こんな疑問を解決!

  • デイトレードって何?
  • FXのデイトレードで稼ぐ手法は?
  • デイトレードでおすすめのFX口座は?

「FXデイトレードで稼いで専業を目指したい!」

今の会社員生活にうんざりしていて、パソコンさえあれば自分の好きな時に取引して稼げるFXに魅力を感じている方も多いのではないでしょうか。

メディアを見ると、FXで月収何千万を稼いだり、資産が億を超えたりなど、すごい方達がたくさんいますね。

そこで今回の記事では、FX初心者がこれからデイトレードで稼ぐための手法やコツを説明したいと思います。

この記事を最後まで読めば、初心者の方でもデイトレードのスキルがかなり上達しますよ!

この記事の執筆者
suzuki_gazou

鈴木 拓也
株式会社フィンテラス代表取締役

  • 公益社団法人 日本証券アナリスト協会認定アナリスト
  • 東京工業大学大学院修士課程修了
  • 三井住友銀行の本店・香港支店にて為替ディーラー業務に従事し、投資家/経営者に転身
  • FXや米株インデックス、高配当株などで運用する億投資家
  • 著書「7日でマスター FXがおもしろいくらいわかる本」「世界一やさしい FXチャートの教科書 1年生」など

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FXのデイトレードとは?

デイトレードのPC

デイトレードとは1日のうちにエントリーから決済(利確もしくは損切り)を行うトレードのことを言います。

デイトレード以外では、「スキャルピング」、「スイングトレード」、「長期トレード」の3つの種類があります。

それぞれの違いは、エントリーから決済までの期間で、スキャルピングは数秒から数分で取引を完結させる超短期トレード。

スイングは数日から数週間、長期トレードは、数か月から数年の中長期トレードとなります。

 

4つのトレードスタイル

  • スキャルピング:数秒から数分で取引
  • デイトレード:1日の中で取引
  • スイングトレード:数日から数週間で取引
  • 長期トレード:数か月以上で取引

FXデイトレードの実例動画

まずはイメージをつかんで頂くために、エントリーから決済までのデイトレードのリアルトレード動画をご覧ください。

テクニカルやファンダメンタルズなど分析ポイントが分かると思います。

 

動画で使用しているチャートソフトはMT4(メタトレーダー4)です。

記事:MT4(メタトレーダー4)とは?ダウンロードから使い方をプロが解説

スキャルピングやスイングトレードとの違い

スキャルピングとデイトレードは同じ短期売買に分類されます。

ただし、スキャルピングとデイトレードは全く異質のものです。

スキャルピングは、多い人で1日に何十回とトレードを繰り返し、数pipsの利益を積み重ねていくものです。仕事終わりのサラリーマンでもできる手軽さの一方、瞬時に判断する能力が求められるので、かなりハードな肉体労働と言っても過言ではありません。

一方、デイトレードは、1日に1回(多くて数回)トレードするスタイルです。チャンスが無ければ、見送るのが鉄則です。

何十回と取引をするスキャルピングとは異なり、狙いを定めたらチャンスを待ち、価格をこれでもかというくらい引き寄せてからエントリーをします。

まさに、獲物を狙うハンターのような仕事と考えて下さい。

ちなみにスイングトレードとデイトレードも異なります。これはスイングの保有期間が数日~数週間であることからも明らかでしょう。

FXデイトレードで勝つためのコツ2つ

FXでデイトレードをするなら、最初に押さえておくべき2つのコツがあります。

それは、以下の2つです。

デイトレードのコツ

  • デイトレードに向いている通貨ペアを選ぶ
  • デイトレードに向いている時間帯を狙う

ここからは、デイトレードの勝率を上げる上で重要なそれらのポイントをまとめていきます。

デイトレードに向いている通貨ペア

FXの通貨ペアは20種類以上ありますが、デイトレードをするなら以下の2点から通貨ペアを絞るべきです。

  • スプレッド
  • ボラティリティ

スプレッドは狭い通貨ペアを選ぶ

まず、デイトレードはスキャルピングほどではないですが、トレード回数が多い部類に入ります。

1日1回取引すれば、1カ月で20回、1年間で240回のトレード回数になります。

ここで、通貨ペア毎によってスプレッドは異なりますが、ドル円などのようにスプレッドが0.1銭と狭い通貨ペアとカナダドルなどのようにスプレッドが1.0銭以上と広い通貨ペアを比べれば、圧倒的に狭い通貨ペアを選んだ方が有利になります。

