こんな疑問を解決!

  • スキャルピングは1日何pips狙えばいいの?
  • 利益確定と損切りの設定pipsは?
  • スキャルピングで1日20pipsを稼ぐ方法は?

スキャルピングは空いた時間にサクサクっと取引して稼げることから、副業などで人気が高まっています。

ただ、実際のスキャルピングは難しく、成功できるかどうかは自分で決める利益確定と損切り、そして1日の目標獲得pipsにかかってきます。

もし何の知識もなく、これらのpips設定を適当にしてしまうと、それだけでスキャルピングで大損する可能性が高まります。

今回の記事では、プロがスキャルピングで1日に何pipsを狙うべきか?利確と損切りは何pipsにするべきか?を解説します。

スキャルピングで思うように稼げていない方は、参考にして下さい!

この記事の監修者
suzuki_gazou

鈴木 拓也

  • 公益社団法人 日本証券アナリスト協会認定アナリスト
  • 東京工業大学大学院修士課程修了
  • 三井住友銀行の本店・香港支店にて為替ディーラー業務に従事し、投資家/経営者に転身
  • FXや株、不動産などで資産2億円程を運用中
  • 著書「7日でマスター FXがおもしろいくらいわかる本」「世界一やさしい FXチャートの教科書 1年生」など

プロフィールページ

 

FXのスキャルピングとは

スキャルピング

スキャルピングとは、数秒から数分の短時間で1回の取引を完結させるトレードスタイルのことです。

スキャルピングでは1日の間に何十回と取引を繰り返し、小さな利益を積み上げていきます。

スキャルピングで成功するには、いかに一貫性を持ってルール通りに取引を繰り返していくかが重要になり、その時々でなんとなく売買を行うとまず稼げません。

なので、利益確定と損切りのpips設定や、1日の目標pipsの決め方が、パフォーマンスに大きな影響を与えます。

pipsの意味

  • pipsとは、為替レートの基本最小単位のこと
  • 円を含む通貨ペアは「1pips=1銭=0.01円」
  • 円を含まない通貨ペアは「1pips=0.0001」

記事:FXのスキャルピングで本気で稼ぐ手法を億トレが徹底解説

 

鈴木拓也鈴木拓也

スキャルピングで稼ぐにはpipsの目標設定が最重要です!

FXスキャルピングの利益確定は何pipsにするか?

FXスキャルピングの利益確定の目安は「5~10pips」となります。

ここで、5~10pipsと幅があるのは、スキャルピングで必ず○○pipsが一番良い、という正解は存在しないからです。

ただし、2~4pipsの5pips未満は次に解説する通り、「利確幅>損切り幅」の観点からおすすめはしません。

必ず「利確幅>損切り幅」にする

スキャルピングの利益確定の目安は「5~10pips」とお伝えしましたが、その大前提として、利益確定幅が損切り幅より大きくなっている必要があります。

「損切り幅:利益確定幅」の比率は「リスクリワード」と呼ばれ、常に「利確幅>損切り幅」にしないと大損する可能性が高くなります。

記事:FXのリスクリワードとは?勝率90%でも破産する理由をズバリ解説!

 

スキャルピングでは最低でも「損切り幅:利益確定幅=1:2」のリスクリワードを設定するべきです。

なので、利益確定幅が10pipsであれば、損切り幅が5pips以内ということになります(損切り幅5pips:利益確定幅10pips)。

リスクリワードの観点からも、利益確定幅は5pips以上が望ましいと言えます。

なぜなら、利確幅が5pipsであれば、損切り幅は2.5pips以内と、エントリーから損切りまでの距離はギリギリ余裕があります。

しかし、利確幅が例えば3pipsと小さいと、損切り幅はリスクリワードから1.5pips以内となり、エントリーと同時にすぐに損切りに合う確率が高くなります。

いわゆる、損切り貧乏と呼ばれる損切りばかり繰り返す状態に陥るパターンもこの設定ミスからきます。

金額ではなくpipsで目標を決める

スキャルピングでは、目標は金額ベースではなく、pipsで決めるようにしましょう。

FXでは取引するロットを2倍、3倍と増やせば、同じ利益を得るための利確幅は2分の1、3分の1と少なくて済みます。

例えば、1万通貨でドル円を取引する場合、1回の利益額を1,000円とすると、必要な利益幅は10pipsです。

しかし、もし2万通貨で取引すれば、同じ利益額1,000円を得るためには、5pipsで済みます。

なので、金額ベースで目標を決めてしまうと、その時々でロットを変更し、一貫性のあるトレードができません。

また、損を取り返そうとロットを増やしてレバレッジを高めたり、根拠の無いポイントで取引を繰り返したりと、悪影響しかありません。

FXスキャルピングの損切りは何pipsにするか?

