこの記事に辿り着きました木ノ内ともうします。
記事を読ませていただきとても参考になりました。自分も勉強してから口座開設したいと考えておりました。
一つ気になった点がございます。
多くのサイトで外為どっとこむ、GMOクリック証券を推してるなか、何故鈴木様は
セントラル短資FX、FXトレードフィナンシャルを推してらっしゃるのですか?
長文になってしまいましたが回答して頂けたら幸いです。
いつもブログをご覧頂きありがとうございます。
セントラル短資FX、FXトレードフィナンシャルはいずれも1000通貨単位から取引ができ初心者向きの他、FXトレードフィナンシャルは当サイト記事でも使用しているMT4(チャートソフト)に対応しております。
なお、他サイト様の運営方針や、掲載していない他のFX会社の個別具体名を出してのコメントは出来かねますので、ご了承下さい。