スプレッドは手数料と同じなので、もしスプレッド差が1.0銭あれば、1年間で240銭も差がつくケースもあります。

記事:FXスプレッドとは?比較一覧と隠れた手数料の真実

ボラティリティが高い通貨を選ぶ

また、デイトレードは1日のうちに取引を完結させるので、値動きが出やすい通貨ペアの方が有利です。

もし、値動きがほとんどない通貨ペアを選んでしまうと、ほとんど利益を取れず、引き分けや最悪の場合は中途半端な損切りでデイトレードが終わってしまう場合もありますので。

以上の観点から、おすすめの通貨ペアと理由は以下の通りです。

 

デイトレードにおすすめの通貨ペア

  • 米ドル/円
  • ユーロ/米ドル
  • 英ポンド/米ドル

各通貨ペアの特徴を知りたい人は、以下の記事をご覧ください。

記事:FX通貨ペアのおすすめ7種類の特徴と相関関係を解説!

デイトレードに向いている時間帯

1日でエントリーから決済までを行うデイトレードですが、1日中チャートを見ていなければいけないのでしょうか?

実は、「デイトレードには向いている時間帯」が存在しており、その時間帯に集中的にチャートを見ることで高い成果を上げることが出来ます。

デイトレードに向いている時間帯は、以下の3つです。

デイトレードに向いている時間帯

  • 8時~9時55分
  • 15時~18時
  • 21時~24時

まず、8時は東京市場がオープンする時間帯であり、前日の海外市場の値動きを見て、アジアのトレーダーが盛んに売買を行います。

また、特にドル円に関しては、日系企業も取引を行うので、相場が動きやすくなるのです。

仲値(9時55分)を過ぎると、相場が次第に落ちついてきて、欧州市場がオープンするまでは小休止の状態になりやすいです。

そして、15時は欧州市場がオープンする時間帯であり、ロンドンなどのトレーダーが取引を開始しますので、ユーロやポンドなどの欧州通貨の値動きが急に激しくなります。また、それらは一度トレンドが出れば、それが継続する傾向があるので、デイトレードのチャンスと言えます。

最後は、21時の米国時間帯です。米国時間もアジア時間と比べて値動きが大きい特徴がありますが、生活リズムを逆にしないといけないので注意しましょう。

 

以下は、専業でデイトレードを主体にしている人の一例です。

デイトレードのスケジュール

  • 7~8時に起床してチャート分析
  • 8時~9時55分までにチャンスがあればエントリー
  • 15時~18時にチャンスがあればエントリー
  • 米国時間帯でポジション決済(取引終了)

関連記事:FXの専業トレーダーになる方法と一日の生活&メリットと注意点

FXデイトレードで稼ぐ3つの手法

デイトレードで稼ぐ秘訣は、少しでも優位性(勝率)の高いポイントだけでエントリーすることです。

そして、勝敗を左右する要素は、シナリオを事前に決めて「エントリーチャンスをとことん待つ」という姿勢です。

ここでは、デイトレードで稼ぐために必須とも言える3つの手法について解説をします。

デイトレードで稼ぐ手法

  • トレンド方向を見極めて流れに沿う
  • 優位性の高いポイントを狙う
  • ライン分析で勝率を上げる

トレンド方向を見極めて流れに沿う

デイトレードで最も稼ぎやすいのは、「トレンド方向に沿って流れに乗る」ことです。

基本的に相場というのは、①上昇トレンド、②下降トレンド、③レンジ(横ばい)の3つの状態しかありません。

上昇トレンド下降トレンド横ばい
相場環境 FXトレンド FXトレンド FXトレンド
取引買い売り様子見

非常にシンプルですよね?