スキャルピングの損切り幅は、上記で解説した通り、リスクリワードが損切り幅:利確幅=1:2になるように決めましょう。

なので、利益確定幅が「5~10pips」とすると、損切り幅は「2.5~5pips以内」となります。

損切りは必ず守りましょう

スキャルピングでは、一度決めた損切り幅を守れなければ、まず稼ぐことは不可能です。

「もしかしたら戻るかも・・・」という希望を持った時点で、大損へのカウントダウンが始まったと考えて下さい。

スキャルピングで失敗する人のほとんどは、「損切りが出来ない」の1点につきます。

損をしたくない人間の本能からも難しいことは分かりますが、その本能に打ち勝つことができなければ、FXのスキャルピングで成功することは出来ないと考えましょう。

記事:知らなきゃヤバイ!FX初心者の『失敗例ベスト5』を紹介

FXスキャルピングは1日に何pipsを狙うべきか?

FXのスキャルピングは、1日に「15~20pips」を目標にしましょう。

「え?たった15~20pips?」と少なく感じた方もいるかもしれませんが、これを毎日継続することが重要です。

1週間で数日「15~20pips」を取るのではなく、1年間毎日15~20pipsを獲得するのです。

これは決して簡単なことではありません。

1日の取引回数の目安

スキャルピングで勝率100%の手法など存在しませんから、取引をしていく中で損切りは必ず発生します。

仮に、利益幅10pips、損切り幅5pips、1日20pipsの設定で、勝率が60%だとすると、取引回数は、

20pips = (10pips×60%×取引回数)-(5pips×40%×取引回数)

の計算式から、1日5回となります。

 

勝率が50%だと取引回数は8回、勝率40%だと取引回数は20回となります。

このように、取引回数の目安は勝率によって変わってきますが、勝率50~60%が無難な数字と言えます。

スキャルピングで1日20pips稼ぐための戦略

スキャルピングで1日20pipsを稼ぐことは実際できるのでしょうか?

決して簡単とは言いませんが、以下の戦略を抑えれば、実現は十分可能です。

1日20pips稼ぐための戦略

  • スキャルピングに向いた通貨ペアを決める
  • スプレッドが狭いFX会社を利用する
  • エントリーポイントを決める

スキャルピングに向いた通貨ペアを決める

まずスキャルピングには向いている通貨ペアと、向いていない通貨ペアがあります。

向いている通貨ペアの特徴は値動きが激しいことと、スプレッドが狭いことです。

値動きが小さいと売買が出来ませんし、スプレッドが広いとコストが膨らんで利益が削られます。

いずれも満たすスキャルピングにおすすめの通貨ペアは、以下の5つです。

  • ドル円
  • ユーロドル
  • ポンドドル
  • ユーロ円
  • ポンド円

 

記事:FX通貨ペアおすすめ7種類の特徴・相関関係と初心者の選び方

スプレッドが狭いFX会社を利用する

スキャルピングではスプレッドが狭いFX会社を利用することで断然有利になります。

というよりも、スプレッドが広いとスキャルピングで利益を出すことは大変難しくなります。

海外FX会社はスプレッドが日本のFX会社よりも10倍以上高いので、スキャルピングに全く向きません。

<国内FXと海外FXの比較>
国内FX海外FX
レバレッジ25倍100~888倍
スプレッド0.1銭(米ドル円)1.6銭(米ドル円)
各種手数料無料無料
税金20.315%(一律)15~55%

 

スキャルピングでおすすめのFX会社は米ドル円のスプレッドが0.1銭のゴールデンウェイ・ジャパンです。

また、ヒロセ通商も0.2銭と狭く、スキャルピングを容認しているのでおすすめです。

 

記事:FXはスキャルピング禁止なの?口座凍結の基準とスキャル可なFX会社

エントリーポイントを決める

スキャルピングで売買をする際には、一貫性を持って根拠のあるエントリーポイントを見つけていく必要があります。

これにテクニカル分析のインジケーターを使いますが、例えば、水平線やトレンドラインを引くだけでも、高勝率なポイントを見つけられます。

スキャルピングでおすすめのインジケーターは以下の記事をご覧ください。

記事:スキャルピングでおすすめインジケーター6個とチャート

スキャルピングで狙うpipsのまとめ

FXのスキャルピングで稼ぐには、利益確定や損切り、1日の獲得pipsの目標設定が最重要となります。

FXスキャルピングの利益確定の目安は「5~10pips」、損切り幅の目安は「2.5~5pips」ですが、必ず利益確定幅の方が損切り幅より大きくなるように設定しましょう。

1日の獲得pipsは15~20pipsであり、これを安定して毎日稼ぐことを目指していきましょう。



もっと本格的にFXのことを学びたい人は、無料学習コンテンツのFXトレーディングカレッジをご利用下さい。


FXのテクニカル分析を学びたい人は、為替チャートにラインを引くだけで予想するテクニカル分析の学習教材「ラインの王道」をご利用下さい。
当サイト経由で、「FXブロードネット」「FXTF」「セントラル短資FX」「DMM FX」の4つのうち、いずれかの口座開設をされた方限定で、為替チャートにラインを引くだけで予想するFXテクニカル分析の学習教材「ラインの王道」のアクセス権を無料でプレゼント!