そして、「いつ反転するのか?」と天井や底を狙うのではなく、すでに発生しているトレンドに乗っかる方が圧倒的に簡単です。

そうですよね?すでに上昇トレンドが出ていたら買い、下降トレンドが出ていたら売りと、シンプルな動作をするだけです。

では、ここで問題になるのは、トレンドをどのように見極めればいいのか?ということ。

これに関しては、テクニカル分析の手法だったり、使うチャートの時間足だったりを考慮すると、何十種類も方法があるので「これが絶対にいい」というものは有りません。

記事:FXで稼ぐ『たった3つの方法』とは?初心者が負ける2つの理由も解説

優位性の高いポイントを狙う

デイトレードで稼ぐためには、少しでも優位性、つまり勝率が高いポイントでエントリーを心掛けることが必要不可欠です。

過去のチャートを分析していると、明らかに同じようなパターンの動きをしているケースが多々あります。

では、そのパターンを事前に把握しておくことでどうなるか?

将来も同じようなパターンが起こる可能性が高いとすれば、それだけで勝率の高いエントリーポイントでトレード出来ていることになります。

もちろん、相場の世界に「絶対」という言葉はありませんが、トレードを繰り返すごとに、勝率の差が顕著に表れていきます。

ライン分析で勝率を上げることが可能

優位性を高める一つのテクニカル手法として、「ライン分析」があります。

ライン分析とはその名の通り、チャートにラインを引いて分析をすることです。

ラインは誰でもできる最も簡単な分析方法ですが、世界中の投資家が行っているので軽視はできません。

ラインを引くことによって、今後、相場がどのように動きそうなのか?というのをある程度予想することが出来るのです。

ライン分析

ライン分析

このようなライン分析について詳しく知りたい人は、口座開設の特典(完全無料)でもらえる「ラインの王道」をご参考ください。

ラインの王道は、テキスト91ページ、動画3時間のカリキュラムで構成されており、口座開設により無料で入手することが可能です。

詳細:FXテクニカル分析の学習教材「ラインの王道」を口座解説でプレゼント!

FXデイトレードにおすすめのFX会社

FXのデイトレードをするなら、以下の点を考慮してFX会社を選ぶべきでしょう。

① スプレッドが狭い
② チャートが見やすい

以下の2社はデイトレードに最適なFX会社と言えます。

おすすめ1社目:DMM FX

DMM FX

おすすめ1社目は、国内大手のDMM FXです。

米ドル円のスプレッドも0.2銭(原則固定)と非常に狭く、初心者からプロまで幅広く愛用されている会社です。

特に、24時間電話サポートなどのカスタマーサポートも充実しているので初心者は助かりますね。

DMM FXの特徴

  • 平日24時間電話サポート
  • 業界最狭水準のスプレッド
  • 10,000取引単位

おすすめ2社目:FXブロードネット

おすすめ2社目はFXブロードネットです。

FXブロードネットは、米ドル円のスプレッドが0.2銭(原則固定)と業界トップクラスのスプレッド水準です。

また、最小取引単位が1,000通貨単位と少額からスタート出来るので、資金があまりない方にもおすすめのFX口座です。

FXブロードネットの特徴

  • 業界最狭水準のスプレッド
  • 1,000通貨単位
  • 自動売買システムも利用可能

デイトレードで稼ぐ手法のまとめ

今回の記事では、デイトレードで稼ぐ上で特に重要なエッセンスだけを抽出して説明しました。

ただ、本気でデイトレードで稼いでいくためには、まだまだ学ばなければならないことはたくさんあります。

最初は勝率が低くても、優位性を高めるスキルを学ぶことで次第に利益が残っていくと思いますので、「スキルを磨き続ける」という姿勢を維持させましょう。



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